クドア【Kudoa】
Kudoa(クドア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 21:19 UTC 版)
粘液胞子虫を始めとする原虫の研究者でありアメリカに帰化した工藤六三郎 (Richard R. Kudo) に献名された属。分子系統解析に基づき、胞子に4つ以上の極嚢があるもの全てを Kudoa 属に所属させることになった。筋肉組織にシストを多数形成する場合と、魚の死後にジェリーミートと呼ばれる筋肉融解を引き起こす場合とがある。世界的にはジェリーミートを引き起こすホシガタクドア K. thyrsites が有名である。日本では特に奄美クドア症の病原体 アマミクドア(奄美クドア) K. amamiensis が深刻で、奄美・沖縄水域の一部でブリの養殖をすると高い確率で感染し商品価値が失われる。2010年にヒラメ、マグロに寄生するナナホシクドア K. septempunctataを摂食したことによる食中毒事例が報告され、水産業上のみならず公衆衛生の観点からも注目されるようになっている。
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