メナキノン7
| 分子式: | C46H64O2 |
| その他の名称: | メナキノン7、メナキノンK7、ビタミンMK-7、ビタミンK2(35)、Vitamin MK-7、Menaquinone-7、Menaquinone K7、Vitamin K2(35)、2-[(2E,6E,10E,14E,18E,22E)-3,7,11,15,19,23,27-Heptamethyl-2,6,10,14,18,22,26-octacosaheptenyl]-3-methyl-1,4-naphthalenedione、MK-7、メナキノン-7、Menaquinone 7 |
| 体系名: | 2-[(2E,6E,10E,14E,18E,22E)-3,7,11,15,19,23,27-ヘプタメチル-2,6,10,14,18,22,26-オクタコサヘプタエニル]-3-メチル-1,4-ナフタレンジオン |
マリオカート7
(Mk7 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/11 10:08 UTC 版)
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| ジャンル | アクションレースゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | ニンテンドー3DS |
| 開発元 | 任天堂 レトロスタジオ |
| 発売元 | 任天堂 |
| プロデューサー | 紺野秀樹 大八木泰幸 |
| ディレクター | 矢吹光佑 |
| プログラマー | 白岩祐介 |
| 音楽 | 永田権太 照井理美 |
| 美術 | 森本嘉久 |
| シリーズ | マリオカートシリーズ |
| 人数 | 1人(通信プレイ時2 - 8人) |
| 発売日 | パッケージ版 ダウンロード版 |
『マリオカート7』(マリオカートセブン、Mario Kart 7)は、2011年12月1日に任天堂より発売されたニンテンドー3DS専用レースゲーム。家庭用ゲーム機用のマリオカートシリーズとしては7作目にあたり[7]、シリーズで初めてタイトルにナンバリングが記されている[注 1]。開発は任天堂とレトロスタジオとの合作である。
2015年12月3日に『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX・マリオカート7 ダブルパック』が発売。2018年7月19日には、特別仕様の2DS LL本体にダウンロード版「マリオカート7」をプリインストールした、『Newニンテンドー2DS LL マリオカート7パック』[8]が発売。
ゲーム内容
コースに「陸海空」が取り入れられており、空中でハンググライダーのように滑空できるパーツを展開する、水中で後方にスクリュープロペラのパーツを取り付けて走行するといった要素が登場。さらに、一つの長大なコースを3つのセクションに区切って、それぞれをラップとしてラップタイムを測るコースも登場する。
他にも、カートの「フレーム」「タイヤ」「グライダー」の3種類を組み合わせてカートのカスタマイズができたり[9]、「ドライバー視点」に切り替えて本体を傾けて操作できる[10]など、新システムが多数搭載されている。
ゲームモードについては、複数人用の「グランプリ」や、「ふうせんバトル」の個人戦が復活し、「コインバトル[注 2]」にも個人戦が追加された。その一方で、1人用の「VS」や、インターネット対戦の「こくないのだれかと」が削除されている。インターネット通信では、国内や海外のプレイヤーとの最大8人対戦が行えるほか[11]、様々な通信要素の拡充がされている。
開発
2010年に企画が立ち上がり、当初は8名の少人数で制作が進行したが、本格的に作業を始める段階になった際、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の制作期間延長に伴い、任天堂社内で開発の人員が不足したため、レトロスタジオの協力を得ての開発となった[12]。
コースの開発に関しては、任天堂とレトロスタジオで折半することになったが、任天堂の森本嘉久はレトロスタジオのトム・アイビーに、空中や海中を走る本作の新要素を盛り込みつつ「クラシックコース」の再現を依頼した[13]。レトロスタジオはニンテンドー3DSでのソフトウェア開発経験がなかったが、「クラシックコース」を再現する作業によって、3DSでの開発手法を学びつつ、マリオカートのコースに関するデザインについても学ぶことができた[13]。
クラシックコースのグラフィックに関しては、レトロスタジオのライアン・パウエルは「ルイージマンション」を例に挙げて、元作品のイメージに近づけつつ、『マリオカートDS』でコースとして登場したルイージマンションの印象も残すように腐心した[13]。
キャラクターに関しては、本作では空中を走る要素をカートにグライダーをつけて実現することになったが、その際グライダーにキャラクターの頭がぶつからないようにしなければならなくなり、それに加えてキャラクターの躍動感をどのように表現するか任天堂の石川雅祥とレトロスタジオのヴィンス・ジョリーで議論を重ね調整していった[14]。
本作の開発が上手く進んだ理由に関して、当時社長の岩田聡はレトロスタジオが「マリオカート」の面白さを理解し、仕事にやりがいを感じてくれたことや、問題点の意識共有が円滑に進んだことを挙げている[14]。その背景には、レトロスタジオ側に3Dツールを高いレベルで使いこなせる技術者がいて、宮本茂が言う「動かして面白いかを見極める」ことを実践しているからであると本作プロデューサーの紺野秀樹は語っている[14]。
ゲームシステムについて、本作では「コイン」を復活させた[15]。紺野やプログラムディレクターの白岩祐介は本作以前からコインを復活させたいと考えていたが、他の作業との兼ね合いで実装できなかったことから、本作では最初から実験的に実装することが決まった[15]。結果的にはこれが功を奏し、空中や水中コースでコイン取得が楽しみにつながり、カスタムパーツの取得方法としての役割も担うことになった[15]。また白岩はフレームレートを60 fpsに収めることに挑戦した[16]。60フレームを実現するために白岩は、多くのキャラクターを登場させたいプランナーと、絵を精細にしたいデザイナーとの調整に追われた[16]。
