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Asnasとは? わかりやすく解説

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アズナス

(Asnas から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/12 08:27 UTC 版)

株式会社アズナス
asnas Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
532-0022
大阪府大阪市淀川区野中南二丁目8番10号
H2O十三ビル本館6階
本店所在地 530-0017
大阪府大阪市北区角田町8番7号
設立 2019年(平成31年)4月18日
業種 小売業
法人番号 7120001220561
事業内容 コンビニエンスストア、駅構内における売店
代表者 代表取締役社長 溝口博之
資本金 1,000万円
売上高 142億円(2024年度)
従業員数 1,163名(パート・アルバイト1,091名、2025年4月1日現在)
決算期 3月31日
主要株主 エイチ・ツー・オー リテイリング 100%
外部リンク www.asnas.jp
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アズナス十三店
アズナス茨木店
アズナスエクスプレス茨木市店

株式会社アズナス: asnas Co., Ltd.)は、阪急電鉄阪神電気鉄道北大阪急行電鉄[注 1]の駅構内においてコンビニエンスストアローソン」をフランチャイズ経営している日本の企業。エイチ・ツー・オー リテイリングの子会社であり、阪急阪神東宝グループに属する。

かつては社名と同じ屋号のコンビニ「アズナス」をチェーン展開していたが、2021年に全店舗が「ローソン」に転換された。

概要・沿革

1995年4月20日、阪急十三駅日本初となる駅のホーム上にあるコンビニとして1号店の十三店を出店した[1]

阪急の駅構内や駅前を中心に出店を進め、駅の利用客からの一定の需要を取り込み、1997年1月時点で9店舗中3店舗が1日平均100万円超を売り上げた[2]

2001年より、通常のコンビニタイプの「アズナス」に加え、駅構内の売店に近い小型店の「アズナスエクスプレス」(asnas exp)を展開を開始。それまで阪急が展開していた売店「ラガールショップ」をリブランドする形で出店を加速させ、2009年4月1日時点で62店舗のうち「アズナスエクスプレス」が26店舗を占めるようになった[3]

2009年4月1日付で、阪神電気鉄道の100%出資子会社である阪神ステーションネットが運営していたコンビニ「アンスリー[3]の全8店舗が「アズナス」に転換され、阪神の駅構内などにも店舗を展開するようになった[注 2][4]

2019年8月1日に、エキ・リテール・サービス阪急阪神からアズナス事業を分割し、エイチ・ツー・オー リテイリングが子会社として2019年4月18日に設立した株式会社アズナスへ事業を譲渡した[5]

2021年6月24日、エイチ・ツー・オー リテイリングがローソンとの包括業務提携契約の締結を発表し、同年7月26日よりアズナス全98店舗を順次「ローソン」にブランド転換することを表明[6][7]。以降、順次閉店・転換が進められ、同年11月24日の「アズナスエクスプレス宝塚」の閉店を以て、「アズナス」ブランドの店舗は消滅した[8]

名前の由来

英語の「as soon as[注 3]」から来ている[3]。1号店の十三店が島式ホームの2つの乗り場の中間に位置し、「乗り継ぐ電車を待つ間のわずかな時間でも買い物ができる」という意味で名づけられた。

2003年頃までは「ASsooNAS[9][10]」という表記で、由来の「as soon as」が明示されたロゴになっていた。「ASsooNAS」時代には「テキパクン」というマスコットキャラクターが存在した(名前は公募により決定した)。「asnas」に表記が変わってからも、公式ウェブサイトなどでは引き続き使用されていた。

特色のあるサービス

同じ阪急電鉄子会社の総菜製造販売会社・いいなダイニングの寿司などを販売している[11]

2011年11月の阪急・阪神の駅名標デザインの携帯クリーナー付き飲料水[12]、2012年2月7日のグループの阪急阪神レストランズが阪急沿線で運営する「阪急そば」を再現したカップ麺や同そば店の人気メニュー「天たま丼」[13]、同月から阪急電車や阪急梅田駅(当時)をあしらったハローキティのご当地バージョン、同年5月15日から阪神電気鉄道が自社の線路の高架下に設置した植物工場の阪神野菜栽培所で無農薬のグリーンリーフレタスを使ったサラダ[14][15]といった、阪急阪神グループとしての強みを生かしたオリジナル商品を展開した。

