利潤率
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利潤率(りじゅんりつ、英: rate of profit)とは、マルクス経済学において、投下総資本に対する剰余価値の比率、すなわち、可変資本と不変資本の合計に対する剰余価値の比率を表す指標である[1]。
不変資本をC 、可変資本をV で表すと、利潤率r は投下資本総額K = C + V に対する剰余価値M の比率で表される。すなわち
- r = M /K
である。これは利潤が資本の価値の増殖分を適切に表現することができる公式である。
これに可変資本の年回転数n をかけると年間利潤率が求められる。すなわち
- r = (M /K )×n
となる。
費用価格と利潤の関係
費用価格 k とは、商品を生産するため、資本家が投資する前貸し資本を指す。
前貸し資本は、生産手段の購入に充てられるc(不変資本)と、労働力の購入に充てられるv(可変資本)に分かれる。
したがって、
費用価格 k = c(不変資本)+ v(可変資本)
である。
剰余価値mは費用価格の超過である利潤pに転化し、商品の価値Wは生産物価値(C + V + M )から費用価格と利潤(k(費用価格)+ P(利潤))という価値へ変化する。
脚注
出典
- ^ スパーバー 2015b, p. 189-192.
参考文献
- スパーバー, ジョナサン 小原淳 訳 (2015a), マルクス ある十九世紀人の生涯 上, 白水社
- スパーバー, ジョナサン 小原淳訳 (2015b), マルクス ある十九世紀人の生涯 下, 白水社
関連項目
「Rate of profit」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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