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EVANGELIONとは? わかりやすく解説

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新世紀エヴァンゲリオン

(EVANGELION から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/26 06:25 UTC 版)

新世紀エヴァンゲリオン
Neon Genesis EVANGELION
ジャンル
アニメ
原作 庵野秀明[注 3]
監督 庵野秀明
脚本
キャラクターデザイン 貞本義行
メカニックデザイン
音楽 鷺巣詩郎
アニメーション制作
製作
放送局 テレビ東京系列
放送期間 1995年10月4日 - 1996年3月27日
話数 全26話
映画:シト新生
原作 庵野秀明
GAINAX
総監督 庵野秀明
監督 摩砂雪(DEATH)
鶴巻和哉(REBIRTH)
脚本 庵野秀明
薩川昭夫(DEATH)
制作 GAINAX(DEATH/REBIRTH)
タツノコプロ(DEATH)
Production I.G(REBIRTH)
製作 EVA製作委員会[注 4]
配給 東映
封切日 1997年3月15日
上映時間 99分
映画:Air/まごころを、君に
原作 庵野秀明
総監督 庵野秀明
監督 庵野秀明(26話監督)
鶴巻和哉(25話監督)
脚本 庵野秀明
制作 Production I.G、GAINAX
製作 EVA製作委員会[注 4]
配給 東映
封切日 1997年7月19日
上映時間 87分
映画:DEATH (TRUE)2 / Air / まごころを、君に
原作 庵野秀明
総監督 庵野秀明
監督 庵野秀明
摩砂雪
鶴巻和哉
脚本 庵野秀明
配給 東映
封切日 1998年3月7日
上映時間 160分
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

新世紀エヴァンゲリオン』(しんせいきエヴァンゲリオン、Neon Genesis EVANGELION)は、GAINAX制作による日本のアニメーション作品。1995年10月4日 - 1996年3月27日にかけてテレビ東京系列他で放送されたテレビアニメ全26話とその劇場版。略称は「エヴァンゲリオン[2]、「エヴァ[3]、「EVA[4]

庵野秀明原作・監督[注 5]によるオリジナルアニメ。大災害「セカンドインパクト」が起きた2015年の世界を舞台に、巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描く。

1990年代の日本における第3次アニメブームのきっかけとなり、その影響は社会現象と評された。多数の後継作品に影響を与えセカイ系と呼ばれるジャンルの原点となったほか、アニメビジネスにおける映像ソフト売上の向上やメディアミックスの展開を切り開いたとされる。

概要

本作品は1990年代に始まる第3次アニメブームのきっかけとなった作品である[5]。作品発表当時、物語の構造として、主人公の自意識や人間関係と、世界の命運という両極端なスケールの話が連動していることが斬新であったため、ポスト・エヴァンゲリオンともいうべき作品が数多く生み出され、後にそのような作品がセカイ系と呼称されるようになった[6]。さらに、製作委員会方式を採用した初期の作品であり、本編を収めたパッケージメディアの成功だけでなく、メディアミックスの一環として発売した漫画やフィギュアなどの関連商品も軒並みヒットし、本作品以降首都圏で深夜を中心にアニメ放送が急増し(深夜アニメの登場)、21世紀以降のアニメ文化の枠組みを築いた。

設定にある第3新東京市とは、実際の日本地図に当てはめると、神奈川県足柄下郡箱根町仙石原付近の芦ノ湖北岸あたりになる[7]

1997年には、テレビシリーズ版の結末(第弐拾伍話、最終話)とは別の結末を描いた劇場版『Air/まごころを、君に』(第25話、第26話)が公開された。

テレビアニメと漫画のメディアミックス作品であり、テレビ放送に先立つ1994年12月(1995年2月号)より角川書店の『少年エース』で貞本義行によるコミカライズ版『新世紀エヴァンゲリオン』が連載開始され、18年後の2013年6月(2013年7月号)に連載終了。連載開始から19年後の2014年11月20日に最後の単行本(第14巻)が発売されて完結した。

2006年には、本作品を新たな設定・ストーリーで「リビルド(再構築)」した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ全4作の制作が発表され、2007年に第1作『』、2009年に第2作『』、2012年に第3作『Q』、2021年に第4作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開された。

なお、テレビアニメ版、旧劇場版[注 6]、漫画版、新劇場版はそれぞれ物語後半からストーリーに差異が見られる。

あらすじ

OPに出てくる生命の樹

物語の舞台は西暦2000年9月13日に起きた大災害セカンドインパクトによって世界人口の半数が失われた世界。その15年後の西暦2015年、主人公である14歳の少年碇シンジは、別居していた父、国連直属の非公開組織・特務機関NERV(ネルフ)の総司令である碇ゲンドウから突然第3新東京市に呼び出され、巨大な汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン(EVA)初号機のパイロットとなって第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」と戦うことを命じられる[注 7]

当初はゲンドウの命令で、そしてEVA零号機のパイロットである少女綾波レイの負傷を目の当たりにしたため仕方なくEVAに乗っていたシンジであるが、使徒との戦い、そして戦闘指揮官であり保護者役となった葛城ミサト、同級生鈴原トウジ相田ケンスケらとの交流によって次第に自らの意思でEVAで戦うようになる。第3、第4使徒を倒し、戦線復帰したレイとともに第5使徒を倒したシンジに、新たにドイツから来日したEVA弐号機のパイロットの少女惣流・アスカ・ラングレーが仲間に加わり、彼らは次々と襲来する使徒を迎撃し、たびたび窮地に追い込まれるも辛うじて勝利を重ねていく。

しかし、米国からNERV本部へと移管された新型機・EVA3号機の起動実験の際、3号機に寄生していた第13使徒が3号機を操り暴走をはじめたため、ゲンドウは3号機を使徒(敵)として処理することを決定。レイの零号機とアスカの弐号機が倒されるが、それでもシンジが人間の乗っているEVAを相手に戦うことを躊躇したため、ゲンドウはEVAの自律型操縦システム「ダミーシステム」を起動させる。シンジの意思とは無関係に初号機は3号機を破壊し、コックピット(エントリープラグ)を握り潰す。そしてシンジは、そこに自分の友人、鈴原トウジが乗っていたことを知る。

自らが乗ったEVAの手で友人が足を切断する大怪我を負ったことで、シンジはEVAのパイロットを辞めるが、そこに強大な力をもつ第14使徒が現れる。迎撃したアスカの弐号機とレイの零号機も敵わず倒される。その窮地を目にしたシンジは再び自分の意思でEVAに乗ることを決め、使徒と戦い、そして最後はEVA初号機の暴走によって使徒を倒すことに成功する。

しかし第15使徒との戦いにおいてアスカが精神攻撃を受け廃人となり、レイも第16使徒との戦いでEVA零号機とともに自爆し命を落とす。相次いで仲間を失ったシンジの前に新たなパイロット渚カヲルが現れる。シンジはカヲルに対して心を開いていくが、彼こそが最後の(第17の)使徒であった。しかし、アダムと出会うという目的を果たせなかったことでカヲルは自分か人類のいずれか片方しか生き残れないとシンジに説き、シンジの乗るEVA初号機の手で殺されることを願う。シンジは困惑し逡巡するが、カヲルを初号機の手で握殺する。

※ここから先の物語の描写はテレビシリーズ版と旧劇場版[注 8]で異なる[注 9]

結末(テレビシリーズ版)

人類補完計画が発動したことが文字情報のみで示され、その中で絶望し苦悩するシンジの精神世界が描写される。これまでの主要登場人物(カヲルを除く)が次々と現れてシンジに語りかけ、その問答の果てに、シンジは今までとは全く違う世界を見ることになる。何の変哲もない学生生活を送るシンジと登場人物たち。母親(ユイ)も亡くなってはおらず、使徒もEVAも存在しない世界。その世界を見たシンジは「世界は自分次第であらゆる可能性がある」こと、そして「僕はここに居ても良いんだ」と気付く。そして登場人物たちから一同に「おめでとう」と祝福され、シンジは「ありがとう」と言って微笑んだ。

結末(旧劇場版)

全ての使徒を倒したNERVに対し、ゼーレは戦略自衛隊(戦自)を使った武力占拠を開始する。施設が次々と破壊・占拠されていく中、生きる意思を失くしていたシンジは無抵抗のまま戦自隊員に殺されようとしていた。その寸前、ミサトによってシンジは救出され、2人は初号機のケージへと向かう。しかし、ケージへの移動中、ミサトは戦自隊員の銃撃に遭って負傷し、シンジにEVAで戦うよう言い残して留まり、区画爆破に巻き込まれ命を落とす。一方、廃人状態であったアスカは目を覚ましEVA弐号機で戦自の部隊を壊滅させるものの、ゼーレが送り込んだEVA量産機9体に倒されてしまう。シンジを乗せ、翼を現したEVA初号機がアスカの元へと飛ぶ。そこでシンジが見たのは、アスカの乗った弐号機が解体され捕食された惨状であった。シンジは絶叫し、精神を崩壊させる。

EVA初号機を依り代としてサードインパクトが始まり、全人類の肉体は液化し、その魂は「黒き月」に集められた。初号機はレイやカヲルの姿をとる巨人(第2使徒リリス)に取り込まれ、そこでシンジはレイやカヲルに再会するが、シンジは人類が単体の生命となることを望まず、それぞれが個人として存在する従来の世界を望んだ。リリスは首から血を噴き出して倒れる。気がつくとシンジは赤い海に囲まれた白い砂浜にアスカと2人だけで横たわっていた。

テレビシリーズ版弐拾伍話「終わる世界」に対し「Air」、テレビシリーズ版最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」に対し「まごころを君に」のタイトルをもつ。

登場人物

ここでは一部の人物を簡易的に記載する。他の人物については上記の記事を参照。

碇シンジ(いかり シンジ)
本作品の主人公[1]。14歳の少年。EVA初号機の操縦者。サード・チルドレン。
綾波レイ(あやなみ レイ)
14歳の少女。EVA零号機の操縦者。ファースト・チルドレン。
惣流・アスカ・ラングレー(そうりゅう アスカ ラングレー)[注 10]
14歳の少女。EVA弐号機の操縦者。セカンド・チルドレン。
葛城ミサト(かつらぎ ミサト)
NERV戦闘指揮官である29歳の女性。シンジたちの保護者役でもある。
碇ゲンドウ(いかり ゲンドウ)
NERV最高司令官である48歳の男性。シンジの実の父。
渚カヲル(なぎさ カヲル)
ゼーレから派遣された15歳の少年。フィフス・チルドレン。

用語

箱根山地の地形図
  • 第3新東京市 - 芦ノ湖北岸付近に位置する架空の都市。本作品の舞台である。
  • 特務機関NERV(ネルフ) - 使徒殲滅を主要任務とする組織。EVAを保有。本部は第3新東京市の地下空間(ジオフロント)に位置する。
  • MAGI(マギ) - NERV本部などに置かれているスーパーコンピュータ。NERV本部には「カスパー(CASPER)」「メルキオール(MELCHIOR)」「バルタザール(BALTHASAR)」の3つから構成されるオリジナルが設置されている。この三つのスーパーコンピュータの名前はイエス・キリストが誕生した時に東方からきた三賢者の名前である。
  • ゼーレ(SEELE) - NERVの上部組織とされる秘密結社
  • 死海文書 - ゼーレが所持する預言書。
  • ロンギヌスの槍 - 白き月の中にアダム、裏死海文書とともに入っていたもの。武器としての基本となる性能は、アンチATフィールドを発生・増幅することで対象の展開しているATフィールドを無効化し、破壊することもできる。
  • セカンドインパクト - 2000年9月13日に起きた大災害。公的には大質量隕石の落下が原因だとされている。セカンドインパクトの影響で地軸が捻じ曲がり、日本には四季がなくなり、1年中の状態になっている。
  • 人類補完計画 - NERV、ゼーレが極秘で進めている謎の計画。

エヴァンゲリオン(EVA)

主人公らの乗る汎用人型決戦兵器。見た目から巨大なロボットのように見えるが、正確にはロボティクスを応用した外部装甲型の人造人間[注 11]であり、「A.T.フィールド」と呼ばれる防御壁をもつことから、使徒に対抗できる唯一の存在とされる。パイロットはEVAとの神経接続を行う「インターフェイス・ヘッドセット」と生命維持などのサポートを行う「プラグスーツ」を着て、コックピットの「エントリープラグ」に乗り込む。エントリープラグはEVAの頸椎部分から挿入され、内部には「L.C.L.」と呼ばれる、肺胞でのガス交換を可能にする液体が満ちている。EVAはパイロットとの神経接続によりコントロールされ、稼働状況は両者の「シンクロ率」により左右される。シンクロ率が低いとEVAは起動せず、逆にシンクロ率が高いときにEVAが外的ダメージを受けると、パイロットにも肉体的影響が出る。パイロットは「母親のいない14歳の子供」から選抜されている[注 12]

機体 補足 機体色 搭乗者
零号機→零号機・改[注 13] PROTO TYPE 山吹色→ブルー(改) 綾波レイ
初号機 TEST TYPE バイオレット 碇シンジ
弐号機 PRODUCTION MODEL レッド 惣流・アスカ・ラングレー
3号機 PRODUCTION MODEL ダークブルー 鈴原トウジ
4号機[注 14] PRODUCTION MODEL 不明[注 15] 不明[注 16]
5-13号機 MASS PRODUCTION MODEL ホワイト ダミープラグ[注 17]

使徒

NERV本部のある第3新東京市に襲来する、謎の生命体の呼称。作品中で人類に敵対する存在である。EVAと同じくA.T.フィールドをもつ。

番号 呼称 特徴
第1使徒 アダム 使徒を生み出した生命の起源の一つ。セカンドインパクトを引き起こした。
第2使徒 リリス 人類を生み出した生命の起源の一つ。
第3使徒 サキエル 人類の前に15年ぶりに出現した使徒。
第4使徒 シャムシエル 筒状の身体、鞭状の腕部をもつ使徒。
第5使徒 ラミエル 加粒子砲で攻撃する正八面体の使徒。
第6使徒 ガギエル EVA弐号機の輸送中の国連軍艦隊を襲った魚状の使徒。
第7使徒 イスラフェル 同型の二体に分裂する能力をもつ使徒。
第8使徒 サンダルフォン 浅間山火口において卵状態で発見された使徒。
第9使徒 マトリエル 溶解液を放つザトウムシのような形をした使徒。
第10使徒 サハクィエル 衛星軌道上から自らを落下させた使徒。
第11使徒 イロウル NERV本部に侵入した微生物状の使徒。
第12使徒 レリエル 空中の球形の影と平面的な身体の使徒。
第13使徒 バルディエル 侵食して融合を図る粘菌状の使徒。
第14使徒 ゼルエル 巨漢な体躯に帯状の腕をもつ最強の使徒。
第15使徒 アラエル 光る鳥のような形状をもつ使徒。
第16使徒 アルミサエル 光る二重螺旋の円環構造をもつ使徒。
第17使徒 タブリス 渚カヲル本人。
第18使徒 リリン 人類全体を示す。

作品のテーマ

庵野秀明はテレビシリーズ放映前のインタビューで、今のアニメ業界に閉塞感を感じ、それを打破したい思いで今作を作った事を明かした。今回の主人公は自閉的で、そういった人が閉塞から(自殺では無く)抜け出し、どうすれば変われるんだろう?という思いで作った事を語った。「出て来るキャラクターは皆自閉気味ですよね。他人と共有するものをあまり持たない、ギスギスした人間関係がそのままフィルムに出ている。それにシンパシーを感じる人もいるし、逆にかなり嫌悪を感じる人もいると思いますが、それは覚悟の上で、あえてそうしている」と意気込みを語った。一方鶴巻は、もう少し作品全体が明るい学園ものやラブコメ、青春ものになると思っていた(企画書通りの)と語った[11]

