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VisionOSとは? わかりやすく解説

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visionOS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/26 03:29 UTC 版)

visionOS
開発者 Apple
プログラミング言語 CC++Objective-CSwiftアセンブリ言語
OSの系統 macOS/iPadOSベース
開発状況 開発中
ソースモデル オープンソースのコンポーネントを使用したクローズドソース
初版 2024年2月2日 (2年前) (2024-02-02)
最新安定版 26.4 (23O247) / 2026年3月24日 (2日前) (2026-03-24)
最新開発版 26.4 (23O247) / 2026年3月24日 (2日前) (2026-03-24)
対象市場 空間コンピューティング
使用できる言語 多言語
アップデート方式 OTA
プラットフォーム
カーネル種別 ハイブリッドXNU
ライセンス Proprietary software except for open-source components
ウェブサイト https://www.apple.com/jp/visionos/visionos/
サポート状況
サポート中
テンプレートを表示

visionOS(ビジョンオーエス)は、Appleが開発・販売するApple Vision Proに搭載されている空間コンピューティング向けオペレーティングシステムである[2]

2025年4月にリリースされた2.4からは、米国英語でのApple Intelligenceへの対応が始まった[3]

操作方法

visionOSは、音声と視線と手によって操作される[4][2]。 要素を選択する場合、それを見て指で摘む動作をするだけである[4]。デジタルクラウンを回すことでScene(仮想空間)に没入する度合いを調整できる。ウィンドウ操作は、コーナーにあるバーをドラッグすることでサイズを変更でき、その真ん中にある別のバーをドラッグすることで移動させられる。ウィンドウから離れた場合、デジタルクラウンをダブルタップして再度センターに戻すことができる[5]

UX

Spaces(スペース)

アプリを起動すると、ウィンドウはデフォルトで共有スペース(Shared Space)に表示される。より没入感のある体験のために、アプリが視界をすべて占めるフルスペース(Full Space)で開くことができる[5]

Windows(ウィンドウ)

iPadOSやmacOSと同様に、ウィンドウは薄い、アプリのためのキャンバスで、サイズを変更することができる[2]。デザイン的には、丸みを帯びたすりガラスのような効果があり、リアルな影や光が投影される。また、プレゼンターディスプレイやビデオコントロールなど、より近い位置に小さなウィンドウが表示される場合もある[5][2]

Volumes(ボリューム)

Volumesは、3Dコンテンツ用のウィンドウシーンである。3Dゲームや宇宙空間での商品鑑賞で役にたつ[5]

アプリアイコン

visionOSのアプリアイコンは、最大3階層で表示され、それを見ることで3D効果でポップアップするように作られている[5]

バージョン一覧

日付は現地時間(日本時間は+1日)。

visionOSの各バージョンのサポート状況
バージョン 配信日 最終更新日 最終バージョン 最後のメジャーアップデートとなった機種
visionOS 1[6][7] 2024年2月2日 2024年7月29日 1.3
visionOS 2[8][9] 2024年9月16日 2025年5月12日 2.6
visionOS 26[10][11] 2025年9月15日 2025年12月12日 26.4
凡例
サポート終了
サポート中
現行バージョン
最新プレビュー版
将来のリリース

visionOS 1.x

[12]

visionOS 2.x

[13]

visionOS 26.x

バージョン表:visionOS 26.x
visionOSのバージョン ビルド番号 リリース日 機能
26.0 23M336 2024年2月2日 (2年前) (2024-02-02)

ウィジェットとパーシステンス

  • ウィジェットは空間にシームレスに統合され、フレームの厚み、カラー、奥行きをカスタマイズできます
  • パーシステンスにより、Apple Vision Proを再起動しても、ウィジェットとウインドウ表示アプリは配置した場所にそのまま残ります
  • 新しいウィジェットアプリで、Apple Vision Proで使用可能なウィジェットを簡単に見つけてアクセスすることができます
  • WidgetKitを使用することで、デベロッパはアプリに奥行きや立体感のあるウィジェットを作成できます

