R8010
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 08:04 UTC 版)
R8010は、R8000の命令キューから供給された浮動小数点命令を実行する。命令キューから先は整数パイプラインと浮動小数点パイプラインが分離しており、整数演算命令と浮動小数点演算命令の間で限定的なアウト・オブ・オーダー実行がなされる。つまり同時にフェッチした4命令についてCPUとFPUの間で完了を待ち合わせない(4命令が全てそれぞれのパイプラインに送られれば、次の4命令をフェッチする)。これは、ストリーミングキャッシュのレイテンシを緩和するための対策だった。 浮動小数点レジスタファイル、ロードキュー、ストアキュー、全く同じ2つの浮動小数点演算ユニットがある。除算と平方根を除いてパイプライン化されている。なお、除算と平方根の計算では乗算器を使用するため、それらの演算を行っている間はパイプラインがストールする。 比較命令以外の演算命令はレイテンシが4サイクルとなっている。単精度および倍精度の除算のレイテンシはそれぞれ14サイクルと20サイクルである。単精度および倍精度の平方根演算のレイテンシはそれぞれ14サイクルと23サイクルである。
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