作中に出てくるキリスト教要素については、あくまで物語を構築するための便利な素材であり、その上で今作は「人類の行く先はなんだろうということを考えながら、キリスト教的なものを借りてスタートした作品」であり、「人の進化とか存在理由について考えながら、人間の行き先について何かを創ってみよう」とした試みであったことを明かした[12]

庵野は本作でエディプスコンプレックスをテーマとした話をやりたかったという。オリジナルな母親はロボットで、同年代の母親として綾波レイが横にいる。実際の父親も横にいて、全体の流れをつかさどるアダムがもう一人の父としてそこにいる。そういう多重構造の中で、そのテーマを描きたいと考えていた[13]

庵野は当初、親子(父と子)の葛藤を描きたいと言っていた。主人公のシンジだけでなく、ミサトにも父親のトラウマがあり、リツコの場合も(本編では母親との葛藤になっているが)企画書の段階ではその対象は父親だった[14]鶴巻和哉は「自分は父権的な話をやりたいんだと言ってゲンドウの存在を設定したが、そうはなっていない。どうやっても父性が欠如してしまうのが庵野さんの問題だ」と言う[15]。庵野は前作『ふしぎの海のナディア』でもそうだったように、「父親と子供の葛藤」というモチーフを延々と繰り返し、最初は意気込んで作るのに、父親の存在がいつもネックになって、結局はテーマとして描き切れずに終わる[14]。そして最後には「もう親父のことなんか、別に俺、描きたくないんだ」「初めから親父なんか要らなかったんだ」とまで言い出す[14]。本作でも、庵野は「親子の確執はあやふやなままにして最終話まで取っておいた」というが、結局、父子がきちんと向き合うことさえないまま物語は終わった[16]。評論家の竹熊健太郎は、父と子の葛藤というテーマ設定に疑問があるという。目に見える壁として描いているはずの父親(ゲンドウ)の存在感が希薄で、代わりにものすごく濃密なのが「母親のイメージ」。だから庵野の中で問題があるのは父親ではなく、母親との関係ではないのかと推測している[15]。そして庵野は「母親をみんな殺してしまうのは、自身の母親像みたいなものの投影か?」という彼の問いを肯定している[16]。EVAには母の魂が溶け込んでいて、パイロットはエントリープラグに入り、その中をLCLという羊水のような液体で満たして戦う。これは明らかに母親と胎児のアナロジーである[17]。幻となった「完全新作版」の映画では、これをさらに推し進めた「パイロットはエントリープラグを使わずにEVAの子宮に直接入って一体化する」という表現を考えていたという。そして出るときは摘出手術をする。また「タイムリミットがあり、間に合わない場合は取り込まれて『人としては』死んでしまう」という設定だったという[17]。父親や使徒の存在がとらえどころがないのは、庵野にとってそれらが世間やシステムの代表だからであるという[18]

物語開始直後に「逃げちゃダメだ」と言っていたのが、最後に「逃げてもいい」に変わったのは、貞本のアドバイスによる[19][注 18]

製作

企画の成立から本放送開始まで

武蔵小金井駅南口にあったガイナックスの旧スタジオ

本作の制作直前の1992年、ガイナックスは同社の代表作『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の続編にあたるアニメ映画『蒼きウル[注 19]の企画制作を行っていた[21][22]山賀博之が原作と脚本とプロデュースを担当し、庵野秀明が監督する予定だったが、財政的な事情により[注 20]、1993年8月ごろに制作が中止された[23][24]。それまでは岡田斗司夫や山賀など他人の敷いてくれたレールの上を走ってきた庵野は、ここで初めて「自分でやるしかない」と腹をくくり、初の自分のオリジナルと言える作品の企画を進めるためにテレビシリーズを立ち上げようと[25][26]、すぐにキングレコードのプロデューサー大月俊倫に電話をした[27][注 21]

庵野は最初、原作はガイナックスとして作るが、制作は制作管理能力が弱いガイナックスでは行わず、他のアニメスタジオに制作拠点を置き、そこに制作チーム全員で参加する出向のような形を考えていた[28]。どこのスタジオに頼むか悩んだ結果、庵野は「受けるんだったらガイナックスでやってもらうし、できないんだったらサンライズでやります」とガイナックスに逆プレゼンし、ガイナックスがそれを受け入れた[29][注 22]。一方、庵野に貞本の絵が描いてあるイメージボードのようなものを見せられた大月は「これはイケる」と思い、作画を受注してくれるスタジオを探し始めた。前作の『ナディア』で業界に「ガイナックスの仕事は大変だ」という噂が流れていたため、候補はなかなか見つからなかったが、SFオタクだったタツノコプロの植田もときプロデューサーが「是非やりたい。会社は説得するから」と手を挙げてくれた。それ以外にプロダクションIGにも制作を依頼した[30]

庵野は大月に「大月個人の意見は聞くけど、キングレコードとしての意見を出したら、俺達は一切の作業を打ち切る。オンエア中であってもだ。匂わせる様な意見も同義と見なす」と警告した。その他にも、幅広い層に見てもらい、制作資金の回収と庵野たちスタッフの作家性を両立させるために、玩具メーカーはスポンサーに入れず、テレビ東京側のプロデューサー陣が完成フィルムを見たら、色々なチェックと自主規制・修正の要請を受けても、面と向かって「一切直すつもりはない」と押し通した[31]。この姿勢によって、当初から庵野・大月が目指した「玩具メーカーの大きすぎる権威・企業同士の歪な上下関係・これまでの業界の常識を全部潰して直す」「企業同士の利潤の追求のみを目的にした結びつきではなく、トップの立場に立った個人同士の信頼関係の構築」を築き上げていくこととなり、スタッフの作家性の追求とコマーシャリズムの結実を両立させ、双方とも成功に導くこととなった[31]

本作品のテーマである「神と人類の戦い」は庵野による提案で、最初の打ち合わせ段階で決まっていた[注 23]社会学者宮台真司によれば、初期は単なる未来の学園ものであったが、監督の鬱状態が影響して現在の形に変化していったという[32]

本作の原案自体は、すでに『ウル』の1年前の1991年頃に着想されていた[22]。当時のガイナックス社長だった岡田との話し合いの中で生まれた企画の一つで、岡田の出した企画に対して庵野が「自分はこういうのをやりたいんだ」と言って提案したものだった[33]。しかし、理屈抜きの強烈なビジュアルイメージを最優先する庵野が内容をきちんと説明できなかったため、誰もそれに興味を持たなかった[34]。庵野が提示したのは「ロボットが巨大な電池を背負っている」「コードを引きずっているロボットがビル街で戦う」「第二東京市が長野にあり、八ヶ岳を中心に環状線が回っている都市があって山の上から超高層ビルがのぞいている」「試験管に液体が入っていて、その中でチューブを付けている女の子がゴボゴボいっていて、それが操縦席」といったビジュアルイメージで、それを表現した絵をホワイトボードに描いていった[34]。それに対してキャラクターデザイナーの貞本義行が具体的にどんな話かを尋ねると、「それは全然考えていない」と答えたという[34]。岡田との企画はOVAだったので「女の子が主人公で『トップをねらえ!』みたいなものをまた出来ないか」という話をしていたが、イメージボードが先行するものもあればアイデアが先行するものもあってなかなか形としては固まらなかった[34][注 24]。それから一年くらい経って全ての企画案が没になった頃、庵野が人に説明できるようになったからと最初に出した本作の原案を持ってきた[34]

庵野は最初、主人公を女の子にする『トップをねらえ!』路線にこだわっていたが、貞本が延々と「どうして女なのか」「男を主役にしようよ」「(前作の『ナディア』も女性主人公だったので)いい加減主人公が女々しいの、俺は嫌だ」「こんなに女の子を主人公にしていると宮崎(駿)さんになっちゃうよ」などと言って説得し続けた[36]。するとある時、急に態度を変えて「じゃあ男にしよう」と庵野の方から言ってきた[36][注 25]。そして貞本がイメージボードを描き、全26話分のサブタイトルと数行程度のあらすじ[注 26]や設定などが書かれた企画書が作られた[37]

エヴァンゲリオンの初期コンセプトは、本編といくらかの違いがあった。例えば、使徒の数が17体ではなく28体[注 27]であったり、物語のクライマックスでの12使徒との戦い[注 28]や人類補完計画の発動が含まれていた[40]。企画検討時点での仮タイトルは「人造人間エウァンゲリオン」であった[41]。初期のタイトル案には「アルシオン」などもあったが、一度却下されていた「エヴァンゲリオン」の方が濁点があって強そうだという貞本義行の意見が採用される[9][注 29]。庵野は貞本らスタッフに対し、目指している方向性は『マジンガーZ』であると提示している[43]

スタッフたちは、庵野は最初、自らが総監督を務めた前作『ふしぎの海のナディア』と世界観をつなげるつもりだったろうと推測している[44]。この案は結局、ナディアの権利を所有するNHKからの版権許可が得られなかったために実現しなかったが『エヴァ』の初期の企画書でも『ナディア』の敵役「ガーゴイル」が、ブルーウォーターの閃光に触れてになってしまったことと「セカンドインパクト」は同種の現象であり、「セカンドインパクト」は「死海蒸発事件」という名になっていた他、初期案では特務機関ネルフの前身機関であるゲヒルンはネオアトランティスの残党の予定であった。また、レッドノア内部にはエヴァンゲリオンの素体を思わせる巨人(アダム)や、それらの骨格、部品などが随所に多く見られる。『ナディア』最終回では、16個の白い球体(爆発したレッドノアの光玉がそのように見える)が衛星軌道上から地球各地に飛び散っていくシーンがある[45]。CD『Good Luck Nadia』ドラマパートにて、西暦2005年の第2新東京でナディアのひ孫である伊藤ナディアとその友人「リツコ」が語り合う場面で『ナディア』の物語は幕を閉じている[46]ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』ではナディアの劇中音楽の一部が使用されている[47]

1994年4月の時点でスポンサーなどへの外部企画書が完成し、同年6月にはガイナックスのファン会報とGAINAX-NETにて、ガイナックスの新作アニメーションが発表された。同年11月26日に発売された『月刊少年エース』1月号にて漫画「エヴァンゲリオン」の連載が告知され、同年12月26日発売の2月号で貞本義行による連載が始まった[48]。1995年3月10日に発売された『月刊ニュータイプ』4月号では、監督・庵野のインタビューほか、キャラクター設定とイメージボードが公開された。同年7月22、23日に茨城県潮来市にある潮来ホテルで開催された「ガイナ祭95」で、本作品第壱・弐話が初公開された。当日はスタンディングオベーションが起こったほど、ファンに期待を抱かせた。9月1日には貞本義行による漫画第1巻が発売され、10月4日に本放送が開始された。

他の作品からの影響

原作・監督の庵野秀明(2016年撮影)

監督の庵野秀明は、学生時代に『宇宙戦艦ヤマト』と『機動戦士ガンダム』でアニメブームを体験し、強い影響を受けている。宇宙戦艦ヤマトはファンクラブに入っていたほど影響を受けており[49]、庵野作品全般にオマージュととれるシーンが存在する。また自身が代表取締役社長を務めるカラーが同作をベースとした新作アニメを製作する権利を獲得し、2025年からのプロダクション開始を目標に新作劇場作品の企画を進行中と伝えられている(2024年現在)[50]。『機動戦士ガンダム』に関しては、本作の第壱話制作のために同作第1話を全カット秒数ごとにチャート図のように書き出して分析・研究した[51]。それでも第1話としての構成と脚本で『ガンダム』の完成度には勝てなかったという[52]。シリーズ作品の『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』ではガイナックスの一員として制作に参加し、メカニックデザインを担当していた。また個人としても同人誌「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会」を出版している。本作放送の2年前に放送された『機動戦士Vガンダム』を庵野は高く評価しており、VガンダムのDVDブックレットに、「この作品にハマらなかったら僕は『新世紀エヴァンゲリオン』を作る前にアニメを辞めてたかもしれない、あるいは『エヴァ』みたいなものを作る気にはならなかったと思う」と語っている。

庵野は永井豪作品からも強い影響を受けている[53]。「デビルマンのインパクトを否定してしまえば自分の人生が根底からひっくりかえってしまう気がする」と語り[54]、劇場版制作の際には「エヴァのラストはデビルマンになるしかないんです」と発言している。また、EVAの本来の力が拘束具で抑えられているという設定は『バイオレンスジャック』のスラムキングを意識してのものかと問われると「無意識でやっているんでしょう。永井豪テイストはもう完全に入っていて拭うことができない」と答えている[54]。それ以外にも、「EVAのエントリープラグはマジンガーZのパイルダー・オンを今風にやっただけ」[55]、「EVAの羽が12枚なのはルシファーからで、それも『デビルマン』の影響」[53]などとも語っている。

庵野はアニメ業界におけるキャリアの初期に、『風の谷のナウシカ』の巨神兵の作画を担当しており、本人も巨神兵を主体とした作品を作りたがっていたが宮崎駿に拒否されたことから、巨神兵の特徴を引用してエヴァンゲリオンを制作したとも言われている[56]。実際に、新劇場版と同時上映の短編として『巨神兵東京に現わる 劇場版』を制作している。また、戦闘シーンは特撮からの影響を強く受けている[57]。また展示会『館長 庵野秀明 特撮博物館』に鈴木敏夫が付けたキャッチコピー“エヴァの原点は、ウルトラマンと巨神兵。”について、庵野は「あながち、間違いではないです」と肯定してる[57]

特撮作品に関しては、庵野はアニメ以前から強い影響を受けている。怪獣映画は『ゴジラ』も『ガメラ』も見ていたが、『ゴジラ』にはそれほど影響を受けておらず、それよりもテレビの巨大ヒーロー物、つまりウルトラシリーズに強い影響を受けたと語っている[58]。中でも好きな特撮作品として「圧倒的にウルトラマン」としている[59]。『ウルトラQ』『ウルトラセブン』については、プロデューサーの大月とともに「これを見て今の人格が出来上がった」「難解な作品だったけど、将来に活きてくる」と評するほど敬愛しているため、そのような作品を子供に見せるように作ることを心がけたという。その際、同時にメインターゲットを小学生中学年〜高学年に絞った[31]。『仮面ライダー』は最初の8話までで、それ以降は見るに堪えないが、1話と2話だけは何かあれば必ず見返すという[58]。なお庵野によれば、未制作に終わった映画の「完全新作版」のプロットは後年の『進撃の巨人』と類似しており、使徒による人間の捕食を描写する予定だった[60]。庵野は人にとってのいちばんの恐怖は「食われる」ことであり、それは映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』や『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』の記憶と結びついているという[17]。庵野は、のちに『ガメラ3 邪神覚醒』の制作事情をフィーチャーした『GAMERA1999』というドキュメンタリーを製作したり、『ゴジラ』、『ウルトラマン』、『仮面ライダー』の映画を監督やプロデュースしたりしている。

英国の『サンダーバード』や『謎の円盤UFO』といった海外のSF特撮作品にも強い影響を受けている[58]。ネルフとゼーレの設定は『謎の円盤UFO』に登場する地球防衛組織SHADOと宇宙局委員会に由来する[61]。また庵野は1985年に『サンダーバード』のダイジェスト編『ザ・コンプリート・サンダーバード』の編集に関わっている[62]

庵野は実写映画の監督の実相寺昭雄岡本喜八に影響を受けた[63]。彼は特にウルトラマンやウルトラセブンの監督だった実相寺には強い影響を受け、俗に実相寺アングルと呼ばれる遮蔽物越しに人物を撮ったり画面を傾けたりする極端な構図を作中で多用している[64]

庵野は村上龍の小説を愛読しており、本作制作直前に読んだ『愛と幻想のファシズム』が本作同様エディプスコンプレックスをテーマにしていることにシンパシーを感じている[65][注 30]。後に庵野は、『エヴァ』後の監督第1作目として、村上龍の小説『ラブ&ポップ』を映画化した。

