evio
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/07 15:12 UTC 版)
| 開発元 | トミー |
|---|---|
| 種別 | 据え置き型 |
| 世代 | 第6世代 |
| 発売日 | |
| メディア | evioメディア |
| SoC | XaviX |
| コントローラ入力 | 内蔵 |
| 外部接続 | 通信ポート |
| ジャンル | 音楽ゲーム(ヴァイオリンシミュレーション) |
|---|---|
| 対応機種 | 専用筐体 |
| 開発元 | トミー |
| 発売元 | トミー |
| 人数 | 1-2人 |
| 発売日 | |
evio(エヴィオ)は、トミーが2003年に発売した電子ヴァイオリン[1]、音楽ゲーム(プラグ&プレイ型ゲーム機)。
テレビCMなどのイメージキャラクターにはヴァイオリニストの高嶋ちさ子が起用され、本機について「簡単にヴァイオリンの醍醐味が味わえる」と評した[2]。本機は当初、トミーが展開する電子楽器シリーズ「Simple Concert」の第1弾として発表された製品だったが[2]、本機以外に同シリーズの製品は発売されなかった。
機能
「イージーヴァイオリン」と銘打った、ヴァイオリンに似た形の電子玩具で、弓を動かすことで疑似演奏ができる。ヴァイオリンの弦にあたる部分に赤外線方式の光学センサーを搭載し、スリットを印刷して反射板を兼ねた弓を通過させることでセンサーが反応する。通過スピードを動かした距離に応じて音の強弱や長短を調節できる。また、フレット上部にある「ビブラートキー」を押すことで、音を震わせる演奏効果を足すことができる。ただし、あくまで疑似演奏であり、任意の音階を演奏することはできず、弓が反応した際には本体や外部専用メディアに収録された曲のメロディーが演奏されるのみである[2][3][4][5][6]。
電源は単三電池が4本必要[6]。別売りのACアダプタもあるが、本機と同じくXaviXテクノロジーを採用している他の電子玩具のものを流用することができる。
テレビにRCA端子で接続してガイドなどの映像が出力される電子玩具だが、本体にスピーカーや3.5mmヘッドフォンジャックが内蔵されており、単体でも演奏が楽しむことができる。テレビに接続した際に選べる演奏モードは、タイミングよく演奏してレベルの評価がされる音楽ゲームとなっているものが中心である[2][4][6]。
拡張性
本体には6曲が内蔵されているが、10曲ずつ収録されている別売りのevioメディアを装着すれば別の曲も演奏でき[2][7]、中にはゲーム性を強めたものも発売されている[8]。
2003年11月には、2台で協奏曲を演奏するためのコンチェルト通信ケーブルと、協奏曲を収録したevioメディアを発売した[9]。また「高嶋ちさ子セレクション」のevioメディアも発売された。
各ソフトの発売時期は以下の通り。
- eM1〜8:2003年7月31日(ローンチタイトル)[7]
- eM9・10:2003年8月中旬[10]
- eM11・12:2003年10月上旬[11]
- eM13:2003年11月6日[9]
- eM14〜17:不明
- eM18:2004年3月25日[8]
廉価版
本機の別バージョン・廉価版として、テレビ出力機能やヘッドフォン端子をカットして、evioメディアも非対応にした代わりに内蔵曲を50曲に増やし、マイク入力を追加した「エヴィオジュニア」(evio.Jr)が2004年5月に発売されている[8][12]。こちらはサイズが小さく、単三電池3本で動く。
評価
手軽にヴァイオリンを楽しむ用途で開発された[13]本機に対して、イメージキャラクターを務めた高嶋ちさ子は「とにかく『この値段(税別7,000円)で本当に儲けがあるんですか?』と言いたくなるほど、よくできている」と評価し[5]、「ヴァイオリンを弾くうえでの、弓の動かし方や構え方の練習にもなる[4]」「絶対音感を養うのには最適[5]」「簡単にヴァイオリンの醍醐味が味わえるevioで、子供たちにヴァイオリンにもっと興味を持って欲しい[2]」と期待を寄せている一方、本体の重量が本物よりも重く、サイズは本物より小さめである点を指摘している[5]。
収録曲
evio本体
| 曲名 | 出典 | |
|---|---|---|
| 1 | さんぽ | となりのトトロ |
| 2 | TSUNAMI | サザンオールスターズ |
| 3 | 少年時代 | 井上陽水 |
| 4 | First Love | 宇多田ヒカル |
| 5 | 結婚行進曲 | メンデルスゾーン |
| 6 | 四季 春第一楽章 | ビバルディ |
evioメディア
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ジュニア本体
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全50曲収録しており、うち40曲は童謡である。歌詞カードが付属した[12]。
脚注
- ^ 『‘ストラディヴァリウス’もいいけど、弾くならこれ! イージーヴァイオリン「evio(エヴィオ)」 「evio(エヴィオ)」新登場!』(プレスリリース)トミー、2003年4月15日。2023年1月10日閲覧。
- ^ a b c d e f “トミー、誰でもヴァイオリンが演奏できる「evio(エヴィオ)」を発売”. AV Watch (2003年4月15日). 2023年1月10日閲覧。
- ^ 西坂真人 (2003年7月31日). “電子バイオリン「evio」で演奏してみました”. ITmedia NEWS. p. 1. 2023年1月10日閲覧。
- ^ a b c “トミー、ヴァイオリン型玩具「evio」の発売記念イベント -高嶋ちさ子絶賛。いつもここからがevioで「かなしいとき~」”. AV Watch (2003年7月28日). 2023年1月10日閲覧。
- ^ a b c d “「悲しいとき、“電子バイオリン”の原理が分からないとき」――トミーが「evio」発売イベント”. ITmedia NEWS (2003年7月28日). 2023年1月10日閲覧。
- ^ a b c 元宮秀介 (2003年8月28日). “簡単操作で本格的なバイオリンの演奏が楽しめる! トミー「evio(エヴィオ)」”. GAME Watch. 気になるe-Toy遊んでレポート. 2023年1月10日閲覧。
- ^ a b “誰でも気軽に演奏が楽しめる!イージーヴァイオリン「evio」が7月31日に発売”. 電撃オンライン (2003年4月15日). 2023年1月10日閲覧。
- ^ a b c “大人のための玩具レポート~トミー春の新製品”. ITmedia NEWS: p. 2. (2004年1月22日) 2023年1月10日閲覧。
- ^ a b 『誰でもプロ並のヴァイオリンコンチェルトを満喫! 「evio(エヴィオ)専用コンチェルト通信ケーブル」発売』(プレスリリース)トミー、2003年11月6日。2023年1月10日閲覧。
- ^ “新製品情報”. evioエヴィオ. トミー. 2003年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月11日閲覧。
- ^ “新製品情報”. evioエヴィオ. トミー. 2003年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月11日閲覧。
- ^ a b “トミー、年始エリア商談会を開催 音声に反応しておどるボトルキャップ「キグルミクス」など”. GAME Watch (2003年10月16日). 2023年1月11日閲覧。
- ^ “手軽にヴァイオリニストになれる。トミー「evio」発売記念イベントに高嶋ちさ子さん登場”. GAME Watch (2003年7月28日). 2025年9月7日閲覧。
外部リンク
- evioのページへのリンク