KM2000
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| 種類 | コンバットナイフ |
| 原開発国 | |
| 運用史 | |
| 関連戦争・紛争 |
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| 開発史 | |
| 開発者 | Eickhorn-Solingen GmbH |
| 製造業者 | Eickhorn-Solingen GmbH waffentechnik-solingen GmbH |
| 製造数 | 20,000 - |
| 諸元 | |
| 重量 | 320g |
| 全長 | 30.5cm |
KM2000 (ドイツ語: Kampfmesser2000) は、ドイツ連邦軍で使用されているナイフ。
戦闘および日常の汎用作業に使用する事が想定されている。
概要
KM2000は、ドイツの刃物メーカーEickhorn-Solingen(アイクホーン・ゾーリンゲン)社とwaffentechnik-solingen(ワッフェンテクニク・ゾーリンゲン)社によって2002年3月に制定されたIdZシステムの一つとして製造されているナイフであり、ドイツ連邦軍で使用されている。
構造と材質
ナイフは以下の3つの主要部品で構成される。
- ブレード:刃長172 mm。レーザーカットによる鍛造で、ブラックコーティングを施したX55CrMo14(1.4110、440A相当)ステンレス鋼が使用されている。
- ハンドル:両利き対応で、ランヤードホールがあるガラス繊維強化ポリアミド製。
- 固定ネジ。
総重量は約320グラムである。
シースとアダプター
ガラス繊維強化ポリアミド製のシースは、上下の向きを容易に入れ替えることが可能な回転式構造を採用しており、ホック付きアダプターによって保持される。また、水抜き穴兼ランヤードホールを備えダイヤモンド砥石が付属し、内部には刀身を押さえつける金属製のバネがある為ナイフが重力などで意図せず抜け落ちることがない。アダプターはMoLLE Systemおよびドイツ連邦軍のIdZ(Infanterist der Zukunft)システムに対応している。
後継モデル
2008年以降には後継モデルとしてKM2000BWが登場した。このモデルでは、耐摩耗性に優れるブレード材X105CrMo17(1.4125、440C相当)やBöhler N695(HRC57)が採用されている。
2005年、Eickhorn-Solingen社が倒産によりスコットランドのLBAシステムズにブランドが買収された時に分裂した旧Eickhorn-Solingen社の生産施設などを引き継ぐwaffentechnik-solingen社がつくるKM2000は一般市場ではKM2Kという名前で流通しており、こちらもドイツ連邦軍に正式採用されている。
派生型
ブレードはプレーンエッジとハーフセレーションの2種類が存在し、いずれもドイツ連邦軍に正式採用されている。
特徴
KM2000の特筆すべき点として、世界で初めてタントー型ブレードを採用した軍用ナイフであることが挙げられる。この設計により従来のナイフよりもドアや窓のこじ開け(建物の陣地化及び射線の確保作業)などの過酷な作業における折損のリスクが低減され、強度と信頼性が大幅に向上している。
タングは柄頭を貫通する形で固定されたエクステンデッド・タングで、ガラスブレーカーとして使用できる。
外部リンク
- KM2000のページへのリンク