この他にも、テレビシリーズ各話のタイトルが海外SF小説からとられている[注 31]

庵野は一時期、同人誌を集めるほどテレビアニメ『美少女戦士セーラームーン』にハマっていた。その影響で、『セーラームーン』の主人公・月野うさぎ役の三石琴乃葛城ミサトの声優に起用したり、綾波レイの名前が火野レイより採られたりしている。また、本作品の主人公・碇シンジ役の緒方恵美の起用は、『セーラームーン』の劇場版第1作目地場衛の少年時代の役で出演)での緒方の泣くシーンの演技を見て決定したと語っている[66]。その他、『セーラームーン』の主要スタッフの一人でプライベートでも親交のある幾原邦彦渚カヲルのモデルとしている。また庵野が作品のファンであることを知った初代監督の佐藤順一に「それほど好きならば」ということで同作の制作に誘われ、原画絵コンテで参加することになった。佐藤の方も、そのお返しとして本作の絵コンテを甚目喜一名義で[注 32]何本か手掛けた[67]。その後も『美少女戦士セーラームーンS』でセーラーウラヌス&ネプチューン変身バンク演出を手掛けている。

庵野は「ドラゴンクエストシリーズ」に対し、「一見構造はシンプルだけど、設定が複雑で込み入った物語」と評し、「だったら俺は、キャラクターが魂の叫び・哲学・思想・生き様を訴える様な構造のドラマを作る」と対抗心を持った[31]

製作委員会

本作品の著作権者表記は、テレビシリーズ版では「GAINAX/Project Eva.・テレビ東京」、劇場版では「GAINAX/EVA制作委員会」となっていたが、2006年に庵野秀明が自身の製作会社カラーを創設してからは「GAINAX・カラー」もしくは「GAINAX・カラー/Project Eva.」に変更。その後、テレビ放映20周年を迎える2014年末ごろからは「カラー」もしくは「カラー/Project Eva.」に変更された[68]。2020年の再放送からアニメーション制作がタツノコプロ単独に変更されている。

製作委員会方式で作られたテレビシリーズにはガイナックスは出資しておらず、映像作品からのリターンは庵野監督の脚本印税と監督印税のみとのこと[69]

当初はテレビシリーズ版からプロダクション・アイジーとの共同制作の予定であり、石川光久も企画書の内容を面白がっていたが、スケジュールが「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の制作・ジーベックの立ち上げと被ってしまったため、3千5百万円の出資・グロス請けに留まった。しかし、その後出資額の何十倍のリターンを受け取った際には石川は「『プラマイゼロでもいい』と思っていたのに、ノーリスクで投資して儲けさせてもらったようなもの。こういうのは最初で最後かもしれない」と振り返っている[70]

制作体制

庵野秀明監督が全てのエピソードのプロットを手掛け、他のスタッフが手掛けた脚本・絵コンテ・演出まで庵野自身が納得できるまで自分で修正していき、全てのキャラクターの行動・台詞まで入念にチェックした[71]。庵野は「キャラクターはすべて自分自身だ」と言っている[72]。登場キャラクターは全員、庵野の人格を中心に出来ている合成人格であり、コアの部分に庵野がいる。つまり本作において庵野は自身のプライベートフィルムや私小説に近い作り方をしている[73]。庵野は「人間ドラマは頭の中で考えてもできないので、仕方なく自分をドラマにそのまま投影しており、『エヴァ』のキャラは全部自分自身だというのはそういう意味だ」と語っている[74]。庵野は「自分がやっているのはノンフィクション。これをフィクションでやれというのはとても無理。そんな才能はない」「そういうのを簡単にやれると思ってる人たちに自分は傲慢を感じる。もしくは何もわかってないんだろうという」「『エヴァ』は実はドラマというよりドキュメンタリーに近い」と述べている[74]。庵野は「エヴァは自分の人生をそのままフィルムに引き写しているだけなので、自分が生きている限りは物語は終わらない。それでも番組を終わらせなければならないとなると、ストーリーが必要となってくる。物語を閉じるのはテクニカルな問題で、ドラマとストーリーが必要なのはその点だけ」と言っている[75]

庵野はアニメ制作の初期段階においては受け身の姿勢をとり、各スタッフにアイデアを出させてそれをぶつけ合わせることで物語の骨格に肉付けをしていく[76]。本来はデザインや設定や作画担当の貞本義行、山下いくときお誠児磯光雄もストーリー展開についてのアイデアを提供した[76][77][78][注 33]。初期の企画会議で庵野に意見を聞くと「いや、俺は聞く立場だから」と言って答えず、皆が喋っている内容を聞いて答えを見つけ出していた[34]。庵野の抱くイメージの全貌が把握できなかった貞本が質問すると、庵野は「そこの部分は皆で考えてください」と答えたという[34]。貞本は「根掘り葉掘り聞かないと庵野の口からは理由が出てこない。具体的にアイデアを考えていくのは自分なのでいろいろ庵野に聞くと、本当は何も考えてないんだろうけど、聞いたらそれなりに応えるから」と証言している[83][36]。鶴巻は庵野について「本人の中でハッキリしていない部分を問い質され、答えを口に出すことで初めて『ああ、こういうことを俺は考えていたのか』と気づくタイプ」と言っている[36]

二人の副監督の内、鶴巻はブレインワーク的な仕事を好み、庵野が話を考える時は彼に相談していた[84]。一方、摩砂雪は物語を考えるよりもカッティング(編集)などフィルムを作ることを好むため、庵野は演出的なやり方や見せ方、絵やレイアウトについての相談は彼にしていた[84]。鶴巻は副監督として、上がって来た絵コンテを元に監督の庵野が要求したことをアニメーターに伝えるための指示を出す一方[85]、庵野が演出に行き詰った時は視覚面での見せ場・飾りになるアイディアを出していた[86]。摩砂雪は序盤で画のつなぎ方によって色々なシナリオをテンポ良く見せるために、第壱話・第弐話の準備・絵コンテ作業・完成までにトータルで1年かけた。その後の物語展開に対しては構成の補佐として、場面説明・人物の経過等の描写を「無駄なカット」として削っていった。演出方針は庵野から「カメラアングルに凝ってくれ」と要請されたため、「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」「怪奇大作戦」等を参考資料にした[87]。その他にも撮影・プリ編集・ネガ編集の仕上げ作業現場、アフレコ・ダビングの音響制作現場に立ち会って、時間の許す限り演出指示を出した[88]

脚本にはたいてい庵野のほかに脚本家が一人か二人クレジットされている。まず庵野が彼らと話してプロットを作ってもらい、脚本という形になったものを庵野がアニメーション用に平仄を合わせるために[注 34]少し手直しするというやり方である[89]。制作中の合間の飲み会で酔った勢いでアイディアを冗談半分で言うと、その次の日に庵野がそのままコンテ用の脚本にて本採用として通すこともあった。特に摩砂雪が酒の席で言ったアイディアが大方採用された。言い出した側が末端・地位が低いスタッフでも「面白かったら採用」という風潮だった[90]。摩砂雪は「俺がオリジナルを作る時に使うはずだったネタを全部『エヴァ』に使ってしまった」と振り返っている[91]

10人の作画監督が参加しており、それぞれの個性が色濃く出ているため、話数によってキャラクターの印象が大きく異なる。また、グロス請け担当プロダクションの違いによる画風の差もあり、スタジオジブリのスタッフが担当した第拾壱話は、絵柄だけでなくキャラ描写や話の展開もコミカルでポジティブなものになっている[要出典]

山賀博之がプロデューサーとしてクレジットに名を連ねているが、ガイナックスの業務として関わった仕事はあっても、制作現場に直接関わる仕事はしていない[92][93]

日本のアニメの場合、どうしてもコストパフォーマンスを考えないといけないので、時間とクオリティと予算とのせめぎ合いとなる[94]。そこで本作では作画スタッフの力量、セル枚数、スケジュールなどを全て考慮し、止めで済むところは全部止めて動かすところは動かすなど、最小限の仕事量で最大限の効果を目指して制作することになった[95][注 35]

制作に1年半から2年かけて、本放送開始の時点で作画まで出来ていたのは12話分、フィルムとして完成していたのはわずか数本だけだったので、残りの14本分を半年で完成させないといけないタイトスケジュールだった[96]

『ふしぎの海のナディア』での海外への外注で起こったコミュニケーション不足によるクオリティ低下の反省から、作画作業のほとんど一切を日本国内のスタジオで仕切るようにした[71]

ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』を制作した芝村裕吏によれば、庵野は現場の能力に応じて作り方を変えており、それが各話数における不連続なポイントの原因だという[97]。また、スタジオジブリの鈴木敏夫は、テレビシリーズ版の制作を受けるに当たって「(ジブリは)相当下手だぞ」と庵野に念を押したが、そうするとちゃんとジブリ向きの、ロボットがメインではない、日常生活が主の話を持ってきた、と語っている[98]

最終2話

テレビの最終2話は、それまでのSF的設定やドラマ上の伏線の回収を無視して投げ出したとも取れるもので、きちんとした一般的な結末を期待していたファンからは猛反発を受けた[99]

テレビ放送後半に入った第拾六話は、それまでのアクションから一転し、心理的・精神的な人間の内面性の描写のみであった。第拾八話のEVA初号機の暴力的な場面は、子供が見るアニメ番組として不適切だとして非難され[48]、第弐拾話のミサトと加持の性的な場面の描写も同様に非難された[100]。こうした中でも「人類補完計画」など、作品中ではその全貌や実体が明らかにされない数々の伏線をちりばめ、生物学心理学・宗教関係の専門用語を多用した構造は、SFファンを中心に人気を集め、またストーリー面でも中盤以降の徐々に暗くなっていく人間ドラマが大きな支持を得る。ヒロインの綾波レイが自死同然に戦死し、もう一人のヒロインである惣流・アスカ・ラングレーは廃人化するという怒涛の展開を見せ、クライマックスに向けて視聴者の期待は盛り上がっていった。ところが、その期待に応えるものとして放映が待たれた第弐拾伍話と最終話の2話は、一転してそれまでのストーリーとは断絶した主人公の内面世界の物語として描かれた。サードインパクトや人類補完計画が発動された(もしくは始まった)ことが暗示されただけで、物語の大部分は登場人物の精神的な葛藤やトラウマの超克が焦点となり、現実世界で何が起こったのかは放送時点では不明瞭であった。

この結末は放送直後から大きな反響を呼び[注 36]大塚英志が放送後すぐさま読売新聞紙上で"これは自己啓発セミナーの内容そのものだ"と痛烈に批判した[104][105]ことを発端に騒動は大きくなった。しかし一方で、そのことがむしろ作品の知名度を高めていったとも言われている[106]

監督の庵野秀明が最終2話をそのような表現方法で制作するに至った理由について、一般的には「制作期間が足りなくなったため」とされている。たしかに放映の初期段階から制作スケジュールが押していたのは事実である[注 37]。放送開始時点で、およそ半分の話数までしか作画に入っておらず、完成していたのは第八話までであった[96][注 38]

一方で、アニメ雑誌編集者の小黒祐一郎は、放映2か月前の1996年1月の時点で既に最終2話のプロットは出来上がっていたと証言している[107]。またGAINAX社長(当時)の山賀博之も「『破綻した制作状況のもとに、最後は全然できなくなっちゃって、こうなっちゃいました』というのは演出で、完全に破綻するまで苦しくなかったのは確か」と述べている[108]

副監督の鶴巻和哉は「第25、26話も庵野監督なりに勝算があってやっている。つまり、あれは非難されることも含めて自分の勝ちだみたいなところでやってるんだろうと思う。(ああいう最終回をやると)決めた時点ではすでに人気が出ていて、何をやっても話題になるとわかっていたし」「ただし、庵野監督も最初の段階では人気が出るかどうか確信は無かったので、あまりにセオリーを外したものは作りたくないというのはあったと思う」「本当はもっと早い段階で種明かしのネタを全部考えてシナリオを書いちゃうのが一番楽なんですよ。でも庵野監督はそれでは楽しすぎだとか思ったんでしょう。だからもっと粘ってみたいと思って、ああなったんだと思いますよ」と証言している[106][109]。そして、その決断を「やってよかった。あれがなかったら『大した作品じゃなかった』とさえ言える。おかげで半年経ったら忘れられるよくある作品にならなかった」と評価している[106]

大月俊倫プロデューサーは「エヴァが現在あるのは、あの衝撃的な展開によって皆さんに『なにか違う』『俺ならこうする』とそれぞれ"補完"してもらえたおかげ。僕らにとってあの結末は肩透かしでも消化不良でもなく、長い時間をかけて"永遠に終わらない最終話"になれた唯一無二のクライマックスだと考えています。これが僕たちからの回答ですね」とインタビューに答えている[110]

アニメ評論家の藤津亮太は「シリーズの最初から一貫して"集中と拡散"というコンセプトの下にデザインされた作品としての当然の帰結」と評している[111]

庵野自身は、テレビ版の25、26話はもともと庵野が考えていた最終回だったと語っている。「第弐拾伍話は劇場版のようなストーリーになる予定であったが、最終話は制作スケジュールに関係なく意図した通りの作りであり、『セルアニメからの解放』を目指した」という[112]。第弐拾伍話でほとんどの謎に片をつけて、あとはシンジさえ何とかすればいいと思っていたのが、1本余計に必要になってしまったとのこと。庵野は最終話でシンジが他人の表面だけでなくネガティブな部分まで見た時にまるごと受け入れることができるかということをやりたかったので、25話の中でシンジが見たミサトとアスカという話をやり、アスカが立ち直るところまでを描く予定だったが、それが出来なかったという[113]

貞本義行は最終2話について、「第24話から25話への繋ぎの話が抜けているだけで(これから作られる予定の)本来の25話(旧劇場版)が入ったら、きれいにテレビ版の第25、26話に続く」との自身の見解を話している[14]。またシンジの描き方については「ストーリーの中のシンジの悩みじゃないんですよ、あれ。庵野さんの悩み。『エヴァ』の主人公って、25、26話だけ、急に変わっちゃったんですよ」と言っている[114]

庵野は本作の終盤についてマルチエンディングだと語っている。第弐拾四話「最後のシ者」のラストを分岐点として物語が二つのルートに分かれ、それぞれ別のエンディングに向かって進んでいく。テレビの第弐拾伍話と最終話が一つ目のエンディングであり、後で造られたリメイク版である旧劇場版(ビデオフォーマット版の第25話と第26話)が、もう一つのエンディングである[107]。第弐拾伍話と最終話、第25話と第26話でのテーマの扱い方は、表現が異なるだけでほぼ同じである。ドラマらしいドラマや設定的な説明を捨ててテーマのみを描いたのが第弐拾伍話と最終話であり、同じテーマを設定的な説明やドラマを絡めて描いたのが第25話と第26話である[107]

もともと庵野がやりたかったのは、川島雄三監督の映画『幕末太陽傳』の最初の構想にあった「ラストシーンで主演のフランキー堺が撮影所から出て行ってそのまま現実の現代の街の中を逃げていく」というメタフィクション的な演出だった[115][注 39]

