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「flyby」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
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flybyとは? わかりやすく解説

フライ‐バイ【fly-by】

読み方:ふらいばい

宇宙船探査機天体近傍接近通過すること。接近する短時間の間に各種探査を行う。また、天体万有引力利用して加速減速方向転換を行うスイングバイを指すこともある。


フライバイまたは接近通過 flyby

探査機探査しようとする惑星着陸またはその惑星軌道入らずに、接近して通り過ぎながら、画像撮影や他の実験を行う場合飛行のこと。

orbital period (アルバム)

(flyby から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/26 10:04 UTC 版)

『orbital period』
BUMP OF CHICKENスタジオ・アルバム
リリース
録音 HITOKUCHI-ZAKA STUDIO
ジャンル J-POP
ロック
時間
レーベル トイズファクトリー
プロデュース BUMP OF CHCKEN & MOR
専門評論家によるレビュー
Allmusic link
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 2007年12月度月間6位(オリコン)
  • 2008年度上半期6位(オリコン)
  • 2008年度年間12位(オリコン)
  • 2008年度年間10位(Billboard Japan Top Albums Sales
  • 登場回数67回(オリコン)
ゴールドディスク
  • ダブル・プラチナ(日本レコード協会
  • BUMP OF CHICKEN アルバム 年表
    ユグドラシル
    2004年
    orbital period
    (2007年)
    present from you
    2008年
    『orbital period』収録のシングル
    1. プラネタリウム
      リリース: 2005年7月21日
    2. supernova/カルマ
      リリース: 2005年11月23日
    3. 涙のふるさと
      リリース: 2006年11月22日
    4. 花の名
      リリース: 2007年10月24日
    5. メーデー
      リリース: 2007年10月24日
    ミュージックビデオ
    「メーデー」 - YouTube
    「プラネタリウム」 - YouTube
    「supernova」 - YouTube
    「花の名」 - YouTube
    「飴玉の唄」 - YouTube
    「カルマ」 - YouTube
    「涙のふるさと」 - YouTube
    テンプレートを表示

    orbital period』(オービタル・ピリオド)は、BUMP OF CHICKENのメジャー3枚目、通算5枚目のアルバム2007年12月19日トイズファクトリーから発売された。

    概要

    前作『ユグドラシル』以来、3年4か月ぶりのアルバム。ジャケット写真はBUMP OF CHICKENのロゴにも使われ、「メーデー」「宇宙飛行士への手紙」のPVにも登場する「星の鳥」。

    タイトルの「orbital period」は、公転周期(軌道周期)を意味する。歌詞カードは藤原が書き下ろしたオリジナルストーリー「星の鳥」のブックレットと一体型になっており、88ページにも及ぶものとなっている(後述)。また、ブックレットとCDケースを収納するスリーブケースが付属している。

    隠しトラックを含めると全部で18曲、無音の曲も含めたトラック数は28曲になる。「28」という数字は、BUMP OF CHICKENのメンバーの当時の年齢である。『orbital period』オリジナルプレミアムグッズ抽選応募券同梱。

    オリコンチャートでは、メジャーデビュー以降にリリースされたオリジナル・アルバムの中で唯一首位を獲得できなかった作品ではあるものの[注釈 1]、初動売上と年間順位はアルバムでは自己最高を記録した。 初動売上は38.1万枚を記録。2016年現在、シングル・アルバム通して自己最高の初動売上となっており、この記録を超える作品は存在しない。

    裏ジャケットには「星の鳥」の中で作っていた「土でできた星の鳥」を写したと思われる写真がある。よく見ると、BUMP OF CHICKENのロゴマークの形になっている。この写真の元は、世界遺産カナイマ国立公園である。

