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Focusとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書
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Focusとは? わかりやすく解説

フォーカス

英語:focus

「フォーカス」とは・「フォーカス」の意味

「フォーカス」とは、英語で「focus」とつづり、名詞では「焦点」、「中心」などの意味持ち動詞では「焦点を合わせる」、「注目する」などの意味を持つ言葉である。

ビジネスゲーム医療、IT、音楽カメラなど、幅広い業界分野使用されている言葉であるが、各業界分野によって意味が異な場合がある。ビジネスにおいて「フォーカス」とは、「集中する」や「着目する」といった意味になる。例えば、「まずはこの仕事にフォーカスしよう。」という文では、「(複数あるタスクの中で)まずはこの仕事集中して進めよう。」という意味になる。また、次の会議では、この話題にフォーカスして話し合おう。」という文では、「次の会議では、この話題着目して話し合おう。」という意味になる。あるいは、「コンセントレイトconcentrate)」と同義用いられることがあり、この場合は「仕事意識集中する」という意味になる。

ゲームにおいて「フォーカスする」とは、「集中する」という意味になる。「フォーカスする」が使われるゲーム代表例として、オンライン仲間チーム組んで戦うファーストパーソン・シューティングゲームFPS一人称視点シューティングゲーム)が挙げられる。ある特定の敵を仲間協力しながら集中して倒したい時に「あの敵にフォーカスする」、「あの敵にフォーカスを合わせる」などの表現使える

医療において「フォーカス」とは、看護記録付け方である「フォーカスチャーティング」の略語である。「フォーカスチャーティング」には、患者症状患者の状態、看護内容患者反応などを記すことが多い。また、「フォーカスチャーティング」の他にも、医療用医薬品通信販売をしている「株式会社フォーカス」、医療関連業務支援を行うポータルサイト医療機器フォーカス」を意味することもある。

ITにおいて「フォーカス」とは、「入力可能な状態にする」という意味である。例えば、検索ボックスキーボード入力をしたい場合検索ボックスクリックすることがあるその際カーソル点滅した状態になることが多いが、これが「フォーカスされた状態」である。JavaScriptというプログラミング言語においては、「focusメソッド」を使うことによって、初めから入力ボックスにフォーカスされた状態を指定することができる。

音楽において「フォーカス」とは、1970年結成されオランダロックバンドのことを指す。カメラにおいて「フォーカス」とは、「ピント」という意味である。また、ピント合わせることを「フォーカスする」と表現する

「フォーカス」の熟語・言い回し

フォーカスするとは


「フォーカスする」とは、「集中する」、「焦点を合わせる」などの意味である。前述のように、ビジネスでは「集中する」、ITでは「入力可能な状態にする」、カメラでは「ピント合わせる」など、使う文脈によって意味が異なる。

人にフォーカスとは


「人にフォーカス」とは、ビジネスにおいては「人に焦点当てる」という意味である。例えば、経営者が「人にフォーカスした企業戦略をとる。」と言った場合、「人材育成力を入れ企業戦略を取る。」という意味になる。また、カメラにおいては「人にピント合わせる」という意味になる。例えば、人物際立たせる撮影方法である「ポートレート」は、人にフォーカスした撮影方法であると言える

自分にフォーカスとは


自分にフォーカス」とは、「自分集中する」という意味である。この言葉は、自己啓発生き方などの文脈用いられる例えば、いつも周囲の人のことを気にかけて自分のこと後回しにしている人に対して、「もっと自分のこと優先して行動するべきだ。」と伝えたい時に自分にフォーカスして生きるべきだ。」と表現することができる。

結果 にフォーカスするとは


結果にフォーカスする」とは、「結果にこだわる」という意味である。それまで過程がどうであれ、とにかく結果追求したいという意志を示す場合に「結果にフォーカスする。」と表現することができる。「結果にフォーカスする」と言える場面として、例えば、オリンピック金メダル獲得する意志を示す場面スポーツ新記録樹立目指す場面試合で勝ちにこだわりたい場面などが挙げられる

「フォーカス」の使い方・例文

次の会議では、君のプロジェクトにフォーカスして企画構想練ろう
・このインタビュー動画では、もっとインタビュイーにフォーカスを当てて編集をするべきだ。
・まずはみんなであの敵にフォーカスを合わせよう
先輩看護師に、フォーカスの書き方教えてもらう。
・この検索ボックスにフォーカスしてください
中心に写っている人がぼやけているからこの人にフォーカスして写真撮り直そう
・フォーカスというバンドの曲が好きだ。
あの人ソリューションでは、人にフォーカスした取り組み行っている。
そんなに人のことばかり気にしないで、自分にフォーカスして考えた方がいいよ。
今年大会では、結果にフォーカスして必ず優勝したい思います

フォーカス

英語:focus

「フォーカス」とは・「フォーカス」の意味

「フォーカス」とは、「焦点」を意味する言葉であり、主にカメラ用語として使用されるカメラ使って鮮明な写真映像撮影するためには、カメラ本体レンズ位置調節して焦点を合わせる必要がある。その焦点を合わせることを、「フォーカスを合わせる」と表現するまた、焦点合っていないことを、「フォーカスが合っていない」「アウトフォーカスになっている」と表現する場合もある。

