F.6Z
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/15 18:05 UTC 版)
「カプロニ・ヴィッツォーラ F.6」の記事における「F.6Z」の解説
F.6Mの設計作業が始められて間もなく2番目のF.6の試作機の作業が始まった。この機体はイソッタ・フラスキーニ社製R.C.25/60 Zeta 24気筒 X型エンジンを搭載するように設計され、Zetaを表す"Z"を冠したF.6Zと命名された。武装は胴体に1門と主翼に2門、計3門の12.7-mm (0.5-inch) ブレダSAFAT機関銃を装備する予定であった。エンジン開発の遅れがF.6Zの開発に大幅な遅れをもたらしたが、1943年8月にようやく初飛行にこぎつけた。 1943年8月と9月の試験では定格出力1,118 kw (1,500 hp)のF.6Zのエンジンは僅か894 kw (1,200 hp)しか出せず、この問題は1943年9月8日の連合国との間で締結されたイタリアの講和までに解決しなかったためF.6Zの開発は終了となった。F.6Zの試作機はZetaエンジンを搭載した唯一の機体であり、このエンジンの搭載を予定したもう1機の戦闘機レジアーネ Re.2004は実現しなかった。
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イソッタ・フラスキーニ R.C.25/60 Zeta エンジンを搭載した試作2号機。
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