EQWEL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/26 12:03 UTC 版)
|
以前の社名
|
株式会社七田チャイルドアカデミー |
|---|---|
|
種類
|
株式会社 |
| 業種 | 教育・学習支援業 |
| 設立 | 1987年11月18日 |
| 本社 | 大阪府大阪市天王寺区北河堀町3-15 |
|
拠点数
|
東京本部:東京都豊島区南池袋3-13-8 ホウエイビル4階 |
|
主要人物
|
長谷川永子(代表取締役) |
| 製品 | 幼児教室「EQWELチャイルドアカデミー」のフランチャイズ展開、幼児教育教材の制作・販売 |
|
従業員数
|
145人(2019年度) |
| ウェブサイト | www |
株式会社EQWEL(イクウェル、英語: EQWEL Inc.)は、大阪市天王寺区に本社を置く日本の教育関連企業。0歳から小学生までを対象とした幼児教室「EQWELチャイルドアカデミー」をフランチャイズ方式で全国展開している。旧社名は株式会社七田チャイルドアカデミー。
概要
EQWELチャイルドアカデミーは、EQ(心の知能指数)とIQ(知能指数)の両面から子どもの能力を総合的に引き出すことを教育理念に掲げる幼児教室チェーンである[1]。脳科学に基づいたプログラムにより6歳までの脳の基盤形成を重視し、親子の一体感を大切にしたレッスンと心理学をベースにした関わり方で「活きる力」を育てることを目指している[1]。
社名の「EQWEL」は、「Educational Quality(教育の質)」および「Emotional Intelligence Quotient(心の知能指数)」の「EQ」に、育児の「イク」とwell(より良い)の「WEL」を組み合わせた造語である[2]。ロゴマークは親子が向き合う姿をイメージしてデザインされた[2]。
全国に約220教室(直営およびフランチャイズ)を展開し[3]、卒業生は30万人を超えるとされる[4]。
沿革
- 1987年11月18日 - 株式会社七田チャイルドアカデミーとして設立[5]。七田眞の七田式教育をフランチャイズ方式で展開する事業を開始[6]。開設時は七田眞が校長を務めた[6]。
- 2013年 - イード・アワード幼児教室部門にて初の最優秀賞を受賞(七田チャイルドアカデミー名義)。
- 2017年 - イード・アワード幼児教室部門にて4度目の最優秀賞を受賞[7]。
- 2018年4月1日 - 創立30周年を機に「EQWELチャイルドアカデミー」へ教室名を変更し、社名も株式会社EQWELに変更[2]。これに伴い、七田式教育との提携関係は解消された[8]。
- 2018年 - イード・アワード2018幼児教室部門にて5度目の最優秀賞を受賞(EQWEL名義として初)[9]。
- 2020年4月 - 新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンラインレッスンを開始[10]。
- 2020年 - 代表取締役が浅間大介から長谷川永子に交代[11]。
- 2021年 - オリコン顧客満足度調査「幼児教室 知育」部門にて初の総合1位を獲得[12]。
- 2021年 - イード・アワード2021幼児教室部門にて総合満足度最優秀賞を受賞[13]。
- 2023年 - オリコン顧客満足度調査「幼児教室 知育」部門にて3年連続の総合1位[12]。
七田式教育との分裂
七田式教育を体系化した七田眞の理念に基づく幼児教室は、もともと七田眞の息子・七田厚が代表を務める株式会社しちだ・教育研究所による直営の「七田式教室」と、フランチャイズ教室の「七田チャイルドアカデミー」(現・EQWEL)の2系統で運営されていた[8]。
2018年、両者の間でライセンス契約を巡るトラブルが発生し、最終的に大阪地方裁判所での訴訟にまで発展した[14]。この結果、株式会社EQWELは七田式教育の実施権を失い、七田式教材の使用が不可能となった[14]。一方、EQWELはもともとオリジナル教材の開発・使用も行っていたため、カリキュラムへの大きな影響はなかったとされる[8]。
名称変更に伴い、全国400教室以上あったフランチャイズ教室は、各教室オーナーの判断によってEQWELチャイルドアカデミーに移行するか七田式教室に転換するかに分かれた[8]。
事業内容
EQWELチャイルドアカデミー