フォーカスと同様に使用される言葉としては、「ピント」が挙げられる言葉成り立ちが違うだけであり、フォーカスと同じく焦点意味する言葉だ。よって、フォーカスとピント置き換えても、問題なく意味は成立する。ただ、「オートフォーカス」「目のピント調節機能」のように、どちらか一方しか使えないような場合もある。

フォーカスには、「集中」や「注目」という意味もある。特にビジネスシーンでは、何らかの物事焦点当てるという形で、「集中」「注目の意味使用されることが多い。企業全体取り組むべきことに集中する場合や、従業員注目させたいことがある時など、幅広い場面でフォーカスという言葉使用されるまた、企業社外アピールするためのスローガン一部として、フォーカスが使用されることも珍しくはない。

フォーカスは、一人称視点fpsジャンルにおける、ゲーム用語としても使用されるその場合、複数人味方プレイヤーで、1人の敵プレイヤー攻撃するという意味となる。fpsゲームでは、複数人チームになることが多い。そして、敵の数を早く減らした方が、ゲーム進行有利になる。そのため、複数人1人の敵プレイヤーのみを攻撃し効率的に敵を倒すフォーカスプレイが行われる。ただ、fpsゲームでは、「銃火器照準」という意味で、フォーカスが使用されることもある。よって、プレイ内容混同してしまわないよう注意必要だ

フォーカスは、看護記録方式ひとつとして医療業界でも使用される。「フォーカスチャーティング」という言葉略したものだ。フォーカスチャーティングでは長いため、「フォーカス」あるいは「FOCUS」と表記されることが多い。フォーカスチャーティングは、患者起こった出来事記録するものだ。患者抱え悩みや、患者行動患者状態変化など、様々な情報記録される

フォーカスチャーティングは、患者問題焦点当てる「フォーカス(Focus)」、問題に関する情報集める「データData)」、問題解決のための行動計画を指す「アクションAction)」、行動結果となる「レスポンスResponse)」の4段階に分かれるその中で、「データData)」「アクションAction)」「レスポンスResponse)」を除いて、「フォーカス(Focus)」だけに限定する場合に、フォーカスという言葉用いられることもある。

フォーカスは、it分野でも使用されるその場合、ウィンドウ入力画面指定するという意味になる。コンピュータでは、複数ウィンドウを開くことがある。その中から、実際に使用するものをひとつ選択するのが基本だ。その際に、「ウィンドウにフォーカスを合わせる」という表現使用するまた、フォームに文字数字入力する場合、まずは入力フォーム指定しなければならない。そのフォーム指定することを、「フォームにフォーカスを合わせる」という。

「フォーカス」の語源・由来

「フォーカス」は、英単語の「focus」が元になっている。「焦点」や「中心」などの意味を持つ単語だ。元はラテン語暖炉意味する「focus」である。光を放つ火が暖炉中心にあることから、光の集まる場所を指す「焦点」や「中心」といった意味に派生した。そこからさらに、物事焦点当てるという解釈で、「集中」や「注目」という意味になっている

医療用語として使用されるフォーカスは、「フォーカスチャーティング(focus charting)」を省略した形だ。「フォーカスチャーティング(focus charting)」は直訳すると、「集中してカルテ付けること」という形になる。それが、「患者起きた出来事集中したカルテ記録」という意味で使用されている。

「フォーカス」の熟語・言い回し

フォーカスするとは


「フォーカスする」とは、「集中する」「注目する」といった意味合いを持つ表現である。「フォーカス」と「する」を組み合わせた形であり、動詞として使用することができる。カメラ用語としては、「フォーカス」は名詞として扱われる場合がほとんどであるため、「ピント合わせる」という意味合いで「フォーカスする」が使用されることはまずない。

人にフォーカスとは


「人にフォーカス」とは、人に注目するという意味合いを持つ表現である。主にビジネスシーンで、人材資本として重要視することを示す際に用いられる。「人にフォーカス」というスローガン掲げた企業は、採用社員教育力を入れ傾向がある。また、人である消費者注目するという意味合いで、「人にフォーカス」が使用されることもある。

結果にフォーカスするとは


結果にフォーカスする」とは、過程よりも結果注目するという意味の表現である。幅広い場面で用いることができるが、ビジネスシーン使われる場合が多い。また、成功した結果のみを指す成果ではなく、悪い内容含めた全ての結果注目するという意味合いで、「結果にフォーカスする」という表現使用されることもある。

My focusとは


「My focus」とは、ナカバヤシ株式会社提供している、事務用品シリーズである。事務用品運んだまとめたりするといった、動作注目しているのが特徴だ。その動作スムーズに行えるよう、使いやすさ重視して作られている。このシリーズには、ノートカバーやペンケースバッグなど、様々な製品がある。

自分にフォーカスとは


自分にフォーカス」とは、他人のことは考えず自分集中するという意味の言葉である。世の中には、他人の目が気になって自分らしく生きられない人がいる。そのような人が自分らしく生きるために自分にフォーカスすることが必要となる場合が多い。また、強み弱み知ったり、性格再確認したりするなど、自分自身見つめ直すために、自分にフォーカスすることもある。

「フォーカス」の使い方・例文

フォーカスは、カメラ専門用語として使用する場合は、「ピント」を意味する名詞となる。例文にすると、「この映像はフォーカスの設定間違えて撮影されたようだ」「体勢変えたので、被写体がフォーカスから外れてしまった」といった形になる。「集中」「注目」という意味であれば、「フォーカスのために、余計な情報一切排除する」「これからの時代は、新し技術へのフォーカスが大切だ」という風に使用する

