アイ‐エス‐シー‐エム【ISCM】
国際現代音楽協会
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 21:27 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動国際現代音楽協会(こくさいげんだいおんがくきょうかい、英: International Society for Contemporary Music)は、新しい音楽の普及・発展を目的として戦間期の1922年に設立された国際組織。略称はISCM。
歴史
日本現代音楽協会(会長:坪能克裕)は日本支部として1935年に加盟。第二次世界大戦中は除名となるも、1948年に再加盟が認められ現在に至る。また、日本作曲家協議会(会長:小林亜星)は準会員組織として認められている。
大戦中の3年間を除いて毎年、加盟国持ち回りで国際音楽祭“World Music Days”(世界音楽の日々)を開催。各支部推薦曲のほか、作曲家個人や出版社からも作品を募集。寄せられた膨大な作品の中から国際審査員による選考審査を経て、約2週間に及ぶ音楽祭のプログラムが構成された。
ストラヴィンスキー、シェーンベルクからメシアン、クセナキス、リゲティ、ベリオ、シュニトケ等、日本でも受賞歴のある作曲家達にいたるまで、20世紀の重要な作曲家の多くが、この音楽祭に作品が入選している。
第1回音楽祭は1923年、ザルツブルクにて開催され、以下の作曲家の作品を取り上げた。
- アルバン・ベルク
- アルノルト・シェーンベルク
- ベラ・バルトーク
- ゾルターン・コダーイ
- セルゲイ・プロコフィエフ
- レオシュ・ヤナーチェク
- イーゴリ・ストラヴィンスキー
- アルテュール・オネゲル
- ダリウス・ミヨー
- フランシス・プーランク
- モーリス・ラヴェル
日本では2001年に横浜で大会が開催された。アジアでは1988年、2002年、2007年に香港、1997年に韓国で開催されている。
批判と近況
当初から、作曲家を支援するための公募やコンクールを併設している。かつては現代音楽のための作曲コンクールが「全く無く」(他の作曲コンクールは普通に行われていた)、ISCMが全ての現代音楽の鉱脈を拾えることを前提に運営していた。しかし、1990年代に入ると「ISCMの役割は終わったなどとブーレーズにいわれたが、僕はそうは思いません(カン・スキ)」という意見に象徴されるように、必ずしも現代音楽の潮流を考慮した選考が行われにくくなった。
21世紀にはいると、ISCMの役員からも、多くの不満の声が上がるようになった。オルランド・ジャチント・ガルシアはフロリダでISCM入選作の選考を担当しているが、彼ですら「シュトットガルト大会で、ISCMは死んだ![1]」と発言。その発言がISCMのトップページに掲載された。
かつては2週間ほど大規模にフェスティバルを組めたが、今世紀は各国とも財政難が続いており、2013年に入ってはスロヴァキアの経済事情から「一年一カ国」の原則が破られ、複数国での異例の開催となった。現在では最悪の場合6日間(2011年大会)しか組めなくなっている。この状況のためか、審査員を積極的に若返らせ、なるべく新規の作曲家を公募するように、調整している。
音楽祭開催地/日本人の入選作品
| 開催年 | 開催地 | 作曲者名、作品名 |
|---|---|---|
| 2020 | ||
| 2019 |
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| 2018 |
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| 2017 |
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| 2016 | ||
| 2015 |
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| 2014 | ||
| 2013 |
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| 2012 | ブルッヘ/ブリュッセル/ヘント/ ルーヴェン/モンス |
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| 2011 | ||
| 2010 | ||
| 2009 | ベクショー/ヨーテボリ |
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| 2008 | ||
| 2007 |
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| 2006 | ||
| 2005 | ||
| 2004 |
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| 2003 |
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| 2002 | ||
| 2001 |
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| 2000 | ||
| 1999 | ||
| 1998 |
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| 1997 |
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| 1996 | ||
| 1995 | ||
| 1994 |
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| 1993 | ||
| 1992 |
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| 1991 | ||
| 1990 |
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| 1989 |
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| 1988 |
他にACLによって日本作品9曲が演奏された。 |
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| 1987 | ||
| 1986 |
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| 1985 | 入選なし | |
| 1984 |
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| 1983 |
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| 1982 |
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| 1981 |
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| 1980 | ||
| 1979 |
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| 1978 |
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| 1977 |
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| 1976 |