空間シーン

  • 空間シーンでは、“写真”、Safari、“空間ギャラリー”で2次元の写真を実物そっくりの奥行きで表示できます
  • Spatial Scene APIを使用することで、デベロッパはアプリに空間シーンを組み込み、よりイマーシブな体験を提供できます

Safari

  • 空間ブラウズでは、気をそらすものが非表示になり、スクロールすると同時に空間シーンが表示され、対応しているWebページの記事が自動的に要約されます
  • 3DモデルをWebページに直接埋め込むことができるため、インラインで表示および操作できます
  • Apple Immersive Videoと広視野角ビデオをWebページから直接再生できます

まったく新しいPersona

  • まったく新しいPersonaでは、髪、まつ毛、肌の色、動きが改良され、一段と自然で親しみやすくなりました
  • Personaの収録プロセスがアップデートされ、新しいメガネのスタイルと素材が追加されました。空間Personaは保存前にプレビューすることもできます

体験の共有

  • 最新の映画を一緒に観たり、デジタルホワイトボードで同僚と共同作業したりするなど、同じ部屋にいる人とApple Vision Proの体験を共有することができます

Apple Intelligence

  • 画像生成
    • ChatGPTでは、油絵やアニメなど、さらに多彩なスタイルを探すことができます。また、“任意のスタイル”をタップして、Image Playgroundで希望する画像やスタイルを説明することもできます
    • Image Playgroundで人物の画像の表情を選択して、幸せそうな表情にしたり、ショックを受けた表情にしたりできます
    • Image Playgroundやジェン文字では、写真ライブラリの人物をモチーフにして髪型やひげなどの個人的な特徴を変更できます
    • Image Playgroundアプリの対応言語が、英語(オーストラリア、カナダ、インド、シンガポール、イギリス、アメリカ合衆国)、フランス語(カナダ、フランス)、ドイツ語、イタリア語、日本語、スペイン語(メキシコ、スペイン)に拡張されます
  • Apple Intelligenceの対応言語が、英語(オーストラリア、カナダ、インド、シンガポール、イギリス、アメリカ合衆国)、フランス語(カナダ、フランス)、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語(メキシコ、スペイン)に拡張され、作文ツール、優先度の高い通知、メールの優先メッセージ、スマートリプライ、メールの要約、通知の要約、ジェン文字、画像マジックワンド、メモリームービー、写真とビデオの自然言語検索などで使用できます

広視野角ビデオ対応

  • Insta360、GoPro、Canonなどのアクションカメラからの広視野角(180°と360°)ビデオは、新しいApple Projected Media Profileを使用してApple Vision Proでネイティブ再生できます

エンタープライズ

  • チームでのデバイス共有では、所属組織のチームメンバー間で簡単かつ安全にデバイスを共有できます
  • 手と目のデータ、メガネ/コンタクトの処方箋、およびアクセシビリティ設定をiPhoneに安全に保存できるので、別のApple Vision Proでもすぐに使い始めることができます
  • 保護コンテンツ、ステレオスコピックメインカメラ、ウインドウフォローモードなどの新しいエンタープライズAPIにより、センサーへのアクセスが強化され、より細かい制御が可能になるため、企業はよりパワフルな空間体験を作成できます

