Unlight
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『アンライト~Unlight~』は基本無料(アイテム課金制)のブラウザゲーム。2010年10月にサービス開始[1]、2017年10月18日をもってサービス終了。その後、2024年3月18日よりDMM GAMESにて「UNLIGHT:Revive」として再びサービスを開始した。
この記事では、両者を区別する必要がある場合、前者を「旧版」、後者を「Revive版」として記載する。
概要
物語中心の対戦型育成カードゲームである。
2010年10月にYahoo!モバゲーにてサービス開始。運営会社は株式会社テックウェイ。その後、繁体字中国語、簡体字中国語、フランス語、タイ語、韓国語に翻訳されたバージョンも配信された。日本でもニコニコアプリ、mixiゲーム、myGAMECITY(コーエーテクモゲームス)でも配信され、この3バージョンのみサーバー[2]が連携していた[3]。公式イラストレーターはmiya。全てのキャラクター、カード絵、ストーリーイラストを手掛けている(イラストレーターの体制は後述のRevive版でも継続)。 2017年10月18日をもってサービス終了[4]。
2024年3月18日、「UNLIGHT:Revive」としてDMM GAMESで新たにサービス開始[4]。運営会社は合同会社アンライト。なお旧版のプレイヤーであっても、データの引継ぎが出来ないため、仕切り直しての開始となる。 2024年12月6日にSteamでも配信開始。DMM版では日本語のみ、Steam版では英語、繁体字中国語、簡体字中国語、韓国語に対応している。なお、ふたつのサーバ間での連携はない[5]。
ストーリー
プレイヤーの分身(アバター)は「狂気山脈」に住む魔女「炎の聖女」に産み落とされた人形の少女である。プレイヤーは炎の聖女の「死者の軍団を作る」という目的のもと、現世に未練をもって死んでいった戦士たちを集めるために「星幽界」と呼ばれる生と死のはざまの世界を旅することになる。戦士には様々な出自のものがおり、彼らの「未練」もまた、旅が進むごとに明らかになっていく。
ストーリーは、魔女の真の目的や戦士たちが現世に戻ることの可否やその意味、プレイヤーと戦士の関係、そして戦士を集める中で判明していく新たな勢力など、さまざまな謎を孕みながら進んでいく。
ゲームシステム
プレイヤーはヘラルドと呼ばれる戦士のカードを集めていくことになるが、ヘラルドは星幽界(Unlight世界)に送り込まれた「死者」たちであり「過去の記憶」や「戦いの経験」を喪っているため本来の能力を発揮出来ない。「彼らに本来の力と生前の記憶を取り戻させること」が目標であり、そのために星幽界を旅する「クエスト」と他のプレイヤーと対戦をする「デュエル」を行う。
このゲームでは「レアカードは自分自身で作り上げるもの」である。プレイヤーはキャラクターをクエストやデュエルで使用し続けることで、ゲーム内の報酬やミニゲームで同じキャラクターのカードを集め、カードを成長させていくことが必要になる。なお、ダークルームと呼ばれる抽選機能で入手する手段もあるが、レアカードの最高レベル(R5)はダークルームでは入手できないため、自力での作成が必要である。
共通ルール
デッキはクエスト,レイドの場合、任意の1~3人のキャラクター(モンスター)カードをセットして戦うことができる。デュエルにおいては1対1か3対3のどちらかとなる。自分と相手に配られる【移動】、【剣】、【銃】、【盾】、【特殊】の5種類のカードを使いながら戦っていく。このゲームにおいては近距離・中距離・遠距離という概念が存在し、近距離では剣カードを、中・遠距離では銃カードを攻撃に用いることができる。ちなみに特殊カードとは各キャラクターごとの必殺技を発動するのに必要になるカードである。
