プロデル
(produire から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/29 13:34 UTC 版)
| パラダイム | オブジェクト指向プログラミング、日本語プログラミング言語 |
|---|---|
| 登場時期 | コンセプト版:2007年8月7日 ベータ版:2008年7月27日 正式版:2013年1月15日 |
| 開発者 | ゆうと(Utone Project) |
| 影響を受けた言語 | Visual Basic、TTSneo |
| プラットフォーム | Microsoft Windows(主) |
| ライセンス | フリーウェア |
| ウェブサイト | produ |
プロデル(Produire)は、ゆうと(Utone Project)によって開発された、 日本語の語順で記述できるオブジェクト指向型の日本語プログラミング言語である。
概要
日本語プログラミング言語TTSneoの後継として開発された。 TTSneoがVisual Basic 6.0を基盤としたスクリプト言語であったのに対し、 プロデルは.NET Frameworkを基盤とする実行環境を採用し、 Windows向けアプリケーション開発を主目的として設計されている。
日本語の助詞を用いた構文解析により、自然言語に近い記述が可能であることを特徴とする。 名称の「プロデル」は、フランス語で「作る」「生産する」を意味する動詞 「Produire」に由来する。
歴史
- 2007年8月7日 - コンセプト版公開。
- 2008年7月27日 - ベータ版公開。
- 2013年1月15日 - 正式版(バージョン1.0)公開。
- 2018年 - WebAssembly技術を用いたブラウザ実行環境「プロデル・オンライン」を公開。
- 2023年 - 新実行系「プロデルX」のプレビュー版を公開。
文法
プロデルは日本語の助詞(「を」「に」「と」など)を解析することで、 命令や引数の関係を判断する構文を採用している。
記述例
「こんにちは」を表示する
メイン画面という画面を作る
メイン画面を表示する
利用分野
- Windowsデスクトップアプリケーション開発
- GUI設計ツール(プロデル デザイナ)を備え、
- ボタン配置や画面設計を視覚的に行い、日本語で動作を記述できる。
- 業務支援ツール・自動化
- ファイル操作やWindows APIとの連携を用いた
- 小規模業務アプリケーションや自動化ツールの作成に利用されている。
Linux環境へのインストールと利用の可能性
プロデルが Linux 環境にインストール可能となった場合、 主にコンソール実行を中心とした用途での利用が想定される。
このような形態では、以下のような活用が考えられる。
- バッチ処理・定期処理
- ファイル整理、ログ解析、データ変換などの処理を
- 定期実行スクリプトとして利用できる可能性がある。
- cron などのスケジューラと組み合わせた運用が想定される。
- サーバー運用補助
- Web サーバーや各種サービスのログ確認や集計、
- 状態把握を目的とした補助的なツールとしての利用が考えられる。
- 日本語による運用スクリプト
- 日本語の語順で処理内容を記述できる特性を生かし、
- 運用手順書に近い形でスクリプトを記述できる可能性がある。
- データ処理・変換
- CSV や JSON などのテキストデータを扱う
- 軽量な集計・変換用途での利用が想定される。
- GUIを用いた操作画面の可能性
- Linux 環境において GUI 表示が可能となった場合、
- Web 技術を用いた画面表示や、
- 外部 GUI フレームワークと組み合わせた操作画面を提供する
- といった利用形態が考えられる。
- この場合、設定画面や管理ツールなどの用途での活用が想定される。
制限事項
- モバイルアプリ開発
- iOS・Android向けのネイティブアプリを直接生成する公式機能は提供されていない。
- 高負荷3D処理
- 高度な3D描画やゲームエンジン用途向けの標準ライブラリは限定的である。
関連項目
外部リンク
- produireのページへのリンク