Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
Julian of Norwichとは - わかりやすく解説 Weblio辞書
[go: Go Back, main page]

Julian of Norwichとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Julian of Norwichの意味・解説 

ノリッジのジュリアン

(Julian of Norwich から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/13 08:54 UTC 版)

ノリッジの聖ジュリアン
生誕 1342年11月8日?
イングランド王国ノーフォーク
死没 1413年?
イングランド王国ノリッジ
崇敬する教派 聖公会
カトリック教会
ルーテル教会
主要聖地 ノリッジ、聖ジュリアン教会
記念日 5月8日
テンプレートを表示

ノリッジのジュリアンJulian of Norwich, 1342年11月8日? - 1413年?)は、イングランドの神学者。キリスト教神秘主義の系統に属し、幻視にもとづいて書かれた『神の愛の十六の啓示』(Sixteen Revelations of Divine Love)で知られる。聖公会カトリック教会、一部米国の福音ルーテル教会聖人

概説

彼女の生涯についてはほとんどわからない。名前すらも正確でなく、ジュリアンという名前は彼女が観想生活を送っていたノリッジのジュリアン教会に由来している。30歳のとき、大病を患って死の床にあったとき、一連の幻視(ヴィジョン)を見たという。20年たって彼女はこのヴィジョンをまとめて著作にし、『神の愛の十六の啓示』(1393年ごろ)とした。この本は史上、女性の手により英語で書かれた最初の本であり、かつその中に神とキリストとを女性的に描いている記述が存在することでも近年注目されている。

彼女の神学は非常に前向きで、義務と法でなく喜びと共感による神の愛を説く。ジュリアンにとって苦しみは罰ではなく、神へ近づく道であった。これは疫病を神の罰と考えるような同時代の思想からはかけはなれた発想であった。彼女は万人救済論者の先駆であるともいわれる。

聖公会では5月8日を記念日としている。

著作

  • (内桶真二 訳、Marion Glasscoe 編)『神の愛の啓示 ノリッジのジュリアン』 178頁、大学教育出版、2011年。ISBN 978-4887309951

外部リンク



「Julian of Norwich」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

Julian of Norwichのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Julian of Norwichのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのノリッジのジュリアン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS