エム‐ディスク【M-DISC】
M-DISC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/23 06:34 UTC 版)
M-DISC(Millennial Disc)はMillenniata社が開発した長寿命の追記型光ディスク。
概要
- 色素層の化学変化を用いる追記型光ディスクとは異なり、色素層や反射層を持たず、無機系の材料を使用。
- 高出力レーザーで物理的な凹みを作り記録する(プレスされたディスクのピットは凸であり逆となる)。
- 耐光性、耐熱性、耐湿性に優れ、長期の読み出しが可能(「1000年持つ」と開発元は主張)。
- DVD-Rは片面一層タイプ。
- BD-Rは片面一層(BD-R)、二層(BD-R DL)、三層(BD-R XL)タイプが発売中[1]。
- M-DISC書き込みには対応ドライブが必要であるが、読み込みは一般のドライブ、プレーヤー等で可能とされる。
- 上限記録速度は、一般の追記型ディスクよりやや遅い。
製造メーカー(過去の製造メーカーを含む)
- ディスク
- Millenniata(米国、製造国はチェコ)
- CMCマグネティクス(台湾)
- RiTEK(台湾) - プリンタブルタイプも供給。
- Verbatim(米国、製造国は台湾) - 日本ではVerbatim Japan(旧:三菱ケミカルメディア)が発売している。
- ドライブ
- 日立LGデータストレージ(日本、製造国はマレーシア) - 日立製作所(日本)とLGエレクトロニクス(韓国)の合弁企業。日本国内向けは自社のみならず、アイ・オー・データ機器、およびバッファロー、ロジテック等にOEMでも供給。
- パイオニア(日本、製造国は中国) - 2024年12月に光学ドライブユニットの製造を全て完了し、2025年4月に光学ドライブ事業から完全撤退した。
脚注
- ^ “長期保存メディア(M-DISC)” (2021年3月4日). 2021年3月4日閲覧。
外部リンク
- MDISCのページへのリンク