医療用語場合は、看護記録方式を指す名詞として使用し例文は「新人看護師にフォーカスの書き方教える」「フォーカスによると、この患者には発作あったようだ」という風になる。it分野では、「文字入力されなかったのは、ウィンドウにフォーカスが合っていないことが原因だった」のような使い方をする。

「フォーカスを当てる」という表現場合例文は「背景ぼかした撮影をするには、手前被写体にフォーカスを当てる」「新たに浮き彫りとなった課題にフォーカスを当てる」という形になる。「フォーカスする」を用いた例文は、「今は自分のやるべきことにフォーカスしなければならない」「海外市場にフォーカスしてみてはどうだろうか」のような形だ。

「フォーカスを当てる」と「フォーカスする」は、ほぼ同義言葉であり、いずれも集中する」「注目する」という意味合い使用することが可能だそれぞれ置き換えて使用しても、特に問題はない。ただ、「フォーカスする」がカメラ用語としてほとんど使用されないに対して、「フォーカスを当てる」は、「ピント合わせる」という意味合い用いられることが多いという違いがある。

エフ【F/f】

読み方:えふ

英語のアルファベットの第6字。

音楽用語

㋐〈F〉音名の一。ヘ音

㋑〈f〉《(イタリア)forte強弱標語一つフォルテ記号

〈F〉《firm鉛筆(しん)の硬度黒さ)を表す記号の一。HとHB中間。→H →B

〈F〉《floorビルなどの地上の階を表す略号

〈F〉《fluorine弗素(ふっそ)の元素記号

㋐〈F〉《focalレンズ明るさ絞り大きさを表す記号。→F値1

㋑〈f〉《focus》レンズ焦点距離を表す記号。f=55mmのように示す。

〈F〉《(ドイツ)Fahrenheitカ氏温度を表す記号

〈F〉《farad電気容量単位ファラド記号

f〉《function数学で、関数を表す記号

10 〈F〉《female女性を表す記号。⇔M。

11filialとしての、の意》遺伝学で、雑種の代を示す記号雑種第一代をF1雑種第二代をF2と示す。

12 〈f〉《femto数の単位フェムト記号


フォーカス【focus】

読み方:ふぉーかす

カメラ焦点。「オート—」

「フォーカス」に似た言葉

フォーカス

【英】focus

鮮明ハッキリしたイメージ見せること。フォーカス・グループ使われるような、あるテーマ問題課題

ピント

【英】focus

ピントとは、カメラレンズにおける焦点のことである。

被写体にピントが合っていれば、被写体鮮明に移り逆に被写体にピントが合ってなければ被写体輪郭ぼやけて写る。ピント合わせ失敗した状態は「ピンボケ」と呼ばれピンボケ中でも被写体の手前にピントが合っている状態は「前ピン」、逆に被写体の奥にピントが合っている状態が「後ピン」と呼ばれている。

一眼レフカメラなどでは多く場合レンズ側面にあるダイヤルを回すことでピントを調節することができる。デジタルカメラ多くでは距離情報などを元に自動的にピント調節を行う機能持っており、そのような自動ピント調節機能オートフォーカスAF)と呼ばれている。

カメラ・デジカメのほかの用語一覧
撮影技術:  HTC Zoe  半押し  評価測光  ピント  被写界深度  ホットシュー  ポートレートモード

FOCUS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/29 20:56 UTC 版)

FOCUS
ジャンル 写真週刊誌
刊行頻度 週刊
発売国 日本
言語 日本語
出版社 新潮社
刊行期間 1981年10月23日 - 2001年8月7日
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FOCUS』(フォーカス)は、1981年10月23日[1]新潮社から創刊された写真週刊誌の草分け。2001年8月休刊。

取締役の編集者斉藤十一が、創刊に多く関係した。

内容

写真週刊誌の草分けで、記事だけではなく写真を前面に押し出し、新しいジャーナリズムのスタイルを確立した。

「新潮ジャーナリズム」と呼ばれる丹念な取材と張り込み取材を展開した。有名人やタレントの密会写真掲載などで話題を作ったり、政治的な事件や災害、事故などのスクープも多い。また、従来の新聞、テレビなどが報道しなかった、複雑な事件やニュースの裏側に迫る写真も数多く掲載した。

ロッキード事件公判で、被告だった田中角栄元首相を法廷撮影したり(1982年4月9日号)[2]、1997年の神戸連続児童殺傷事件の犯人「少年A」の顔写真(1997年7月9日号)[3]や、著名人の葬儀に際し棺に納められた遺体の顔[注 1]を掲載したりと、法に抵触しかねない取材活動をして問題となったこともある(敢えて行った面もある)。「少年A」顔写真を掲載した際は、法務省少年法に抵触するとして写真掲載を見合わすよう要請し、一部の書店が自主的にFOCUSの販売を差し控えるなどの騒ぎになった。また、フライデー襲撃事件などのあおりを受け、その取材方法に社会的批判を浴びるようにもなった[4]

だが、その一方では桶川ストーカー殺人事件で、同誌の清水潔が、埼玉県警察より先に犯人を捕捉し、捜査を放置した警察の不祥事まで暴くという調査報道も成功させてもいる(1999年12月29日・00年1月5日号[5]。テレビ朝日『ザ・スクープ』が後を追った)。1983年には、高部知子の一服写真を掲載した(1983年6月24日号[6]ニャンニャン事件)。