    収録曲

    CD
    全作詞・作曲: 藤原基央、全編曲: BUMP OF CHICKEN。
    # タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
    1. voyager 藤原基央 藤原基央
    2. 星の鳥 藤原基央 藤原基央
    3. メーデー 藤原基央 藤原基央
    4. 才悩人応援歌 藤原基央 藤原基央
    5. プラネタリウム 藤原基央 藤原基央
    6. supernova 藤原基央 藤原基央
    7. ハンマーソングと痛みの塔 藤原基央 藤原基央
    8. 時空かくれんぼ 藤原基央 藤原基央
    9. かさぶたぶたぶ 藤原基央 藤原基央
    10. 花の名 藤原基央 藤原基央
    11. ひとりごと 藤原基央 藤原基央
    12. 飴玉の唄 藤原基央 藤原基央
    13. 星の鳥 reprise 藤原基央 藤原基央
    14. カルマ 藤原基央 藤原基央
    15. arrows 藤原基央 藤原基央
    16. 涙のふるさと 藤原基央 藤原基央
    17. flyby 藤原基央 藤原基央
    合計時間:
    隠しトラック
    全作詞・作曲: BUMP OF CHICKEN。
    # タイトル 作詞 作曲・編曲
    1. BELIEVE(歌・演奏: ハテナッチセブンクエスチョンズ) BUMP OF CHICKEN BUMP OF CHICKEN

    楽曲解説

    1. voyager
      「flyby」と対になる曲。
      「flyby」と同時に作られた曲で、他の曲が全て揃ってミックスをしている最中に藤原がスタジオの会議室のような部屋で書き上げ、その後すぐにスタッフやメンバーに聞いてもらったという。直井曰く、この曲は藤原がライブリハーサルなどでギターを持つと常に弾いていたアルペジオで、直井自身もアルペジオだけで構成されている曲だと思っていたところ、歌詞メロディが付くと知らされて驚いたらしい[1]。このアルペジオは、ギターのそれぞれのが別々に録音され、別々にパンニングされている。「アルバムの製作では最後にできた曲だが、『orbital period』という作品に真っ直ぐ芯を通してくれた2曲だ」と語っている。タイトルの由来は発売年から28年前(1979年)に木星に接近(flyby)したボイジャー1号。「ボイジャー」という単語は、2018年リリースの「話がしたいよ」の歌詞にも登場している。
      アウトロは次の「星の鳥」と繋がっており、2008年から2013年までのライブでは、「星の鳥」が演奏される前にアウトロのみが鳴り続ける演出がされていた。
      これまでライブで演奏されていなかったが、2024年に行われたツアー「ホームシック衛星2024」で「flyby」とセットでライブ初披露された。
    2. 星の鳥
      インストゥルメンタル楽曲。この曲は「メーデー」のレコーディング中にディレクターが「“メーデー”をアルバムに入れるときは、前奏を長くして入れよう」と発案したことがきっかけで製作され、藤原自身、そのアイディアについてすごくドラマチックなことだと感じていた[2]。曲の製作過程は、「メーデー」で使用されているアルペジオで、リード・フレーズ的な表情や役割を持っているものを抜き出し、それに和音を加えるというもの。その為にいろいろな和音の数や小節の数を考え、最終的にしっくりきた組み合わせは、藤原曰く「理論的にはすごく変な小節」だという。
      「星の鳥」と「メーデー」はトラックは分かれているが、音は繋がっている。
    3. メーデー
      13thシングル。
      前曲「星の鳥」と音が繋がっている。その関係で、シングルバージョンより前奏部分が約8秒カットされている。
      PVはシングル発売当初は発表されず、本作の発売期になって発表された。なおPVの一部が、本作のCMに用いられている。
    4. 才悩人応援歌
      2007年早春に作られた曲。製作中の意図は藤原もあまり覚えておらず、曰く「バーッと書いた曲」[2]
      プリプロの前日に曲について考えていたがまとまらず、そのまま徹夜でプリプロに行くという事態になり、バンド練習の時間がなかったためにその場の勢いでギターを弾いて歌った、とのこと[2]増川はその時のことについて「リズムのきっかけやトリックが全く解らず、驚きの連続だったが、聴いて弾いている方がハマってくる魅力のある曲。聴いたその瞬間からハマっていた」と語っている[2]