庵野が最後の終わらせ方を考えたのは、スケジュールが行き詰まるのが見えて来た第拾九話の作業前くらいの頃[116]。この時点で、映像面でのクオリティが第弐拾弐話以降、維持できないというのはもうわかっていた[117]。本来、ラスト前の第弐拾伍話では大規模な戦闘シーンを予定していたが、もう描けないという事がわかったので、それを外したプロットで出来ないかを検討したが無理だった[118][注 40]。そこで、ほとんどの部分をそれまでのフィルムを編集して制作することになった[120][注 41]。こうなると作品を終わらせるために残された選択肢はあまり無く、庵野はそのうちで一番きついものを選んだという[117]。庵野曰く「広げた風呂敷を畳む方法は三種類ある。畳むのと、ちぎるのと、あとは捨ててしまうのと。エヴァンゲリオンはちぎって捨てる」[122]。劇中劇というアイデアと演劇的な表現方法はギリギリで思いついた[117]。大月プロデューサーは「庵野がいいならそれでいい」と許してくれた[123]。最終回を劇中劇にして台本を画面に映したりというのは、要するに「これはTVから出ている虚構だ」という事を表現したかったとのこと[117]。庵野自身が大月プロデューサーと一緒に実写で登場して謝り、こうなってしまった言い訳をするという案もあったが、これはさすがにテレビ局から止められた[123]

最後の2話に関して、スタッフの間で最初からこの結末がイメージとして共有されていたのかというとそうではなく、もうちょっと普通のラストを予想していたという[37]。納得できたという人もいれば、これはこれでOKという人もいたが、事前にあとでリテイクすることを伝えていたこともあって納得できないという人はほとんどいなかった[124]

実は、最初の企画段階でも最終話の構成案はあったが、最終2話とは大きく違っていた。『ナディア』の終盤そのままの最後の父と子が理解し合う瞬間が別れる瞬間だったというような話で、父親が主人公に言う「生きろ」というセリフまで同じだった[14][37][注 42]

ブーム期

本作品の最終回が衝撃的な形での幕切れとなったことは大きな話題となり、本放送終了後に再放送やビデオなどによる視聴を通じてファンが急増し社会現象にもなった[125]。当時テレビ東京でアニメ部門プロデューサーを担当した東不可止によれば、1997年の劇場版公開前に実施された本作品の再放送が深夜帯にかかわらず高い視聴率を記録し、この時間帯に放送されるテレビアニメの商業的価値が注目されるようになった結果、その後の深夜アニメの本格的な隆盛へと繋がったとされる[126][127]。本放送終了後は系列外の放送局でも放映され始め、2009年夏には他系列の民放キー局である日本テレビと準キー局の読売テレビで放送、大阪府以外の近畿広域圏などテレビ東京のネットワークが存在しない地域にも放送が拡大した[128]

テレビシリーズ放映終了直後の1996年4月に、最終2話は当初の脚本に沿った形でリメイクし、既に順次発売されていたVHSとLDでソフトとして発売すること[129]、次いで最終2話のリメイクとは別の完全新作の劇場版の制作・公開が発表された[130][131]

このころには、サウンドトラック『NEON GENESIS EVANGELION III』が1996年6月3日付のオリコン週間アルバムチャートで、アニメ作品としては銀河鉄道999以来17年ぶりに第1位を獲得し、翌日のスポーツ新聞やテレビなどで大きく報道された[48]。また、テレビシリーズ各話を収めたVHS全15巻は、その全てがオリコン週間VHS総合チャートで2位以上となり、同じくテレビシリーズ各話を収めたLD全14巻は、そのすべてがオリコン週間LD総合チャートで1位を記録した。

1996年11月1日に東京都内で開かれた記者会見で、1997年春にテレビシリーズの総集編とリメイク版第25・26話をセットにした完結編『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』が、同年夏には完全新作の劇場版が公開されることが発表された。前売券発売開始日の1996年11月23日には、早朝からオリジナルテレホンカード付きの前売券を購入するファンが行列を作り、大きな話題を集めた[132]

しかし、劇場版の制作が大幅に遅れ、公開1か月前の1997年2月14日に緊急記者会見が開かれた。席上で、庵野秀明総監督が謝罪を行い、劇場版はテレビシリーズの総集編とリメイク版第25話の制作途中の部分までの公開となった[48]。また、同じく夏に公開が予定されていた「完全新作の劇場版」は幻の企画となってしまった。そして同年7月、完成したリメイク版第25・26話『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』が公開となった。テレビシリーズ第弐拾四話以降の各登場人物らの行く末、人類補完計画の発動シーンなどが、より具体的に映像化される内容となり、テレビシリーズから続いた物語は一旦の結末を迎えた。

その後の展開

500 TYPE EVAの車両(2015年)
  • 2015年11月:庵野秀明監督監修のもとJR西日本の500系新幹線とコラボした新幹線『500 TYPE EVA』が運行開始。2018年5月まで運行された。
  • 2018年7月:テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』の8月11日放送回に「シンカリオン 500 TYPE EVA」の運転士として碇シンジが登場することが発表される[134][135]。前週の8月4日放送分では、テレビ放送版に限り次回予告が本作品仕様になり、予告ナレーションを葛城役の三石が担当した[136]
    • 続編の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』の2021年9月17日放送回にも「シンカリオンZ 500 ミュースカイ TYPE EVA」の運転士として碇シンジが登場し、「初号機のビーストモード」をイメージした敵キャラクターがデザインされた[137]
  • 2019年6月:21日にNetflixでテレビシリーズと旧劇場版2作が全世界で独占的に配信される(オリジナル作品ではない)。日本語ではそのままであるが、英語吹き替えはオリジナルから変更された声優により、新規に作り直されている[注 43][138]
  • 2020年3 - 5月:NHKによる投票企画『全エヴァンゲリオン大投票』を実施。
  • 2020年8月28日:造幣局がテレビ放送開始から25年を記念した「エヴァンゲリオン2020貨幣セット」および「エヴァンゲリオン2020プルーフ貨幣セット」の通信販売の受付を開始(発送は10月下旬ごろから)[139][140][141]
  • 2021年3月:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの最終作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開。
  • 2025年10月:1日にAmazon Prime VideoU-NEXTなどでテレビシリーズと旧劇場版2作が見放題配信される[142]
  • 2025年10月 - 2026年2月(予定):エヴァンゲリオンシリーズ30周年を記念し、「月1エヴァ EVANGELION 30th MOVIE Fest.2025-2026」と題して新劇場版シリーズを含む劇場版6作品のリバイバル上映を全国劇場で開催。各月に1作品(10月のみ2作品)、それぞれ1週間ずつ期間限定で上映される[143][144][145]
  • 2026年2月21 - 23⽇(予定):エヴァンゲリオンシリーズ30周年企画の集大成として、⼤型イベント「EVANGELION:30+;30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」を横浜アリーナで開催。展⽰エリア・ステージエリアの2つに分けて企画が構成され、3⽇間限定の展⽰・体感コンテンツ、⾳楽ステージ、会場物販などが含まれたフェス型イベントとなる[146][147][148]。また、本イベントのために新規制作された短編アニメーション『エヴァンゲリオン放送30周年記念特別興行』(約13分)の上映も決定している[149][150][151]

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ - 「残酷な天使のテーゼ
歌 - 高橋洋子
作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 佐藤英敏 / 編曲 - 大森俊之
演出:本曲とオープニングフィルムの制作指揮は、大月俊倫キングレコード[152]
作詞は元々及川眠子ではなく他の作詞家に依頼される予定であったが、及川のマネージャーが別の仕事でキングレコードへ行ったときに、たまたま大月俊倫と会って依頼された。また、歌唱担当についても、高橋洋子が『FLY ME TO THE MOON』を歌いに現場へ行った際、「じゃあ主題歌も歌えば?」と大月から依頼されたことがきっかけであった[153]
曲の旋律に同期したコンテ、特に「フラッシュカット」を多用したキーワードと伏線満載の演出は、当時としては画期的かつ斬新であり、本作品の特徴的な演出の一つとしてあげられる。
エンディングテーマ - 「FLY ME TO THE MOON
歌 - CLAIRE
作詞・作曲 - Bart Howard / 編曲 - Toshiyuki Ohmori
演出:月の光の中、綾波レイが水中で回転するだけのシンプルなものである。テーマ曲はジャズのスタンダード・ナンバーである。アニメーションのシンプルさに対し、曲は全部で14のバージョンが使われ、ボーカルもクレジットされているCLAIRE以外に、OPを歌う高橋洋子や、本編出演者である林原めぐみ(「Rei」名義)が歌ったものなどが使われており、色彩も複数のバージョンがある。さらに、2003年のリニューアルDVDでは、2.0chステレオ音声ではテレビ版を再現する一方で、5.1chサラウンド音声では全26話すべてで異なるバージョンを使用している。

劇中使用曲

クラシック

フェリックス・メンデルスゾーン 劇付帯音楽『夏の夜の夢』作品61 より『結婚行進曲』
第拾伍話の結婚式の場面で使用されている。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007の前奏曲
第拾伍話にて冒頭部分をシンジが弾いている。
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルメサイア』より「Hallelujah(第二部終曲)」「Worthy is the Lamb...Amen(第三部終曲)」
第弐拾弐話で使用。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 交響曲第9番第4楽章「歓喜の歌」
第弐拾四話で使用。

ボーカル曲

「You are the only one」(歌:三石琴乃)
作詞・作曲:松浦有希 / 編曲:池間史規
第弐・九話のコンビニエンスストアの店内放送、第拾壱話の街中の場面、第拾伍話でシンジのS-DATから流れている音楽、第弐拾弐話でラジオから流れている音楽として使用されている。アルバムCD『Lilia 〜from Ys〜』(1992年)に収録。
「蒼いレジェンド」(歌:三石琴乃)
作詞・作曲:松浦有希 / 編曲:大森俊之
第四・九話でシンジが聴いているS-DATから流れている。また、第拾伍話でミサトのマンションの場面、第弐拾壱話の居酒屋の場面でも使用されている。アルバムCD『Lilia 〜from Ys〜』に収録。
「Bay side love story -from tokyo-」(歌:奥井雅美
作詞・作曲:奥井雅美
第四話の新箱根湯本駅、第拾弐話のラーメンを食べる場面でのラジオから流れている音楽、第弐拾話の最後の場面で使用されている。『Gyuu』(1995年)に収録。
「FACE」(歌:奥井雅美)
作詞:有森聡美 / 作曲・編曲:大平勉
第四話の最後の場面で使用されている。『Gyuu』に収録。
島津冴子の楽曲のカバーで、オリジナルはOVA『万能文化猫娘』のイメージソング。
「遠い空の約束」(歌:三石琴乃)
作詞・作曲:松浦有希 / 編曲:大森俊之
第九話でシンジが聴いているS-DATから流れている。。アルバムCD『Lilia 〜from Ys〜』に収録。
「FALL in STAR」(歌:三石琴乃)
作詞:木本慶子 / 編曲・作曲:大森俊之
第拾話のデパートのテラスで流れている。アルバムCD『Lilia 〜from Ys〜』に収録。
てんとう虫のサンバ」(歌:緒方恵美、宮村優子、長沢美樹、岩男潤子)
作詞:さいとう大三 / 作曲:馬飼野俊一 / 編曲:キングオーケストラK.V.G
第拾伍話の結婚式の場面で使用されている。アルバムCD『NEON GENESIS EVANGELION ADDITION』に収録。
「不思議な夜」(歌:奥井雅美)
作詞・作曲:奥井雅美 / 編曲:矢吹俊郎
第弐拾弐話でラジオから流れている。『Gyuu』に収録。
「両手いっぱいの夢」(歌:奥井雅美)
作詞:有森聡美 / 作曲:工藤崇 / 編曲:奥井雅美
第弐拾参話でシンジが聴いているS-DATから流れている。シングルCD「REINCARNATION」(1994年)に収録。

解説

アイキャッチ
Bパート開始のアイキャッチでは、英文のサブタイトルが表示される(下表下段に表記)。英語タイトルは、必ずしも日本語タイトルの直訳ではなく、各話の内容に準じたものになっている。
次回予告
ED後の次回予告の語り手は全話で葛城ミサト役の三石琴乃が担当しており、締めに多用された「この次もサービス、サービスぅ」のフレーズが人気を博した。ただし物語が終盤に向かうにつれ、このフレーズは使われなくなっていく(第拾七話以降は使われていない)。次回予告の構成は一定でなく、通常のアニメに使われる映像のよりぬきに限らず、オープニングのようなフラッシュカットを使用したものや逆にワンカットで構成したもの、線画や台本、絵コンテのみを使ったものなど多彩である[注 44]。BGMは専用の物が用いられており、オンエア時の15秒バージョンと映像ソフトに収録された30秒フルバージョンが存在する。後の新劇場版でも同じフォーマットの次作予告が用いられている。
学園エヴァ
テレビシリーズ最終話で、物語の「もうひとつの可能性」として示された一種のパラレルワールド
この世界ではシンジは研究所勤めの両親(ゲンドウ、ユイ)と暮らす普通の中学生であり、アスカ(字幕では"明日香"と表示)は世話焼きの幼馴染、レイは明るくお転婆な転校生、ミサトは担任教師という設定である。
この5分に満たない場面が非常に好評であったため[要出典]、後にこの世界観に基づいたゲーム『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』や林ふみのによる同ゲームのコミカライズ版、高橋脩による漫画版『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』が作られた。

各話リスト

放映日
下記の表の日付は、キー局における初回放送日(テレビ愛知では当時別番組を放送していたため、平日朝の遅れ放送であった)。
第拾参話は 30分繰り上げで午後5:30から[要出典]の放送。また、第拾四話のテレビ東京での放映分については、1月3日という放送日の都合(テレビ東京が本来の放送時間に正月特番を放送した)により、同日午前8時30分からの放映[注 45]。そのために放送を見逃した人が多く、その回のみ視聴率が極端に落ち込んでいる。ただし、そのことは事前に考慮されており、当初は第拾参話に予定されていた総集編を第拾四話と入れ替えて製作・放送された[注 46]
話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 設定補 放送日 視聴率
第壱話
EPISODE:1
使徒、襲来
ANGEL ATTACK
庵野秀明 摩砂雪
庵野秀明
鶴巻和哉 鈴木俊二 あさりよしとお
きお誠児
今掛勇
1995年
10月4日
6.8%
第弐話
EPISODE:2
見知らぬ、天井
THE BEAST[注 47]
榎戸洋司
庵野秀明
本田雄 あさりよしとお
今掛勇
10月11日 5.3%
第参話
EPISODE:3
鳴らない、電話
A transfer[注 48]
薩川昭夫
庵野秀明
鶴巻和哉
石堂宏之
石堂宏之 細井信宏 あさりよしとお
鶴巻和哉
10月18日 7.1%
第四話
EPISODE:4
雨、逃げ出した後
Hedgehog's Dilemma[注 49]
薩川昭夫[注 50] 甚目喜一 加賀ツヨシ 重田智 10月25日 5.8%
第伍話
EPISODE:5
レイ、心のむこうに
Rei I
薩川昭夫
庵野秀明
杉山慶一 鈴木俊二 きお誠児 11月1日 7.2%
第六話
EPISODE:6
決戦、第3新東京市
Rei II
摩砂雪 石堂宏之 細井信宏 夢野れい 11月8日 7.7%
第七話
EPISODE:7
人の造りしもの
A HUMAN WORK
榎戸洋司
庵野秀明
杉山慶一
庵野秀明
杉山慶一 鈴木俊二 ヲギ・ミツム 11月15日 5.9%
第八話
EPISODE:8
アスカ、来日
ASUKA STRIKES![注 51]
樋口真嗣 鶴巻和哉 本田雄 前田真宏
ヲギ・ミツム
11月22日 7.6%
第九話
EPISODE:9
瞬間、心、重ねて
Both of You, Dance Like You Want to Win!
薩川昭夫
庵野秀明
水島精二 長谷川眞也 11月29日 7.1%
第拾話
EPISODE:10
マグマダイバー
MAGMADIVER[注 52]
加賀ツヨシ
庵野秀明
加賀ツヨシ
石堂宏之
重田智 きお誠児
ヲギ・ミツム
12月6日 9.5%
第拾壱話
EPISODE:11
静止した闇の中で
The Day Tokyo-3 Stood Still[注 53]
榎戸洋司
庵野秀明
摩砂雪 渡邊哲哉 河口俊夫 12月13日 9.0%
第拾弐話
EPISODE:12
奇跡の価値は
She said, "Don't make others
suffer for your personal hatred."
薩川昭夫
庵野秀明
石堂宏之 重田智 ヲギ・ミツム 12月20日 7.4%
第拾参話
EPISODE:13
使徒、侵入
LILLIPUTIAN HITCHER[注 54]
磯光雄
薩川昭夫
庵野秀明
岡村天斎 黄瀬和哉 磯光雄
黄瀬和哉
12月27日 3.4%
第拾四話
EPISODE:14
ゼーレ、魂の座
WEAVING A STORY
庵野秀明 大塚雅彦
安藤健
1996年
1月3日
0.9%
第拾伍話
EPISODE:15
嘘と沈黙
Those women longed for the touch of
others' lips, and thus invited their kisses.
薩川昭夫
庵野秀明
甚目喜一 羽生尚靖 鈴木俊二 磯光雄 1月10日 6.0%
第拾六話
EPISODE:16
死に至る病、そして[注 55]
Splitting of the Breast[注 56]
山口宏
庵野秀明
鶴巻和哉 長谷川眞也 鶴巻和哉 1月17日 9.1%
第拾七話
EPISODE:17
四人目の適格者
FOURTH CHILDREN
樋口真嗣
庵野秀明
オグロアキラ 大原実 花畑まう 1月24日 7.3%
第拾八話
EPISODE:18
命の選択を
AMBIVALENCE
岡村天斎 黄瀬和哉 1月31日 9.6%
第拾九話
EPISODE:19
男の戰い
INTROJECTION[注 57]
薩川昭夫
庵野秀明
摩砂雪 本田雄 あさりよしとお
摩砂雪
2月7日 8.0%
第弐拾話
EPISODE:20
心のかたち 人のかたち
WEAVING A STORY 2:oral stage[注 58]
庵野秀明 鶴巻和哉
庵野秀明
大塚雅彦 鶴巻和哉 2月14日 7.4%
第弐拾壱話
EPISODE:21
ネルフ、誕生
He was aware that he was still a child.
薩川昭夫
庵野秀明
甚目喜一 石堂宏之 重田智 鈴木俊二 2月21日 7.7%
第弐拾弐話
EPISODE:22
せめて、人間らしく
Don't Be.[注 59]
山口宏
庵野秀明
鶴巻和哉 高村彰 花畑まう 鶴巻和哉 2月28日 7.9%
第弐拾参話
EPISODE:23