最終ページは、マッド・アマノが世相を広告風に作ったパロディ写真(オマージュ)『狂告の時代』が連載されていた。

歴史

創刊当初は、有名写真家を使った芸術性の高い雑誌を目指したものの、低迷した。その後、張り込みや突撃取材を行う週刊誌へと変貌を遂げ、成功を収めた。販売部数はピーク時に毎週200万部を突破し、印刷が追いつかず東京と大阪の2箇所の印刷所で同時に印刷したほどであった。「フォーカスされる」などの流行語まで作られ、一大ブームとなった。

しかし、他雑誌やテレビに真似されるようになって、次第に読者から飽きられるようにもなると共に、1990年代後半から急速に部数を減らし、累積赤字が増大した。3代目編集長の山本伊吾[注 2]のとき、2001年8月7日発売の2001年8月15・22日号[7]で休刊し、通巻で1001号[8]が発行された。その後、2002年から2004年まで年1回、「週刊新潮」の増刊という形で発行された。そして2011年4月、東日本大震災を題材に、1回だけの限定で復刊した。

2001年10月に、フォーカス編集部編『フォーカススクープの裏側』を刊行した。 

発行部数

  • 1982年10月 - 50万部を突破[9]
  • 1983年3月11日号 - 107万5750部[10][9]
  • 1983年7月29日号 - 151万8000部[10]
  • 1984年1月6日号 - 200万650部(最高発行部数)[10][9][8]

創刊号から休刊号までの累計発行部数は7億1886万5685部[8]

FOCUS登場ランキング

  1. 長嶋茂雄 - 202回
  2. 竹下登 - 186回
  3. ダイアナ妃 - 180回
  4. 中曽根康弘 - 179回
  5. 松田聖子 - 155回
  6. 小沢一郎 - 145回
  7. 貴乃花光司 - 122回
  8. 松井秀喜 - 120回
  9. 田中角栄 - 115回
  10. 桑田真澄 - 107回

出典[8]

類似雑誌

同様のスタイルの写真週刊誌は他の出版社も模倣して創刊しており、1986年後半には「FRIDAY」(講談社)、「FLASH」(光文社)、「TOUCH」[注 3]小学館) 、「Emma」(文藝春秋)など他4誌が並存しており、「3FET戦争」と呼ばれた[11]

しかしこれら4誌は、「FOCUS」と形態こそ似ているものの、水着やヌードグラビア、グルメなどの軟派な記事が多く、内容は「FOCUS」とはかなりの相違があった。「Emma」は、1986年12月のフライデー襲撃事件の余波もあり、早々と1987年に、「TOUCH」もその2年後の1989年に廃刊となり、「FOCUS」の2001年休刊以降は「FLASH」と「FRIDAY」の2誌が刊行中である。

また、同時期に「痛快フォーカス SEXY LOOK」(サン出版)という、あきらかに本誌を真似た写真中心のポルノ雑誌が存在した。構成も全く同じで、最後のページに連載されていた『狂告の時代』ですらポルノ風に真似られていた。

参考文献

脚注

注釈

  1. ^ 児玉誉士夫たこ八郎荒木陽子荒木経惟の妻)がその一例。
  2. ^ 山本夏彦の息子で、現在は父の出版業を継ぐ。
  3. ^ 「TOUCH」は、1986年11月創刊、1989年4月4・11日合併号で休刊。通巻で116号が発行された。グルメ記事などが主体で、他社と異なりスキャンダル記事は多くなかった。

出典

  1. ^ フォーカス編集部 2001, p. 246.
  2. ^ フォーカス編集部 2001, pp. 16–25.
  3. ^ フォーカス編集部 2001, pp. 186–195.
  4. ^ フォーカス編集部 2001, pp. 248–249.
  5. ^ フォーカス編集部 2001, pp. 206–215.
  6. ^ フォーカス編集部 2001, pp. 36–45.
  7. ^ フォーカス編集部 2001, p. 253.
  8. ^ a b c d フォーカス編集部 2001, p. 254.
  9. ^ a b c フォーカス編集部 2001, p. 247.
  10. ^ a b c フォーカス編集部 2001, p. 45.
  11. ^ フォーカス編集部 2001, pp. 247–248.

選択と集中

(Focus から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/30 09:46 UTC 版)

選択と集中(せんたくとしゅうちゅう、英: Focus)とは経営学用語の一つで、限られた資源・予算を最も競争優位性の高い事業領域へ重点的に配分し、それ以外の領域を切り捨てることで、組織全体の収益性と競争力を最大化することを目指す戦略である[1]。対義語は、多角化

ジャック・ウェルチによるゼネラル・エレクトリック(GE)の改革時に用いた言葉、「Focus(フォーカス)」が日本語に「選択と集中」と翻訳され広まった[2]。主に経営戦略論における経営手法として適用されている[3][4]

政策立案、科学技術政策の分野にも適用されているが、一方で不透明な評価制度に基づく過度な資源集中が多くの問題を引き起こしており、特に科学技術政策においては日本国内での研究力の低下や国際競争力への影響の原因となっていると批判されている[5]

