Ginza Sony Park
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/28 18:23 UTC 版)
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Ginza Sony Park(2025年1月29日)
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| 用途 | 商業施設・公共施設 |
| 設計者 | Ginza Sony Park Project |
| 施工 | 竹中工務店 |
| 建築主 | ソニー |
| 管理運営 | ソニー企業株式会社 |
| 構造形式 | SRC造(一部S造) |
| 敷地面積 | 707.42 m² [1] |
| 建築面積 | 585.25 m² |
| 延床面積 | 4,390.39 m² [1] |
| 階数 | 地上5階、地下4階 |
| 高さ | 33.86 m[1] |
| 着工 | 2022年10月16日 |
| 竣工 | 2024年8月15日[1] |
| 開館開所 | 2025年1月26日 |
| 所在地 | 東京都中央区銀座五丁目3番1号 |
| 座標 | 北緯35度40分19.5秒 東経139度45分47.4秒 / 北緯35.672083度 東経139.763167度座標: 北緯35度40分19.5秒 東経139度45分47.4秒 / 北緯35.672083度 東経139.763167度 |
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク、ぎんざソニーパーク)は、東京都中央区銀座に所在する建築物。
敷地は外堀通りと晴海通りの交わる数寄屋橋交差点に面しており、2025年1月26日に開業した[2]。
コンセプト
ソニー創業者の盛田昭夫が「銀座の庭」と呼び、長く銀座のランドマークとなっていたソニービルを建て替える試みであるGinza Sony Park Projectの一環として建設された[3]。
同ビルの「街に開かれた施設」というコンセプトを継承し、銀座の街に活気を与える「銀座の公園」として生まれ変わることを目的としている[4][5]。
建物の特徴
建物は地下3階から5階(屋上)までとし、銀座の標準的な建物よりあえて低く構え、これを「公園」の要素としている。 コンクリートの外壁を覆うグリッド状のステンレスのフレームは、「公園」と街をゆるやかに分離する役割を果たし、集積率の高い都会の街中にあって内部には随所に「余白」を設けている。
地下から屋上まで続く螺旋階段は、ソニービル時代の「縦の銀ぶら」「縦のプロムナード」というコンセプトを継承するスタイル。 階段の踊り場は半屋外空間でもあり、外の光や空気を建物の内側にいながら感じ取れる。各フロアごとに天井高が異なり、あえて「きれいすぎない」無機質な打ち放しのコンクリート建築にしたとされている[6]。
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螺旋式の階段 - 内壁はコンクリート打ちっぱなし
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殆ど緑化されていないシンプルな屋上
Ginza Sony Parkは、地上は晴海通り・外堀通り・ソニー通りに面し、地下は地下鉄コンコースと地域最大級の地下駐車場に連なる、都市機能が充実した価値ある立地条件下にある。 数寄屋橋交差点からの動線を開放的な吹き抜け空間へと進み、地下動線も内と外を区切る扉や壁をなるべく設けないでシームレスにつないで、銀座の街を訪れる人々が気軽に行き交うことのできる空間を目指している[7]。
ソニービルの物理的遺構
地下鉄コンコース接続部には、旧ソニービルの地下躯体が一部残されている。1966年竣工当時の梁や柱が確認できるほか、開館時の意匠を残すエスカレーター、解体工事の過程で発見された青色の六角タイル壁など、旧ビルの歴史を示す要素が点在している。
これらの構造は、銀座駅との接続という都市機能上の理由から撤去できなかった部分と、意図的に保存された部材が混在しており、新旧の躯体が重層的に組み合わされている。Ginza Sony Park の整備にあたっては、残す部分と更新する部分を精査し、解体工程も含めてデザインに取り込む手法が採られた。
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旧ソニービルから受け継がれているB2の地下コンコースの入口
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ソニービルの解体工事の際発見された青いタイル
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青いタイルと旧ソニービルの地下躯体
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ソニービル建設時から変わらない地下コンコースとの接続部
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ソニービルの地下躯体とソニーパークの接続部
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ソニービルの遺構のタイル
工事の沿革
ソニー企業代表取締役社長である永野大輔の2020年東京オリンピックに向けて急速に進む再開発に疑問を覚えた経験から、建物の歴史や記憶を尊重し、解体中の期間を「公園」として開放するというユニークな試みを行った[8]。
これらの工事は2017年に始まった第1期の解体から、2024年の第3期竣工まで7年に渡って行われた。
暫定形態(2018年 - 2021年)
旧ソニービルの解体後、新たな建物の着工まで地上部を暫定的に開放することとなり[9]、2018年8月9日にオープンした[10][11]。ソニー製品のショールームやストアとしての機能は持たず[12]、"変わり続ける実験的な「公園」"をコンセプトとし、様々な体験型イベントやライブなどのプログラムを開催。