Rei III
鶴巻和哉
庵野秀明
増尾昭一 鈴木俊二 鈴木俊二
鶴巻和哉
3月6日 6.9%
第弐拾四話
EPISODE:24
最後のシ者[注 60]
The Beginning and the End, or
"Knockin' on Heaven's Door"
薩川昭夫
庵野秀明
摩砂雪
庵野秀明
摩砂雪 3月13日 6.0%
第弐拾伍話
EPISODE:25
終わる世界
Do you love me?[注 61]
庵野秀明 鶴巻和哉
庵野秀明
鶴巻和哉 本田雄 3月20日 7.7%
最終話
FINALE
世界の中心でアイを叫んだけもの[注 62]
Take care of yourself.[注 63]
摩砂雪
鶴巻和哉
庵野秀明
摩砂雪
鶴巻和哉
3月27日 10.3%
視聴率
平均視聴率:7.1%[154]
最高視聴率: 10.3%[要出典] - 最終話
最低視聴率:0.9%[155] - 第拾四話[注 64]
再放送平均視聴率(日本テレビ):2.4%
視聴率はすべてビデオリサーチ関東版調べ。

放送局

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[156]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [157] 備考
1995年10月4日 - 1996年3月27日 水曜 18:30 - 19:00 テレビ東京製作局
及び系列5局
(※テレビ愛知除く)
北海道関東広域圏大阪府
岡山県・香川県福岡県
[注 65]
1995年10月12日 - 1996年4月4日 木曜 7:35 - 8:05 テレビ愛知 愛知県 [注 66]

1997年には深夜帯での再放送が行われ、5%から6%の視聴率を得た[126]

テレビアニメの劇場公開

映像ソフト

バージョンの違い

この作品には、テレビ東京系列での放映版と第弐拾壱話から第弐拾四話までをソフト化するにあたり、以下の4つのバージョンが存在する。なお、2003年より発売・レンタルされているリニューアル版DVDには、2つのフォーマットによる第弐拾壱話から第弐拾四話が収録されている。どちらのフォーマットもそれぞれDVDのリニューアルにあたって僅かな変更が加えられているが、基本的な部分はそのままである。

テレビ東京版(テレビ放映版)
テレビ東京系列(TXN)における本放送、および同系列局での再放送で放映されたもの。サブタイトルの際にひらがなのタイトル表記がつけられている。なお、VHS・LD化の際にはテレビ放映版の作画に修正が行われている。中でも、第弐拾壱話から第弐拾四話までは大幅な増補・修正が行われたため、テレビ放映版とは大きく異なっている。テレビ放映版は、VHS・LDのビデオ全巻購入者の特典として、大幅な増補・修正が行われる前の第弐拾壱話から第弐拾四話が応募者に配布された[注 67]
テレビ放映版については第弐拾壱話から第弐拾四話以外はソフト化されていなかったが、2015年8月26日に第弐拾壱話から第弐拾四話以外では初となる全話収録のテレビ放映版がDVD-BOXとして発売された[162]。本放送終了後に「ご視聴ありがとうございました。」のテロップ画面が流れた。
VHS・LD・初期DVD版
VHS・LD化に際して、テレビ東京系列での放映版の作画に修正をして、次回予告をテレビ放映時の15秒から30秒に変更[注 68]して収録[注 69]された。なお、テレビ東京系列で放映された際にはサブタイトルにひらがなのタイトル表記がつけられていたが、VHS・LD化の際にはなくなっている[注 70]。VHS・LD版は第壱話から第弐拾話まで発売されたところで発売が一時休止され、劇場公開後に第弐拾壱話以降の発売が再開される。第弐拾壱話から第弐拾四話までについては、劇場版総集編『DEATH』より流用したカットならびに新作カット・新規アフレコも一部加えられるなど大幅な増補・修正が行われた。第弐拾四話以降は第弐拾伍話と第25話「Air」、最終話と第26話「まごころを、君に」が併行して収録された。この第25話、第26話は劇場版と同じ内容であるが、劇場版第25話、第26話とは異なる部分がある[注 71]。初期DVDが発売された際にはVHS・LD版を踏襲したため第25話、第26話が収録された[注 72]
リニューアル版DVD
2003年、デジタルリマスター化、音声の5.1chサラウンド化、オープニングとエンディングのスタッフテロップを変更[注 73]、追加音声を収録したリニューアルDVDが発売された。デジタルリマスター化に際しては、GAINAXの倉庫から制作当時のセル画を取り出し原素材の質感を可能な限り保存・再生したものとなっているが、第拾六話はオリジナルの16mmネガフィルムを紛失していたため、35mmインターネガからテレシネされている。また、第弐拾壱話から第弐拾四話については以下の2つに分けられた。なお、2015年8月26日に発売されたBlu-ray BOXのテレビ版の構成は、リニューアル版DVDを踏襲している。
オンエアフォーマット版
現在のCS放送(インターネット配信を含む)にて放送されているものを「オンエアフォーマット版」と呼ぶ。これは基本的にビデオフォーマット版の作画を流用しそれをテレビ放映版のかたちで構成したものであり、実際のテレビ放映版とは作画が異なる箇所がある。
ビデオフォーマット版
2003年のリニューアルDVD発売に際して、VHS・LD・初期DVD版に収録されている増補修正版の第弐拾壱話から第弐拾四話を「ビデオフォーマット版」と呼称し、漢数字表記であった話数を、劇場版に合わせて漢字からアラビア数字に変更した(ただし、タイトルでの話数表記は従来の漢字表記)。中間アイキャッチに表示される話数も、劇場版と同じく「'」が追加された。
ビデオフォーマット版は設定や登場人物の内面描写をより詳しくしたものであり、VHS・LD化の際に増補されたカットならびに新作カットも一部加えられるなど[注 74]内容が豊富であるが、テレビ版であるオンエアフォーマット版とは違い1話25分弱の枠に収まっていないため、話のリズムやテンポに違いがある[164]。次回予告は30秒バージョンとなっていて、エンディングの際には追加シーンのスタッフテロップが入るため、オンエアフォーマット版より長くなっている[注 75]。なお、初期DVDまでは第弐拾四話以降に第弐拾伍話と第25話「Air」、最終話と第26話「まごころを、君に」が併行して収録されていたが、リニューアルDVDには第25話と第26話は収録されていない。

映像ソフト一覧

VHS・LD

発売日 規格品番 収録内容
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:0
IN THE BEGINNING
1995年12月21日 KIVA-248 (VHS) 設定、制作過程、制作スタッフのインタビューなど
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:1 1996年2月3日 KIVA-249 (VHS)
KILA-149 (LD)
第壱話、第弐話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:2 1996年3月6日 KIVA-250 (VHS)
KILA-150 (LD)
第参話、第四話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:3 1996年4月5日 KIVA-251 (VHS)
KILA-151 (LD)
第伍話、第六話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:4 1996年5月2日 KIVA-252 (VHS)
KILA-152 (LD)
第七話、第八話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:5 1996年6月5日 KIVA-253 (VHS)
KILA-153 (LD)
第九話、第拾話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:6 1996年7月5日 KIVA-254 (VHS)
KILA-154 (LD)
第拾壱話、第拾弐話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:7 1996年8月7日 KIVA-255 (VHS)
KILA-155 (LD)
第拾参話、第拾四話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:8 1996年9月5日 KIVA-256 (VHS)
KILA-156 (LD)
第拾伍話、第拾六話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:9 1996年10月2日 KIVA-257 (VHS)
KILA-157 (LD)
第拾七話、第拾八話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:10 1996年12月5日 KIVA-258 (VHS)
KILA-158 (LD)
第拾九話、第弐拾話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:11 1998年2月4日 KIVA-259 (VHS)
KILA-159 (LD)
第弐拾壱話、第弐拾弐話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:12 1998年7月3日 KIVA-260 (VHS)
KILA-160 (LD)
第弐拾参話、第弐拾四話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:13 1998年8月12日 KIVA-261 (VHS)
KILA-161 (LD)
第弐拾伍話、ビデオ版第25話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:14 1998年9月9日 KIVA-311 (VHS)
KILA-311 (LD)
最終話、ビデオ版第26話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:X[注 76] - SVG 7 (VHS)
3SLG 2 (LD)
第弐拾壱話 - 第弐拾四話(テレビ放映版)
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:0'
THE LIGHT FROM THE DARKNESS[注 77]
1997年1月25日[注 78] EVA 0:0' (VHS) 劇場版「シト新生」予告編、特報など
新世紀エヴァンゲリオン劇場版BOX 1998年12月23日 KIVA-9401、9402 (VHS)
KILA-9401〜9404 (LD)
劇場版「シト新生」(DEATH(TRUE)2&REBIRTH)、劇場版「Air/まごころを、君に」

初期DVD

発売日 規格品番[注 79] 収録内容
新世紀エヴァンゲリオン Volume 1 1997年7月19日 KIBA-1
GDVD-001
第壱話 - 第四話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 2 1997年8月21日 KIBA-2
GDVD-002
第伍話 - 第八話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 3 1997年9月26日 KIBA-3
GDVD-003
第九話 - 第拾弐話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 4 1997年10月22日 KIBA-4
GDVD-004
第拾参話 - 第拾六話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 5 1997年12月22日 KIBA-5
GDVD-005
第拾七話 - 第弐拾話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 6 1998年11月22日 KIBA-6
GDVD-006
第弐拾壱話 - 第弐拾四話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 7 1999年1月22日 KIBA-7
GDVD-007
第弐拾伍話、ビデオ版第25話、最終話、ビデオ版第26話
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 1999年9月22日 KIBA-105、106
GDVD-008、009
劇場版「シト新生」(DEATH(TRUE)2&REBIRTH)、劇場版「Air/まごころを、君に」
新世紀エヴァンゲリオン
SECOND IMPACT BOX 上巻
2000年11月15日 GDVD-010
(GDVD-001〜003)
第壱話 - 第拾弐話
新世紀エヴァンゲリオン
SECOND IMPACT BOX 中巻
2001年2月21日 GDVD-011
(GDVD-004、005、006-2)
第拾参話 - 第弐拾四話[注 80]
新世紀エヴァンゲリオン
SECOND IMPACT BOX 下巻
2001年6月22日 GDVD-012
(GDVD-007-2、008、009、013)
第弐拾伍話、最終話、劇場版「シト新生」(DEATH(TRUE)2&REBIRTH)、劇場版「Air/まごころを、君に」、
PCゲーム「鋼鉄のガールフレンド」(DVD-ROM版)

リニューアルDVD

発売日 規格品番 収録内容
NEON GENESIS EVANGELION 01 TEST-TYPE 2003年3月26日 KIBA-1000 第壱話、フルサイズOP・EDほか
NEON GENESIS EVANGELION Vol.01 2003年7月24日 KIBA-1001 第壱話 - 第四話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.02 KIBA-1002 第伍話 - 第八話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.03 2003年8月27日 KIBA-1003 第九話 - 第拾弐話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.04 KIBA-1004 第拾参話 - 第拾六話[注 81]
NEON GENESIS EVANGELION Vol.05 2003年9月26日 KIBA-1005 第拾七話 - 第弐拾話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.06 KIBA-1006 第弐拾壱話、第弐拾弐話、第21話、第22話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.07 2003年10月22日 KIBA-1007 第弐拾参話、第弐拾四話、第23話、第24話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.08 KIBA-1008 第弐拾伍話、最終話
THE FEATURE FILM NEON GENESIS EVANGELION
DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に
2003年11月27日 KIBA-1009、1010 劇場版「DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に」
THE FEATURE FILM NEON GENESIS EVANGELION
DTS COLLECTORS Edition
2004年11月3日 KIBA-1209、1210
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX[注 82] 2003年6月25日 KIBA-91001〜91010
SDG-10008
第壱話 - 最終話[注 81]、第21話 - 第24話、劇場版「DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に」
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX〈復刻版〉[注 83] 2007年4月23日 NBD-91001〜91011
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX '07 EDITION[注 84] 2007年8月1日 KIBA-91401〜91410
SDG-10117
日テレ限定 新世紀エヴァンゲリオンDVDボックス[168] - 1i014(KIBA-1000〜1010)

HDマスターDVD

発売日 規格品番 収録内容
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.1
NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.1
2019年7月24日 KIBA-2317 第壱話 - 第四話
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.2
NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.2
KIBA-2318 第伍話 - 第八話
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.3
NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.3
KIBA-2319 第九話 - 第拾弐話
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.4
NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.4
KIBA-2320 第拾参話 - 第拾六話[注 85]
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.5
NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.5
KIBA-2321 第拾七話 - 第弐拾話
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.6
NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.6
KIBA-2322 第弐拾壱話、第弐拾弐、第21話、第22話
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.7
NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.7
KIBA-2323 第弐拾参話、第弐拾四話、第23話、第24話
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.8
NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.8
KIBA-2324 第弐拾伍話、最終話

その他のDVD

発売日 規格品番 収録内容
NEON GENESIS EVANGELION MUSIC&REMIX DVD ツインパック 2006年8月13日 KIBA-91299、91300 映像付き音楽DVD、初回限定版
NEON GENESIS EVANGELION MUSIC DVD 2006年8月23日 KIBA-1299 映像付き音楽DVD
NEON GENESIS EVANGELION remix KIBA-1300 映像付き音楽DVD
新世紀エヴァンゲリオン TV放映版DVD BOX
ARCHIVES OF EVANGELION
2015年8月26日 KIBA-92191〜92198 第壱話 - 最終話(テレビ放映版)、劇場版「シト新生」(DEATH(TRUE)&REBIRTH)