戦闘はターン制で、1ターンはドローフェイズ、移動フェイズ、攻撃フェイズ、防御フェイズの4つからなる。先に相手キャラクターのHPを0にした方が勝ちであり、相打ちとなった場合は引き分けとなる。18ターンで決着が付かない場合にはそこで戦闘終了となり、パーティ全体の残りHPが高い方が勝ちとなる。互いに攻撃と防御をし合いHPを削っていく。判定にはダイスが用いられる。単純に攻撃力と防御力を比較するわけではなく、攻撃側は攻撃力の数値だけ、防御側は防御力の数値だけダイスを振り、最終的に表の向いたダイスの数の差がダメージとなる。
例:攻撃力30、防御力10の場合。 攻撃側はダイスを30個、防御側はダイスを10個振ることができる。ここで仮に攻撃側の表ダイスが10個、防御側の表ダイスが5個の場合には10-5=5ダメージだけ防御側に与えられることになる。
QUEST
対CPU。HexRealm、ShadowLand、MoonLand、Anemonea、Angellandの5つの地域から構成されている。探索をして出てきたクエストを攻略し、モンスターや戦士と戦いながら進んでいく。
DUEL
対プレイヤー。他のプレイヤーと対戦をする事ができる。部屋を立てて他プレイヤーが入る形と、自動的にマッチングする形の二つの形式から成る。
RAID
対レイドボス。他プレイヤーと協力して高HPの敵を倒す。
ボーナスゲーム
デュエル後には必ずハイ&ローというボーナスゲームが行われる(クエストの戦闘終了時でも、報酬として行えることがある)。2つの6面ダイスを振って出た値の合計値が左側に表示されている数字よりも大きいか小さいかを当てるゲーム。また、数当てに成功してまたその先のアイテムを目指す場合、その前に振ったダイスの合計値が次の基準の数値となる。
各種カードとレベルアップ
キャラクターカード
UNLIGHT CARD
ノーマルカード
表記は“Lv”。レベル1からレベル5までのカードが存在する。使える必殺技は、Lv1では1つ、Lv2では2つ、Lv3,4では3つ、Lv5では4つ。Lv1が2枚でLv2、Lv2が4枚でLv3、Lv3が6枚でLv4、Lv4が12枚でLv5にレベルアップする。
レアカード
表記は“R”。レベル1からレベル5までのカードが存在する。R1はレベル1のレアカードを意味する。使える必殺技はR1からR5まで全て4つだが、レベルが上がるにつれて各種必殺技がEx化していく[注 1]。
キャラクターボイス実装キャラの場合は、必殺技発動時等にボイスが再生される[6]。
また、全てのレアカードには「ストーリー」が設定されており、作成すると対応する短編小説を読むことができる。これは対応するキャラクターの「星幽界」に来るまでのストーリーであり、R1からR5に至る過程で「そのキャラクターが星幽界に来るまでの現世での行動」が明かされていき、R5でそのキャラクターが星幽界に来たきっかけ(大抵の場合は「そのキャラクターの死」の場面)が明かされることになっている。ストーリーには他のプレイアブルキャラクターが出てくることもあり、ストーリー上で一見無関係だったキャラクター同士の繋がりが初めて判明することもある。
レベルアップには、作りたいレベルのレアカードと同レベルのノーマルカード10枚と、一つ下のレアカード1枚(R1作成時を除く)、各種かけらが任意の数だけ必要。またR5作成時はケイオシウムが2~3枚必要となる。なお、レベルアップの際には一つ下のレベルのレアカードが必要となるため、一つ下のレベルのレアカードを持っていない状態で一つ上のカードを作ることはできない。
REBIRTH CARD
通称“復活カード”[7]。星幽界より現世へと復活を遂げたキャラクターのカードである。R5到達後でも強化ができ、ゲーム内で優位に立つことができるような上位カードとして実装された[8]。そのため、能力や必殺技の性能、成長の方法がUNLIGHT CARDとは異なっていた。使える必殺技は3つ(Lv1時)であり、また、パッシブスキルというUNLIGHT CARDには無いスキルも持っている。これは、アクティブスキルとは違い任意の手札を出さなくとも自動的に発動するスキルである。
旧版ではLv1まで実装されていた。2026年3月現在、Revive版にはこのカードは実装されていない。
モンスターカード
