燃焼室
シリンダーヘッドと上死点時のピストンとで形成される空間。バルブ配置や数、点火プラグの位置、ピストン上面のかたちなど多くの要素により、その形状は異なる。これらの要素はエンジンの諸性能や特性に大きな影響を与える。ガソリンエンジンの燃焼室には、ウエッジ型(楔形)、バスタブ形(湯舟形)、半球形、多球形、ぺントルーフ形(屋根形)などがある。ロータリーエンジンでは、ロータリーピストンとハウジングで区画される空間がもっとも小さくなるところが、レシプロエンジンの燃焼室に相当する。
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