当初は2020年9月までの期間限定で開園したが[10]、2021年9月末まで開園期間を延長した。
TOKYO FM Ginza Sony Park Studio
当施設のオープンと同時にTOKYO FMが設置したトレーラーハウスを改造したサテライトスタジオで同局の一部の番組で公開放送が行われていたが、2020年2月28日から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行のため休止となり、再開されることなく2021年5月31日に閉鎖した[13][14]。
休止時点で公開生放送をしていた番組
- LOVE CONNECTION(2019年9月30日 - 、月 - 木[15])
- TOKYO SOUNDS GOOD[16]
- TOKYO SPORTS GOOD[16]
過去に生放送されていた番組
生放送を予定していた番組
以下の番組は状況次第で同所からの公開生放送を実施予定だった。
旧施設画像
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アヲ GINZA TOKYO 屋外展示(2018年9月16日)
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アヲ GINZA TOKYO(2020年9月30日閉店[19])
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B1 インフォメーション
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PARK B2入口
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PARK B2入口階段
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B3階段
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B4 BEER TO GO(2020年8月31日閉店[20])
脚注
- ^ a b c d 「「銀座の庭」から「銀座の公園」へ 新しい「Ginza Sony Park」が竣工 (PDF)」(プレスリリース)、ソニー企業株式会社、2024年8月21日。2024年9月14日閲覧。
- ^ “銀座に爆誕「余白だらけのビル」一体何が凄いのか”. 東洋経済オンライン (2025年2月6日). 2025年2月15日閲覧。
- ^ “Sony Park”. パークについて | Sony Park. 2025年2月15日閲覧。
- ^ 日経クロステック(xTECH) (2024年9月2日). “銀座の垂直立体公園「Ginza Sony Park」25年1月開業、コンクリートの巨大吹き抜け”. 日経クロステック(xTECH). 2025年2月15日閲覧。
- ^ “ソニーが銀座に「公園」をつくった? Ginza Sony Parkが継承するソニーらしさとは”. SONY. 2024年2月15日閲覧。
- ^ Tokyo Art Beat
- ^ Ginza Sony Park公式
- ^ 日経クロストレンド. “「Ginza Sony Park」の全貌 永野社長が明かす細部に込めた仕掛け”. 日経クロストレンド. 2025年2月15日閲覧。
- ^ “About Project | Ginza Sony Park、2024年に最終形へ”. Ginza Sony Park. 2021年11月28日閲覧。
- ^ a b “「銀座ソニーパーク」旧ソニービルがリニューアルし“公園”に - 2020年秋まで開園”. ファッションプレス (カーリン). (2018年8月8日) 2020年2月6日閲覧。
- ^ おでかけニャンコ (2019年6月19日). “銀座ソニーパーク~変わり続ける公園”. 中央区観光協会. 2020年2月6日閲覧。
- ^ これらの機能は、近郊施設「銀座プレイス」内のソニーストア銀座が担っている。
- ^ “TOKYO FM|Ginza Sony Park Studio クローズのお知らせ | TOKYO FM Information”. www.tfm.co.jp. 2021年5月23日閲覧。
- ^ “新型コロナウイルスに関連したTOKYO FMの対応についてのお知らせ”. TOKYO FM (2020年2月27日). 2020年10月27日閲覧。
- ^ 番組は2020年9月に終了。
- ^ a b 番組は2020年3月に終了。
- ^ “https://twitter.com/tfmcity/status/1028844702760611845”. Twitter. 2021年5月26日閲覧。
- ^ a b “TOKYO FM 50th 2020年 春の新番組 -TOKYO FM 80.0MHz-”. www.tfm.co.jp. 2021年5月26日閲覧。
- ^ “【アヲ GINZA TOKYO】営業終了のお知らせ”. アヲ (2020年9月10日). 2020年10月27日閲覧。
- ^ “【BEER TO GO】営業終了のお知らせ”. SPRING VALLEY BREWERY (2020年7月29日). 2020年10月27日閲覧。
外部リンク
- Sony Park(ソニーパーク) - 公式ウェブサイト
- Sony Park(ソニーパーク) (ginzasonypark) - Facebook
- Sony Park(ソニーパーク) (@ginzasonypark) - Instagram
- Sony Park(ソニーパーク) (@ginzasonypark) - X
- Sony Park(ソニーパーク) - YouTubeチャンネル
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