spokesperson
「spokesperson」の意味・「spokesperson」とは
「spokesperson」は英語の単語で、一般的には「代弁者」や「広報担当者」を意味する。ある組織や団体、企業などが外部に対して情報を発信する際の代表者を指すことが多い。その役割は、組織の意見や立場を明確に伝えることであり、公式な声明を発表したり、メディアの取材に応じたりする。「spokesperson」の発音・読み方
「spokesperson」の発音は、IPA表記では /ˈspoʊkspɜːrsən/ となる。IPAのカタカナ読みでは「スポークスパーソン」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「スポークスパーソン」と読む。「spokesperson」の定義を英語で解説
A "spokesperson" is a person who is chosen to speak officially for a group, organization, or company. They are responsible for communicating the views and positions of the organization to the public, making official statements, and responding to media inquiries.「spokesperson」の類語
「spokesperson」の類語としては、「representative」、「spokesman」、「spokeswoman」、「mouthpiece」などがある。これらの単語も同様に、ある組織や団体の意見や立場を公に伝える役割を担っている。「spokesperson」に関連する用語・表現
「spokesperson」に関連する用語としては、「public relations」、「press conference」、「official statement」などがある。これらの用語は、広報活動やメディア対応に関連して頻繁に使用される。「spokesperson」の例文
1. The company's spokesperson denied the allegations.（その会社の広報担当者は、その告発を否定した。）2. She was appointed as the spokesperson for the campaign.（彼女はそのキャンペーンの広報担当者に任命された。）
3. The spokesperson refused to comment on the issue.（広報担当者はその問題についてのコメントを拒否した。）
4. He is an effective spokesperson for our organization.（彼は我々の組織の効果的な広報担当者である。）
5. The spokesperson announced the new policy at the press conference.（広報担当者は記者会見で新たな方針を発表した。）
6. The spokesperson clarified the company's position on the matter.（広報担当者はその問題についての会社の立場を明確にした。）
7. The spokesperson was criticized for his misleading statements.（広報担当者は誤解を招く発言で批判された。）
8. The spokesperson expressed the organization's condolences.（広報担当者は組織の哀悼の意を表した。）
9. The spokesperson confirmed the details of the incident.（広報担当者はその事件の詳細を確認した。）
10. The spokesperson addressed the concerns raised by the public.（広報担当者は公衆から提起された懸念事項に対処した。）
スポークスパーソン【spokesperson】
スポークスパーソン
(Spokesperson から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/07 02:04 UTC 版)
| スポークスパーソン | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 名称 | 代弁者、スポークスパーソン、スポークスマン、スポークスウーマン |
| 職種 | 雇用 |
| 職域 | ジャーナリズム、コミュニケーション、パブリック・リレーションズ |
| 詳細情報 | |
| 関連職業 | パブリック・リレーションズ |
スポークスパーソン（代弁者、英語: spokesperson）は、他の誰かに代わって、話すことを仕事としている者、あるいは、その仕事に選ばれた者である。広報活動の一環として、報道機関などからの取材に対応してコメントすることが、おもな仕事である[1]。
かつてはスポークスマン (英語: spokesman) といい、女性の場合にスポークスウーマン (英語: spokeswoman) といったが、性別を限定しないという趣旨から、スポークスパーソンや、その複数にあたるスポークスピープル (英語: spokespeople) が用いられるようになっている[2]。
任務と機能
現代はメディア対応が重要になっており、組織が公表する広報は、好ましいメッセージの影響を最大化し、好ましくないメッセージの影響を最小化することが目指される。多くの組織は、最も適切なやり方・道筋で広報を行うために、ジャーナリズムやコミュニケーション学、パブリック・リレーションズ、パブリック・アフェアーズの正規の訓練を受けた、職業的専門家を雇う傾向が強まっている。メディアの取材に臨む際の心構えや立居振る舞いを予め練習しておくことを、メディア・トレーニングといい、これを受けることで取材に対して冷静で正確な情報伝達が可能になるとされる[1]。「スポークスパーソン・トレーニング」という言い方もある。スポークスパーソンは、言葉遣いやジェスチャー、表情の造り方、心構えなど多岐にわたるスキルの習得が求められる[3]。
商業的な広告活動においては、（例えば、マイケル・ジョーダンやボブ・ユーカーのような）地元の、あるいは、全国的なスポーツのスターなど、有名人がスポークスパーソンに選ばれることが多い。
責務
スポークスパーソンの仕事は、たとえ個人的な見解と食い違うことがあったとしても、個人としての証言を行なう場合とは異なり、組織の立場を忠実に代表してその主張を広めることである。スポークスパーソンとしての仕事をつとめる有名人は多い[4]。よってスポークスパーソンは、その組織に長く勤務し経験を積んだ者か、その組織の目的を支持していることが広く知られている者が務めるのが一般的となっている[4]。
日本では、おもに緊急事態に情報を発表する広報責任者を選任することが多く、一般的には広報部長や広報担当役員がスポークスパーソンとなる[5][6]。内閣では内閣官房長官がスポークスパーソンである[7]。静岡県危機管理部危機報道官[8]のように、災害その他の緊急事態の発生時における一元的な報道対応を行うための役職を設けている組織もある。
アイデンティティ
社会に対して企業を代表するのは、最高経営責任者 (CEO)、会長、社長、最高財務責任者 (CFO)、顧問や、組織外部の法律相談役などである。加えて、日常的なレベルのより定型化した告知などは、広報担当の部局や、インベスター・リレーションズ（投資家向け広報：IR）担当の部局などに委ねられ、それらの担当者がスポークスパーソンとなることもある。
素粒子物理学のコミュニティにおいて、多数の物理学者たちが共同作業にあたるような場合には、ひとりかふたりの「スポークスパーソン」を共同作業のリーダーとして選ぶ。こうした場合における「スポークスパーソン」は、共同作業を主導する科学者であり、広報担当者というわけではない。個々の共同作業においては、その都度「スポークスパーソン」の役割や責務を内部向けに決める。それに加えて、実践施設などを提供する研究所や、研究資金を提供する支援機関などとの連絡調整にあたることも多い。
脚注
- ^ a b “広報・PR用語集 スポークスパーソン (Spokesperson)”. トークス. 2015年5月9日閲覧。
- ^ “広告用語辞典 スポークスピープル spokespeople”. Weblio. 2015年5月9日閲覧。
- ^ 佐々木かをり (2011年6月8日). “「スポークスパーソントレーニング」を受けよう”. 朝日新聞社. 2015年5月9日閲覧。
- ^ a b Goodman, Michael B. (1998). Corporate communications for executives. Albany, N.Y: State University of New York Press. pp. 13. ISBN 0-7914-3762-0
- ^ “スポークスパーソン（Spokesperson）”. 日本パブリックリレーションズ協会. 2015年5月9日閲覧。
- ^ “「スポークスマンの適性ある」 官房長官”. 日本経済新聞 (2020年9月10日). 2024年1月2日閲覧。
- ^ “最後の会見も「差し控える」 説明拒み続けた松野氏、裏金疑惑で辞任：朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年12月14日). 2024年1月2日閲覧。
- ^ 静岡県行政組織規則第67条
関連項目
- Spokespersonのページへのリンク