概要

ピーター・ドラッカーと経営資源の集中

ピーター・ドラッカーは、著書『現代の経営』や『乱気流時代の経営』において、資源集中の重要性を説いている。ドラッカーによれば、組織とは社会という身体における「器官」であり、その役割は成果を上げることにある[6]。資源が分散している状態は成果を阻害する要因であり、「資源は集中して初めて生産的になる。断片化は結果を抑制する」というのが彼の基本原則であった[7]

1994年、ドラッカーが発表した「The Theory of the Business」(企業永続の理論)という論文において、組織の根幹を成す概念として「外部環境についての前提」「組織の使命についての前提」「自社の強みについての前提」の3つを提唱している。ドラッカーは、この3つの前提をもとに、事業の理論が一度完成してしまうと、組織が膠着化してしまうリスクが有るので、定期的に計画的廃棄(Systematic Abandonment)を行い、古くなった事業の理論を改める必要があると主張している[6]。この「機会に餌を与え、問題には飢えさせよ」という計画的廃棄ルールが、後の「選択と集中」の論理的基盤となった[7]

マイケル・ポーターの集中戦略

1980年、ハーバード大学ビジネス・スクールのマイケル・ポーターは、『競争の戦略』(Competitive Strategy)を発表。その中で「基本戦略」の一つである「集中戦略」は、特定の顧客層、製品ライン、または地域市場にターゲットを絞り、その狭い領域で圧倒的な効率性や差別化を実現すると定義している[8]。ポーターは、コスト・リーダーシップと差別化を同時に追求する際、中途半端な状態に陥るリスクを警告し、純粋な戦略の選択を推奨した[9]

ジャック・ウェルチによるGEの変革と「選択と集中」の誕生

1981年、ゼネラル・エレクトリック(GE)の最高経営責任者(CEO)に就任したジャック・ウェルチは、ドラッカーの理論を実行に移した。当時、GEは多角化しすぎた官僚的組織として停滞しており、日本やドイツといった国と激しい競争の中であった。

ナンバーワン、ナンバーツー戦略

1981年、ウェルチは、照明器具や機関車などの中核製造部門、技術集約型事業、そしてサービスという3つの戦略サークル(3つの円とも呼ばれる)に事業を集中させ、それぞれの事業が世界市場でトップまたは2位の地位を築くと宣言しました[10]。この経営指針は、後に日本において「選択と集中」という言葉で定着し、多くの日本企業へ浸透した[11][2][1]

この指針は、単なるスローガンではなく、以下の「Fix, Sell, Close(修復、売却、閉鎖)」という具体的な行動プロセスと直結していた[11]

  • 修復:競争力に欠ける事業であっても、再生の可能性がある場合は、集中的な投資とリーダーシップの刷新によって、市場のトップクラスへ引き上げる。
  • 売却:収益性はあっても、市場支配力を確立できない、あるいはGEの長期戦略に適合しない事業は、適切な買い手に売却し、資本を回収する。
  • 閉鎖:修復も売却も不可能な不採算事業については、速やかに閉鎖し、経営資源の流出を阻止する。

この戦略の背後には、市場シェアが1位または2位でなければ、不況期に十分な利益を確保できず、価格決定権も持てないという現実的な市場洞察があった[12]。競争優位性がないことは、そのビジネスから撤退すべき明確なシグナルであるとウェルチは説いた[12]

事業ポートフォリオの再編

この厳格な規律に基づき、ウェルチは最初の10年間で200以上の不採算事業や非中核事業を切り離した[11]。これには、空調、家電、炭鉱、消費者向けエレクトロニクスといった、かつてのGEを象徴する事業も含まれていた[11]。一方で、ウェルチは「統合された多様性」を掲げ、高成長が見込まれるサービス、ハイテク、金融(GEキャピタル)へと大胆に舵を切った[11]

組織変革

ウェルチの改革は、事業ポートフォリオの入れ替えだけではなく、組織文化の変革においても徹底していた。彼は官僚主義的な計画立案システムを廃止し、組織を9層からなる階層構造から、よりフラットで迅速な意思決定が可能な構造へと簡素化した[11]

1980年代後半、ウェルチはワークアウトプログラムを導入した[11]。これは、現場の従業員が部門の改善策を議論し、マネジャーがその場で即決を行う仕組みであり、1992年までに20万人以上の従業員が参加した[11]。このプログラムの真の目的は、従業員のエンパワーメントを通じて、ボーダレスな組織(を実現することにあった[11]。1996年からは、モトローラが開発した品質管理手法である、シックスシグマを全社的に導入した[11]。これにより、製造プロセスから金融サービスに至るまで、あらゆる業務における欠陥を統計的に排除し、コスト削減と顧客満足度の向上を実現した[11]

また、ウェルチは同時期、バイタリティ・カーブ制度を導入した[13]。これは、従業員をパフォーマンスに基づいて、上位20%(Aプレイヤー)、中位70%(Bプレイヤー)、下位10%(Cプレイヤー)に強制的に分類し、下位10%を解雇するという極めて厳しい制度であった[要出典]。この制度は「ランク&ヤンク」と呼ばれていた。なお、ウェルチが同社を去って以来、下位10%の削減は重視されなくなり、チームビルディングに重点が置かれるようになり、この制度は廃止されている[14]

結果

ウェルチがCEOを務めた1981年から2001年の20年間で、GEは驚異的な成長を遂げた[15][16]。売上高は約5.0倍(約1,259億ドル)、純利益は約9.4倍(約141億ドル)へと拡大し、特に時価総額においては当初の約30〜45倍となる最大6,000億ドル規模にまで達した[15][16]。この驚異的な成長は、売上高が250億ドルから1,300億ドルへと約5倍に増加したことによって裏打ちされている[16]。この結果により、ウェルチが行った改革は、説得力を持つようになった。

