グランツーリスモ3 A-spec
(GT3 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/27 23:28 UTC 版)
| ジャンル | ドライビングシミュレーター |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation 2 |
| 開発元 | ポリフォニー・デジタル |
| 発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
| シリーズ | グランツーリスモシリーズ |
| 人数 | 1~2人 |
| 発売日 | |
| 売上本数 | |
『グランツーリスモ3 A-spec』(Gran Turismo 3: A-Spec、GT3)は、2001年4月28日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation 2(PS2)用のレースゲーム。 グランツーリスモシリーズのひとつ。同年7月10日にアメリカで、7月20日にはヨーロッパでも発売された。
概要
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世界一の一覧から、このゲームがギネス・ワールド・レコーズに認定された詳細を、ご存知の方は加筆をお願いします。
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グランツーリスモシリーズ初のPlayStation 2(PS2)向け作品である。PlayStation向けの前作『グランツーリスモ2』からグラフィック(車やコースの再現性やビジュアルエフェクト等)、物理シミュレーションの精度が飛躍的に向上した。約150の収録車種、ナイトステージやウェット路面、ダートを含む全20のコースを収録。F1マシン(塗装やマシン名は架空)も今作が初収録である。
当初はPS2との同時発売を目指し『グランツーリスモ2000』のタイトルで開発が進められていた。PS2発売の約2週間前である2000年2月に行われたイベント『PLAYSTATION FESTIVAL 2000』で『グランツーリスモ2000』が出展され、体験版ディスクも配布された[3]。その後、『グランツーリスモ2000 A-Spec』という仮称[4]への改称を経て、発売が2001年にずれ込んだこともあり『グランツーリスモ3 A-Spec』と改称された。
タイトルに「A-spec」というサブネームが付与されているのは、次作『グランツーリスモ4』から登場する『B-specモード』を収録した別バージョンを発売する予定があったためである[5]。しかし、実際に「グランツーリスモ3 B-spec」というソフトが発売されることはなかった。
2001年6月28日、PS2本体と同梱した「PlayStation 2 GT3 Racing Pack」(SCPH-35000GT)が日本で発売された[6]。
2001年12月13日、PS2のヒット作を廉価版とした「MEGA HITS!」シリーズ第1弾のひとつとして、低価格化の上で再発売された[7]。
2018年3月2日、グランツーリスモシリーズで最も多く販売された作品として、ギネス世界記録に掲載された[8]。
各モード
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アーケードモード
今作ではレースを勝ち抜いていくことで、隠しコースや隠し車種が徐々に出現するシステムに変更された。他に最速ラップへの挑戦ができるタイムアタックと、自由にコースを走ることができるフリーランモードを収録。プレイヤー対プレイヤーモードとしては、分割画面による2プレイヤー対戦と、ケーブルを使って最大6人での同時対戦が可能なi.LINKバトルを収録[9]。
ギネス世界記録
「世界で最も売れたPlayStation 2向けゲームソフト」としてギネス世界記録に認定された。これは2018年に、全世界で1489万本以上の販売本数を達成した功績によるもので、シリーズの代表作としての記録が公式に認められたもの。
認定されたギネス世界記録
- 記録名:世界で最も売れたPlayStation 2向けゲームソフト
- 認定日: 2018年3月2日。
- 売上:2017年9月末時点で1,489万本の売上を誇った。
新たな要素
クルマの購入
前作まで存在した中古車販売は廃止され[注釈 1]、購入する車両は全て新車となった。そのため初期資金は以前の作品よりも増額されている。
パーツ
前作まで存在したレーシングモディファイは廃止され[注釈 2]、代わりに日産・スカイラインGT-Rなど、市販状態でダウンフォースの調整が可能な車種が登場した。また、前作ではTCS、YCS(ヨーコントロールシステム)といったアシスト系のパーツは有料だったが、今作から標準装備となった。
