JTAG ICE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/01 15:37 UTC 版)
「インサーキット・エミュレータ」の記事における「JTAG ICE」の解説
デジタル製品では、開発時や製造した製品の動作確認等のために外部ピンに多数のプローブを接続して信号を得ていたが、高密度実装によってピンの間隔が狭まったりBGAのような端子そのものが隠れてしまうようになった。これに対応して、デジタル回路の内部に、要所要所の信号を外部に読み出せるようにした専用端子が設けられるようになり、その仕組みは1990年に「JTAG」という名前で標準化された。 JTAG端子は内部的には数珠つなぎになっているので読み出しに時間がかかったり、回路ブロックそのものが停止すれば読み出せなくなるなど、ロジックアナライザ用やICE用の信号を得る手段としては万全ではないが、フルICEに比べて簡便なプローブで接続できるため、多くの大規模ロジック回路を持つ半導体製品用の開発装置として利用され、JTAGエミュレータやROMエミュレータなどのオンチップ・エミュレータを使用することが多くなってきている。このような開発装置の中には「ICE」と名乗るものもあり、従来型のフルICEとの違いで多少の混乱がある。
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