シトロン【citron】
Citron
Citron
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/14 01:26 UTC 版)
| 『Citron』 | ||||
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| 松田聖子 の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | Chartmaker Studio L.A. 1987年11月 - 1988年3月 |
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| ジャンル | J-POP | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | CBS/SONY RECORDS | |||
| プロデュース | David Foster | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| Allmusic |
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| チャート最高順位 | ||||
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| 松田聖子 アルバム 年表 | ||||
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『Citron』(シトロン)は、松田聖子通算15枚目のオリジナル・アルバム。1988年5月11日発売。発売元はCBS/SONY RECORDS。
解説
ジャケットのシールコピー(帯はない):あなたの心の中の透明な空へ旅したい…。
アナログ盤は本作で最後の発売。
先行シングル「Marrakech〜マラケッシュ〜」(1988年4月14日)のアルバム・バージョンを含む。
米国の音楽プロデューサー・デイヴィッド・フォスターを迎えた意欲作。レコーディングに際し、レッスンを受け発声法など全て変えたとされる(リリース当時のインタビュー記事)。この頃から、アイドルからシンガー路線へとシフトして行ったとされる。
「抱いて…」はシングルカットされていないにもかかわらず人気の高い楽曲。アンケート形式で収録曲を決めるアルバム『Another Side of Seiko 27』において第4位にランクインした。「檜不動産」ワコーレマンションCMソングに使用された。
オリコンチャートで2022年現在、最後に首位を獲得したアルバム。
昭和時代最後にリリースされたオリジナルアルバムで、これまで数多くの作詞を手掛けてきた松本隆が今作を以って一旦離れることになる。
収録曲
特記以外全作詞:松本隆
- Blue (4:01)
- 作曲:Tom Keane・Michael Landau・David Foster/編曲:David Foster
- Marrakech (4:07)
- 作曲:Steve Kipner・Paul Bliss/編曲:Steve Kipner・Paul Bliss・David Foster
- アルバムバージョンとして収録。前奏に一部のリピート部分があるため、演奏時間がシングル盤よりやや長い。
- Every Little Hurt (4:22)
- 作詞・作曲:Randy Goodrum・David Foster/編曲:David Foster
- デイヴィッド・フォスターとのデュエット曲。
- You Can't Find Me (4:18)
- 作曲・編曲:Jay Graydon・David Foster
- 抱いて… (4:34)
- 作曲・編曲:David Foster
- We Never Get To It (4:21)
- 作詞・作曲:Rhett Lawrence・Linda Thompson・David Foster/編曲:Rhett Lawrence・David Foster
- 続・赤いスイートピー (4:29)
- 作曲:Steve Kipner・Linda Thompson・David Foster/編曲:David Foster
- 1982年のヒットソング「赤いスイートピー」の後日談を描いた楽曲で、作詞も引き続き松本隆が担当した。フジテレビ系「夜のヒットスタジオDELUXE」において、2曲をメドレー形式で披露した事がある。
- アルバム『Another Side of Seiko 27』においてアンケート第10位。
- No.1 (Album Version) (4:02)
- 作曲・編曲:Paul Cooper・David Foster
- 「Marrakech」のB面。シングル盤と同様に、カナダのア・カペラグループ「The Nylons」が参加している。
- 四月は風の旅人 (4:38)
- 作曲:John Dexter・David Foster/編曲:David Foster
- 林檎酒の日々 (4:01)
- 作曲:David Foster/編曲:Jeremy Lubbock・David Foster
- 2003年、夏のコンサート・ツアー『SEIKO MATSUDA CONCERT TOUR 2003 Call me』で披露。歌い始めた際、一部から喚声が起きた。
クレジット
- Keyboards:David Foster
- Additional Keyboards:Jay Graydon,Paul Bliss,Rhett Lawrence,Tom Keane
- Guitars:Michael Landau
- Additional Guitar:Tim Pierce("四月は風の旅人")
- Synthesizer Programmer:Rhett Lawrence,David Boruff,Paul Bliss,Jay Graydon
- Drum Overdub:John Keane("林檎酒の日々"),Dave Reitzas("抱いて…")
- Saxophone:David Boruff
- Background Vocals:David Foster,Jason Scheff,Tom Keane,Steve Kipner,Eddy Lehan,Bill LaBounty & Seiko