    5. プラネタリウム
      9thシングル。
    6. supernova
      10thシングル「supernova/カルマ」1曲目。
    7. ハンマーソングと痛みの塔
      シングルを除けばアルバムの中で最も早い2006年の秋に完成した曲[1]コード進行やメロディの断片的なアイディアだけが最初にあり、何か書こうと思って書いていたら完成した、と藤原は述べている。藤原は、「あの曲は大きな声で歌わないと書けなかったと思いますね」と語っている。藤原はこの曲が書き上がるとマンションの自室に直井と升を呼び(増川は携帯電話の電波が圏外の場所にいたため連絡が取れなかった)、2人に披露したが、その際マンションの共用掲示板に苦情の貼り紙を貼り出されてしまったという[1]
    8. 時空かくれんぼ
      「ひとりごと」と同時期に作られた。「8分の6拍子をやってみたい」という藤原の思いから作られた楽曲[1]。直井は「8分の6拍子のリズムなのに、メロディがそう聞こえさせてくれない。本当に8分の6拍子なのか、それとも変拍子なのか考えさせられた」としている[2]
    9. かさぶたぶたぶ
      ビートルズが使用していたものに近い楽器で録音されている。元々、藤原が持ち込んだ隠しトラックの予定だったが、急遽アルバム曲へ昇格した[3]。「何の制作でも一度も手を抜いたことは無く、こういうイレギュラーな形で曲が生まれることもある」ということを表した一曲[2]
      アウトロの余韻が次の 「花の名」 に繋がっている。
    10. 花の名
      12thシングル。
      特に表記はされていないがアルバムバージョンであり、シングルバージョンと比べて弦一徹ストリングスによるストリングスの音が抑えられている。
    11. ひとりごと
      「時空かくれんぼ」と同時期に作られた曲[1]
    12. 飴玉の唄
      2006年末に書かれた曲で、「ハンマーソングと痛みの塔」の次にこのアルバムの中で早い段階で作られた曲である[1]。曲を書いた時、ギターで弾き小さな声で歌いながらできたという[1]。藤原はこの曲以降、弾き語りでデモを録っている時に他のメンバーがブースにいるのを気恥ずかしく思い、プリプロで1人で作業するようになったという[2]。なお、バンド結成28周年及びこのアルバムのリリース17周年を記念して、2024年にMVが制作された。
      アウトロの余韻が次の「星の鳥 reprise」に繋がっている。
    13. 星の鳥 reprise
      インストゥルメンタル。こちらも「星の鳥」と同様に「メーデー」の前奏の一部が使用されている。
      アウトロの余韻が次曲「カルマ」と繋がっている。
    14. カルマ
      10thシングル「supernova/カルマ」2曲目。
      PS2用ゲームソフト『テイルズ オブ ジ アビス』主題歌。
    15. arrows
    16. 涙のふるさと
      11thシングル。
    17. flyby
      「voyager」と伴奏はほぼ同じだが、歌詞やメロディーに差異がある。
      ライブでの演奏回数は「プレゼント」などと同様で非常に少なく、リリース後のツアー「ホームシップ衛星」では、終盤の追加5公演のみで演奏された。また、それ以降のライブツアー「WILLPOLIS 2014」や「TOUR 2017-2018 PATHFINDER」では、大阪公演のアンコールのみで演奏されている[4]
      2024年のツアー「ホームシック衛星2024」では「voyager」とセットで演奏された。
    • 隠しトラックに「ハテナッチセブンクエスチョンズ」が歌う「BELIEVE」(作詞・作曲:BUMP OF CHICKEN)が収録されている。隠しジャケットは升演じるレッサーの日記風となっており、歌詞は掲載されていない。
      • メンバーの家で会議をするバンドがアドリブ・アカペラ即興演奏をするという内容の寸劇。曲中ではバンド名を決める話し合いの模様も収録されている。ジャケットにてバンド名「ハテナッチセブンクエスチョンズ」に決定したように書かれている。カップリング集「present from you」の隠しトラックにて正式には「トリプルミーミング」に決定していることがわかる。
      • 役名は藤原がハテナッチ、増川がチョキオ、直井がアンディーヌ、升がレッサーパンダ。