アクセシビリティ

  • VoiceOverのライブ認識では、デバイス上の機械学習を使用して、周囲の状況を説明したり、物を見つけたり、書類を読み上げたりすることができます
  • 周囲を拡大すると、物理的な本や部屋にいる人など、ビューに表示されているものが拡大されて見やすくなります
  • 滞留とスイッチコントロールを使用してタイプ入力すると、より簡単かつ正確にQuickPathを使用できます。QuickPathを使用すると、キーボードに沿って軌跡を描画することにより、入力中の単語が予測されます
  • ライブキャプションでは、より多くの言語で会話のリアルタイムの文字起こしが表示されるため、それを見ながら会話、FaceTime通話、音声ナレーション付きのコンテンツを追うことができます
  • 点字アクセスを使用すると、接続した点字ディスプレイでメモの作成、書類の閲覧、ライブキャプションの利用、アプリの起動など、さまざまなタスクを簡単に実行できます
  • アクセシビリティリーダーでは、フォント、カラー、間隔の豊富なオプションに加え、読み上げコンテンツへの対応により、テキストをカスタマイズする新しい方法が提供されます。これにより、あらゆるアプリのテキストが読みやすくなります
  • App Storeの製品ページにあるアクセシビリティラベルで、VoiceOver、音声コントロール、キャプションなどのアクセシビリティ機能がアプリやゲームで利用できるかどうかをダウンロード前に確認できます

その他

  • フリーボードでは、ボード上のポータル内に3Dオブジェクトを表示できるようになり、よりシームレスな閲覧体験が実現されます
  • メッセージ
    • 不明な差出人をスクリーニングすることで、誰から連絡を受け取るかを自分でコントロールでき、スクリーニングされたメッセージはチャットリストの新しい領域に移動するため、邪魔になりません
    • チャットに背景を追加してパーソナライズできます。内蔵されている背景のオプションから選ぶことも、自分の写真やImage Playgroundで作成した画像を使用することもできます
    • 投票を使って、今度予定されている夕食会に全員が参加できる日を調整したり、グループで贈るプレゼントを決めたりできます
    • グループ内の入力インジケータにより、このあと誰が発言しようとしているのかが正確にわかります
  • ホームビューでフォルダの作成/名称設定や、フォルダを使用したアプリのグループ化ができるようになりました
  • コントロールセンターが再設計され、ゲストユーザ、トラベルモードなどの重要なコントロールにアクセスしやすくなりました
  • 新しい“ジュピター”環境では、木星の衛星の1つから木星を眺めたり、木星の回転速度を上げて、巨大な嵐が渦巻く壮大な景色を観察したりできます
  • “注視してスクロール”を使用すると、目を使うだけでSafariなどのアプリを横方向または縦方向にスクロールできます
  • モバイル通信の通話をiPhoneからApple Vision Proに引き継ぐことができます
  • ライブ通話やFaceTimeオーディオ通話を録音して、重要な詳しい内容を再確認することができます。録音を開始すると、通話が録音されていることがVision Proで自動的にアナウンスされるので、誰も不意を突かれることがありません
  • イマーシブ体験の最中でも、Apple Vision Proを装着したままiPhoneをロック解除して表示することができます
  • 90Hzのハンドトラッキングにより、空間ゲームの動きがより滑らかになり、反応も速くなります
  • PlayStation VR2 SenseコントローラとLogitech Museの空間アクセサリへの対応により、これまでにない新しい創造、共同作業、プレイが可能になります
  • 環境内にいてもゲームコントローラは表示されたままなので、プレイ中にイマーシブ状態を保ちやすくなります
  • デジタルプリズム補正機能により、プリズム処方箋に応じてApple Vision Proでデジタル画像調整が行われます
26.0.1 23M341 2025年9月29日 (5か月前) (2025-09-29)
  • このアップデートには重要なバグ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
23M8340 2025年10月26日 (4か月前) (2025-10-26)
  • Vision Pro M5の同日アップデート英語版
26.1 23N49 2025年11月3日 (4か月前) (2025-11-03)
  • このリリースには、Apple Vision ProアプリのiPadへの拡張や空間ギャラリーのアップデートなど、さまざまな改善とバグ修正が含まれています。
    • iPadOS 26.1にアップグレードすると、iPadのApple Vision Proアプリを使用して、新しいコンテンツや空間体験を見つけたり、デバイスに関する情報に素早くアクセスしたりできます
    • iPhoneとiPadのApple Vision Proアプリで、AirPlayをオンにしてApple Vision Proの体験を表示できるようになりました
    • 空間ギャラリーのビデオでは、イマーシブビュー時に再生コントロールと再生時間が表示されます
26.2 23N301 2025年12月12日 (3か月前) (2025-12-12)
  • このアップデートでは、トラベルモードが車やバスに対応し、空間アクセサリで手描きコンテンが利用可能になるほか、Apple Vision Pro用のその他の機能、バグ修正、セキュリティアップデートも含まれます。
    • トラベルモードに切り替えることで、飛行機や電車に加えて、車やバスの中でも乗客がApple Vision Proを使用できます
    • “メモ”、“フリーボード”、およびPencilKitに対応したすべてのアプリで、ロジクールのMuseなどの空間アクセサリを使用した手書きのコンテンツに対応しました
    • フリーボードの表にテキスト、画像、書類、および描画を含めることができ、内容に合わせてセルのサイズが調整されるため、ボードのコンテンツをわかりやすく整理できます
26.3 23N620 2026年2月11日 (43日前) (2026-02-11)
  • このアップデートには、重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれます。
26.3.1 23N630 2026年2月26日 (28日前) (2026-02-26)
  • このアップデートを適用すると、TVアプリのマルチビューでスポーツを視聴しているときに画面がちらくつことがある問題が修正されます。
26.4 23O247 2026年3月24日 (2日前) (2026-03-24)
  • このアップデートでは、8個の新しい絵文字が導入され、Apple Vision Proでのその他の機能、バグ修正、およびセキュリティアップデートも含まれます
  • このアップデートには、以下の機能強化が含まれます:
    • AirPods Max 2に対応しました
    • 絵文字キーボードで、シャチ、トロンボーン、土砂崩れ、バレエダンサー、歪んだ顔などの8個の新しい絵文字が使用できます
    • 以前にいたことのある部屋の音響特性を保存することにより、普段いる空間では空間オーディオがより速く開始されます

