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「Spambot」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
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Spambotとは? わかりやすく解説

スパム‐ボット【spam bot】


メールアドレス検索ロボット

(Spambot から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/07 18:35 UTC 版)

メールアドレス検索ロボット(メールアドレスけんさくロボット)は、ウェブサイトからメールアドレスを自動的に収集する自動巡回プログラムのこと。メールアドレス収集ロボットスパムボット(Spambot)ともいわれる。収集されたメールアドレスは主にスパムメールの送信に使用されており、社会的問題となっている[要出典]

概要

メールアドレス収集(英: Email address harvesting)とは、様々な手法によってメールアドレスの一覧を取得するプロセスである。取得されたアドレスは一般にバルクメールやスパムメールの送信に利用される[要出典] 。最も単純な手法は、スパム送信者が他のスパム送信者からメールアドレスのリストを購入または交換するものである。より一般的な手法として、「ハーベスター」または「ハーベスティングボット」と呼ばれる専用ソフトウェアを使用して、ウェブページ・Usenet投稿・メーリングリストアーカイブ・インターネット上の掲示板などから公開されているメールアドレスを自動収集する方法がある[要出典]

日本では、総務省の調査によると国内ISP10社が受信したメールの約4割が迷惑メールであるとされており、[1]メールアドレスの不正収集はその一因とされている。

収集手法

スパムボットによるメールアドレス収集は、主に以下の手法で行われる。[2]

  1. SNS電子掲示板ブログなど、メールアドレスが記載されるウェブページを自動巡回する。
  2. ウェブページのソースコードに含まれる「@」や `<a href="mailto:メールアドレス">メール</a>` のような形式のリンクを検索し、メールアドレスを抽出してデータベース化する。
  3. ディレクトリハーベスト攻撃(Directory Harvest Attack):特定ドメインに対して、よく使われるユーザー名の組み合わせ(例: alan@example.com, alana@example.com など)を総当たりで試し、受信が成功したアドレスを有効と判断してリスト化する[要出典]
  4. マルウェアによる収集:ウイルスに感染したコンピューターのディスクドライブやメールクライアントをスキャンし、ウェブ上に公開されていないアドレスを含む大量のメールアドレスを収集する[要出典]

対策

このような不正なプログラムによるメールアドレスの抽出を困難にするため、以下のような技術的・運用的な対策が取られることがある[要出典]

表記の難読化

  • アドレスマンgling(Address Munging):「@」や「.」を `at` や `dot` と表記し前後にスペースを入れる。ボットには識別されにくいが、高度なボットには突破される場合がある。
  • 「@」を全角で表記する、または「☆」や「○」などの記号に置き換える(日本語ページでよく用いられる)。
  • メールアドレスの一部または全部をひらがなや漢字で記述する。
  • メールアドレスを全て全角文字で記述し、「mailto」でリンクを付けない。この場合、受信者が半角に変換して手入力する手間が生じるが、その手間がスパム軽減に効果があるとされる。
  • メールアドレスを文字参照(HTMLエンティティ)など文字そのものを使わずに表記する。

画像化

メールアドレスを画像として表示する方法は、ボットが画像からテキストを自動抽出することが経済的に困難であるため、有効な対策とされている。ただし「mailto」でリンクを付けると効果がなくなる[要出典]

CAPTCHAの利用

メールアドレスを表示する前にユーザーにCAPTCHAの入力を求めることも有効な対策である。ボットはCAPTCHAを突破することが難しいため、自動収集を防ぎやすい[要出典]

スパイダートラップ

スパイダートラップとは、ウェブサイトの一部に設けられたハニーポットであり、メールアドレス収集ボットへの対抗を目的としたものである。ボットがトラップに誘導されることで、正規ページへのアクセスを減らすことができる[要出典]

日本における法的規制

日本では、迷惑メールを規制する法律として総務省所管の「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」(特電法)と経済産業省所管の「特定商取引に関する法律」(特商法)が存在する。特電法は、受信者の事前承諾なく広告・宣伝メールを送信することを原則として禁止しており、送信者情報の明示も義務付けている。[3]違反した迷惑メールについては、一般財団法人日本データ通信協会が運営する迷惑メール相談センターが情報収集を行っている。[4]

脚注

  1. 迷惑メールとは?迷惑メールが届く原因、受信拒否や対処法をわかりやすく解説”. サイバーソリューションズ. 2025年3月27日閲覧。
  2. 詐欺メール 悪徳業者がアドレス入手する6つの手口”. 日本経済新聞 電子版 (2019年10月30日). 2022年6月7日閲覧。
  3. 迷惑メール対策”. 総務省. 2025年3月27日閲覧。
  4. 情報提供のお願い”. 迷惑メール相談センター. 2025年3月27日閲覧。

関連項目



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