SIG SAUER SSG 3000
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/18 07:23 UTC 版)
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SIG SAUER SSG 3000
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| 概要 | |
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| 種類 | ボルトアクション式狙撃銃 |
| 性能 | |
| 口径 | 7.62 mm[1] |
| 銃身長 | 610 mm(消炎器を除く)[1] |
| ライフリング | 4条右回り[1] |
| 使用弾薬 | 7.62x51mm NATO弾[1] |
| 装弾数 | 5発[1] |
| 作動方式 | ボルトアクション方式[1] |
| 全長 | 1,180 mm(仕様により異なる)[1] |
| 重量 | 5,400 g(空弾倉付き・スコープなし)[1] 6,200 g(空弾倉付き・スコープなし)[1] |
| 銃口初速 | 750 m/s[1] |
SSG 3000は、スイスのシグ社とドイツのザウエル&ゾーン社で共同開発されたボルトアクション式狙撃銃[1][2]。特殊部隊向けの精密狙撃銃として設計されており、1991年から生産されている[2]。製造メーカーの変遷により、メーカー名部分はSIG SAUERとする資料[2][3]と、SAN スイス・アームズとする資料[1]がある。
設計
SSG 2000の後継として開発された狙撃銃であり、射撃競技用に設計されたSIG SAUER 200 STRボルトアクション式ライフルをベースに、特殊部隊向け狙撃銃として開発当時最新の技術を取り入れて設計されている[1][2]。モジュラー設計を採用しており、銃身と機関部、トリガーとマガジンはそれぞれユニット化され、容易に取り外しが可能となっている[1][2]。使用弾薬は7.62x51mm NATO弾で、射撃練習用に.22ロングライフル弾への変換キットも用意されている[1]。
トリガーは引きしろや重さなどを調節可能で、ボルトなどの部品は左利き用に組み替えることもできる[1][2][3]。精密狙撃用であるため、バックアップ用のアイアンサイトは付属しておらず、照準はスコープのみである[1][3]。本銃専用に設計されたヘンソルト社製の1.5 - 6倍率スコープが推奨とされているが、NATO規格のマウントを介して使用者の好みのスコープを使うこともできる[1][3]。安全装置はトリガーガード内のトリガー真上にある[2]。
銃身は冷間鍛造で製造されたヘビーバレルで、銃口部にはマズルブレーキを兼ねた消炎器が取り付けられている[1][2]。ストックは人間工学に基づいて設計されており、調節可能なチークピース(頬あて)とバットプレート(床尾板)が取り付けられている[1][2][3]。また先端のフォアグリップ部にはアクセサリーレールがあり、二脚やスリングなどを取り付けることができる[2][3]。ストックは標準モデルでは積層木材で出来ているが、のちに登場したモデルではマクミラン社のポリマー製のものもある[2]。
運用
ヨーロッパやアメリカなどの警察機関で採用されている[2]。
脚注
出典
参考文献
- Richard D. Jones, ed (2011) (英語). Jane's Infantry Weapons 2011-2012. Janes Information Group. ISBN 978-071062947-0
- 床井雅美『最新軍用ライフル図鑑』徳間書店、1998年6月15日。 ISBN 4-19-890903-2。
- 『週刊ワールド・ウェポン 世界の兵器 完全データ・ファイル』第120巻、デアゴスティーニ、2005年。
関連項目
- SIG_SAUER_SSG_3000のページへのリンク