0歳から小学生までを対象とした幼児教室で、主力事業である。年齢別に細分化されたコース設定が特徴で、以下のようなコースを展開している[1]。
- 胎教コース
- 幼児コース(0〜6歳、年齢別に6段階)
- 小学生コース
- 幼児英語コース・小学生英語コース
- 特別支援コース
レッスンではフラッシュカードを用いた記憶トレーニングやイメージトレーニングなど、脳科学に基づいたプログラムを実施している[15]。講師は全員が独自の認定制度を経た幼児教育の専門家であり、定期的な研修によるスキルアップが求められる[15]。
EQWELドレミコース
リトミックを基盤とした0〜3歳向けの音楽教育プログラムである。
目の学校
小学生を対象としたビジョントレーニング教室で、視覚機能の向上を通じて学習力・運動能力・発達支援に効果をもたらすことを目的とする[16]。
受賞歴
| 年 | 賞名 | 受賞内容 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2017年 | イード・アワード | 幼児教室部門 最優秀賞 | 七田チャイルドアカデミー名義、4度目[7] |
| 2018年 | イード・アワード | 幼児教室部門 最優秀賞 | EQWEL名義、5度目[9] |
| 2018年 | イード・アワード | 「教材がよい幼児教室」部門1位 | [14] |
| 2020年 | イード・アワード | 「先生がよい幼児教室」「効果がある幼児教室」部門賞 | [4] |
| 2021年 | イード・アワード | 幼児教室部門 総合満足度 最優秀賞 | [13] |
| 2021年 | オリコン顧客満足度 | 「幼児教室 知育」総合1位 | [12] |
| 2022年 | オリコン顧客満足度 | 「幼児教室 知育」総合1位 | 2年連続[12] |
| 2023年 | オリコン顧客満足度 | 「幼児教室 知育」総合1位 | 3年連続[12] |
主な卒業生
脚注
- ^ a b c “株式会社EQWELの採用・求人情報”. エンゲージ. 2026年3月12日閲覧。
- ^ a b c d e “七田チャイルドアカデミー創立30周年、社名を「EQWEL」に変更”. リセマム (2018年3月28日). 2026年3月12日閲覧。
- ^ “幼児教室は0歳からのEQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー”. 株式会社EQWEL. 2026年3月12日閲覧。
- ^ a b “イード・アワード2020 部門賞W受賞”. EQWELチャイルドアカデミー横浜駅前教室. 2026年3月12日閲覧。
- ^ “株式会社EQWELの会社概要”. Baseconnect. 2026年3月12日閲覧。
- ^ a b “EQWELとは?七田式が分裂?チャイルドアカデミー名前変更の理由と七田式教室の違い” (2020年1月27日). 2026年3月12日閲覧。
- ^ a b “イード・アワード2017 幼児教室”. 株式会社イード (2017年). 2026年3月12日閲覧。
- ^ a b c d “EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミーと七田式の違いは?教材・料金と口コミ・評判を徹底解説!”. ままのて (2023年8月17日). 2026年3月12日閲覧。
- ^ a b “イード・アワード2018「幼児教室」結果発表”. 株式会社イード (2018年9月14日). 2026年3月12日閲覧。
- ^ “ついにEQWELが0歳幼児初オンラインスタート”. 株式会社EQWEL (2020年4月1日). 2026年3月12日閲覧。
- ^ 法人登記情報(法人番号:7120001023659)
- ^ a b c d e “株式会社EQWELの会社情報”. NIKKEI COMPASS. 2026年3月12日閲覧。
- ^ a b “イード・アワード2021 幼児教室”. 株式会社イード (2021年). 2026年3月12日閲覧。
- ^ a b “EQWELが選ばれる6つの理由”. 株式会社EQWEL. 2026年3月12日閲覧。
- ^ “株式会社EQWEL”. フランチャイズWEBリポート. 2026年3月12日閲覧。
外部リンク
- EQWELのページへのリンク