日本における「選択と集中」

用語の普及

重要な事実は、ジャック・ウェルチが用いた言葉は「Focus(フォーカス)」でり、「選択と集中」ではなかったことである[2]。彼は「勝てる市場に焦点を合わせろ」とは言ったが、新しい挑戦を拒絶せよとは言わなかった[2]

日本において「選択と集中」という四字熟語的な表現が定着したのは、1980年代から2001年にかけてウェルチの経営手法が紹介される過程で、日本のメディアや翻訳家が彼の「ナンバーワン、ナンバーツー戦略」をドラッカーの「集中」という概念と結びつけて意訳した結果であるという説がある[2]

戦略的転換点

日本において「選択と集中」が経営の合言葉となったのは、1990年代のバブル崩壊後の「失われた10年」を経てのことである。1998年の金融危機を境に、銀行融資に頼った多角化モデルは限界を迎え、資本市場の論理による収益性重視の経営への転換を余儀なくされた[17]。日本企業が過剰な事業を整理する必要に迫られた際、「選択と集中」は「リストラ」や「減量経営」を正当化する強力なスローガンとして受け入れられた[2]。さらに、1999年、小渕政権下の経済戦略会議の答申や、その後の経済白書等において「選択と集中」という言葉が登場している[18]。例えば、1999年に成立した産業活力再生特別措置法の成立時の国会答弁では、「選択と集中を進め、経営資源を生産性の高い分野に重点的に投入することを円滑化する」という文が登場している[19]。また、2005年の経済年次財政報告にもこの言葉は登場している[20]。以下は日本企業での導入例である。

  • キヤノン - 御手洗冨士夫のもと、赤字のPC部門から撤退し、デジカメ、プリンタ、インクカートリッジ等の高収益事業に集中投下。業績を劇的に改善させた[3]
  • 日立製作所 - リーマンショック後の巨額赤字を契機に導入。低収益事業の撤退と、社会イノベーション事業への集中を断行し、V字回復を遂げた[4]
  • アシックス - シューズ分野への資源集中を行い、ミズノを抜いて国内トップへ躍進。倒産危機からのV字回復を実現した[3]

ウリケ・シェーデは、1998年から2006年の期間を日本企業の戦略的転換点と位置づけている[17]。この時期、日本企業は従来の「総合電機」のような百貨店方式の事業展開から、自社の強みが際立つ特定のコア事業への集中へと舵を切った。「選択と集中」の結果、日本の電子産業は構造変化を遂げた。かつてのような総合電機メーカーというモデルは新興国企業の台頭により競争力を失った[17]。これに対し、成功した日本企業は、LCDディスプレイ用の高機能フィルムや電子部品、半導体材料といった、サプライチェーンの最上流に位置する特定分野のグローバルリーダーへと変化した[17]。このような戦略は「アグリゲート・ニッチ戦略」と呼ばれる[21]

批判

ウェルチの「Focus」が日本で「選択と集中」と訳されたことで、幾つかの誤解が生じたことも事実である。ウェルチ時代のGEは、実際には極めて多角化された企業であり、20年間で約1,000の事業を買収し、撤退したのはわずか70程度であったとされる[2]。つまり、ウェルチの「Focus」は「成長のための入れ替え」であり、単なる「縮小」ではなかったのである。しかし、多くの日本企業は「選択と集中」を「不採算部門の切り捨て」「設備投資の抑制」といった、コスト削減と混同した[2]。この結果、平成の30年間で日本企業の収益性は改善したものの、売上高は伸び悩み、将来の成長に向けた「新しい事業の創造」がおろそかになったという批判がある[2]

また、ウェルチの最大の成功の一つであったGEキャピタル(金融部門)の拡大は、後にGEの崩壊を招く最大の要因となった。金融部門は一時期、GEの利益の60%を稼ぎ出したが、製造業としてのGEのルーツを希薄化させ、2008年の金融危機において巨大なリスクを露呈させた[13]。後継者のジェフ・イメルトは、金融危機や9.11テロ、ITバブル崩壊といった外部要因に加え、ウェルチが築き上げた巨大で複雑すぎるコングロマリット構造の維持に苦しみ、株価は低迷を続けた[13]。2021年、GEが航空、ヘルスケア、エネルギーの3社に分割されることが発表された事実は、ウェルチが完成させた「巨大なコングロマリット」という形態が、変化の激しい現代においてはもはや最適解ではないことを示唆している[13][22]。しかし、どの時代においても、リーダーが直面する現実に真摯に向き合い、勝てる領域を定義してそこに資源を投入するという「戦略の本質」は、ウェルチが体現したその峻烈な意志の中に今も息づいている。

選択と集中のリスク

「選択と集中」は収益性を高める一方で、極端に推し進めることによる弊害も指摘されている。急速に変化する市場環境においては、過度の集中が組織の適応力を奪う可能性がある[23]

ポートフォリオのリスク

最も直接的なデメリットは、ポートフォリオのリスク増大である。特定の事業に集中する戦略は、市場が好調な時は高いリターンをもたらすが、市場が崩壊した際に組織全体が致命的な打撃を受ける[23]。多角化された企業が持つ、ある部門の損失を他の部門の利益で補うバッファが失われるためである[23]。投資家は利益の成長だけでなくボラティリティの低さを重視する傾向があり、極端に集中した企業はリスク管理が不十分であると見なされ、市場価値を損なう可能性がある[24]