    ブックレット「星の鳥」

    88ページに及ぶ歌詞カードを兼ねたブックレットで、オリジナルストーリーが収録されている。「星の鳥」を手にいれようとする王様と動物たちを巡る物語だが、モチーフを一部共有している以外に収録曲との直接的な関連性はない。イラストレーションは藤原基央、デザインはタイクーングラフィックス。歌詞カードのアイデアを練っていた時に藤原の発案で収録が決定したが、構想を練るうちにCDケースに収まらないものにまで膨れ上がっていき、アルバムの〆切間近にカンヅメ状態で一気に描き上げなければならなくなった。結局、最も忙しい時期で1〜2時間しか眠れないほどのタイトなスケジュールになってしまった。藤原は「もうやりたくない」というほどであった。

    参加ミュージシャン

    • 弦一徹ストリングス:Strings (#10)
    • 木本ヤスオ:Synthesizer Programming

    PV集

    『orbital period』
    BUMP OF CHICKENミュージック・ビデオ
    リリース
    ジャンル J-POP
    時間
    レーベル トイズファクトリー
    チャート最高順位
    • 1位(オリコン
    • 登場回数22回(オリコン)
    ゴールドディスク
  • ゴールド(日本レコード協会
  • BUMP OF CHICKEN 映像作品 年表
    人形劇ギルド
    2006年
    orbital period
    (2008年)
    COSMONAUT
    2011年
    テンプレートを表示

    BUMP OF CHICKENの4作目のPV集。2008年5月14日トイズファクトリーから発売された。

    解説

    涙のふるさと」の監督は山崎貴。それ以外の全てのPVの監督は番場秀一。同名のアルバム『orbital period』の曲を中心に収録。

    特典として、ポストカードとステッカーが封入されている。また、翌月発売のアルバム『present from you』との連動プレミアム・グッズ応募抽選券も封入されている。「ALL PLAY」で見ると、「星の鳥」エディット映像に続きダイレクトで「メーデー」が再生される。

    収録曲

    1. メーデー
      音源はシングルバージョンである。2008年度のSPACE SHOWER Music Video Awardsの「BEST YOUR CHOICE」部門において、「花の名」に次ぐ2位を獲得している。
    2. 花の名
      「メーデー」と同一の子役が出演している。SPACE SHOWER Music Video Awardsで2008年度「BEST VIDEO OF THE YEAR」「BEST YOUR CHOICE」「BEST GROUP VIDEO」を受賞した。同一年での3冠達成は史上初である。
    3. プラネタリウム
      撮影は神奈川県厚木市の厚木こども科学館のプラネタリウムで行われた。
    4. supernova
      六本木ヒルズにセットを組み上げ、インターネット上で募集した数千人のファンの中で撮影された。『天体観測』のPVの出演者(子役)も出演している。
    5. カルマ
      メンバー全員に対してそれぞれの「もう一人の自分」が登場している。テイルズ オブ ジ アビスと多少リンクされている。通常版シングルのジャケットとも連動している。
    6. 涙のふるさと
      ロッテのチョコレート『エアーズ』のCMソングであり、PVはCMの延長線上にある内容で、CMと同様堀北真希森岡龍が出演し、映画監督の山崎貴が監督した。メジャーデビュー以降PVを手掛けて来た番場秀一は初めてスタッフから外れた。
    7. ギルド
      4thアルバム『ユグドラシル』の収録曲。2006年9月に無声映像作品『人形劇ギルド』としてリリースされる際に製作されたもの。『人形劇ギルド』の映像と2006年3月に行われた代々木第一体育館でのライブ映像を組み合わせたものである。

    脚注

    1. ^ 首位は同日発売のコブクロの『5296』。
    1. ^ a b c d e f g 「MUSICA」2008年1月号
    2. ^ a b c d e f g DROPS Special Issue「BUMP OF CHICKEN」(2007年12月19日発行)
    3. ^ BASS MAGAZINE 2008年1月号より
    4. ^ https://www.livefans.jp/songs/72005

    フライバイ

    (flyby から転送)

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/17 09:34 UTC 版)

    木星系のフライバイ中にガニメデボイジャー2号が集めた画像
    ガリレオが小惑星イダに遭遇する。

    フライバイ: flyby)、または近接通過宇宙機が他の天体の近くを通り過ぎる宇宙飛行であり、その天体の探査を行ったり、別の目的地に向かうスイングバイに利用したりするために行われる[1]。この用語は例えば地球の小惑星フライバイについて用いられてきたが、特にこの目的の為に設計された宇宙機がフライバイ宇宙機として知られている[2][3]。重要な要素は、最接近する際の時間と距離である[4]

    宇宙機フライバイ

    フライバイは惑星衛星、及び太陽系小天体のような惑星以外の対象でも行える[5][6]

    例えば惑星フライバイは火星地球で行っている。

    彗星フライバイの例は、ISEE-3/ICE(旧称ISEE-3)が1985年9月にジャコビニ・ツィナー彗星から約4,800マイル (7,700 km)を通過した時のものがある[7]

    フライバイのもう一つの利用は、通常月のフライバイと呼ばれる月をめぐるものである[8]アポロ13号は酸素タンクが爆発したことで月を周回するフライバイをしなければならなかった[9]アルテミスII[10]#dearMoonは月のフライバイに含まれる。