ライセンス
ラリーレースに出場するためのラリーライセンスが新たに登場。また、前作では隠し要素であったスーパーライセンスが正式なライセンスに昇格した一方で、国際C級ライセンスは廃止された。
オイルの劣化
今作で初めて登場した要素。走行距離の加算とともにエンジンオイルが劣化していき、実車同様に性能も低下する。これに合わせてメーターにはオイル警告灯が追加された。オイル交換は後述の『GTオート』で有料で行える。
GTオート
今作で初めて登場。前作では別々に存在していた洗車ショップおよびホイールショップと、新たに登場したオイル交換を一纏めにしたショップである。ホイール交換の仕様も変更され、前作では1台ごとにショップでホイールを購入する必要があったが、今作では一度購入したホイールはガレージからすべての所有車に装着できるようになった。
プレゼントカー
前作までのシングルレースでは勝利する度にプレゼントカーが獲得できたが、今作のシングルレースにおけるプレゼントカーの獲得は初勝利時の1回限りとなる。
登場車種
以下はすべて日本版の登場車種である。☆は購入できない車種(プレゼントカーでのみ獲得可能)。
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- その他
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- ギレ
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- ヴェルティゴ レースカー
- ティックフォード
その他
登場サーキット・コース
GT2に比べて数は減少した。太字は本作でシリーズ初登場したサーキット。
- ラグナセカ・レースウェイ(現ラグナ・セカ)
- コート・ダ・ジュール
- F1モナコGPの舞台であるモンテカルロ市街地コースと同一。
- シアトル・サーキット
- シアトル・サーキットの衛星写真(Wikimapiaより)
- グランツーリスモ2では「シアトル市街地コース」名義で、時間帯は昼だった(本作では夕方)。
- 東京・ルート246
- 東京都に実在する国道246号がモデルとなっているコース。カナダ大使館付近にスタート地点がある。
- 東京・ルート246の衛星写真(Wikimapiaより)
- ローマ・サーキット グランツーリスモ2ではローマ市街地コース名義。
- グランバレー・スピードウェイ
- トライアルマウンテン・サーキット
- アプリコットヒル・レースウェイ
- コンプレックス・ストリングス[注釈 5]
ヘアピン、スラローム、クランクなど多彩なコーナーが混在するコース。
- ディープフォレスト・レースウェイ
- ミッドフィールド・レースウェイ
- スーパー・スピードウェイ
- サーキット形状はツインリンクもてぎ(現・モビリティリゾートもてぎ)スーパースピードウェイとほぼ同一。次作のグランツーリスモ4ではツインリンクもてぎとして実名で登場している。
- テストコース(コースの形状は変わらないが長さが倍以上になった)
- スペシャルステージ・ルート5
- スペシャルステージ・ルート5 wet(コースレイアウトは上記と同じだが路面が雨で濡れて滑りやすくなっている)[注釈 6]
- スペシャルステージ・ルート11[注釈 7]
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ダートコース
なお、すべて逆走コースも収録されている
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サウンド
収録曲
- 安藤まさひろ (T-SQUARE) - Moon Over The Castle - (日本版オープニング)
- レニー・クラヴィッツ 「自由への疾走 (Gran Turismo 3 Mix)」 - (北米版オープニング、日本版ではレース中のBGMとして使用できる)
- フィーダー
- Just A Day - (欧州版オープニング、日本版ではレース中のBGMとして使用できる他、次作『グランツーリスモ コンセプト 2001 TOKYO』にボーナス収録)
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- Seven Days in the Sun
- Buck Rogers
- 嘉生大樹
- glowl
- obscure
- sky scraper
- mirage
- strike breaker
- デス・イン・ヴェガス - Aisha
- グランド・セフト・オーディオ
- Avarice
- Dead Man Leaving
- Wake Up in Your Own Mind
- ミューズ - Sober (Saint US Mix)
- Overseer