コア能力の硬直化

ドロシー・レオナルド=バートンは、「コア能力の硬直化」という概念を用い、批判している。企業の競争優位の源泉である「コア能力」が、特定の事業領域に過度に適応し、深く定着してしまうと、逆に新しいイノベーションを阻害する「硬直化」へと反転する可能性を提示している[25][26]

イノベーションのジレンマ

クレイトン・クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』は、優良企業が失敗する理由として「資源依存」の論理を挙げている[要ページ番号]。既存のハイエンド顧客向けの改良(持続的イノベーション)に資源を集中しすぎる企業は、市場の底辺から現れる「破壊的イノベーション」を見落とす傾向がある[27][28]。破壊的技術が創造する未来の市場は予測不能であり、計画性を重視する「選択と集中」とは相容れないのが根本原因である[27]

組織内の心理的弊害

リストラや事業売却などの変革は、従業員の信頼と士気に悪影響を及ぼす。単なるコスト削減を目的とした変革は、従業員の会社に対する信頼を損ない、コミットメントを低下させる[29]。特定事業の外部化を準備するだけでも、残された従業員の士気が低下する問題が生じることが指摘されている[29]

組織の両利き

「選択と集中」のデメリットを克服するアプローチとして、マイケル・タッシュマンとチャールズ・オライリーが提唱する「両利きの経営(英語:Organizational Ambidexterity)」が注目されている。これは、既存事業の効率化を追求する「深化」と、新しい可能性を探索する「探索」を同時に成立させる経営手法である[30]

  • 深化:既存事業における改善、効率化。成功の再生産を目的とする[30]
  • 探索:実験、リスクテイク。新しい知識の獲得とイノベーションを目的とする[30]

深化を担うユニットと探索を担うユニットを物理的・組織的に分離し、それぞれに異なる構造を持たせる「構造的な両利き」により、既存の強みを維持しながら未来を切り拓くことが可能になる[31]。探索分野では、METIが提唱する知的資産経営のように、知的資産を「再構成」し続ける動的能力が求められる[32]

日本の科学技術政策における選択と集中

背景

2000年代初頭、日本の科学技術政策においても「選択と集中」の方針が取り入れられた。2004年から2006年にかけて、小泉純一郎内閣の下で総合科学技術会議の議員を務めた岸本忠三が、この方針を強力に推進した[33][34][35]。同会議の議員には、竹中平蔵二階俊博、日本学術会議会長の黒川清らが含まれていた。

岸本忠三の提言

岸本が行った主な提言は以下のとおりである[33]

  1. 予算配分の集中:研究予算を一部の優秀な研究機関や研究者に集中させる。
  2. 競争的環境の構築:研究者間の競争を促進する環境を整える。
  3. 研究者を任期付き雇用に転換:任期付きの研究者を大幅に増やす。

この提言が行われた2004年当時、国立大学における任期付き研究者は全体の約5%であったが、10年後の2014年には44%にまで増加した[36]

全国国立大学への一律予算削減と一部研究機関への予算集中

選択と集中による国から国立大学に配分される運営費交付金は2004年以降2015年度まで一律に1%ずつ削減されていく。2020年度からは横ばいだが、すでに20年前に比べて予算が13%減少[37]。さらに物価上昇に伴い実質予算は減少、光熱費の支払いすらままならない状況に陥っている[38][39]

一方で限られた研究機関への予算配分が増額されるようになる。その代表例といえるのが、世界トップレベル研究拠点プログラムなどの研究機関への大型予算とiPS研究への投資である。

1. 世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)

「選択と集中」の方針の下、ライフサイエンス分野、特に岸本が専門とする免疫学分野への大規模な投資が行われた。その成果の一つが、2007年に開始された「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」である[40][41][42]。このプログラムでは、これまで広く分配されていた科学研究費を「選ばれた」研究拠点に集中配分し、1拠点あたり年間5~20億円が支給された。

岸本忠三が所属する大阪大学免疫学フロンティア研究センターは、プログラム発足当初の2007年から支援を受け続けており[43]、2024年現在85歳の岸本は同センターで教授として活動している[44]

2. iPS細胞と再生医療研究

「選択と集中」の方針は、iPS細胞研究にも大きな影響を与えた。2006年、山中伸弥がiPS細胞の作製に成功し、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞[45]、新薬開発や再生医療の実現に大きな期待がうみだされた。2013年下村博文文部科学相(当時)はiPS細胞研究を中心に再生医療研究に10年間で1100億円の支援を行うと表明した[46]

選択と集中の負の影響と対応策

科学研究における国際研究力の低下

このように科学研究を担う大学の研究環境・雇用状況が大きく変化されたが、その後の研究開発は期待された成果を十分に上げられていないどころか、日本の国際研究力は無惨なまでに弱体化した。この結果、特定の分野への過度な資源集中がリスクを伴うことや、研究資金の配分バランスの重要性が再認識されるようになった[47]

この15年間で日本の学術論文の発表数や影響力が低下しており、国際的な研究アウトプットのランキングで日本の順位が後退している。日本の論文数が他国に比べて減少し、国別ランキングで13位となり、イランよりも下位に位置するようになる[48]

