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HK33とは? わかりやすく解説

H&K HK33

(HK33 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/10 15:48 UTC 版)

H&K HK33
H&K HK33
H&K HK33
種類 小銃アサルトライフル
製造国 ドイツ
設計・製造 H&K
仕様
種別 アサルトライフル
口径 5.56 mm[1]
銃身長 390 mm[2]
ライフリング 6条右転
使用弾薬 5.56x45mm NATO弾[1]
装弾数 25発、30発、40発(箱形弾倉[3]
作動方式 反動利用方式[1]
全長 925 mm[2]
重量 3,900 g[2]
発射速度 700発/分
銃口初速 950 m/s[1]
歴史
設計年 1963年
関連戦争・紛争 など
バリエーション
  • HK33A2
  • HK33A3
  • HK33K
  • HK33SG/1
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H&K HK33は、H&K社によって開発された小口径アサルトライフルである。

概要

H&K HK33は、7.62x51mm NATO弾を使用するアサルトライフルバトルライフル)であるH&K G3をスケールダウンしたうえで5.56x45mm NATO弾を使用できるように再設計されたアサルトライフルである。使用する弾薬が小口径ゆえに全体的なサイズや重量がG3よりも小型軽量化され、反動も必然的に少なくなった。

HK33の作動機構はG3と同じ半閉鎖ローラー・ロッキング方式のディレイド・ブローバックであり、G3と同型のボルトが組み込まれている[4]

当初開発されたHK33は、アメリカ軍M16同様の5.56x45mm弾を使用できるように設計されている[5]。発展型であるHK33Eは同じ5.56 mm口径だが、NATOが正式採用しているSS109弾に対応している[6]マガジンの装弾数は当初は25発で、後に30・40連マガジンが追加された[3]

固定ストックは、G3同様に金属製の基部・ポリマー製(ライセンス生産品では製の場合もある)の中間部・ゴム製のバットプレートからなるものと、MP5同様にポリマーの一体成型のものの2種類が存在する。

HK33のトリガーグループとストックはG3系サブマシンガンのMP5シリーズと互換性を持っている。

各型及び派生型

HK33
基本型。
HK33A2
固定ストックを装備したモデル[1][7]
HK33A3
伸縮式ストックを装備したモデル[1]
HK33K
バレルを切り詰めて全長を短くしたカービンモデル[1][5]
HK33SG/1
光学スコープと専用トリガーグループを備えたマークスマンライフルモデル[1]
HK33TGS
HK79銃身下装着型グレネードランチャーを装備したモデル。
H&K HK32
7.62x39mm弾仕様。
HK43
HK33の民間向けセミオートモデル[1][7]。ごく短期間で生産が終了し、小改良を加えたHK93が主に流通した。
HK13
マガジン装填式軽機関銃
HK23
ベルト給弾式汎用機関銃アメリカ軍のトライアルにおいてM249軽機関銃に敗れた。
HK53
サブマシンガンサイズに切り詰めたモデル[1][5]
HK53 FPW(Firing Port Weapon)[8]
"HK53 MICV"とも。歩兵戦闘車(MICV:Mechanized Infantry Combat Vehicle)のガンポート(銃眼)から射撃が可能な特殊派生モデル。HK53を元に作動機構をオープンボルト方式とし、コッキングレバーの位置を変更、照準器と銃床を廃しハンドガードを歩兵戦闘車のガンポートに固定できる機構を備えた専用のものに変更している。
アメリカ軍が開発したM2ブラッドレー歩兵戦闘車に搭載するための装備として開発されたが、最終的にはM16自動小銃の派生型がM231として採用されたため、試作のみに終わった。
Eシリーズ
SS109弾に対応するために改設計されたモデル。それまでのモデルに対してサブタイプ記号の前に"E"が追加されている。
HK33EA2
HK33EA3
HK33EA5
HK33KEA2
HK33KEA3
HK33ETGS
HK53E
HK13E
HK23E
GRシリーズ
照準器を固定式スコープに置き換えたモデル。それぞれ以下の名称となっている。
GR2 (HK53)
GR3 (HK33)
GR6 (HK13)
GR9 (HK23)

外国製

T223
アメリカのH&R Firearms社がライセンス生産したHK33。
T43
トルコのMKE社がライセンス生産したHK33A2。
T50
トルコのMKE社が開発したもの[9]。若干の改良が加えられており、半透明マガジン、およびM4カービン同様の伸縮式ストックを装備している[9]ピカティニー・レールを装備したモデルもある。
T12
トルコのMKE社が独自に開発した狙撃銃風のもの。HK33のバレルを延長してリアサイトを取り外し、PSG1のストックとピカティニー・レール付きのハンドガードを装備している。
PK8
パキスタン・オーディナンス・ファクトリー社製のG3A3ベースのもの。G3A3の装填口に新設計部品を付け、HK33用マガジンが使えるようにしている。
BA-11
ミャンマーがライセンス生産したもの。ストックやグリップ、ハンドガードが木製になっている。
BA-12
ミャンマーが独自に開発した軽機関銃。BA-11に二脚と短いハンドガードを取り付けたもの。
11式
タイでライセンス生産されたもの。セレクターの表記がアルファベットからタイ文字に変更されている。またブルパップ式に改造した派生型も確認されており、アイアンサイトをM16タイプに変更し、フォアグリップを装備したものとなっている。

使用国

T223を装備したNavy SEALsの隊員(1969年ベトナムにて撮影)
HK33を装備するタイ陸軍憲兵
HK33を装備するトルコ陸軍パトロール

登場作品

『ランボー』
前半の山中にてティーズル保安官がHK93を使用

漫画

こちら葛飾区亀有公園前派出所
悪魔がやってきた!の巻に登場。
うぽって!!
HK33Eを擬人化したちゅーすりーとHK32を擬人化したトリッツァチ・ドゥヴァが登場し、実銃も使用する。

ゲーム

レインボーシックス シージ
A2が「AR33」の名称で登場。
CoD:MWII
「[Lachmann-556」の名称で登場。

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am Heckler & Koch HK33 German 5.56mm Assault Rifle”. odin.tradoc.army.mil. アメリカ陸軍 (2024年9月5日). 2026年1月11日閲覧。
  2. ^ a b c Akira 2004, p. 16.
  3. ^ a b Akira 2004, p. 12.
  4. ^ Akira 2004, pp. 14–15.
  5. ^ a b c Akira 2004, p. 13.
  6. ^ a b Akira 2004, p. 21.
  7. ^ a b Akira 2004, p. 10.
  8. ^ Mr.Maim (2014年3月31日). “HK53 Firing Port Weapon - aka:HK MICV”. HKPRO.com. 2022年7月18日閲覧。
  9. ^ a b 床井雅美 (2025年4月24日). “DSEi 2011報告 「イギリス最大の軍用兵器ショーに展示されたスモールアームズ」”. ガンプロWEB. ホビージャパン. 2025年9月11日閲覧。
  10. ^ Satoshi Matsuo「無可動実銃に見る20世紀の小火器123 HK33A2」『Gun Profissionals 令和元年6月号』株式会社ホビージャパン、2019年4月27日、126頁。 
  11. ^ 菊池雅之「Merdeka マレーシア独立記念ナショナルパレード」『月刊アームズマガジン』第427巻、ホビージャパン、2024年1月、137-143頁。 

参考文献

  • Akira「HK33/HK43」『Gun』第43巻第2号、国際出版、2004年2月、8-21頁。 

関連項目

外部リンク


HK33

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 17:38 UTC 版)

H&K HK33」の記事における「HK33」の解説

基本型

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