ブリーブ【BLEVE】
読み方:ぶりーぶ
《boiling liquid expanding vapor explosion「ブレビー」とも》液体の急激な気化に伴う爆発。高圧ガスタンクの火災事故などでこの現象がおきる。巨大な火の玉が発生し、大惨事を引き起こす場合が多い。沸騰液体蒸気拡散爆発。沸騰液膨張蒸気爆発。沸騰液体膨張蒸気爆発。
[補説] 沸点の低い物質を加圧し、液化させて貯蔵している容器が、何らかの原因で破損すると、圧力の低下によって液体が激しく沸騰し、爆発的に蒸発して容器を破壊し、吹き飛ばす。この蒸気爆発がBLEVEで、内容物が可燃性物質でなくても起こる。LPGなどの可燃性物質の場合、空気と混合しながら周囲に拡散し、引火すると火球を伴う大きな爆発(蒸気雲爆発)を起こす。
ブレビー【BLEVE】
読み方:ぶれびー
BLEVE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/21 06:38 UTC 版)
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BLEVE(ブリーブ、ブレビー、英: Boiling Liquid Expanding Vapour Explosion)は、液体の急激な相変化による爆発現象である。日本語では「沸騰液膨張蒸気爆発」や「沸騰液体蒸気拡散爆発」などと訳される。BLEVEが起きた場合、周囲に大きな被害(爆風、放射熱、破片の飛しょう等による)を出す[1]ため、燃料気化爆弾に応用されている。BLEVEは非常に複雑であるため、未だ完全には解明されていない現象である[2]。
概説
加圧容器に貯蔵されている液体物質は、その時の気液平衡状態にあるが、火災により容器が加熱されていると容器内の液体は、その物質の大気圧のもとでの沸点より十分に高い温度まで加熱され、圧力も高くなる。この状態で容器が破裂すると容器内部の圧力は瞬間的に大気圧にまで低下する。
この時に容器内の平衡状態が破られ、液体は突沸し、気体になることで爆発現象を起こす。液化石油ガスなどでは、さらに拡散して空気と混ざったガスが自由空間蒸気雲爆発を起こす。液化石油ガスなどの常温常圧で気体になる物を高い圧力で液化して収納している容器、あるいは、そのような液体を輸送するためのパイプラインや配管などが火災などによって破壊されたときに起きる。
ブリーブという現象が明らかになったのは、フランス・リヨンの郊外にあるフェザンという町のフェザン製油所[注 1]で大規模な爆発火災事故が発生した時だと言われている。
中身の液体が高温高圧の水である場合には「水蒸気爆発」と呼ばれる。
脚注
関連項目
外部リンク
- ^ “市町村国民保護モデル計画”. 総務省消防庁. 2025年12月21日閲覧。
- ^ “衝撃・安全コラム:貯蔵タンクやタンクローリーの大爆発!「BLEVE現象」とは?|【engineering-eye】伊藤忠テクノソリューションズの科学・工学系情報サイト”. www.engineering-eye.com. 2025年12月21日閲覧。
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