Blu-ray

発売日 規格品番 収録内容
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray BOX
NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX
2015年8月26日 KIXA-90501〜90510 第壱話 - 最終話[注 86]、第21話 - 第24話、ビデオ版第25話、ビデオ版第26話、
劇場版「シト新生」(DEATH&REBIRTH)、劇場版「Air/まごころを、君に」、劇場版「DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に」
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.1
NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.1
2019年7月24日 KIXA-880 第壱話 - 第四話
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.2
NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.2
KIXA-881 第伍話 - 第八話
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.3
NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.3
KIXA-882 第九話 - 第拾弐話
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.4
NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.4
KIXA-883 第拾参話 - 第拾六話[注 85]
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.5
NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.5
KIXA-884 第拾七話 - 第弐拾話
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.6
NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.6
KIXA-885 第弐拾壱話、第弐拾弐話、第21話、第22話
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.7
NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.7
KIXA-886 第弐拾参話、第弐拾四話、第23話、第24話
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.8
NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.8
KIXA-887 第弐拾伍話、最終話
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray BOX STANDARD EDITION
NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX STANDARD EDITION
KIXA-870〜879 第壱話 - 最終話[注 85]、第21話 - 第24話、ビデオ版第25話、ビデオ版第26話、
劇場版「シト新生」(DEATH&REBIRTH)、劇場版「Air/まごころを、君に」、劇場版「DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に」

「EVANGELION 30th Anniversary Movie Collection」については新世紀エヴァンゲリオンの作品一覧#Blu-rayを参照。

関連作品一覧

劇場版・新劇場版

映画『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』は1997年3月15日公開。『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』1997年7月19日に公開された。この2作品を修正しひとつにまとめた『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)² / Air / まごころを、君に』(REVIVAL OF EVANGELION)は1998年3月7日に公開された。

2007年より、完結した作品を再構築した新シリーズ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の4部作が開始された。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007年9月1日)に始まり、その後14年をかけて『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009年6月27日)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年11月17日)と続き、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021年3月8日)をもって完結となった。

漫画・小説

アニメ版のキャラクターデザインを担当した貞本義行本人による同名コミカライズが、テレビアニメのストーリーを踏襲した唯一のものであり、これはアニメ放送に先駆けて月刊少年エースにて連載開始された。通常、「漫画版」と言えばこれを指す。

外伝やアナザーストーリーとしては多数の作品がある。学園ものラブコメディとして設定されたゲーム化作品のコミカライズ『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』や『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』、ミステリーものの『名探偵エヴァンゲリオン』、デフォルメキャラクターによるメディアミックス『ぷちえゔぁ』の4コマ漫画やパロディ作品、複数の漫画家によるトリビュート作品、パチンコシリーズを題材にした『奇跡の勝ちは』など、多数の関連漫画が出版されている。

小説では、アニメでのメカニックデザインを担当した山下いくとの製作総指揮による『エヴァンゲリオン ANIMA』などがある。

音楽作品

主題歌「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」などのシングル、およびテレビアニメから新劇場版に至るまでのの劇伴を収録したオリジナルサウンドトラックや劇中使用されたクラシック音楽のアルバム、『エヴァンゲリオン交響楽』などのオーケストラ演奏のライブ・アルバム、『EVANGELION -THE BIRTHDAY OF Rei AYANAMI-』などキャラクターに関連したコンピレーション・アルバムが多数発売された。

書籍

テレビアニメ版のシナリオ集および絵コンテ集、フィルムブック、原画集が複数巻発売された。新劇場版については、原画集のほか、資料やビジュアルストーリーを集めた『全記録全集』が、各作品ごとに順次発売されている。

ゲーム

家庭用ゲーム機向けの各種ゲームのほか、パソコンゲーム、携帯電話用ゲーム・アプリゲーム(パチンコ・パチスロの派生作品を含む)、テーブルトークRPGトレーディングカードゲームが多数発売された。また2010年代以降、リアル脱出ゲームのイベントも日本国内で頻繁に開催された。

パチンコ・パチスロ

フィールズビスティにより、2004年より2021年現在まで、本作品をベースとしたパチンコパチスロ機が多数開発された。林原めぐみの「集結の園へ」などのタイアップソングも提供された。これらは新たなファン層を生み出したとされる[171]

実写映画

2003年にアメリカ合衆国のアニメ・特撮作品配給会社ADVフィルムにより、実写映画化の製作発表がなされたが、2009年9月1日にADVが日本アニメの権利を含む保有資産を売却、企画は以後停止した状態となっている。

舞台

2022年11月2日に開催された東急歌舞伎町タワー開業半年前記者発表会にて、2023年5月に上演されることが発表された[172]。また、2023年2月2日に公演の詳細が発表された[173]。本公演は2023年4月14日に開業予定の東急歌舞伎町タワーに新設されるTHEATER MILANO-Zaのこけら落とし公演である[172]

展示会

日本国内
  • 新世紀エヴァンゲリオン ART OF GALLERY - 1997年に千葉と札幌で開催。
  • 新世紀エヴァンゲリオン3D WORLD in アムラックス - 1997年に東京で開催[174]
  • 新世紀エヴァンゲリオン フェスティバル - 1997年に大阪と名古屋で開催。
  • 新世紀エヴァンゲリオン セル画展 - 2001年に大阪で開催。
  • 世界物理年・EVA10周年記念・合併1周年記念・スターウィーク「新世紀エヴァンゲリオン・セル画展」-エヴァの物理学- - 2005年に愛媛にて開催[175]
  • imagination of EVANGELION - 2007年に東京で開催[176]
  • エヴァンゲリオン展 - 同じ名称で、2タイプの展示会が存在する。
    • 2011年から2012年にかけて宮城[177]、宮崎[178]、兵庫[179]、札幌にて開催[180]。「エヴァンゲリオン・ヒストリア」に名称変更し、2013年には徳島でも開催[181]
    • 朝日新聞社により、2013年から全国各地で巡回展示している[182]
  • J:COM presents エヴァンゲリオン×美少女写真展-Girls Collection of EVANGELION- - コンセプト写真展[183][184]。2012年に東京・大阪で開催。
  • ヱヴァンゲリヲンと日本刀展 - 2012年から全国各地で巡回展示をしている[185]
  • EVANGELION 100.0 - RADIO EVAによる展覧会。2012年から全国各地で巡回展示[186]
海外
  • エヴァンゲリオン POP UP MUSEUM at J-POP SUMMIT FESTIVAL 2012 - 2012年にサンフランスコと北京で開催[187]
  • EVANGELION ANIME WORKS in Paris - 2013年にパリにて開催[188]
  • 新世纪福音战士大展 EVANGELION EXPO - 2013年に上海にて開催[189]

反響

本作品は新聞や一般言論誌、思想誌、ワイドショー番組や『ザ・スクープ』のような報道ドキュメンタリー番組など、普段アニメを題材とすることは少ないメディアでも取り扱われ、宮台真司宮崎哲弥東浩紀などの評論家によって、社会的影響力の検証が行われた。アニメ雑誌ではない『Quick Japan』などでの特集や、数々の謎本が出版された[190]

2006年には、文化庁メディア芸術祭の10周年記念企画として行われたアンケート企画「日本のメディア芸術100選」のアニメーション部門で第1位に選出された[191]

スタッフの見解・意見

庵野秀明は、1998年の村上龍との対談において「本来サブカルチャーにしかならないと思うんです。基本的に登場人物の独白は愚痴みたいなものですから、そんなに面白いはずがない。『そんなキャラクターに共感する人がこんなに多いのか』『そこまで行き詰っている感覚をみんなが持っているのか』『日本はこんなにも病んでいるのか』と驚きました」「内面を吐露している人がいると、『こういう風に言えばいいんだ』と気が付くでしょう。それまで漠然としていた感情に言葉が与えられたことで、それに自分を照らし合わせてやたらみんな内面を告白し始める。ジークムント・フロイト精神分析学みたいな手段は昔からあったけれど、普通なかなか手に取らないから、言葉が身近な所にないじゃないですか。『エヴァ』はアニメーションという記号的で情報量がセーブされたポピュラリティのある媒体だったんで、みんな利用しやすかったんだろうし、どんな話か他人に説明しやすかったんだと思うんです。実写だったら誰も見てくれないですよ。『エヴァ』はアニメにも関わらず、勝手に内面描写をしているという点で価値を見出されたんです。表現として差別されているのを逆に利用していた面もありました。基本的にはブームになるほど面白いものじゃないはずだった。一種の集団ヒステリーに近いものを感じました」との見解を示した[192]。新劇場版開始後は「あまり夢とか想像力は壊したくない」としてエヴァについてはあまり語らない方針を続けており[193]、2021年に久々に公式に語った[194]

大月俊倫プロデューサーは1997年の旧劇公開後のインタビューで、庵野は『エヴァ』を始めた時と終わった時では作家としての目指す方向性や主義主張が変わったと述べ、こうして話題になるのも「作家としての自分」よりも「自分としての自分」を表に出し始めたことがお客さんが何回か観るとわかってしまい、ある個人の内面を思いきり見せられていると思い「これはただごとじゃない」と感じ、皆さん追いかけたくなったり『謎本』を買ったりして、みんな『エヴァ』のことではなく、庵野のことを知りたがっているだけじゃないかと見解を示した[195]

鶴巻和哉は『Air/まごころを、君に』のパンフレット内のインタビューで、テレビシリーズをやっていた頃を振り返り「今日は、客のノリが悪いな」とか「お、今日は盛り上がってるな」とか、そういった反応が、その時製作している話数にフィードバックされていて、現場は『ライブ感覚』だった事を明かし、「パソコン通信での愚にもつかない批判とか、サブカル誌での褒め殺しに近い褒められ方とか、庵野秀明本人はすごく気分が悪かったろうけど、『エヴァンゲリオン』というのは、そういった誤解されていくのを含めて『コミュニケーションの物語』だった」と語り、インタビュアーが、「今(テレビシリーズ放送後)では、居酒屋でサラリーマンが『エヴァ』の謎について議論してますからね(笑)」と話をふると、鶴巻は「(笑)。例えばね、庵野秀明は『アニメファンは内側向いていてイカン』ていうじゃないですか。『もっと、外へ出て行かないと』って。それで言えば、アニメファンじゃない人が観てくれるというのは、嬉しい事のはずなんですよね。でも、結局のところ『エヴァンゲリオン』+『エヴァンゲリオン』に関する庵野秀明のコメントっていうのは、彼自身を含めた、もちろん僕め含めたアニメファンに向けてのメッセージなんです。実はアニメファン以外の人が観てもしょうがない。普通に生活できて、普通にコミュニケーションとれてる人が観ても仕方ない作品なんですよ」と語り、それに対してインタビュアーは、今『エヴァ』観ている人も、実はみんな、アニメファン的なところ(世の中とうまくやっていけない焦燥感みたいなもの)を持っており、誰にでもあるものかもしれない事を指摘すると、鶴巻は、アニメファンという一括りでなく、一歩退いて日本人という括りで見ても同じような問題があり、アニメファンに特化した問題じゃないかもしれませんね。と述べた[196]

批評

SF評論家の大森望は、旧劇観賞後「後半、あそこまで暴走して心の問題を描くのは、従来のTVアニメでは考えられなかった」とし、故に「エヴァの存在価値は、今までならメインカルチャーの領分だったテーマがロボットアニメでも充分やれる、アカデミー賞クラスの映画にまさるとも劣らないものがつくれることを証明したことじゃないか」と述べ、「おたく文化が軽視されるのは、それだけ閉じた世界を構成しているせい」とし、「エヴァの世界は閉じてなく、心理学、宗教学、哲学、科学、あらゆる方向に広がって、観客に教養を要求し、『もののけ姫』だと、立派な映画をたまたまアニメでつくりましたっていう感じだが、『The End of Evangelion』の場合、TVアニメ以外の何者でもなく、なおかつライバルは『2001年宇宙の旅』みたいな映画になってる」と評した[197]

作家の大塚英志は「自分と他人の境界が溶け合う世界を求める」という人類補完計画の思想については、現代のネット社会との類似性を指摘し、最終的にはシンジが他人と溶け合うことを拒絶し、他者がずっといる世界を選択したことに対して肯定的に評価した。また、この作品を読み解くテーマとして『他者の消失』を挙げ「自分が理解出来ない他人がいて、その他人と折り合いをつけ、社会や世界を作っていくのが『近代社会』」であり、最近ではそれを排除する『分断』に陥っており、理解出来ない思想を持っている他人に対してレッテル貼りや差別化し、いなくなってしまえ、という考えに至ってしまう状況があると語り、本作品では「意図がよくわからないが日本を襲ってくる使徒はまさに不条理な他者で、人類補完計画はそれを取り込み自他の障壁を消そうとするが、本作では他者がいない世界は間違っていると結論を示した」と語る。「『他者を排除しようとする思想』は昔と比べSNSの普及により世界的に広がり、『分断』と言いながら他方の殲滅を考える」と語り、米大統領選のバイデン・トランプ両陣営を例に挙げ、双方皆自分達に都合の良いニュースだけ見て、不都合なニュースは見ないようにして自らを補完していたと語る。「そうなってしまう未来を25年前に正確に批判的に描いた所がエヴァの価値だと言える」と評した[198]

Quick Japan』誌上において、旧劇試写会鑑賞後、竹熊健太郎大泉実成、特別ゲストの東浩紀で鼎談の場が設けられた。竹熊は、宮崎駿がインタビューで「庵野秀明は自分しか見ていない、もっと群衆を描かなきゃダメだ」と批判している事に対して、「やっぱり宮崎駿さんって組合運動の世代だから。でも今、労働の尊さとか、共同体の尊さとか、自然の美しさなんて言ったって、若い世代にはリアリティないからさ。むしろ、共同体は壊れているし、家族も壊れているし。その流れは止められそうにない。その中で、じゃあ自分をどう見いだすんだっていうとさ、今みたいな状況では、自分で自分を見いだすしかないっていうことじゃないですか」と語り、東浩紀は「『エヴァンゲリオン』はむしろ、群衆に出会う以前の話、いわばコミュニケーションの条件のレベルの話をしていますからね。つまり、どうやって他人と接触するかって話。そういう意味では確かに庵野さんの問題意識のほうが宮崎さんの問題意識よりも前にあるかもしれません」と語り、それに対し竹熊は「だから宮崎さんから見るとやっぱり病的に見えるわけですよ。俺(宮崎駿)にだって、そういう悩みはあるけれども、個人的な悩みをさらけ出すより、もっと描くべき問題があるだろうと。これはもう『世代の差』としかいいようがない」と私見を述べた[199]

アニメーションプロデューサー西沢信孝は「10人中2人が大絶賛する様な、正統派ではないマニアックな企画が大ヒットしたという事実は無視できない」と驚愕した[200]

村上龍は「結局、人間は本当の事を話す方が不自然で、『今だけ』という瞬間性や新しい局面に出会わないと、なかなか自分の思いを話せない。だけど今は、自分を支えていた構造が崩れる様な非日常的な瞬間が全くないんじゃないかな。だって、ファミレスで仲間とおしゃべりしていても、本当のことなんて話せないでしょう。だから『エヴァ』みたいな心情の吐露が必要とされてウケたんじゃないかと思うんです。僕もそういう小説を書こうかな」と庵野に対して持論を呈して、庵野は「うっとうしくなるだけですよ?あれは情報量の少ないセル画だからできた表現です」と引き留めている[192]

