STYLY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/03 04:03 UTC 版)
|
|
この記事には複数の問題があります。
|
| 作者 | 株式会社STYLY(元 株式会社Psychic VR Lab、2024年に社名変更) |
|---|---|
| 開発元 | 株式会社STYLY |
| 対応OS | Windows,macOS,Android,iOS,VisionOS,AndroidXR |
| 公式サイト | styly |
STYLY(スタイリー)は、株式会社STYLY(旧:株式会社Psychic VR Lab)が開発・運営する空間レイヤープラットフォームであり、XR(VR/AR/MRの総称)コンテンツの制作・配信・体験を可能にするクリエイティブプラットフォームである。
STYLYはWebブラウザ、モバイルアプリ、VRヘッドセットなどマルチデバイスからアクセスできるプラットフォームであり、ユーザーは3Dモデル、画像、音声等を活用してVR/AR/MRコンテンツ(以下:XRコンテンツ)を制作可能である。制作はSTYLY Studioを使い、プログラミング不要でブラウザ上から行うことができる。制作したコンテンツは公開・配信ツールであるSTYLY Galleryで体験可能である。
STYLYは空間を身にまとう時代をつくるというビジョンのもと、クリエイターや企業が空間コンピューティングを活用した作品制作や文化創造ができる基盤として提供されている。
概要
空間レイヤープラットフォーム
STYLYは現実の都市や施設などあらゆる場所にXRレイヤーを重ね、空間をメディア化する役割を担う。
STYLYが提供するフィールドには、現実の都市空間や商業施設とに紐づく「パブリックレイヤー」と、個人視点で楽しむ「パーソナルレイヤー」が存在する[1]。
パブリックレイヤーは都市や施設の空間に対して新たな付加価値をつけるレイヤーのことを指す。 クリエイターは多くの事業者・自治体と連携しながら都市XRレイヤーにコンテンツを配信することができる。また、 オーディエンスは実際に都市に足を運び、コンテンツを体験することができる[2]。
パーソナルレイヤーは、個人視点で楽しむことができるレイヤーのことを指す。クリエイターが、高い柔軟性と便利さを提供するパーソナルレイヤーにコンテンツを配信することで、オーディエンスは一人でも他人と一緒でも、その体験を楽しむことができる[3]。
STYLY Studio
STYLY上のコンテンツ制作ツール。
プログラミングスキル等を要さず、WebブラウザのみでもVR/AR/MRシーン[4]を制作できることが特徴である。
各ユーザーが3Dモデルや画像をアップロードし、シーン内に配置できるほか、STYLY上に用意されているデータを使用することもできる。
Unityなどの3Dソフトと連携しており、各ソフトで制作したデータを流用することも可能。また、YouTubeなどの動画・音声共有サービスにアップロードされているデータも制作に利用できる。
制作したシーンは後述のSTYLY Gallery上にアップロードし、配信することができる。
STYLY Gallery
STYLY上のコンテンツ閲覧ツール。 STYLY Studioで制作したシーンを、Webブラウザ、モバイルアプリ、及びバーチャル・リアリティヘッドセットで閲覧・体験できる。
モバイルアプリ版では、STYLYマーカー[5]と呼ばれる二次元コードが利用可能。 マーカーを読み込むことで、そのマーカーに対応したARシーンを再生することができる。
STYLY for Vision Pro
「STYLY」のApple Vision Pro版アプリケーション。通常多くの工数がかかるApple Vision Pro向けのデジタルコンテンツ開発を、Unityをベースにノーコードで制作・配信が可能。さらに、複数人でのセッション機能や画像トラッキング、環境メッシュなどの機能が実装されている。[6]
Unityを用いたLBEコンテンツ制作を支援するオープンソースプロジェクト
クリエイティブエージェンシー・制作会社を対象に、Unityを用いたLocation-Based Entertainment(以下「LBE」)コンテンツ制作を支援するオープンソースプロジェクト[7]。
XR(AR/VR/MR)を活用した没入体験を開発する際にテクニカルな敷居を下げ、クリエイティブにリソースを割ける環境を用意することで、高品質な没入体験が生まれるエコシステムを構築する事を目的としている。
オープンソースプロジェクトで提供されるSDK群は「Apache License 2.0」または「MITライセンス」で提供され、商用・非商用、企業・個人を問わず無償で利用することが可能。[8]
歴史
- 2016年5月 — 株式会社Psychic VR Lab設立。STYLYの開発・運営開始。
- 2017年8月 — STYLYパブリックベータ版をリリース。
- 2018年3月 — STYLY Galleryを正式リリース。
- 2018年10月 — VR Editor機能を追加。
- 2019年 — ARアプリ配信開始や大型イベントと連携した体験コンテンツを公開。
- 2020年 — 大手企業による都市プロジェクトでプラットフォーム採用。
- 2024年1月 — 会社名を「株式会社Psychic VR Lab」から「株式会社STYLY」に変更。
- 2024年2月 — Apple Vision Pro発売と同時にApp Storeにて「STYLY for Vision Pro」の配信を開始。
- 2025年12月 — クリエイティブエージェンシー・制作会社を対象に、Unityを用いたLocation-Based Entertainment(以下「LBE」)コンテンツ制作を支援するオープンソースプロジェクトを開始。
外部リンク
- ^ “株式会社Psychic VR Labが「株式会社STYLY」に社名変更 空間コンピューティング時代を牽引するプラットフォーマーへ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年1月9日). 2026年1月3日閲覧。
- ^ “渋谷で初開催!冬の夜空を彩るAR花火 渋谷PARCO屋上で体験できる光と音のコラボレーション”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年1月16日). 2026年1月3日閲覧。
- ^ “渋谷で初開催!冬の夜空を彩るAR花火 渋谷PARCO屋上で体験できる光と音のコラボレーション”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年1月16日). 2026年1月3日閲覧。
- ^ STYLYでXRコンテンツを作成するときの単位。“STYLYがARコンテンツ制作に対応 スマホ、タブレット向けに手軽にARコンテンツの配信が可能に”. PR TIMES. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “STYLYがARコンテンツ制作に対応 スマホ、タブレット向けに手軽にARコンテンツの配信が可能に”. PR TIMES. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “STYLYがApple Vision Proに対応 デバイスの発売と同時にApp Storeにて「STYLY for Vision Pro」の配信を開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年2月2日). 2026年1月3日閲覧。
- ^ “STYLY、LBE(Location-Based Entertainment)開発の民主化を目指すオープンソースプロジェクトを始動”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2025年12月2日). 2026年1月3日閲覧。
- ^ “STYLY、LBE(Location-Based Entertainment)開発の民主化を目指すオープンソースプロジェクトを始動”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2025年12月2日). 2026年1月3日閲覧。
- STYLYのページへのリンク