[14]

出典

  1. ^ About the security content of visionOS 2.3.2” (2025年3月11日). 2025年3月閲覧。 エラー: 閲覧日は年・月・日のすべてを記入してください。(説明
  2. ^ a b c d (日本語) Introducing Apple Vision Pro, https://www.youtube.com/watch?v=TX9qSaGXFyg 2023年6月14日閲覧。 
  3. ^ Apple Intelligence comes to Apple Vision Pro in April” (英語). Apple Newsroom. 2025年2月22日閲覧。
  4. ^ a b Nast, Condé (2023年6月13日). “アップルの「VisionOS」は、コンピューターのインターフェースに新たなパラダイムシフトをもたらした”. WIRED.jp. 2023年6月14日閲覧。
  5. ^ a b c d e Principles of spatial design - WWDC23 - Videos” (英語). Apple Developer. 2023年6月14日閲覧。
  6. ^ visionOS Release Notes” (英語). Apple Developer Documentation. 2026年3月26日閲覧。
  7. ^ visionOS 1 のアップデートについて - Apple サポート (日本)”. Apple Support (2024年). 2026年3月26日閲覧。
  8. ^ visionOS 2 Release Notes” (英語). Apple Developer Documentation. 2026年3月26日閲覧。
  9. ^ visionOS 2のセキュリティコンテンツについて - Apple サポート (日本)”. Apple Support (2024年). 2024年12月14日閲覧。
  10. ^ visionOS 26 Release Notes” (英語). Apple Developer Documentation. 2026年3月26日閲覧。
  11. ^ visionOS 26のセキュリティコンテンツについて - Apple サポート (日本)”. Apple Support (2025年). 2026年3月26日閲覧。
  12. ^ visionOS 1 のアップデートについて - Apple サポート (日本)”. Apple Support (2024年). 2026年3月26日閲覧。
  13. ^ visionOS 2 のアップデートについて - Apple サポート (日本)”. Apple Support (2025年). 2026年3月26日閲覧。
  14. ^ visionOS 26 のアップデートについて - Apple サポート (日本)”. Apple Support (2026年). 2026年3月26日閲覧。

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