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| 1975 |
<電子音響部門>
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| 1974 |
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| 1973 |
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| 1972 |
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| 1971 |
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| 1970 |
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| 1969 |
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| 1968 |
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| 1967 |
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| 1966 | 支部失格(会費納入遅延のため) | |
| 1965 |
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| 1964 |
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| 1963 |
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| 1962 |
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| 1961 |
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| 1960 | 入選なし | |
| 1959 |
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| 1958 |
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| 1957 |
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| 1956 |
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| 1955 |
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| 1954 |
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| 1953 |
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| 1952 |
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| 1951 |
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| 1950 |
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| 1949 | 支部再加盟 | |
| 1948 | 1940年から1948年まで、日本は第二次世界大戦中の枢軸国だったため支部を除名された | |
| 1947 | ||
| 1946 | ||
| 1939 |
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| 1938 | 入選なし |
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| 1937 |
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| 1936 | ||
| 1935 | 日本現代作曲家連盟として支部加盟 | |
| 1933 | ||
| 1932 | ||
| 1931 | ||
| 1930 | ||
| 1929 | ||
| 1928 | ||
| 1927 | ||
| 1926 | ||
| 1925 | ||
| 1924 | ||
| 1923 |
脚注
注釈
出典
外部リンク
「International Society for Contemporary Music」の例文・使い方・用例・文例
- バンクーバー― マレーシアに拠点を置くBaronホテルグループはHoward Hotels Internationalを買収する交渉を行っている。
- 英国学士院 (The Royal Society)の会報.
- 5 月15 日の午前8 時30 分から午後3 時まで、Oceanview公園で開催される、毎年恒例のWalk for Petsについてのお知らせです。
- イベントによる収益金の半分は、捨てられたペットのための保護施設であるHome for Petsに使われ、残りはさまざまな動物福祉団体に分配されます。
- 年次監査を行うために、Bradford and Partnersの会計士たちが10 月10 日の午前10 時に当社を訪ねてくる予定です。
- Bradfordの新人会計士2 名が今年の監査を担当すると連絡がありました。
- こんにちは、Bradfordさん。
- 昨日Bradfordさんが受け取られたデスクランプについてお電話を差し上げています。
- 取り違えてしまって申し訳ありませんが、あのランプは別のお客様に送られるはずのもので、誤ってBradfordさんに配送されました。
- Bradfordさんが受け取るはずだった商品は、Anne Keeganさんからの贈り物のご注文でした。
- タックマンモデルとは、チームビルディングにおける5段階、すなわち形成(Forming)、混乱(Storming)、統一(Norming)、機能(Performing)、散会(Adjourning)を示すモデルである。
- 着手する; 〔…の〕端緒を開く 〔for〕.
- 紺 《Oxford 大学およびその選手の色標》.
- 〔音楽会などへの〕優待券, 招待券 〔to, for〕.
- 等位接続詞 《and, but, or, for など; ⇔subordinate conjunction》.
- 【文法】 相関語 《either と or, the former と the latter など》.
- [for a] holiday to [in] France last year. 昨年は休暇をとってフランスへ旅行した.
- (最も奥の), foremost (真っ先の).
- 新大学, 1960 年以降に創設された大学, 板ガラス大学 《Oxford, Cambridge のような石造りの ancient universities, 19 世紀に創設された London 大学のような赤れんが造りの redbrick universities に対して言う; 建築様式がふんだんに plate glass を使ってモダンなことから》.
- コンセプション岬 《California 州にある》.
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