- Screw Up (edited version for GT3)
- Stompbox (Radio Edit)
- Supermoves
その他
- レースイベントで総合優勝した際に獲得できるプレゼントカーは、最大4台の中から一見ランダムで選ばれるが、セーブデータのロード後にオプションを選択すると、回数によって車種が変わり好みのプレゼントカーを入手できる裏技が存在する。
- 一部コースは順走と逆走で時間帯が異なっている[注釈 12]。
- 本作からロゴが微妙にリファインされた[注釈 13]。
- ランチア・ストラトスが没データとして存在している。タイヤがボディを貫通することを理由に、収録直前でカットされた。
関連商品
CD関連
- 「グランツーリスモ3 A-spec」オリジナル・ゲームサウンドトラック(2001年6月6日、Village Records、VRCH-4006)
脚注
注釈
- ^ グランツーリスモ4で復活
- ^ グランツーリスモ5で一部車種のみ復活
- ^ a b c d e f g h グランツーリスモ オリジナルのレーシングカー。
- ^ 実車は自然吸気(NA)車だが、ゲーム内ではターボ車となっている。
- ^ タイムアタックのみ。レースでは2P対戦のみ可能。
- ^ アーケード版のレースではCOM車3台、グランツースモモードのラリーイベントではCOM車1台とレース。
- ^ 第1作のグランツーリスモと異なり、一部のシケインがストレートへ変更されている。
- ^ コース形状は前作のままだが、ホームストレートと第一コーナー、最終コーナー付近がアスファルトに舗装されている。
- ^ 前作のタヒチ・ダート・ルート3と同一コース
- ^ 前作のスモーキーマウンテン北と同一のコース形状(ただしホームストレートがグラベルからターマックへ、時間帯が昼から夕方に変更されている)。
- ^ 前作のスモーキー・マウンテン南のリニューアル版(公式ガイドブックより)。
- ^ ディープフォレスト・レースウェイやグランバレー・スピードウェイ、スイス・アルプス。これら3コースでは順走は昼間、逆走では夕方になる。
- ^ 最もわかりやすい点は「GT」の「G」の形状など。
出典
- ^ “製品情報”. ポリフォニー・デジタル. 2018年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月18日閲覧。
- ^ 『2023 CESAゲーム白書』コンピュータエンターテインメント協会、2023年7月、188頁。ISBN 978-4-902346-47-3。
- ^ PLAYSTATION FESTIVAL 2000、2日で約45,000人が来場 プレイステーション2用体験版10枚を配布、インプレス PC Watch、2000年2月21日
- ^ 東京ゲームショウ2000秋 ハード編、PC Watch、2000年9月22日
- ^ 「GT4」の発売日は12月3日! チーム監督モード「Bスペック」導入、Game Watch、2004年9月24日
- ^ 「PlayStation®2 GT3 Racing Pack」『SCPH-35000 GT』を6月8日に発売(PDF)、SCEJプレスリリース 2001年5月17日
- ^ 「プレイステーション 2」の人気作品がお得な価格で楽しめる「MEGA HITS!」シリーズ新発売(PDF)、SCEJプレスリリース 2001年11月13日
- ^ Best-selling Gran Turismo videogame|ギネス世界記録ギネス世界記録 2018年3月2日
- ^ 『電撃PlayStation Vol.177』2001年5月11日25日合併号、メディアワークス、2001年、64-69,頁。
外部リンク
GT3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 18:18 UTC 版)
「ランボルギーニ・ウラカン」の記事における「GT3」の解説
2015年1月に本社で発表された。開発は長年パートナーであったライターエンジニアリングではなく、ダラーラとなった。同年のブランパン耐久シリーズに参戦。デビュー戦となったモンツァではデビューウィンを果たしたが、規定違反で失格となった(後に失格裁定は取り消された)。2016年度からJLOCとディレクションレーシングからSUPER GTに参戦することが発表された。2018年8月に開催された鈴鹿10時間耐久レースにJLOCから2台が出走し、15位と17位で完走した。
※この「GT3」の解説は、「ランボルギーニ・ウラカン」の解説の一部です。
「GT3」を含む「ランボルギーニ・ウラカン」の記事については、「ランボルギーニ・ウラカン」の概要を参照ください。
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