表記は“M”。レベル1からレベル3までが存在するが、一部のボスキャラクターにはレベル10も存在する。M1はレベル1のモンスターカードを意味する。 キャラクターカードとは違い、M1→M2→M3というレベルアップの仕方は存在しない。レベルアップすると、モンスターカードの種類や組み合わせにより任意のモンスターコインに変化する。また、モンスターコインは各種かけらへと変化する。
その他カード
デッキには入らない、キャラクターカードのレベルアップに使われるカードが存在する。
モンスターコイン
モンスターカードから生成される。かけらの作成やショップでの装備の購入に使用する。アイアンコイン、ブロンズコイン、シルバーコイン、ゴールドコイン、プラチナコインの5種類のコインに加え、新たなカード育成のために羊飼いのコイン、歌い手のコインが追加された。
かけら
モンスターコインから生成される。レアカードの作成に使用する。記憶のかけら、時のかけら、魂のかけら、命のかけら、死のかけら、狂気のかけら、虚栄のかけらの7種類のかけらが存在する。課金ショップでも販売されており、レアカードをデッキに入れておけばハイローの奥地でも入手可能。
ケイオシウム
R5作成に必要となる。レアカードを素材にすることで得られる。
レベルアップについて
キャラクターカードの名前の下にある“next”はレベルアップに必要なカードの枚数を表している。DeckEditからレベルアップをしたいカードをクリックすると右側にそのカードの詳細が表示され、“LEVEL UP!”ボタンをクリックすることで任意のカードにレベルアップさせることができる。なお、各種カードの所持枚数の表示はデッキにセットされている分を除いた枚数であり、枚数が足りない場合はデッキから外さなければレベルアップはできない。
登場キャラクター
※括弧内はCV。2026年3月現在は一部のキャラのみキャラクターボイスが実装されている。
グランデレニア帝國
- エヴァリスト(島﨑信長)
- 知略と意志で帝國での地位を固めた騎士。
- アイザック(鈴村健一)
- 盟友エヴァリストに付き従う、軍犬とあだ名される騎士。
- ベリンダ
- 不思議な力で死者を使役する女将軍。
- マルセウス(斎賀みつき)
- 皇帝廟を守護している暗黒の戦士。
- カレンベルク
- バイオリン弾きである、不死の悪魔。
- スターリング[注 2]
- 帝國の辺境都市の若き防衛隊員。
導都パンデモニウム
- クレーニヒ
- 混沌世界への扉を自由に開けられるが故に、その景色に苦しむ少年。
- C.C.
- 装備開発部所属の女性エンジニア。
- タイレル
- 機械に全ての情熱を注ぐエンジニア。
- リンナエウス
- 荒廃した世界を憂い、環境改善を推し進めるエンジニア。
- レッドグレイヴ
- パンデモニウムの実質的な支配者。
- サルガド
- 文献を管理する技官。
協定審問官《インクジター》
- マックス
- 仮面をつけ、言葉を発しない、謎の戦士。
- ブレイズ(私市淳)
- 光を操る銀髪の協定審問官。
- ユハニ
- 密命を帯びた協定審問官。
ルビオナ連合王国
- リュカ
- メルツバウ家の大公であり、王国の継承権を巡って争った。
- アスラ
- 東方衛士隊の忍者であり、リュカの元で働く密偵。
- アベル(高橋広樹)
- ルビオナ王国の剣術指南。
- エイダ
- ルビオナの装甲猟兵であり、オーロール隊の隊長。
- フロレンス
- ルビオナの装甲猟兵。
- パルモ
- ルビオナ連合王国の辺境に住んでいた猛獣使い。聖獣と会話が出来る。
ロンズブラウ王国
- グリュンワルド(中村悠一)
- 己の昏い欲望のために戦争を続ける、死にとりつかれた王子。
- ヴィルヘルム
- 不死の力を手に入れてしまった、元ロンズブラウ軍人。
魔都ローゼンブルグ
- ブロウニング
- ローゼンブルグの探偵。
- コッブ
- 犯罪組織「プライムワン」のアンダーボス。
- ヴォランド
- 富豪の御曹司であり、特殊な力を得て、正義のために働こうとする。
- イヴリン
- 境遇から抜け出すために戦う、囚われの魔女。
ミリガディア王国
- ジェッド(白石涼子)
- スラム王の少年。
- コンラッド
- 教父。世界に混沌をもたらそうとしている。
- メリー
- 可能性の世界を観測する、夢幻に囚われた少女。