音楽を担当した永田権太は「いわゆるレースゲームのBGMにならない」ことを意識して作曲した[16]。また本作ではレース中にBGMを変化する仕組みを搭載したが、これをほかの要素にも使用することを考えた結果、プレイヤーが1位になっているとBGMが盛り上がる仕組みを導入した[16]。この演出は開発中の段階からスタッフの間で「イケイケトラック」と呼ばれていた[16]。
こうして本作は3Dにしたマリオカートとして違和感がない仕上がりとなり、『スーパーマリオ 3Dランド』の製作スタッフも本作を参考にした[17]。
評価
日本国内においては、本作は発売からわずか4日間で45万1932本という、当時の3DS向けソフトの中で過去最高の初週販売本数を記録[18]。発売から1ヶ月には、売上が100万本を突破し、ニンテンドー3DS用ソフトで初のミリオンセラーとなった(『スーパーマリオ 3Dランド』と同じ週に達成)[19]。
本作は2025年3月末時点で全世界で1899万本を販売している[20]。日本では、2022年末時点で308万本を販売した[21]。
脚注
注釈
- ^ アーケード版としては『マリオカート アーケードグランプリ2』がある。
- ^ 前作『マリオカートWii』の「あつめてコイン」にあたり、本作のみ名称が変更されている。
出典
- ^ a b “マリオカート7”. マリオカート7 ニンテンドー3DS ソフトウェア. 任天堂 (2011年12月1日). 2023年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月27日閲覧。
- ^ “Mario Kart 7”. Nintendo 3DS Games. Nintendo UK (2011年12月2日). 2024年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月8日閲覧。
- ^ “Nintendo Break All The Rules For Mario Kart 7's Australian Release”. Kotaku (2011年11月2日). 2016年12月13日閲覧。
- ^ “Nintendo 3DS/2DS Mario Kart 7” (英語). Nintendo 3DS Games. Nintendo of America (2011年12月3日). 2022年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月8日閲覧。
- ^ “Mario Kart 7 - Korean Overview Trailer”. YouTube. Nintendo Korea (2012年5月11日). 2016年12月13日閲覧。
- ^ “瑪利歐賽車7 中文版”. Nintendo Hong Kong. 2016年12月12日閲覧。
- ^ “3DS『マリオカート7』発売10周年。空中や水中の走行が可能になったのが特徴で、7つのアイテムを一気に装備する“ラッキー7”も登場!【今日は何の日?】”. ファミ通 (2021年12月1日). 2022年7月25日閲覧。
- ^ “特別デザインの「Newニンテンドー2DS LL」を3つご紹介!”. 任天堂 (2018年7月3日). 2022年7月25日閲覧。
- ^ “マリオカート7:カートをカスタマイズ”. 任天堂. 2023年5月19日閲覧。
- ^ “マリオカート7 取扱説明書”. 2023年11月16日閲覧。
- ^ “マリオカート7:ネットワークプレイ”. 任天堂. 2023年5月19日閲覧。
- ^ 紺野秀樹; 森本嘉久; 石川雅祥; トム・アイビー『社長が訊く『マリオカート7』 レトロスタジオとの共同開発 篇 1. キッカケは焼肉パーティー』(インタビュアー:岩田聡)、任天堂。2024年1月27日閲覧。
- ^ a b c 紺野秀樹; 森本嘉久; 石川雅祥; トム・アイビー『社長が訊く『マリオカート7』 レトロスタジオとの共同開発 篇 2. まずはクラシックコースから』(インタビュアー:岩田聡)、任天堂。2024年1月27日閲覧。
- ^ a b c 紺野秀樹; 森本嘉久; 石川雅祥; トム・アイビー『社長が訊く『マリオカート7』 レトロスタジオとの共同開発 篇 3. 「意識をつなぐ」』(インタビュアー:岩田聡)、任天堂。2024年1月27日閲覧。
- ^ a b c 紺野秀樹; 白岩祐介; 永田権田; 矢吹光佑『社長が訊く『マリオカート7』社内スタッフ篇 2. すぐ楽しめるけど、奥は深い』(インタビュアー:岩田聡)、任天堂。2024年1月27日閲覧。
- ^ a b c d e 紺野秀樹; 白岩祐介; 永田権田; 矢吹光佑『社長が訊く『マリオカート7』社内スタッフ篇 4. イケイケトラック』(インタビュアー:岩田聡)、任天堂。2024年1月27日閲覧。
- ^ 紺野秀樹; 白岩祐介; 永田権田; 矢吹光佑『社長が訊く『マリオカート7』社内スタッフ篇 6. 3Dを活かした『マリオカート』』(インタビュアー:岩田聡)、任天堂。2024年1月27日閲覧。
- ^ “『マリオカート7』初週販売本数は45.2万本――ニンテンドー3DS向けソフトで最高の出足に”. ファミ通 (2011年12月6日). 2022年7月25日閲覧。
- ^ “ニンテンドー3DSの国内累計販売台数が400万台を突破”. ファミ通. (2011年12月26日) 2022年7月25日閲覧。
- ^ “株主・投資家向け情報:業績・財務情報 - 主要タイトル販売実績 ニンテンドー3DS専用ソフト”. 任天堂. 2026年2月11日閲覧。
- ^ 『2023 CESAゲーム白書』コンピュータエンターテインメント協会、2023年7月、187頁。ISBN 978-4-902346-47-3。
外部リンク
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Mk7
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