    火星

    火星インサイト着陸機用のマーズ・キューブ・ワン6Uキューブサットリレーフライバイプローブと技術示威機イラスト。フライバイは2018年の着陸に際して曲がったパイプコミュニケーションの支援を行った。

    火星フライバイは、宇宙機が軌道に入らないが、別の宇宙機と惑星のフライバイの前後にランデヴーする。関連する概念は、火星フライバイランデヴーである[11]。火星フライバイランデヴーは1960年代にNASAのジョンソン宇宙センターで評価された[11]。当時NASAは火星着陸機や短期滞在用の火星表面の住居、火星小旅行モジュール英語版(MEM)と呼ばれる上昇車両を組み合わせるための設計を開発した。上昇段階は軌道に入ったり着陸せずに火星のフライバイをする異なる宇宙機とランデヴーを行った[11]。MORと比べてフライバイランデヴーは宇宙機1機が火星軌道に入らなくて良いことを表し、その為に例えば地球への帰還に必要な資源が火星軌道に出たり入ったりするのに使われることはない[11]。(火星循環軌道英語版も参照されたい。)

    1965年7月のマリナー4号の火星へのフライバイは、火星に関する更に的確な大気データや以前と比べて火星表面の近接画像を送り返した[12]

    1969年のマリナー6号とマリナー7号の火星フライバイは、惑星に関する知見においてもう一つの大発見をもたらした[13][14]。フライバイによるマリナー6号と7号の赤外線ラジオメーター結果は、火星の大気が主として二酸化炭素(CO2)からなることを示し、微量の火星表面の水英語版も検知した[15]

    2018年、対をなすマーズ・キューブ・ワンは、インサイト着陸機EDL用の通信を中継するフライバイを行った(インサイト着陸機を運ぶ巡航段を備えて火星に向けて離陸した)[16]。マーズ・キューブ・ワンは共に火星に到着し、2018年11月26日にインサイトの軌道投入や降下、着陸にあたって成功裏にデータを中継した[17]

    一方で天問1号搭載カメラが2020年9月に火星通過に際して天問1号を映像化し、火星に向けた軌道想定によると2021年2月10日頃にフライバイをした。

    エッジワース・カイパーベルト

    ニュー・ホライズンズは2015年に準惑星冥王星を成功裏にフライバイした後で2019年元日にエッジワース・カイパーベルトの天体アロコスをフライバイする予定であった[18]

    2018年12月31日夜から2019年1月1日にかけてエッジワース・カイパーベルトのアロコスのニュー・ホライズンズはこれまでのところ最接近したフライバイを行った[19]。ニュー・ホライズンズは以前2015年7月に冥王星でフライバイをし、アコロスの2019年元日のフライバイが43.6AU(天文単位)であった一方で、こちらは太陽から32.9AUであった[20][21]

    冥王星フライバイの際のニュー・ホライズンズの軌道図

    カッシーニ

    2004年5月1日から2017年9月15日までの土星を巡るカッシーニの軌道図
           カッシーニ ·       土星 ·       エンケラドゥス ·        タイタン ·        イアペトゥス

    カッシーニは(1997年打ち上げ)土星の軌道に乗り(2004年-2017年)タイタンなどの土星の衛星の多くでフライバイを行った[22]カッシーニは2004年10月に最初のフライバイをタイタンで行っている[23]カッシーニの土星の衛星で行ったフライバイの更なる例は、カッシーニの時系列英語版を参照されたい。

    カッシーニは土星の衛星から様々な距離で多くのフライバイを行った[24]。タイタンには126回のフライバイを成し遂げ、最後の近接フライバイは、退役前の2017年4月22日であった[25]

    多くの土星の衛星を近接通過した10年を超える土星周辺のカッシーニの軌道図は、右側にある。

    彗星

    2010年11月4日のハレー2彗星のフライバイ(EPOXIの探査)

    ISEE-3/ICEISEE-3)は1985年9月11日に核から7,800 km (4,800 mi)の所をフライバイしながらジャコビニ・ツィナー彗星の尾を通過した[26]

    2010年、EPOXIの探査でディープインパクトはハレー2彗星のフライバイを行った[27]

    自然のフライバイ

    地球への小惑星のフライバイで時にレーダーに捉えられた。2017年に地球にフライバイした2014 JO25の図

    フライバイは時に例えば小惑星が地球に接近し近傍航行する際に大雑把に説明するのにも用いられる[28][29]

