decease
「decease」とは「死亡する」や「逝去する」のように人が死んだことや命運が尽きて先へはもう続かない状態のことを意味する英語表現である。
「decease」とは・「decease」の意味
「decease」は「死亡、他界、逝去」のように人が死んだことを表す言葉で、名詞、動詞として使用される表現である。単に「死」を表す「death」よりも公式な表現となり、報道などでも用いられている。命が尽きていてそこから先へ進むことはなく終わっているというニュアンスがあり、多くの場合主語は人である。「decease」一語で「故人」を表すこともできる。しかし「先がなく終わっている」という意味で「deceased company(倒産した会社)」のように使用することも可能である。
「decease」の語源
「decease」は、ラテン語で「離れること」を意味する接頭語の「de」と、インド・ヨーロッパ祖語で「行くこと」を意味する「ked」の二つの言葉を語源としている。「ked」は後にラテン語の「cedo」へ変化して「行く、去る」を意味する言葉となり、「体から魂が離れて去ること」「死亡」を表すラテン語「decessus」が生まれ、古フランス語の「deces」を経由して最終的に英語の「decease」となった。「decease」の発音・読み方
「decease」の発音記号は「disíːs」である。カタカナでは「デシーズ」と表記されることが多いが、実際の発音は「ディィシイース」に近いものである。「d」は舌先を前歯の裏に付けた状態から「ドゥ」と音を出す。「i」は「エ」と「イ」の音を同時に出すようにして「イ」と発音する。「di」と続けると「ディィ」となる。「s」は舌先を前歯の裏に近付けながら息で「ス」と音を出す。「ː」は直前の音を伸ばす記号である。「iː」の箇所は口をあまり開けないようにして唇を横に伸ばしながら「イー」と発音する。この「i」にアクセントがあるため、やや強めに「イ」の音を出すとよい。「síː」と続けて「シイー」という音となる。最後の「s」は「ズ」と濁音にせず息の音だけで「ス」と発音をする。
「decease」と「die」の違い
「die」は「死ぬ」を意味する表現である。人や動物が死ぬことや植物が枯れることを表し、命が終わることを指す点は「decease」と同様であるが、「死ぬ」という直接的な表現であるため公式な場ではあまり用いられない点が「decease」とは異なる。日本語訳でも「die」は単に「死ぬ」とされることが多く、「decease」は「亡くなる」や「他界する」とされることが多い。また「die」は、物事が存在しなくなることや、忘れられること、機能が停止するという意味でも用いられ、風や音、光、喧噪などが次第に弱まって消えていくことを指しても使用される。心理学的な意味で「精神的に死ぬこと」も「die」と表現され、「I am dying to eat chocolate.(チョコレートが食べたくて死にそう)」のようにも用いられる。こういった使用は、命運が尽きて先がないことを表す「decease」には見られないものである。
「decease」と「disease」の違い
「disease」は「病気、疾患」を意味する表現で、「死亡」は意味に含まれない点が「decease」との違いである。「disease」はもともと「安楽ではないこと」を指す言葉であり、「病気」の他には物質の腐敗や変質という意味も持つ。社会的、精神的な意味で不健全な状態であることや、堕落していることを指しても用いられる。また「~を病気にする」という意味で動詞としても使うことができる。「decease」とはつづりがよく似ていて混同しやすいため注意が必要である。発音記号も似ており「disease」は「dizíːz(ディィズイーズ)」と発音する。「ス」の音を「ズ」と濁音にするところが「decease」との違いである。
「decease」の使い方・例文
「decease」を使用した文には次のような例がある。・family members of the deceased
遺族
・deceased estate
遺産
・deceased donor
臓器提供者(亡くなったドナー)
・The deceased man was laid to rest in the cemetery.
死亡した男性は墓地に安らかに埋葬された。
・Following the will of the deceased the funeral was attended only by relatives.
故人の遺志にそって葬儀は親族だけでとり行われた。
・The family of the deceased is grieving.
遺族は悲嘆にくれている。
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