安彦良和は「非常に不健全なものを感じるんですよ。若い人達は『赤裸々なメッセージ』『エキセントリックなもの』『極端な死生観』に弱いんですよね。宗教に対して免疫がないのと同じ様に。そこを悪い大人が逆手に取ると若者はヒートしますよ。『エヴァ』を作った人達は利口だから、その逆手の取り方が非常に上手かったと思うんですよね。富野由悠季さんのやり方も参考にしただろうけど、富野さんよりも利口でしたたかです。『未完成のフィルム』を放送することなど、本当はやってはいけないことだけど、敢えてやってしまう。それも仕掛けの一つだから。『そういう禁じ手を使っていいのか?』とか非常に不純なものを感じるんですよね」と制作陣の戦略に疑問を抱いていることを打ち明けた[201]。しかし、貞本によるコミカライズ版に対しては「『7巻まで読むのに2日かかるかな』と思って読み始めたら、一気にスイスイ読めた。『エヴァ』ってすごく懐かしい世界じゃないか」と共感を抱き、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の連載を始めた時には「貞本の絵に勝ちたい」と対抗心を露わにした[202]

押井守は「セル画をひっくり返して撮影しようが、線画だろうが、そのいやらしさすら『演出』と言い張って押し通した」とアニメーションの見方について考えさせられたことを話している[203]

新海誠は「リアルタイムでテレビシリーズを見て、劇場版も見ました。手間をかけなくても、作中での物語の語りかけがものすごく洗練された形で出ていて、『こういうやり方だったら、こんなに省略化しても作品を作れるんだ』という感銘を受けました。見ていなければ『ほしのこえ』は生まれなかったと思います」と自身のルーツとなったことを公言している[204]

紀里谷和明は「合理的に表現していくやり方等、いろんなことを学ばせてもらいました。『CASSHERN』をやる上で、当初スタッフに無理だと言われていた際の説得材料としても使わせてもらいました」と仕事の上での励みになったことを庵野に伝えた[205]

精神科医斎藤環は、庵野秀明を「境界例」的作家に位置すると評した。その系譜には、太宰治を筆頭に、筒井康隆内田春菊柳美里らがおり、彼等が境界例的にみえるのは、作家と作品、あるいは作家と読者の関係性のスタイルにおいてとし、それは、まずその作品の飛び抜けた面白さ(=誘惑の技術)や、サービスとも挑発ともとれるパフォーマンス(=行動化)においてみてとれるとし、庵野秀明がこの系譜に連なりうるのは、まさに「抜群に面白いアニメ作品」のテレビシリーズをあのように終わらせたことにおいてであると評した。自己啓発セミナー的でもあり夢オチとも卓袱台返しともとれるようなあの結末は、当時のエヴァファンを激怒させた(あれは作家による「行動化」以外の何ものでもなかった)。結局庵野は、最終二話を劇場版で作り直すことになるが、今にして思えば、エヴァのテレビシリーズは、あの最終二話によってこそ伝説となったのではなかったかと斎藤は問う。少年少女からいい歳の大人まで満遍なく魅了し尽くしたウェルメイドなアニメ作品は、その破綻ぶりによって、いわば庵野の「私小説」としての顔を露呈させてしまったと評す。太宰の作品の多くがそうであるように、「境界例」的な作品は、そのリアリティを「作家の人格」によって担保している。作品への関心は、そっくり作家本人への関心と重なるため、どれほどフィクションと断ってあっても、物語と作家自身の体験とがしばしば混同されてしまう。作品のいたるところに、作家自身の素顔がちらつくという意味で、「境界例」的な作品は、本質的にメタフィクションだと定義し、「エヴァ」最終二話の「学園編」において突如現れたメタ・レベルは、こうした「境界例」的構造のもとで理解される必要があると評した[206]

宇野常寛の著作『ゼロ年代の想像力』では1990年代の社会全体を覆う『気分』(オウム真理教などに代表される破滅(アルマゲドン)思想、引きこもりの思想、若者の成熟問題)を代表する作品として取り上げ、1990年代後半以降のセカイ系諸作品に対する影響性が検証されている。

Shiro Yoshiokaはアニメの立ち位置を、ただファンが消費するものから、学術的・批評的な議論の対象となる「芸術」へと変える礎を築いた作品として、『もののけ姫』とともに挙げている[207]

受賞歴

売上記録

1997年当時の関連商品の総売り上げ金額は300億円を超え[275]、2007年時点では、関連商品の総売り上げ金額は1500億円を突破している[276]

コンテンツ業界への影響

本作品は社会現象にまでなった1990年代を代表するアニメ作品であり、蓄積された邦画や日本の特撮、アニメーションの技法を濃縮した作風に加え、キャラクターの内的側面を表現するなど、斬新な演出が後続するアニメ作品に多大な影響を与えた(アニメ作品以外にもこの傾向はみられる)[注 87]

宇宙戦艦ヤマト』(1974年)、『機動戦士ガンダム』(1979年)に続く第3次アニメ革命と言われた[277]。従来のロボットアニメが玩具の売り上げのための販促としての性格を色濃く持っていたのに対し[注 88]、アニメ作品の映像ソフト自体に販売、購入価値を見出せる作風であり、本作品以後、「パッケージ性」と呼ばれるこの性格を強め、テレビアニメの制作費を映像ソフト化で賄う仕組みができた[278]

コンテンツ業界では、元々一つのメディアでしか表現されていなかった作品(原作)の商品広告を小説、漫画、アニメ、ゲーム、音楽CD、映画、キャラクターグッズ販売などの多数のメディアと組み合わせて商品展開させ、各メディアの弱点を補う「メディアミックス」と呼ばれる手法が1980年代後半から盛んになっていた。本作品は同時期の『スレイヤーズ』シリーズ、『機動戦艦ナデシコ』と共にその潮流を確立させたものであり、特に「原作のないアニメ主体のメディアミックス」の嚆矢となった存在である[279]

本作の成功はアニメブームに繋がり、放送後の1997年ごろからは首都圏でテレビアニメが週約50本放送される空前のブームとなった。本番組の深夜帯再放送における高視聴率をきっかけにアニメの深夜放送(いわゆる深夜アニメ)が増加したことと合わせて、現在のアニメ放送体系を決定付けたと言える[注 89][注 90]。テレビアニメにおける製作委員会方式の初期試用作品であり[注 91]、その傑出した成功例である本作品は、現在主流となっている同製作体制を増加させる一因となった[282]。ただし、この製作委員会方式はアニメの粗製濫造を招いたとして2007年からの『新劇場版』ではこれと訣別しカラーの100%出資により経済的リスクも全て負うことになった[283]

また、物語終盤にいくにつれ、社会やそれに関わる人々がほとんど描写されることなく、主人公・碇シンジのとる行動や内面性がそのまま「世界の危機」にシンクロして描かれる。このような「悩める主人公の精神世界と現実世界がシンクロし、世界の命運を左右するかのような設定」は、後にセカイ系と呼ばれるジャンルの形成に大いに寄与し[102]、別名「ポスト・エヴァンゲリオン症候群」と呼ばれることがある[284]

ホビーアイテム

本放送の終了と前後して作品人気が高まった時期から、ホビーアイテムも登場した。バンダイでは、当初LM(リミテッドモデル)と銘打ったプラモデルシリーズを展開した。この商品は発泡剤を含ませたプラスチックを簡易金型で成型したものであり、その素材と生産の都合上シャープな造形ではなく可動部も少ないものであったが、発売と同時に売切が続出する。これに手応えを感じた同社では、即座に上位モデルとしてLMHG(リミテッドモデル・ハイグレード)シリーズを企画する。こちらは同社の看板商品であるガンプラで培われた技術をふんだんに持ち込んだ設計で、特に腕はアニメ設定の肘関節が露出しない構造を再現するため、一種のアーマチュア(可動式骨格)構造を持ったフレームの上に軟質素材を被せた状態で成型するというこだわりを見せ、ヒット商品となった。両シリーズとも劇中に登場するエヴァシリーズ全機が商品化された上に、使徒も一部商品化されている。

また、当時ヒットの兆しを見せていたトレーディングカードの分野でもバンダイで商品化がなされ、こちらもヒットを記録した。同社は低年齢層向けのカード自販機ブランド「カードダス」を有しており、SDガンダムなどのカードをリリースしていたが、対象年齢の違いから当初は「カードダスマスターズ」ブランドでの発売となっている(後に「カードダス」ブランドでも発売された)。

これらの商品は、当時ホビー分野の商品化権をセガが有していた関係上、バンダイはセガからセカンドライセンス(2次版権)を取得する形での販売となった。このため、当時の商品パッケージには発売元がセガであると明記されている。

こういったハイターゲット向けのアイテムがいずれもヒットしたことが、後のアクションフィギュアブームに乗る形での商品化へと繋がり、世紀を越えてなお多数の新規ホビーアイテムがリリースされ続ける状況の先鞭をつけたといえる。なお、商品化権に関してはその後セガの独占的な権利が消尽し、2010年現在ではバンダイや海洋堂など有名メーカーから様々な商品が発売されている。またセガも、女性キャラクターのフィギュアを中心にアミューズメントスポットに置かれているクレーンゲーム用景品としてリリースし続けている。

アパレル商品

本作品とタイアップしたアパレル商品で、コスプレ用品でなくリアル・クローズとして発売されたのは、コスパが1998年ごろよりキャラクターやロゴをモチーフにしたTシャツを展開したのが最初である[285]。その後、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が公開される前の2007年より、RISK、HEX-ANTISTYLEなど原宿系ストリートファッションブランドとのタイアップが始まり、BEAMSX-girlといった、セレクトショップや日本国外ブランドにも波及した[286]。2010年には、ユニクロのUTコレクションでTシャツが発売された[287]

2007年からは、新劇場版の公式プロジェクトとして、ファッションブランド「RADIO EVA」がスタートし、吉田カバンLee、シューズメーカーのK・SWISS、ZOZOTOWNなどとの共同プロジェクトを展開している[288]

テーマパーク施設

テーマパークにて本作を題材にした施設が設置された。期間限定ではあるが長期にわたり運営となる。

富士急ハイランドでは、パビリオン『EVANGELION:WORLD-実物大初号機建造計画-』が2010年7月23日よりオープンし[289]、「第二次計画」[290]「第三次計画」[291]と度々リニューアルを繰り返しながら2021年5月9日まで営業された[292]ほか、同パークの『高飛車』とコラボレーションした『エヴァ飛車[293]、『富士飛行社』とコラボレーションした『エヴァンゲリオン×富士飛行社 -EVANGELION THE FLIGHT-[294]といったアトラクションが実施された。

また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにおいても、2015年に『ユニバーサル・クールジャパン』のひとつとしてエヴァンゲリオンとしては初の4Dアトラクション『エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』[295]、2016年に『エヴァンゲリオン・ザ・リアル4D:2.0』[296]、2017年にライド・アトラクション『エヴァンゲリオン XRライド』[297]、2019年には『ゴジラ』との合作の『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』[298]といった施設を展開した。

