OpRussia(ロシアへ宣戦布告)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:06 UTC 版)
「アノニマス (集団)」の記事における「OpRussia(ロシアへ宣戦布告)」の解説
「2022年ロシアのウクライナ侵攻」、「ロシア・ウクライナ危機 (2021年-2022年)」、および「ウクライナのサイバー攻撃(英語版)」も参照 2022年2月25日、アノニマスのTwitterアカウントは、ロシアのプーチン大統領が命じたウクライナ侵攻への報復として、ロシア連邦に対してサイバー作戦「OpRussia」を開始したと宣言した。この作戦は名実ともにアノニマス史上最大のオペレーションとなっている。以下、時系列順に経過を示す。 OpRussiaの経過 2月25日 - ロシア国防省のホームページがサーバーダウンしていることが確認された。アノニマスの標的となったウェブサイトには、国営メディアのRT.comなども含まれる。RTの広報担当は「アノニマスの宣言後、RT.comは1億個の機器を通した大規模なDDoS攻撃の標的になっている」と伝えた。 2月26日 - アノニマスのTwitterアカウントは、世界中のハッカーと連携を強めるために、次のように宣言した。世界中のハッカーたちよ、#Anonymousの名の下にロシアを標的にせよ。我々はロシアを許さない、忘れないということを彼らに知らしめるのだ。アノニマスはファシストたちを手中に収めている。いついかなる時も、だ。愚か者が他の愚か者を暴力に導き、世界がカオスになったとき、私たちは無力だと感じるかもしれない。しかし、私たちは決して無力ではない。暗闇の中のたった1つの理性の声でさえ、多くの人にとっての光の道しるべとなり得るのだ。声を上げろ。耳を傾けろ。きみのすることすべてにおいて、正しくありなさい。 — Anonymous(@YourAnonTV)Twitter, February 26, 2022. 2月27日 - 報道管制が敷かれたロシアの国営テレビを電波ジャックし、ロシア国民にウクライナ情勢を伝える映像を流したと伝えた。 3月7日 - 複数の放送局やストリーミングサービスをハッキングし、ウクライナの戦争映像を流したという声明を出した。標的となったのは国営テレビの「Russia24」「Moscow 24」などである。また、アノニマスは電波ジャックした瞬間の様子もTwitterで公開し、その映像には「ロシア人よ、ウクライナでの大量虐殺に声をあげよう」という反戦メッセージがロシア語で記載されているのが確認できる。このほかにも機密情報を盗み取ったという主張もあるが、真偽のほどは定かではない。 3月17日 - ロシアのデジタル省は「政府のウェブサイトが前例のないサイバー攻撃を受けており、海外からのアクセスをフィルタリングするなどの技術的対応を取っている」と表明した。 3月21日 - アノニマスはロシアに残るグローバル企業に対して、48時間以内にロシアから撤退しなければ攻撃すると警告した。 3月22日 - ロシアでの事業を継続している食品飲料大手のネスレにサイバー攻撃を仕掛け、10GBの機密データを窃取したと伝えた。 3月24日 - ロシア連邦中央銀行にハッキングし、入手した3万5000以上の内部文書を48時間以内に暴露すると宣言した。 3月26日 - アノニマスは予告どおり、ロシア中央銀行のデータを暴露した。この中にはロシアの経済に関する機密事項が含まれているという。Security Affairsは「流出データが本物であった場合、今回のデータ流出はロシア政府に対してアノニマスが仕掛けた攻撃において、最大の攻撃になる可能性がある」と指摘している。
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