一部の店舗では、JR東日本ウォータービジネス開発商品を取り扱っている(ローソンへの転換後も継続)[16]

2007年3月より、京阪南海近鉄との5社共同事業として電気・ガス料金などの収納代行サービスを開始した。

支払い方法

阪急系のコンビニのため、スルッとKANSAIが発行する交通系ICカードPiTaPaに早い時期から対応していた。PiTaPa一体型のクレジットカードの場合、当初はPiTaPaによる決済のみ対応し、クレジットによる決済には非対応だった。

また2007年3月より、三井住友カードNTTドコモ関西と協力して電子マネーiDを導入した(三井住友カードはPiTaPaのシステム開発も担当している)[17]

長らく現金・PiTaPa・iDのみ対応していたが、2018年には競合するICOCAを初めとした全国の交通系ICカードEdyQUICPayWAONnanacoでの支払いが可能となった[18]。大手コンビニチェーンと比較すると、ローソン[19]ファミリーマート[20]などが導入するWAONと、セブン-イレブン[21]などが導入するnanacoの両方に対応することになり、比較的多くの決済方法に対応していた。ただしチャージには非対応であるほか、クオカードPayPayなどのQR・バーコード決済にも対応していなかった。

ローソンへの転換後は同社の店舗に準じ、従来非対応だったQR・バーコード決済やクレジットカードのほか、ポイントプログラムPontadポイントにも対応している。セルフレジが導入されている店舗もある。

店舗

駅構内での営業が主体のため、基本的に24時間営業ではない。店舗によって異なるが、営業時間は朝7時から夜23時ないし23時30分である(小型店の「アズナスエクスプレス」はそれより早く閉店する店舗が多かった)。

ローソンに転換された株式会社アズナス運営店舗は、「ローソンHA ○○店」(旧・アズナス店)と「ローソンHB □□店」(旧・アズナスエクスプレス店)の2種類の店名で区別されている。一般のローソン店舗とは一部のサービスや取扱商品が異なっている[22]

なお、阪急西宮ガーデンズなどの商業施設のバックヤードには施設従業員専用の店舗が存在する(ローソンHB、ローソンHD)。

過去に営業していた店舗

ローソンに転換した店舗は除く。

アズナス

  • 旧・山田店 - 山田駅前のバスロータリーの北側に営業していたが、駅前の再開発を前に閉店。その後、駅舎改築の完成とともに新店舗が開業。
  • 梅田店 - 現・ブックファースト梅田2階店あたり(阪急三番街南館、JR大阪駅連絡通路)で営業。
  • 阪急宝塚山手台店 - 2004年2月27日開店、2010年5月21日をもって閉店[23]
  • グランフロント大阪店 - 2014年5月11日をもって閉店。跡地にはファミリーマートうめきたセラー店が出店。
  • 夙川店 - 2016年9月27日閉店。
  • 三国店
  • 三宮店 - 阪急神戸三宮駅1階で営業していたが、駅ビル建て替え工事のため閉店。
  • 旧・梅田東口店 - 阪神大阪梅田駅東改札口そば(現在の駅長室がある場所)で営業していたが、阪神百貨店梅田本店建て替え工事に伴い閉店。のち、旧駅長室があった現在地に移転し同じ店舗名で再オープン。2021年10月13日にて再閉店、ローソンに転換。
  • エビスタ西宮店(アンスリー時代は西宮店) - 2018年3月11日閉店。
  • 千里山店 - 2018年8月31日閉店。
  • 阪神西梅田店 - 駅改良工事のため2021年8月31日閉店。

アズナスエクスプレス

  • 梅田1階店 - 阪急大阪梅田駅構内。
  • 上牧店
  • 洛西口店
  • 梅田西改札内店 - 阪神大阪梅田駅西改札内。駅改良工事のため閉店。
  • 姫島店
  • 小林店
  • 西山天王山店

