ナイロン【nylon】
ナイロン NYLON
NYLON
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 01:32 UTC 版)
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『NYLON』(ナイロン)は、 アメリカ合衆国を本国とする月刊ファッション雑誌である。アメリカをはじめ、韓国、メキシコ、シンガポール、タイといった欧州、アジア圏で販売されている。
概要
ニューヨークで1998年に創刊された。雑誌名はニューヨーク (NY) とロンドン (LONdon) の頭文字をとったもので、繊維のナイロンとは関連はない。
マービン・スコット・ジャレット、マイク・ノイマン、ヘレナ・クリステンセンによる共同設立であったが、クリステンセンは後に『NYLON』を離れている。
日本版
2004年4月に創刊した日本版『NYLON JAPAN』は毎月28日に発売される。カエルム発行・発売。
対象年齢は、主に20代から30代前半とされ、ストリート・モード系のスタイルを中心に、一部の号では海外モード界の最新コレクションなども紹介している。
分量は毎月約160 - 200ページ程度で、水原希子、新垣結衣などの芸能人が飾る誌面が約4分の1程度を占める。
反響など
『NYLON』は、コーディネートや誌面の写真、レイアウトの質について女性から支持を得ている。また2006年からは大手SNS会社のMySpaceがデジタル版を発行している。さらに『NYLON』では、ファッション以外にも人気歌手などの特集が組まれることがあるが、デジタル版のページではその歌手の楽曲聴くことが可能である。
外部リンク
ナイロン
(NYLON から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/28 14:29 UTC 版)
ナイロン(nylon)は、ポリアミド合成樹脂の種類である。当初は主に繊維として使われた。世界初の合成繊維のナイロン6,6(6,6-ナイロンなどとも)が含まれる。
1935年2月28日、アメリカ合衆国のデュポン社のウォーレス・カロザースが合成に成功した[1][2]。ナイロンは本来、インビスタ社(旧デュポン・テキスタイル・アンド・インテリア社)の商品名だが、現在ではポリアミド系繊維(単量体がアミド結合(-CO-NH-)により次々に縮合した高分子)の総称として定着している。
種類としては、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン4,6などがある。これらの数字は、合成原料の炭素原子の数に由来する。
構造(右図)は、
- ナイロン6:
ナイロンストッキング工場での検品作業(1954年、スウェーデン) 1936年にアメリカのデュポン社のウォーレス・カロザースが合成に成功し、1939年にデュポン社はナイロン繊維の工業生産(大量生産)を開始した。当初は歯ブラシのいわゆる「毛」の部分などに使い商品化していたが、次に同社はナイロンの用途として、それまで主に絹で作られていた薄手のストッキングに着目、まずは女性たちの反応を調べるために、1939年10月24日にデラウェア州ウィルミントンでナイロンストッキング4,000着を販売してみたところ、わずか3時間で完売[8]。これを踏まえて、1940年5月15日に全米でナイロンストッキングを発売(これは大センセーションとなり、この日は「N-DAY」と人々に記憶されることになり)、発売1年で6400万着も売れた。だが、第二次世界大戦が始まっており、各国政府は次第に軍需を優先するようになり、ナイロンはパラシュートの傘やコードの部分に使われるようになっていった[9][10]。
なお、ナイロンストッキング発売当時のキャッチフレーズは「石炭と水と空気から作られ、鋼鉄よりも強く、クモの糸より細い」というものだった。
用途
ストッキングや水着、合羽やウインドブレーカー、スキーウェアなど冬用スポーツウェア、傘。その他、クラシックギターの弦、釣り糸などに用いられている。
また、ガラス繊維で強化することも可能で、自動車部品に使用されている。
強度にまつわる事件
なおナイロンは登場当初、その強度が盲信され、1950年代から1970年代ころまでクライミングロープとしても多用されたが、実際の鋭い岩肌にすれる環境下での強度テストは行われておらず、登山の現場では突然あっけなく切れて登山者が墜落する事故(死亡事故)が何度も発生した。
→詳細は「ナイロンザイル事件」を参照他
(昨今では、自然環境中で分解されないマイクロプラスチック類の海洋生物への悪影響が深刻化していることが次第に認識されるようになってきて、国際機関や各国政府が対策を進めるようになってきており)ナイロンも生分解性はほとんど無いため、モノマーに分解する酵素(ナイロン加水分解酵素)の研究が進められている[11]。
脚注
- ^ “Nylon, a Petroleum Polymer”. American Oil & Gas Historical Society (AOGHS). Bruce A. Wells (2026年2月19日). 2026年2月28日閲覧。
- ^ ““鋼鉄よりも強く蜘蛛の糸より細い”…世界初の合成繊維「ナイロン」の誕生”. ブルーバックス|講談社 (2021年2月28日). 2026年2月28日閲覧。
- ^ DuPont. “デュポン200年の軌跡 5-2”. 2015年12月29日閲覧。
- ^ 『化学史への招待』株式会社オーム社、2019年1月25日、40頁。
- ^ ちなみに、1937年にはドイツ・IGファルベンのパウル・シュラックらにより合成されており、1942年に"Perlon"の名で生産が開始されている
- ^ 現在では、アミラン®は東レのナイロン製品の登録商標となっている
- ^ Whyman, Robin 著、碇屋隆雄・山田徹 訳『有機金属と触媒 -工業プロセスへの展開』化学同人、2003年。ISBN 978-4759809480。
- ^ Kativa, Hillary (2016). “Synthetic Threads”. Distillations 2 (3): 16–21 2018年3月20日閲覧。.
- ^ History and Future of Plastics
- ^ NAIGAI, 所蔵品でたどるストッキングの変遷
- ^ 高分子ナイロンを加水分解する酵素(NylC)の発見
関連項目
- NYLONのページへのリンク