過度の「選択と集中」が日本の研究力の地盤沈下につながったと考える研究者も多い[49][50]。ノーベル生理学・医学賞受賞者の大隅良典は、「選択と集中」が新しい研究の芽を摘み、日本の研究力を弱体化させたと指摘している[51]

任期制氷河期世代とシニア教授の在職継続

「選択と集中」政策の一環として、任期制研究者の増加が進み、研究者の雇用問題が浮上した。特に「10年ルール」による雇い止め問題が顕在化し、研究者のキャリアや生活の不安定化が指摘されている[52]。ここで一番大きな打撃を受けた世代がいわゆる「氷河期世代」とされる研究者たちである[53]。若手および氷河期世代研究者の待遇を改善することが、国の研究力強化につながるという意見もある[54]

一方で選択と集中により投資が行われた研究機関では、岸本忠三に代表されるように大阪大学や東京大学などを中心に70代以上の教授が現職に留まる傾向が見られるようになった[55][56][57][58][59][60][61][62][63]。退職後も長く職に留まるシニア教授たちの存在が日本の研究力にどのような影響を及ぼしてきたかの解明が必要である。

日本学術会議の提言

2019年、日本学術会議は「第6期科学技術基本計画に向けての提言」を行い、過度の「選択と集中」を反省するとともに、日本の学術の持続可能な発展を確保するためには、バランスのとれた資金配分が必要であると指摘した[5]

関連項目

脚注

  1. ^ a b GE's two Decades Transformation”. Slideshare. 2026年1月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 「選択と集中」は誤訳だった?”. Frontier Eyes Online. 2026年1月29日閲覧。
  3. ^ a b c 選択と集中とは? 意味や多角化との違い、具体的な事例を紹介”. M&A Capital Partners. 2026年1月29日閲覧。
  4. ^ a b 選択と集中は古い?多角化経営との関係や国内事例もあわせて紹介”. Batonz. 2026年1月29日閲覧。
  5. ^ a b 提言「第6期科学技術基本計画に向けての提言」ポイント|日本学術会議”. www.scj.go.jp. 2024年11月29日閲覧。
  6. ^ a b Peter F. Drucker『Management: Tasks, Responsibilities, Practices』Harper & Row、1973年https://www.goodreads.com/book/show/900979.Management2026年1月29日閲覧 
  7. ^ a b How to manage your organization in turbulent times – insights from Peter F. Drucker”. Invensity. 2026年1月29日閲覧。
  8. ^ Strategy Safari”. SoBrief. 2026年1月29日閲覧。
  9. ^ Pure versus hybrid competitive strategies in the forest sector (Report). 2026年1月29日閲覧.
  10. ^ Tichy, Noel; Charan, Ram (1989年9月1日). “Speed, Simplicity, Self-Confidence: An Interview with Jack Welch” (英語). Harvard Business Review. ISSN 0017-8012. https://hbr.org/1989/09/speed-simplicity-self-confidence-an-interview-with-jack-welch 2026年1月29日閲覧。 
  11. ^ a b c d e f g h i j k The strategic leadership of GE CEO Jack Welch”. CEIBS. 2026年1月29日閲覧。
  12. ^ a b Too Big to Succeed? The Breakup of an American Icon Underscores Importance of Strategic Focus, Specialization & Agility”. Corporate Compliance Insights. 2026年1月29日閲覧。
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  14. ^ Oremus, Will (2013年8月23日). “The Poisonous Employee-Ranking System That Helps Explain Microsoft's Decline”. Slate Magazine. 2026年1月29日閲覧。
  15. ^ a b GE Reports Record Fourth Quarter and Full-Year Results; 2001 Earnings Grow 11% To $14.1 Billion”. General Electric (2002年1月17日). 2026年1月29日閲覧。
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  18. ^ シャープを失敗に導いた戦略、「選択と集中」とは何か”. All About. 2026年1月29日閲覧。
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  20. ^ 第3節 集中調整期間から重点強化期間へ - 内閣府”. 内閣府ホームページ. 2026年1月29日閲覧。
  21. ^ Ulrike Schaede PhD - ResearchGate”. 2026年1月29日閲覧。
  22. ^ Why Jack Welch Was Right: The Enduring Power of Fix, Sell, Close to Maximise Portfolio Value”. Alvarez & Marsal. 2026年1月29日閲覧。
  23. ^ a b c Concentration vs Diversification: Which Fits Your Business?”. Phoenix Strategy Group. 2026年1月29日閲覧。
  24. ^ Repositioning along the capital efficient frontier (PDF) (Report). The Association of Corporate Treasurers. 2026年1月29日閲覧.
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FOCUS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:31 UTC 版)

神戸連続児童殺傷事件」の記事における「FOCUS」の解説

犯人ある少年顔写真掲載されたFOCUSを手に入れた人は1割にも満たなかった。しかし、コピー含めると約4割が見たことがあるという。 顔写真見た印象としては、「普通の子変わらない」という意見が最も多かった次に多かった順に、「恐い」「陰湿な印象」といった意見だった。 FOCUSに顔写真載せたことに関しては、6割以上が賛成といった意見だった。

※この「FOCUS」の解説は、「神戸連続児童殺傷事件」の解説の一部です。
「FOCUS」を含む「神戸連続児童殺傷事件」の記事については、「神戸連続児童殺傷事件」の概要を参照ください。

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