Terminfo
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/11 07:19 UTC 版)
Terminfo (タームインフォ)は、UNIX アプリケーションが端末を意識せずに動作できるよう提供されるデータベースとソフトウェアライブラリで、旧来の Termcap が抱えていた短さや柔軟性の制約を克服し、UNIX System V の端末処理の基盤を形成した。最初の Terminfo は Mark Horton によって 1981~1982 年に開発された[1]。
概要
Terminfo は、旧来の termcap が抱えていた短さや柔軟性の制約を克服し、端末の機能名をより分かりやすく定義し、複雑な制御文字列を体系的に扱えるようにすることで、UNIX アプリケーションの端末独立性と可搬性を実現する。
最初の Terminfo は Mark Horton によって 1981~1982 年に開発され、UNIX System V の標準的な端末処理基盤として採用された。一方、BSD 系 UNIX では引き続き termcap が利用された。Pavel Curtis によって 1982~1984 年に作られた pcurses は Terminfo を模倣し、Mark Horton による修正を取り込みつつ、他の UNIX でも利用可能となった。
Terminfo データベースには、端末の種類に依存せずプログラムがキャラクタベースのインターフェイスを提供できるよう、画面行数や色モードの有無、操作可能な機能などの情報が記述されている。
関連情報
参考文献
- ^ Horton, Mark. “The New Curses and Terminfo Package”. USENIX Conference Proceedings (Report). Vol. Summer 1982. Boston, MA: USENIX. pp. 79–91.2015年12月30日閲覧。
外部リンク
- Current terminfo data
- Termcap/Terminfo Resources Page at Eric S. Raymond's website
- man terminfo(5)
- Terminfoのページへのリンク