    この言葉は彗星が2014年に火星のフライバイをした際の用語でもある[30]

    P/2016 BA14英語版はフライバイの際に2016年に地球から220万マイル(350万キロメートル)の距離で映像化したレーダーであった[31]。このレーダーは核の大きさを直径約3,300フィート (1 km)と計算できた[32]

    2018年12月16日に短周期の彗星ワータネン彗星が地球に最接近し、710万マイル(1140万キロメートル)の距離まで近付いた。(地球に最接近した彗星の一つである。)[33]

    関連項目

    参照

    1. ^ 用語解説”. JAXA 宇宙科学研究所. 2022年10月3日閲覧。
    2. ^ “Basics of Space Flight - Solar System Exploration: NASA Science”. Solar System Exploration: NASA Science. https://solarsystem.nasa.gov/basics/chapter9-1/#flyby 2018年11月4日閲覧。 
    3. ^ “'Tunguska'-Size Asteroid Makes Surprise Flyby of Earth”. Space.com. https://www.space.com/40315-asteroid-2018-ge3-surprise-flyby.html 2018年11月4日閲覧。 
    4. ^ Titan A Flyby Closest Approach” (英語). sci.esa.int. 2018年11月4日閲覧。
    5. ^ “Our SpaceFlight Heritage: ICE—The first comet flyby” (英語). SpaceFlight Insider. (2018年9月12日). http://www.spaceflightinsider.com/space-flight-history/our-spaceflight-heritage-ice-the-first-comet-flyby/ 2018年11月4日閲覧。 
    6. ^ First mission to Mars: Mariner 4's special place in history | Cosmos” (英語). cosmosmagazine.com (2017年7月13日). 2018年11月4日閲覧。
    7. ^ “Our SpaceFlight Heritage: ICE—The first comet flyby” (英語). SpaceFlight Insider. (2018年9月12日). http://www.spaceflightinsider.com/space-flight-history/our-spaceflight-heritage-ice-the-first-comet-flyby/ 2018年11月4日閲覧。 
    8. ^ “SpaceX says its BFR will fly someone around the Moon; we have questions” (英語). Ars Technica. https://arstechnica.com/science/2018/09/spacex-says-its-bfr-will-fly-someone-around-the-moon-we-have-questions/ 2018年11月4日閲覧。 
    9. ^ Day 3: 'Houston, we've had a problem'”. Apollo Lunar Flight Journal (2017年5月30日). 2019年8月18日閲覧。
    10. ^ esa. “Exploration Mission 2” (英語). European Space Agency. 2019年1月2日閲覧。
    11. ^ a b c d Portree, David S. F. (February 2001). “Chapter 3: EMPIRE and After”. Humans to Mars: Fifty Years of Mission Planning, 1950 - 2000. NASA Monographs in Aerospace History Series. National Aeronautics and Space Administration. pp. 15–16. https://history.nasa.gov/monograph21/Chapter%203_low.pdf 2014年7月18日閲覧。 
    12. ^ “Origin of the Apollo-shaped Manned Mars Lander (1966)”. WIRED. (25 October 2012). https://www.wired.com/2012/10/origin-of-the-apollo-shaped-manned-mars-lander-1966/ 2018年3月4日閲覧。. 
    13. ^ Infrared Spectrometer and the Exploration of Mars” (英語). American Chemical Society. 2018年12月26日閲覧。
    14. ^ Chdse, S. C. (1969-03-01). “Infrared radiometer for the 1969 mariner mission to Mars”. Applied Optics 8 (3): 639. Bibcode1969ApOpt...8..639C. doi:10.1364/AO.8.000639. ISSN 1559-128X. PMID 20072273. 
    15. ^ Infrared Spectrometer and the Exploration of Mars” (英語). American Chemical Society. 2018年12月26日閲覧。
    16. ^ MarCO: CubeSats to Mars!” (英語). www.planetary.org. 2018年11月26日閲覧。
    17. ^ “Touchdown on Mars! NASA's InSight Lands to Peer Inside the Red Planet”. Space.com. https://www.space.com/42541-mars-insight-lander-success.html 2018年11月26日閲覧。 
    18. ^ “2014 MU69: Next Target for New Horizons”. Space.com. https://www.space.com/32049-kbo-2014-mu69.html 2018年11月4日閲覧。 
    19. ^ [1]
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