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PAPOPとは? わかりやすく解説

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PAPOP

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/23 07:03 UTC 版)

多目的投射兵器システム
PAPOP-1(上)とPAPOP-2(下)
種類 ブルパップ方式
自動小銃
擲弾発射器
原開発国 フランス
運用史
配備期間 試作
開発史
開発者 GIAT
開発期間 1995年7月[1]
製造業者 GIAT
値段 3000ユーロ[2]
製造期間 製造中止
派生型 PAPOP 1
PAPOP 2
諸元
重量 5.5 kg(弾薬なし)[2]
7 kg(弾薬込み)
全長 830 mm (33 in)
全幅 120 mm (4.7 in)
全高 300 mm (12 in)

弾丸 5.56×45mm NATO
35mm 擲弾
弾丸重量 12.31 g (190.0 gr)
200 g (3,100 gr)[3]
口径 5.56 mm (0.219 in)
35 mm (1.4 in)
銃砲身 2
作動方式 セレクティブ・ファイア(小銃)
半自動(擲弾)
初速 900 m/s (3,000 ft/s)(小銃)
100 m/s (330 ft/s)(擲弾)
有効射程 600 m
装填方式 25発装填着脱式箱型弾倉(小銃)
3発チューブ弾倉(PAPOP 1)[3]
2発チューブ弾倉(PAPOP 2)[4]
照準 電子照準装置(統合ガンカメラ[4]
弾頭 高性能破片炸薬
炸薬量 43 g (1.5 oz)[3]
信管 空中炸裂信管
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PAPOP(PolyArme POlyProjectiles,)は、フランスのFÉLINシステムフランス語版用のコンピュータ制御歩兵兵器として開発された携行火器である。

ブルパップ方式の35mm敵弾発射器と5.56mm自動小銃で構成されており、照準補助装置と特殊な照準器が搭載される予定であった。

沿革

PAPOPは、2010年までに当時のフランス陸軍で運用されていたFA-MASに代わる携行火器を開発する事を目的として1995年7月から開発が開始した[1]

開発当初は最大射程600mの擲弾発射器を搭載する事により防護装備を備えた敵歩兵に対しても有効な攻撃が可能な携行火器として構想されていた[4]

開発の為、GIATを主契約者とし、FNハースタル(アサルトライフル)、SFIM-ODS(照準システム)、ユーロインパクト、及びエティエンヌ・ラクロワ(擲弾)が参加する産業コンソーシアムが結成された[3]

フェーズ 1

フェーズ1は、内部の筒状弾倉に3発の手榴弾を収納する仕様で設計されたものの重量が8kgに達し、加えてサイズも大きく実用性に欠けると判断されたため、フェーズ2の設計が決定されることになった[4]

フェーズ 2

フェーズ2はフェーズ1で指摘された課題を改善する為、重量を6kgに軽減するとともに、システム全体をよりコンパクトにすることを目指して設計され、特に市街戦における使いやすさに重点が置かれた。

フェーズ2は5.56mm弾25発と擲弾2発しか装填する事が出来ないものの小隊単位では擲弾を5発まで装填する事が可能となる。ただし、その場合の重量は10kgに増加する[4]

構成

1. 自動小銃 (5.56 mm)

2. 擲弾発射器

3. 可動式スクリーン

4. カメラ

5. レーザー照準器および測距器

6. 電池とコンピュータ

7. ウェポンセレクター

5.56mm自動小銃

この自動小銃は、初速1600m/sの5.56 NATO弾を使用し、最大600mの射程を有する。この新型弾薬は射程が延伸されており、遠距離からでもPASGT型個人用防弾チョッキを貫通できるほどの貫通力を備えている[4]

擲弾発射器

PAPOPの擲弾発射器はプログラム可能な空中爆発弾を備えた半自動式35mm擲弾発射器であり、銃身下部のウェポン・セレクターで、発射する弾薬を小銃弾とするか擲弾とするか選択することができる。

弾倉には3発の擲弾が収納されており、爆発する距離と威力を設定する事が可能である。

爆発時はあらかじめ切断された破片が周囲に飛散し、半径5m以内にいる相手に対して致死力を発揮する[3]。35mm口径が採用されたのは、防弾ベストを貫通する能力を確保するためである[4]

電子システム

銃身の下部にカメラが取り付けられている他、バッテリーとコンピュータが銃床に収納されており、銃の上部に設けられた回転式液晶画面にそれらの情報が表示されるため、遮蔽物の後ろや角を曲がった場所からでも擲弾の設定が可能である[3][4]

照準システムには、暗視装置、レーザー測距儀、敵味方識別装置(IFF)[5]、および発射前に手榴弾のプログラムを行う照準コンピュータが含まれている。

FÉLIN構想では、兵器からのデータを兵士の他の電子機器と共有し、戦場全体を通じて指揮所や情報センターへ伝送できることが求められている為PAPOPも偵察や目標指定に活用することが可能となっている[5]

出典

  1. ^ a b “France Launches AIF Weapon Program” (英語). Jane's International Defence Review (Coulsdon, Surrey, UK: Janes Information Services). (1 December 1995). ISSN 0020-6512. OCLC 1043995674. オリジナルの1 July 2009時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090701133825/http://www.janes.com/articles/International-Defence-Review-95/FRANCE-LAUNCHES-AIF-WEAPON-PROGRAM.html 2022年9月11日閲覧。. 
  2. ^ a b Giat PolyArme POlyProjectiles (PAPOP)”. 2009年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月11日閲覧。
  3. ^ a b c d e f Gander, Terry J.; Cutshaw, Charles Q. (1 April 1998). “PAPOP” (英語). Janes Infantry Weapons (Coulsdon, Surrey, UK: Janes Information Services). ISBN 978-0710617972. ISSN 0306-3410. OCLC 39803144. オリジナルの3 March 2000時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20000303120727/http://www.janes.com/defence/editors/jiw98/jiw98.html 2022年9月11日閲覧。. 
  4. ^ a b c d e f g h Castro, Fábio (2003年). “AIF - PAPOP” (ポルトガル語). Sistemas de Armas. 2006年5月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月11日閲覧。
  5. ^ a b Trends in Small Arms and Light Weapons Development: Non-Proliferation and Arms Control Dimensions” (英語). Foreign Affairs and International Trade Canada. 2012年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月11日閲覧。

関連項目




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