マイオッカ共和国
- シャーロット
- カレンベルクに育てられた少女。
- ビアギッテ
- 永遠の命を持ち、闇の世界を支配する女性。
レジメント
- ベルンハルト(中井和哉)
- 長剣を扱う寡黙な戦士。フリードリヒとは双子。
- フリードリヒ(杉田智和)
- 二刀流の使い手。レジメントのムードメーカー。ベルンハルトとは双子。
- ミリアン
- 元レジメント。隻腕である。
旧レジメント
- リーズ(置鮎龍太郎)
- 全滅したE中隊もろとも行方不明になった、レジメント史上最初の「エース」。
- ディノ
- E中隊に所属していた戦士だが、記録が全て抹消されている。
- イデリハ
- 元E中隊所属の戦士。
- ヒューゴ
- 《渦》の向こう側から初めて帰還した、旧レジメントの隊員。
- エプシロン
- 怪物にされた、元レジメント隊員。
カルドゥウス
- ノイクローム
- 多元世界の歪みを正そうとしている集団「カルドゥウス」のリーダー。その姿は真っ白である。
- シラーリー
- カルドゥウスの一員であり、大鉈を振るう戦士。
- アリステリア
- カルドゥウスの一員。因果を歪められた皇妃。
- アリアーヌ
- 幸せを手に入れるため戦う、カルドゥウスの一員。
- ポレット
- 一つの願いのために戦う、カルドゥウスの一員。
超人組織
- ギュスターヴ
- 人知を超えた力を持つ、超人を統べる組織の首領。
- ユーリカ
- 潜入活動を行っている、機械の身体を持つ修道女。
- クロヴィス
- 異能を持つ刑事。
ゾディアック
- アイン(相沢舞)
- 獣人の娘。自らの世界の平和のために現世界に降り立つ。
- スプラート
- 獣人の一人。アインを追って現世界にやってくる。
- ナディーン
- 獣人の女戦士。
アコライト
- メレン(緑川光)
- 星幽界の案内人であるアコライトの1人。カードを扱うマジシャン。
- ルート
- ショップを管理するアコライト。
- ブラウ
- サーカスの団長の召使であったアコライト。
- オウラン
- 曲芸ができる熊であるアコライト。
その他
- ルディア
- 渦の力に侵され、賞金首として追われる剣士。
- ステイシア(斎藤千和)
- 世界を呪う邪悪な人形。その存在は人を狂わす。
- レオン(加瀬康之)
- 世界の混沌に挑む、「嵐の乗り手」の子孫。
- アーチボルト
- インペローダの放浪者。
- クーン
- ビアギッテの腹心であり、美を希求する謎の男。
- ネネム
- お世話好きなナース。普段は少女の姿だが、一時的に成長できる力を持つ。
- グレゴール
- 心緒を得ようとする少年。
- レタ
- 家族と離れ離れになり旅を続ける、異界に住む少女。
- ノエラ
- 失われし文明を追い続ける遺跡ハンター。
脚注
注釈
出典
- ^ “対戦型TCG「UNLIGHT:Revive」,正式サービスをDMM GAMESで本日開始。2010年に公開された「UNLIGHT」のリブート版”. 4Gamer.net (2024年3月18日). 2026年3月13日閲覧。
- ^ ニフティクラウド オンラインゲーム事例「アンライト~Unlight~」 アーカイブ 2017年8月22日 - ウェイバックマシン
- ^ https://x.com/Unlight_JP/status/423733206081228801 公式twitter(2014年1月16日)より
- ^ a b “推しの“末期”を見届けよ 台湾で大流行した伝説のブラウザゲーム『UNLIGHT』ついに復活”. リアルサウンドテック. 2026年3月12日閲覧。
- ^ https://x.com/SEKISEI_uldev/status/1854745464434033105 SEKISEI(Unlight開発)Xのポスト(2024年11月8日)より
- ^ “キャラクターボイス実装!”. Unlight公式Blog. 2026年3月13日閲覧。
- ^ “復活カード”. Unlight公式Blog. 2026年3月13日閲覧。
- ^ “新たなる戦い”. Unlight公式Blog. 2026年3月13日閲覧。
外部リンク
- Unlightのページへのリンク