地域振興

作品にゆかりのある地域では、本作品の世界観を体験できる施設を準備したり商業関係者等と協力をするなど、さまざまな地域活性化の取り組みが行なわれている。

脚注

注釈

  1. ^ 日本SF大賞を受賞していることなどから。
  2. ^ 制作者側より明言されていることなどから[1]
  3. ^ a b c d e 本放送当時は原作とアニメーション制作がGAINAXになっていたが、2023年現在は原作は庵野秀明、アニメーション制作はタツノコプロ単独に変更された。また、EDのクレジット表記ではGAINAX関連の企業をモザイクで隠す処置が行われた。
  4. ^ a b 角川書店、Project Eva.、GAINAXテレビ東京セガ・エンタープライゼス、東映。
  5. ^ 前述の通り、原作者は放送当時「GAINAX」名義だった。
  6. ^ 旧劇場版はテレビアニメ版第25話から分岐する形となり、最終2話分を新たに制作。
  7. ^ この時の日付は作中で明示されていないが、シンジを演じた緒方恵美は2015年6月21日、自身のツイートで「『明日』だった」と述べている。
  8. ^ テレビシリーズ版として発売されたVHS・LD・初期DVDまでは、テレビシリーズ版の第弐拾伍話・最終話と同時に、旧劇場版と同じ物語の第25話・第26話が収録された。ただし、劇場版とは異なる部分がある。
  9. ^ ただし、設定・テーマは同じで、展開を別に描いたものである[8]
  10. ^ リメイク作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズでは、式波・アスカ・ラングレー(しきなみ アスカ ラングレー)として登場する。
  11. ^ なお、その生産過程にはその正体に関連する人道的な問題があるため、各機関はその真実を秘匿し続けていた。
  12. ^ 母親の魂を介すことでEVAとシンクロする。この設定は、NHKスペシャル驚異の小宇宙 人体II 脳と心』から着想を得ている[9]。また、パイロットが14歳に限定される理由は当初は設定されていなかったが、前述の『驚異の小宇宙 人体II 脳と心』から貞本がイメージを作っていった[10]
  13. ^ 改装後の零号機を商品化する際などに使われる名称。本編では改装後も一貫して零号機と呼称される。
  14. ^ 本編においてはS2機関の実験中にNERV第2支部と共に消滅したと言及されるのみで、外観描写は無い。
  15. ^ 本編において外観描写が無いため。プラモデル化の際にはシルバーと設定された。
  16. ^ ゲームやパチンコに登場する際には渚カヲル、または相田ケンスケが搭乗することがある。
  17. ^ 渚カヲルのパーソナルが移植されている。
  18. ^ 貞本自身は、漫画版でテーマをアニメの「逃げちゃダメだ」から「自分に正直に付き合いましょう」に変えている[20]
  19. ^ 『蒼きウル』の要素は初期のエヴァンゲリオンにとりいれられている[要出典]
  20. ^ 試算すると予算が数十億円にも膨れ上がることがわかり、金銭的に行き詰まった。
  21. ^ 庵野は『ウル』が中断するかどうかという時期から大月に接触し、「もし万一そうなったらテレビをやりたいからよろしく」と声をかけていた。
  22. ^ もし断られていたら、本作がサンライズの作品になっていた可能性もあった。
  23. ^ 『トップをねらえ!』の設定と類似するので却下された[9]
  24. ^ どの企画も立ち消えになったため、庵野は山賀と組んで『ウル』をやることになった[35]
  25. ^ 貞本は、樋口真嗣が間に入って色々話しているうちに何かのきっかけがあって考えが変わったのではないか、あるいは村上龍の『愛と幻想のファシズム』に影響されて男の世界を作りたくなったのではないかと思っている。
  26. ^ ただし、最終話は「全ての謎が解かれて大団円」と書いているだけだった。
  27. ^ 1体ずつ到来する16体の使徒+終盤に月から飛来する12使徒で計28体。それにアダムが加わる[38]
  28. ^ 12使徒が果たす役割りは本編では9体の量産型エヴァンゲリオンに置き換わっている[39]
  29. ^ なお、「エウアンゲリオン」とは、新約聖書が書かれた古代ギリシャ語で「福音(喜ばしき知らせ)」を意味し[42]、それを受けて中国語タイトルも「新世紀福音戦士」となっている。
  30. ^ トウジやケンスケといったキャラクターの名前が同作の登場人物からとられている。
  31. ^ ただし、タイトルを付けたのが庵野かどうかは不明。
  32. ^ 当時は東映アニメーションの社員だったためペンネームを使った。
  33. ^ 磯は第1話に作画で参加した際に庵野に自らを売り込んで第13話の脚本を書くことになった。またその際に庵野から中盤以降は企画書に載っている各話のサブタイトルと数行のあらすじ以外は何も決まっていないことを聞き、後半のストーリー展開の構想や設定を提案した。それらは形を変えて、あるいは一部はそのまま採用された[79]。また本来の第25、26話(旧劇場版)の脚本を読んだ上で意見を言ったりしている[80]。山下ときおのところにも脚本の初期稿が送られてきたので、彼らもアイデアを提供した。また劇場版制作の際も二人で考えたストーリー案を提案したりしている[81][82]
  34. ^ シリーズが進むうちに設定などが変わって最初のプロットのままだとつじつまが合わなくなる部分を調整するため。
  35. ^ 一番セル枚数を使ったのは第拾九話[95]
  36. ^ 『新世紀エヴァンゲリオン(ニュータイプ100%コレクション)』で、当時のパソコン通信での反応が見られる[101]。また、2006年10月号の『月刊ニュータイプ』では「ネットでアニメを語った最初の作品」として紹介されている[102]。その他氷川竜介の評論など参照[103]
  37. ^ サウンドトラック『NEON GENESIS EVANGELION』の小冊子などでその慌ただしさがうかがえる。
  38. ^ 庵野は「オンエアが始まった時にもう崩壊が見えていた」と表現している。
  39. ^ 斬新すぎて映画会社から拒否されてしまったという。
  40. ^ その直前の第弐拾四話は、3分の1はバンクだが残りは摩砂雪がほとんど一人で仕上げた。スケジュール的には3週間くらいで、その内、絵を描いてるのは2週間。そこで編集作業に入らないといけないので、貞本がレイアウトなどを手伝った[119]
  41. ^ Aパートでは飲みの席での大月の話がかなり使われた[121]
  42. ^ 貞本によれば、スタッフはラストに最後の使徒と月面で戦うシーンがあって、何年か後にその月の表面にメッセージが書かれているという『トップをねらえ!』みたいなイメージかなと皆で話していたという。
  43. ^ エンディングテーマは「FLY ME TO THE MOON」を使用しておらず、不適切な言語が修正されている。この変更の影響で、「NERV」(ナーヴ)の発音がキャラクター毎に異なっている。
  44. ^ ビデオ版第26話の次回予告は実写を使用。
  45. ^ これは当作に限ったことではなく、当時のテレビ東京は年末年始の特別番組により通常時間での放送ができなかった場合放送時間を午前帯に振り替えて週1回の放送を維持していた。現在はこのようなことはなく、当該放送は休止されている。
  46. ^ シナリオ集『エヴァンゲリオン オリジナル』では「ゼーレ、魂の座」が第拾参話、「使徒、侵入」が第拾四話に入っている。
  47. ^ ヨハネの黙示録に出てくる獣。
  48. ^ 英語で「転校生」の意。
  49. ^ 心理学用語の「ヤマアラシのジレンマ=the Porcupine Dilemma」から。ここで使われている「Hedgehog」はハリネズミのことで、英語ではHedgehog's Dilemmaの表記が一般的。
  50. ^ 『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビシリーズおよび劇場版、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序〜Q』のシリーズを通して庵野秀明が唯一脚本を担当していない回である。ただし、脚本集『エヴァンゲリオン オリジナル』に所収されている本話の脚本は、全体の内容に大きな相違はないが、形式は「葛城ミサトによる碇シンジの観察報告」と完成作とは大きく異なったものになっている。
  51. ^ 「strike」は、「攻撃する」と「(えさに食いついた後で釣糸を張って)魚を鉤針にひっかける」をかけている。また、アメリカでは台風上陸時に「(女性名)strikes!」と言い回されるが、それともかけている。
  52. ^ デイヴィッド・ブリンのSF小説『サンダイバー英語版』 (SUNDIVER) から。また、唯一日本語と英語のタイトル名が同一の回。
  53. ^ SF映画『地球の静止する日』 (The Day the Earth Stood Still) から。
  54. ^ 小説『ガリヴァー旅行記』に登場する小人族リリパットから。
  55. ^ セーレン・キェルケゴールの著作『死に至る病』から。
  56. ^ 心理学用語「乳房の分裂」から。
  57. ^ 心理学用語「取り込み」から。
  58. ^ 心理学用語「口唇期」から。
  59. ^ 直訳すると「存在するな」のように聞こえるが、実際に英語の会話の中で使われるときには「I'm sorry(ご免なさい)」の返答・否定形として使われ、「自分を責めるな」の意となる。
  60. ^ 「シ者」は、渚カヲルの「渚」のを分けたもの。使者、あるいは死者。
  61. ^ ロナルド・D・レインの詩集『DO YOU LOVE ME?』(邦題『好き?好き?大好き?』)から。
  62. ^ ハーラン・エリスンの著作『世界の中心で愛を叫んだけもの英語版』から。
  63. ^ 英語で「お大事に、お体を大切に、(別れ際に)お気をつけて」の意。
  64. ^ ただし第拾参・拾四話は先述の通り放送時間の変更があったため、視聴率は低下している。この2話を除いた最低視聴率は第四話の5.8%。
  65. ^ テレビ東京では、1995年12月27日は水曜 17:30 - 18:00、1996年1月3日は水曜 8:00 - 8:30にそれぞれ放送された。
  66. ^ 当時の夕方6時30分枠はアニメ再放送枠『マンガのくに』となっていた関係で、TXN系列局で唯一の時差ネットとなっていた。1995年12月28日放送分は12月27日水曜 17:30 - 18:00に放送(他系列局と同時刻であるが遅れ放送)。後番組の『VS騎士ラムネ&40炎』の翌日に最終回が放送された(夕方6時30分枠の時差ネットは1996年4月改編をもって解消されたため)。
  67. ^ この他に2001年2月21日発売、新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 中巻 VOLUME6に収録。
  68. ^ 第弐拾伍話、最終話の次回予告は15秒、第25話、第26話の次回予告は30秒。
  69. ^ 放送時の次回予告の長さは当初は30秒を予定していたが放送時間の都合上、15秒に変更されて放送された。このため放映時の15秒の次回予告は特典映像として収録された[163]
  70. ^ VHS・LD全巻購入者特典の第弐拾壱話 - 第弐拾四話。および2001年2月21日発売、新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 中巻 VOLUME6を除く。
  71. ^ 第弐拾四話終了後に第弐拾伍話と第25話の次回予告。第25話終了後に第26話の次回予告。第26話終了後にエンディングがある。他にも演出上の違いがある。
  72. ^ 新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 下巻 VOLUME7(2001年6月22日発売)を除く。
  73. ^ テレビ東京系列での放映版、VHS・LD・初期DVD版よりサイズが大きい。
  74. ^ ただしDVDのリニューアルの際に削除されたカットもある。
  75. ^ VHS・LD・初期DVD版の第弐拾壱話から第弐拾四話のエンディングはテレビサイズのため追加シーンのスタッフテロップは次回予告の後に掲載される。
  76. ^ VHSまたはLD全巻購入者への特典として応募者に配布。
  77. ^ 劇場版「シト新生」ビデオ付き前売券のために製作されたビデオ[165]
  78. ^ 発売日はビデオ付き前売券の劇場窓口販売開始日。
  79. ^ KIBA-はキングレコード盤、GDVD-はGAINAX盤となっており、ディスク上の刻印も異なるが収録内容は同じである。なお、キングレコード盤は帯付きのケースとなっている。
  80. ^ 第弐拾壱話から第弐拾四話はテレビ放映版を収録。
  81. ^ a b 第拾六話はオリジナルの16mmネガフィルムが紛失したため、35mmインターネガからテレシネで収録[166]
  82. ^ 予約限定5万セット。
  83. ^ Yahoo!Japan store限定。
  84. ^ '07 EDITIONの特典ディスクは2003年版、または復刻版の特典ディスクから「AR用定尺ラッシュビデオ」のみ未収録[167]であること以外は同じ内容を収録。加えて、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序の予告編を新たに収録。
  85. ^ a b c 第拾六話はオリジナルの16mmネガフィルムが紛失したため、SDマスターからのアップコンバートで収録[169]
  86. ^ 第拾六話はオリジナルの16mmネガフィルムが紛失したため、SDマスターからのアップコンバートで収録[170]
  87. ^ ゲーム雑誌『電撃PlayStation』が新劇場版の特集を行った時にこの「各業界への影響」について触れている。そこでゲームクリエイターに対して行われたインタビューやアンケートでも「本作品の影響を受けた」とする回答が多く見られた。
  88. ^ 多くのロボットアニメは玩具メーカーがメインスポンサーとなっており、玩具の売り上げが作品にも大きな影響を与える。本作品のスポンサーには玩具メーカーがついていないが、これは監督の庵野の意向である[1]。また、ロボットアニメの記事なども参照のこと。
  89. ^ テレビアニメ#深夜帯深夜アニメ#歴史も参照。
  90. ^ 1996年では1本しかなかった深夜アニメ(『エルフを狩るモノたち』)が1997年には12本、1998年には24本と急速に増加した[102]
  91. ^ ただし、プロデューサーの大月俊倫によるとテレビ版の企画としてクレジットされている「Project EVA」は実質的に大月1人の存在で製作委員会の会議も一度もやっていないという[280][281]。旧劇場版では製作委員会が組織されているが新劇場版はカラーの自社製作である。

出典

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  284. ^ 『このミステリーがすごい!』編集部 2004, p. 140.
  285. ^ RADIO EVA 2013, p. 120.
  286. ^ RADIO EVA 2013, p. 121.
  287. ^ RADIO EVA 2013, p. 132.
  288. ^ RADIO EVA 2013, pp. 124–131.
  289. ^ 「EVANGELION:WORLD-実物大初号機建造計画-」7月23日始動!”. PR TIMES (2010年5月12日). 2026年1月25日閲覧。
  290. ^ EVANGELION:WORLD 第二次計画 始動”. 富士急ハイランド (2011年1月26日). 2026年1月25日閲覧。
  291. ^ 西暦2013年7月27日、富士急ハイランド上空に巨大戦艦ヴンダー現る”. PR TIMES (2013年7月9日). 2026年1月25日閲覧。
  292. ^ 富士急「エヴァンゲリオン:ワールド」営業終了、11年の歴史に幕 実物大胸像も展示...ファン惜しむ声”. J-CASTニュース (2021年5月10日). 2026年1月25日閲覧。
  293. ^ 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と富士急がコラボレーション “エヴァ飛車”や“ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q公開記念電車”などが登場”. ファミ通.com (2012年11月14日). 2026年1月25日閲覧。
  294. ^ エヴァンゲリオン×富士飛行社『EVANGELION THE FLIGHT』7/18(土)始動”. PR TIMES (2020年6月27日). 2026年1月25日閲覧。
  295. ^ 『ユニバーサル・クールジャパン』 人気4ブランドの世界初アトラクション、一挙登場”. PR TIMES (2014年11月5日). 2026年1月25日閲覧。
  296. ^ 「日本のクールを、もっとアツく。」\日本が世界に誇る5大ブランドが集結/『ユニバーサル・クールジャパン 2016』開催決定2016年1月15日(金)~6月26日(日) 164日間 期間限定開催”. PR TIMES (2015年9月16日). 2026年1月25日閲覧。
  297. ^ 世界24カ国で展開する「名探偵コナン」がリアル脱出ゲームで初参画!コナンの切り札として、謎解きに挑め!2017年1月13日(金)~5月28日(日)”. PR TIMES (2016年11月16日). 2026年1月25日閲覧。
  298. ^ 『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』“究極のコラボレーション“初の映像化、詳細がついに解禁!”. PR TIMES (2019年5月13日). 2026年1月25日閲覧。
  299. ^ まちじゅうエヴァンゲリオン | 宇部市制施行100周年記念イベント”. 2025年3月27日閲覧。
  300. ^ 「まちじゅうエヴァンゲリオン第4弾」企画内容発表|宇部市公式ウェブサイト”. 2025年3月27日閲覧。
  301. ^ 箱根町×エヴァンゲリオン 公式ウェブサイト「第3新東京市情報局」を開設 !! « エヴァ・インフォメーション”. 2025年3月27日閲覧。
  302. ^ 箱根町とエヴァンゲリオンのコラボによるまちづくり情報を発信します。|箱根町観光協会公式サイト 温泉・旅館・ホテル・観光情報満載!”. 2025年3月27日閲覧。
  303. ^ 『「エヴァ」と観光振興 シン・ハママツ計画始動 市役所に巨大像展示』 2025/03/27 日本経済新聞 地方経済面(静岡) 6面

参考文献

雑誌

  • 月刊ニュータイプ編集部「庵野秀明と貞本義行の対談」『月刊ニュータイプ』1995年1月号、角川書店、1995年1月。 
  • 月刊ニュータイプ編集部「新たなる挑戦 SKILL UP!」『月刊ニュータイプ』1995年4月号、角川書店、1995年4月。 
  • 月刊ニュータイプ編集部「ANIME LAND」『月刊ニュータイプ』1996年4月号、角川書店、1996年4月。 
  • 月刊ニュータイプ編集部「EVA、再擧 新世紀エヴァンゲリオン 庵野秀明スペシャルインタビュー」『月刊ニュータイプ』1996年6月号、角川書店、1996年6月。 
  • 月刊ニュータイプ編集部「最終決戦のはじまり」『月刊ニュータイプ』2006年10月号、角川書店、2006年10月。 
  • 月刊少年エース編集部『月刊少年エース』1996年6月号、角川書店、1996年6月。 
  • 月刊少年エース編集部「お貞本 貞本義行ロングインタビュー」『月刊少年エース』2002年12月号、角川書店、2002年12月。 
  • アニメディア編集部「TVステーションネットワーク」『アニメディア』1996年7月号、学習研究社、1996年7月。 
  • アニメージュ編集部「全国放送局別放送リスト」『アニメージュ』1996年10月号、徳間書店、1996年10月。 
  • アニメージュ編集部「全国放送局別放送リスト」『アニメージュ』1997年8月号、徳間書店、1997年8月。 
  • アニメージュ編集部「全国放送局別放送リスト」『アニメージュ』1997年10月号、徳間書店、1997年10月。 
  • アニメージュ編集部「全国放送局別放送リスト」『アニメージュ』1997年12月号、徳間書店、1997年12月。 
  • アニメージュ編集部「この人に話を聞きたい 第四十四回 山賀博之」『アニメージュ』2002年6月号、徳間書店、2002年2月。 
  • キネマ旬報編集部「エヴァ……愛の迎撃。あるいは悲観的運命への抵抗。」『キネマ旬報』第1218巻1997年3月下旬号、キネマ旬報社、1997年3月。 
  • キネマ旬報編集部『キネマ旬報』第1490巻2007年9月上旬号、キネマ旬報社、2007年9月。 
  • SF Japan編集部『SF Japan』第5巻2002年夏季号、徳間書店、2002年9月、 ISBN 4-19-720214-8 
  • 週刊プレイボーイ編集部「エヴァンゲリオン10年目の真実」『週刊プレイボーイ』第23巻2006年6月5日号、集英社、2006年6月5日。 
  • サブラ編集部『サブラ』第15巻2007年9月27日号、小学館、2007年9月27日。 

書籍

新聞

  • 大塚英志「『オウム』を超えるはずが…」『読売新聞』1996年4月1日。
  • 富山新聞編集部「テレビ欄」『富山新聞』1997年3月31日、朝刊。
  • 福島民報編集部「テレビ欄」『福島民報』1997年4月1日、朝刊。
  • 福島民報編集部「テレビ欄」『福島民報』1997年9月30日、朝刊。
  • 秋田魁新報編集部「テレビ欄」『秋田魁新報』1997年10月17日、朝刊。
  • 秋田魁新報編集部「テレビ欄」『秋田魁新報』1998年3月13日、朝刊。

外部リンク

テレビ東京系列(※テレビ愛知を除く) 水曜 18:30 - 19:00
前番組 番組名 次番組
ミュータント・タートルズ(アニメ1987年版)
(1993年10月6日 - 1995年9月27日)
新世紀エヴァンゲリオン
(1995年10月4日 - 1996年3月27日)
VS騎士ラムネ&40炎
(1996年4月3日 - 9月25日)
(この作品よりテレビ愛知も同時ネット化)



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