ムク
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/31 01:36 UTC 版)
| ムク | |
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トトリムㇰムチム
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| 各種表記 | |
| ハングル: | 묵 |
| RR式: | muk |
| MR式: | muk |
ムク(MukまたはMook)は、朝鮮半島の伝統食品を指す言葉である。
'ムク'とは、動物性・植物性から抽出したエキス(ゲル、粘液、でんぷん、コラーゲン、にかわなど)を固めて作った全ての食品を総称する言葉である。しかし、一般的にはでんぷんやスターチを固めて作った食品を指す意味で用いられる。
ムクには大きく植物性ムクと動物性ムクがあり、ゲル化の原理によって、コラーゲンやゼラチンゲルによる動物性ムクがあり、アミロースやアミロペクチンなどによるでんぷんゲル、寒天やテングサなどによる多糖類物理ゲル、コンニャクなどによる繊維性アルカリゲルといった植物性ムクがある。
種類
ムㇰには、以下のように様々な種類がある[1]。
- トトリムㇰ - ドングリのデンプンから作る。
- メミㇽムㇰ - ソバのデンプンから作る。
- ノㇰトムㇰ - リョクトウのデンプンから作る。
- ファンポムㇰ - リョクトウのデンプンから作り、クチナシで黄色に着色する[2]。
- ケムク - ゴマのデンプンから作る。
ムㇰの料理
ムㇰ自体に味はほとんどないため、醤油やごま油、刻みタマネギ、韓国海苔、唐辛子粉などで味付けするほか、様々な野菜と合わせる[3]。
- ムクムチム - カンジャン(韓国の醤油)、ごま油またはエゴマ油、みじん切りにしたタマネギ、ゴマ、唐辛子粉などで味付けしたムㇰ料理である。刻んだキュウリやレタス、キャベツ、ハクサイなどの葉野菜と合わせることもあり、砕いた韓国海苔を飾る[4]。
- タンピョンチェ - 薄くスライスしたノクトゥムㇰと牛肉、野菜、海苔を和えた料理[5]。
- ムクボックン - 揚げたムㇰの料理[3]。
- ムクサバル(ムㇰバプ) - ムクとスライスした野菜の冷たいスープ[6]。
出典
- ^ Muk at Britannica Korea
- ^ 황포묵(노랑청포묵) (韓国語). RDA. 2013年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2013年4月12日閲覧.
- ^ a b Muk Archived 2011-06-10 at the Wayback Machine. at Encyclopedia of Korean Culture
- ^ Dotori mukmuchim at Doosan Encyclopedia
- ^ Tangpyeongchae Archived 2011-06-10 at the Wayback Machine. at Encyclopedia of Korean Culture
- ^ Muksabal, The Academy of Korean Studies
関連項目
- mukのページへのリンク