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大阪の築古物件5棟に中国系法人677社が登記、経営ビザ目的か…「大半がペーパー会社の疑い」 : 読売新聞
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大阪の築古物件5棟に中国系法人677社が登記、経営ビザ目的か…「大半がペーパー会社の疑い」

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 大阪市内にある五つの築古のビルやマンションに、コロナ禍後の3年間で中国系法人計677社が本店として法人登記をしていることが、読売新聞と阪南大の松村嘉久教授の共同調査でわかった。松村教授は、外国人経営者向けの在留資格「経営・管理ビザ」を取得するために登記された疑いがあると指摘している。

中国の国旗
中国の国旗

 松村教授が法人登記簿などから抽出した大阪市内の中国系法人9660社のうち、多くの法人が集まるビルやマンションの上位5棟(1棟あたり86~240社)を読売新聞が分析した。主に来日前の代表の住所が中国にある法人を中国系法人とした。

出入国在留管理庁
出入国在留管理庁

 2022年から今年9月中旬までに5棟に登記していたのは、計677社。5棟はいずれも築30年以上で、部屋数はほとんどが数十室だった。資本金の額は、677社のうち666社(98・4%)が「500万円」で、今月16日に経営・管理ビザの取得要件が厳格化される前に必要とされていた資本金と同額だった。事業の目的に「特区民泊の運営」を掲げるのは641社。中国にいる代表のうち、3年間で583人が日本に住所を移していた。

 中国の経済状況の悪化などで日本を移住先に選ぶ人が増え、経営・管理ビザで在留する中国人は昨年、過去最多だった。ビザの取得要件は、移住目的の会社設立が目立つとして厳格化された。資本金が500万円以上から3000万円以上に引き上げられ、1人以上の常勤職員の雇用が必須とされたほか、経歴や学歴、日本語能力の要件が追加された。

 松村教授は「大半がペーパー会社と疑われ、日本に移り住むための足がかりになっているのだろう。背後にはブローカーが介在した『移民ビジネス』の存在があるとみられる」と話した。

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