脚注

注釈

  1. ^ 同社は阪急電鉄の子会社である。共同使用駅で、Osaka Metroが施設を管理する江坂駅も含む。
  2. ^ 阪神は2006年に阪急と経営統合され、2008年4月1日付で阪神ステーションネットの関係する全従業員16人も当社に転籍している。
  3. ^ 「as soon as S V」の意味は、「SがVするとすぐに」。

出典

  1. ^ 日本初の駅ホーム上コンビニがオープンして15年 コンビニエンスストア「アズナス」が4月20日(火)で15周年を迎えます。 (Report). 阪急リテールズ. 30 March 2010.{{cite report}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  2. ^ “CVSインタビュー アズナス 阪急電鉄流通本部・小林啓輔氏”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (1997年1月14日)  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  3. ^ a b c 阪急阪神ホールディングスグループにおけるコンビニエンスストア事業の統合について (Report). 阪急阪神ホールディングス. 16 February 2009.{{cite report}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  4. ^ “阪神のコンビニ「アンスリー」が阪急の「アズナス」へ”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2009年2月17日)  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  5. ^ エイチ・ツー・オー リテイリング グループへのコンビニエンスストア事業及び駅売店事業の譲渡について - エキ・リテール・サービス阪急阪神、阪急阪神ホールディングス 2019年5月28日(2019年5月28日閲覧)
  6. ^ 株式会社ローソンとの「包括業務提携契約」締結のお知らせ - エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 2021年6月24日(2021年6月24日閲覧)
  7. ^ 駅ナカコンビニ・駅売店の株式会社ローソンのフランチャイズ店舗への転換について  - 株式会社アズナス 2021年6月24日(2021年6月24日閲覧)
  8. ^ https://twitter.com/asnas_jp/status/1463643599820800003”. Twitter. 2021年11月25日閲覧。
  9. ^ hankyu_exのツイート(987146354395774976)
  10. ^ 阪急電鉄 - 本日は、4月20日。...、Facebook、2018年4月19日。
  11. ^ “期限切れショウガ使用で自主回収 阪急子会社”. 神戸新聞 (神戸新聞社). (2009年4月21日)  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  12. ^ “携帯クリーナー付き飲料水発売 阪急リテールズ”. 交通新聞 (交通新聞社). (2011年11月9日)  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  13. ^ “「阪急そば」再現カップ麺を発売 阪急阪神レストランズ”. 交通新聞 (交通新聞社). (2012年2月6日)  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  14. ^ “高架下は「レタス工場」コンビニで販売 阪神電鉄”. 産経新聞 (産経新聞社). (2012年6月13日)  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  15. ^ “鉄道・バス会社 野菜工場、遊休地の活用探る-近鉄・奈良交通”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2012年8月1日)  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  16. ^ 10月21日(月)〜順次、アキュアメイド「青森りんご」を販売します”. 株式会社アズナス (2024年10月21日). 2025年10月12日閲覧。
  17. ^ “コンビニなど「iD」を導入 阪急電鉄、阪神電鉄グループ”. 繊研新聞 (繊研新聞社). (2007年3月3日)  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  18. ^ アズナスでお買い物しましょ!”. アズナス (2018年12月25日). 2021年3月29日閲覧。
  19. ^ 利用できるお支払方法”. ローソン. 2021年3月29日閲覧。
  20. ^ ご利用可能な決済サービス”. ファミリーマート. 2021年3月29日閲覧。
  21. ^ ご利用可能なお支払い方法”. セブン-イレブン. 2021年3月29日閲覧。
  22. ^ 店舗一覧|アズナス
  23. ^ アズナスホームページ "Topics"

関連項目

阪神はアズナスを経てローソンに転換、京阪は小型食品スーパーのもより市に転換、南海はセブン-イレブンに転換。
ローソンとの提携による「ローソン+フレンズ」に転換。
am/pmとの提携による独自ブランド。ファミリーマートに転換。愛称は「近鉄エキファミ」。
セブン-イレブンに転換。屋号は「セブン-イレブン Heart・in」および「セブン-イレブン KIOSK」。

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