Wikigacha
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/20 14:04 UTC 版)
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| ジャンル | トレーディングカードゲーム |
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| 対応機種 | PCブラウザ |
| 開発元 | harusugi |
| 発売元 | harusugi |
| 発売日 | 2026年2月25日 |
『Wikigacha』 または『Wikipedia Gacha』は、日本のインディーゲーム開発者harusugiにより2026年2月25日に公開されたブラウザゲーム。
内容はWikipediaの記事を元にしたトレーディングカードゲーム[1][2][3]。
概要
本作は、140万項目以上のウィキペディア日本語版、英語版ウィキペディア、および中国語版ウィキペディアの記事を元としたトレーディングカードを収集し、バトルで相手と戦わせることができる[4]。プレイヤーは拡張パックを開封し、5枚のカードが付与される。プレイヤーが10回パックを開けるごとに、レアリティの高いSR (スーパーレア) 以上のカードが保証される特別なゴールドパックを開封できる。獲得したカードをクリックすると、クリックした記事へリダイレクトされる。
戦闘システム
カードのレアリティはコモン (C) 、アンコモン (UC) 、レア (R) 、スーパーレア (SR) 、スペシャルスーパーレア (SSR) 、ウルトラレア (UR) 、レジェンドレア (LR) の7種類。これらの評価は、WikiRankの品質スコアに基づいて決定される。
各カードには攻撃力(ATK)、防御力(DEF)、および品質値があり、これらはその記事のWikipedia統計によって決定される。
- 攻撃力(ATK) は、該当ページの閲覧数×レア度指数で計算される。
- 防御力(DEF)は、記事の長さ×レア度指数で計算され、カードにある記事の詳細度を表す。
攻撃力と防御力は、いずれも最大値が1万5000ポイントに設定されている。バトルは全自動ターン制となっており、プレイヤーはカードのレア度と対戦相手を選択するだけで、システムがその値に基づいて勝者を決定する。
現在バトルモードは、図鑑のカード1枚で指定した級のランダム敵と対戦できる「シングルランダム対戦」や、特定のカード5枚を順番付きで編成し、団体同士で対戦する「団体戦」、1日1体の強敵ボスに、最大10枚編成で挑戦できる「日替わりレイドバトル」がある。また将来的には「ストーリーモード」が導入される予定である。
反応
Wikigachaはリリース直後、日本国内外で大きな話題となり、プレイヤーは面白いと感じた記事をSNSに投稿している。この影響で、「パックを開けられない」といったサーバー障害が発生する時間帯もあった。
PCGamesNのジェイミー・ホアは、2026年のお気に入りのゲームとしてWikigachaを挙げ、その中毒性とWikipediaの一部記事の不条理さが面白さの要因になっていると指摘した。彼は、2026年にリリースされた他のどのゲームも「これほど笑わせる」ことはできなかったと述べた。しかし、このゲームにはもっと「洗練された」ビジュアルと戦闘システムがあっても良かったと感じた[5]。
GamesRadar+のアンソニー・マクグリンは、「Wikipediaの「ランダム記事」ボタンに例え、Wikipediaの記事の多様性を活かした時間の無駄だとし、プレイヤーはゲームをプレイしてカードを集めることで新しいテーマを学ぶことができる」と述べている[6]。
Wikipediaへの寄付
「Wikipediaへの負荷増が懸念される」という指摘に対して作者も反応[7]しており、実際に寄付を行ったというツイート[8]もあり、今後も積極的に寄付を行うことを表明している。
脚注
出典
- ^ “「Wikipediaガチャ」引いてみた 「端島」と「ティーパーティー運動」のバトルというカオス”. ITmedia NEWS. 2026年3月7日閲覧。
- ^ “イチョウ(銀杏)vs.ナタリー・ポートマン。ウィキペディアの記事をガチャって品質でバトる「Wikipedia Gacha」が,虚無いのに熱い”. 4Gamer.net. Aetas. 2026年3月7日閲覧。
- ^ “Wikipediaの記事をTCGカード風にひたすらガチャってコレクションするWebアプリを作ってみました。びっくりするくらいコモンばっかり出ます。SSR以上にはフレーバーテキストもつくので見てみて下さい。めざせコンプリート!”. harusugi. X (2026年2月25日). 2026年3月7日閲覧。
- ^ “ウィキペディアの記事を“トレカ”風に変えて対戦、日本の開発者が作ったゲーム「Wikigacha」が人気”. Forbes JAPAN. 2026年3月9日閲覧。
- ^ “Wikipedia is now a gacha card game, and I challenge you to face my ultra rare German cuisine deck” (英語). PCGamesN (2026年3月6日). 2026年3月7日閲覧。
- ^ Anthony McGlynn (2026年3月6日). “Wikipedia's been turned into a Pokemon TCG-like gacha game where you collect its pages, because the random article button wasn't distracting enough already” (英語). GamesRadar+. 2026年3月7日閲覧。
- ^ “((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル”. harusugi. X (2026年3月9日). 2026年3月18日閲覧。
- ^ “広告費も入ってきてるので、少ないですがWikipediaに取り急ぎ1万円+手数料寄付しました。”. harusugi. X (2026年3月15日). 2026年3月18日閲覧。
関連項目
外部リンク
- Wikigachaのページへのリンク