終減速比
終減速機歯車による減速比のことをいう。減速比はドライブピニオンとリングギヤの歯数比で決まり、通常、乗用車では3~5、トラックでは、3~8の減速比に設定されている。トランスミッションでも変速ギヤ比が選択されるが、終減速機はその後ろにあることから終減速比と呼ばれている。終減速比とタイヤ半径は、車両の走行性能を決める値であり、減速比を大きくとれば、エンジン回転が高く出力の高い領域が使用できるため、登坂性能や加速重視のクルマになる。逆に減速比を小さくとれば、エンジンの低回転域を使用するクルマとなり、静かで燃費のいいクルマになる。一般に終減速比は、派生車両(エンジンや車重が異なる)に対応して何種類か用意する。
「final reduction ratio」の例文・使い方・用例・文例
- 彼の最初の本「Separation」もとても人気になった。
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