- Guest Artists:David Foster(Vocal duet on "Every Little Hurt"), The Nyrons( "No.1")
関連作品
- Marrakech〜マラケッシュ〜 (シングル・バージョン)
- 抱いて…
- 抱いて…#収録アルバムを参照
- 続・赤いスイートピー
- No.1 (シングル・バージョン)
- 林檎酒の日々
脚注
シトロン
(citron から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/12 13:58 UTC 版)
| シトロン | |||||||||||||||||||||
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シトロンの果実
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Citrus medica L. |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||
| シトロン マルブシュカン(丸仏手柑) |
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| 英名 | |||||||||||||||||||||
| citron |
シトロン(英語: citron; 仏: cédrat; 学名: Citrus medica)は、ミカン科ミカン属の常緑低木樹。漢名は枸櫞(くえん)。マルブッシュカン(丸仏手柑)[1]、マルブシュカン[2]ともいう。レモンと類縁関係にある。ミカン科の常緑小高木。レモンと似ているが葉や果実がより大きく、香りもより強い。ブッシュカンの日本在来種で、九州南部の海岸地帯で栽培。寒さに弱く、耐寒性指標は10[3]である。枝にとげがあり、葉は楕円形。花は薄紫色。果実は長卵形でひだがあり、鮮黄色の広楕円形で冬に熟す。酸味が強く生食できない。果実は砂糖煮、果汁は飲料、果皮や葉は香料にし、またクエン酸をとる。
リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである[4]。
特徴
原産はインド東部、ガンジス川上流の高地。しかし紀元前にはすでにローマや中国に伝来していた。またアメリカ大陸にはコロンブスによる到達以降に伝わった。日本では「本草図譜」(1828年)に記載されているので、江戸時代以前に伝わっていたと思われる。
枝にはとげが多い。葉は淡黄緑色、細長い楕円形で縁に細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。新芽や花は淡紫色を帯びている品種が多く、花弁は細長い。
熟した果実の表面は黄色く、形状は品種により様々だが、一般に紡錘形で重さは150 - 200g。また頂部に乳頭が発達している。果皮はやわらかいが分厚く、果肉が少なく、果汁も少ない。また果肉がかなりすっぱい品種とそうでない品種がある。
ユダヤ教では一部の品種の果実をエトログ(ヘブライ語: אֶתְרוֹג)と呼び、「仮庵の祭り」で新年初めての降雨を祈願する儀式に用いる四種の植物の1つとする。
フランス語でシトロン(citron)と言った場合は本種ではなくレモンを指す。フランス語でシトロンを示す場合はセドラ(cédrat)と呼ぶ。ドイツ語 Zitrone・オランダ語 citroen も、主に「レモン」の意味で使われる。
ブッシュカン(仏手柑)はシトロンの変種 (C. medica var. sarcodactylus) である。
利用
果汁は飲料に使われたり、クエン酸の原料にされたりする。果皮は香料の原料とする他、砂糖漬けに加工され、シュトレン、パネットーネ、スフォリアテッレ、カンノーロなどの洋菓子に用いられる。
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ディアマンテシトロン
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バラディーシトロン
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モロッコシトロン
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ナクソスシトロンと葉
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シトロンの断面
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シトロンの木、カラブリア州
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木に実ったシトロン
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仮庵の祭りの儀式で用いられるイエメンシトロン、嘆きの壁にて
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仮庵の祭り用の植物を売る露店で売られるシトロン
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果皮の砂糖漬け
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シトロンの内部構造
脚注
- ^ “丸仏手柑(まるぶしゅかん)とは? 意味や使い方(動植物名よみかた辞典 普及版)”. コトバンク. 2024年2月20日閲覧。
- ^ “シトロン”. デジタル大辞泉(コトバンク). 2021年8月10日閲覧。
- ^ “シトロンの育て方・栽培方法” (英語). PictureThis. 2026年3月12日閲覧。
- ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 782
関連項目
- リボンシトロン
- ヨハン・シュトラウス2世 『レモンの花咲くところ』 (Wo die Zitronen Blüh'n) Op.364
- 前記するようにドイツ語のZitroneは一般にレモンの意だが、シトロンと訳す場合もある。
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