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「franc」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
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francとは? わかりやすく解説

フラン【(フランス)franc】

読み方:ふらん

スイスなどの通貨単位。1フラン100サンチーム。フランス・ベルギー・ルクセンブルクでも使用していたが、2002年1月銀行間取引1999年1月)、EU欧州連合)の単一通貨ユーロ導入以降廃止。→CFA(セーファー)フランCFPフラン

[補説] 「法」とも書く。


Franc


フラン (通貨)

(franc から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/09 18:02 UTC 版)

フラン
1983年の1スイス・フラン硬貨の表面
1983年の1スイス・フラン硬貨の裏面
1991年の1フランス・フラン硬貨の表面
1991年の1フランス・フラン硬貨の裏面
1978年の1モナコ・フラン硬貨の表面
1978年の1モナコ・フラン硬貨の裏面
100ザール・フラン英語版硬貨の表面と裏面

フランフランス語: franc)は、いくつかの国で用いられている通貨単位である。漢字表記は[1]。補助通貨はサンチームで、1フランは100サンチームである[2]

「フラン」の名を冠する通貨は、スイスコートジボワールコンゴ民主共和国などの国・地域で使われている( § フランを使用する国・地域を参照)。

歴史

フランカ・シュヴァル

「フラン」という名称は、中世ラテン語の「Francorum Rexフランク人の王)」に由来する[3]1360年フランスジャン2世が、3.88グラムドゥニエ金貨をフランと名付けたことが始まりで、この金貨の片面にはラテン語で「Johannes Dei gratia Francorum rex(神の恩寵によってフランク人の王となったジャン)」と刻まれている[4][5]。この最初のフランは「Franc à chevalフランカ・シュヴァル英語版)」と呼ばれる[5]

17世紀にフランの鋳造は中止されるが、フランス国民は、フランという言葉をリーブル・トゥルノワ英語版の俗称として使い続けた[5]。その後フランス革命が勃発し、フランス政府が1795年に新たなフランを導入、1799年に正式採用された[5]

同じく1799年、ヘルヴェティア共和国スイス・フランが誕生した[5]。その後1832年にはベルギー・フラン[5]1848年にはルクセンブルク・フラン[5]1945年12月にはCFAフランが誕生した[6]

2002年、フランス、ベルギールクセンブルクの3国は、フランを廃しユーロに移行した[5]

フランを使用する国・地域

現行

国・地域 通貨 出典
 ウォリス・フツナフランス CFPフラン [7]
 ガボン 中央アフリカCFAフラン [8]
 カメルーン 中央アフリカCFAフラン [8]
カンピョーネ・ディターリアイタリア スイス・フラン [9]
 ギニア ギニア・フラン [10]
 ギニアビサウ 西アフリカCFAフラン [11]
 コートジボワール 西アフリカCFAフラン [11]
 コモロ コモロ・フラン [12]
 コンゴ共和国 中央アフリカCFAフラン [8]
 コンゴ民主共和国 コンゴ・フラン [13]
 ジブチ ジブチ・フラン [14]
 スイス スイス・フラン [9]
 赤道ギニア 中央アフリカCFAフラン [8]
 セネガル 西アフリカCFAフラン [11]
 チャド 中央アフリカCFAフラン [8]
 中央アフリカ共和国 中央アフリカCFAフラン [8]
 トーゴ 西アフリカCFAフラン [11]
 ニジェール 西アフリカCFAフラン [11]
 ニューカレドニアフランス CFPフラン [7]
 フランス領ポリネシア CFPフラン [7]
 ブルキナファソ 西アフリカCFAフラン [11]
 ブルンジ ブルンジ・フラン [15]
 ベナン 西アフリカCFAフラン [11]
 マリ 西アフリカCFAフラン [11]
 リヒテンシュタイン スイス・フラン [9]
 ルワンダ ルワンダ・フラン [16]

廃止

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国・地域 旧通貨 新通貨 廃止 出典
 フランス フランス・フラン ユーロ 2002年 [5]
 バヌアツ ニューヘブリディーズ・フラン バツ 1981年01月01日 [17]
 ベルギー ベルギー・フラン ユーロ 2002年 [5]
 マリ マリ・フラン 西アフリカCFAフラン 1984年07月01日 [11][18]
 ルクセンブルク ルクセンブルク・フラン ライヒスマルク 1941年01月20日[注 1] [19]
ユーロ 2002年02月28日 [19]

脚注

注釈

  1. ^ なお、ルクセンブルク・フランは1944年9月4日に再導入された。

出典

  1. ^ 」『デジタル大辞泉』小学館https://kotobank.jp/word/%E6%B3%95#w-621070コトバンクより2025年12月11日閲覧 
  2. ^ サンチーム」『デジタル大辞泉』小学館https://kotobank.jp/word/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0#w-514263コトバンクより2025年12月11日閲覧 
  3. ^ “franc”. Etymonline (英語). 2025年12月11日閲覧.
  4. ^ 島野 卓爾「フラン」『改訂新版 世界大百科事典』平凡社https://kotobank.jp/word/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3#w-1202357コトバンクより2025年12月11日閲覧 
  5. ^ a b c d e f g h i j The Editors of Encyclopaedia Britannica. “franc”. Encyclopedia Britannica (英語). 2025年12月11日閲覧.
  6. ^ 正木 響『CFA フランから ECO へ?』(レポート)科学技術振興機構〈アフリカレポート〉、2019年https://www.jstage.jst.go.jp/article/africareport/57/0/57_87/_pdf/-char/en2025年12月11日閲覧 
  7. ^ a b c Chen, James (2022年10月19日). “CFP Franc (XPF): What It is, History, FAQ” (英語). Investopedia. 2025年12月11日閲覧。
  8. ^ a b c d e f Chen, James (2025年5月4日). “XAF (Central African CFA Franc): Meaning, History, Economy” (英語). Investopedia. 2025年12月11日閲覧。
  9. ^ a b c Chen, James (2025年11月1日). “Understanding the Swiss Franc (CHF): Definition, Strength, Investment Strategies” (英語). Investopedia. 2025年12月11日閲覧。
  10. ^ ギニア基礎データ”. 外務省. 2025年12月11日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i Chen, James (2025年11月6日). “Understanding the XOF: West African CFA Franc's History and Economic Impact” (英語). Investopedia. 2025年12月11日閲覧。
  12. ^ コモロ基礎データ”. 外務省. 2025年12月11日閲覧。
  13. ^ コンゴ民主共和国基礎データ”. 外務省. 2025年12月11日閲覧。
  14. ^ ジブチ基礎データ”. 外務省. 2025年12月11日閲覧。
  15. ^ ブルンジ基礎データ”. 外務省. 2025年12月11日閲覧。
  16. ^ ルワンダ基礎データ”. 外務省. 2025年12月11日閲覧。
  17. ^ History” (英語). バヌアツ準備銀行. 2025年12月18日閲覧。
  18. ^ Albert Savana (2020年9月28日). “The Malian franc: from the jump to the ups and downs” (英語). Financial Afrik. https://www.financialafrik.com/en/2020/09/28/the-malian-franc-from-the-jump-to-the-ups-and-downs/ 2025年12月18日閲覧。 
  19. ^ a b Luxembourg” (英語). The Global History of Currencies (GHOC). Global Financial Data. 2007年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月18日閲覧。

「Franc」の例文・使い方・用例・文例

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