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crass 曰く、
600人のアメリカ人に対する1年間の調査の結果、地球温暖化を信じている人は懐疑派よりエコ活動をしていないという事が判明した。
この科学的研究では地球温暖化についての質問への回答から調査対象を、信じていない「懐疑派」、そこそこ信じている「慎重派」、強く信じている「憂慮派」の三つに分けて追跡調査。政府による地球温暖化対策については「憂慮派」の支持が一番高く、「懐疑派」が一番低かった。しかし個人で出来るエコ活動「リサイクル」「公共交通機関の利用」「エコバッグの利用」「環境に優しい商品の購入」等については「懐疑派」が一番多く、「憂慮派」が一番していないという。論文ではこの一見矛盾した結果の原因を「モラル・ライセンシング」だと推測している。「モラル・ライセンシング」とは「一方で良い事をしておけば他方で悪い事をしても許される」という心理的な現象の事で、過去にスラドでも「エコな車」に乗るほど交通法を破るという例が紹介されている。
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crass 曰く、
先日、ハワイで誤ってミサイル警報が出されるという話題があった。州政府は担当職員がシステムの操作を誤ったと説明していて警報発生システムのUIが批判されたりしたが、米国の連邦通信委員会は担当職員が訓練を本物と勘違いした事が原因との報告書を公表した。
報告書によると夜勤から昼勤への交代時にミサイルが飛来してくるという想定の訓練だったのだが、昼勤への連絡に不備があったとの事。訓練で使われた録音メッセージに「これは訓練ではない」との文言があった事もあり、昼勤の職員が本物と勘違いしミサイル警報を出してしまったというのが真相だそうだ。
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crass 曰く、
3ヶ月ほど前に全社員の最低年収を7万ドルに引き上げると発表して注目を集めた(過去記事)「Gravity Payments」社のCEO、Dan Price氏。発表当時はリベラル派からは英雄として称えられ、保守派からは失敗するだろうと冷ややかに見られていたが(ニューヨークタイムズ紙)、有能な社員には次々と辞められ、顧客からは逃げられ、兄からは訴えられと悲惨な現状なようだ(ニューヨークタイムズ紙)。
古参の幹部は重要な働きをしている人の給与は据え置かれたのに対し新入社員に大幅の給与アップをすることに疑問を呈したところ、自己中心的とDan Price氏に批判され辞めたという。新入社員でも有能な社員ほど「タイムカードを押してるだけ」の社員と同じ給与になる事に疑問を感じて去っていった。顧客もコスト高になることを恐れて続々と離れていく中、会社の30%を保有する兄のLucas Price氏はDan Price氏の独断により権利を侵害されたと訴訟を起こしている(シアトルタイムズ紙)。
213639
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crass 曰く、
1~3月期決算で純利益の前年同期比90%増を報告し株価が急騰しているアップルだが、MarketWatchの記事によればスタンダード&プアーズが算出しているS&P500株価指数でアップルの時価総額(2415億ドル)がマイクロソフトの時価総額(2395億ドル)を抜いたそうだ。
スタンダード&プアーズは浮動株を基準にして時価総額を算出しているので、単純に時価総額を株価×発行済株式数で求めた場合はマイクロソフトの時価総額は2753億ドルとなり未だにアップルを上回っているが抜かれるのは時間の問題と見られている。
アップルにスティーブ・ジョブズが復帰した1997年当時に「アップルは会社を清算して株主に金を返せ」と放言したマイケル・デルの会社の時価総額を2006年に抜いた時もここで話題になったが(現在アップルはデルの7倍以上)、十数年前は瀕死の状態だった企業がマイクロソフトを抜いて米国で2番目に大きい企業(1位はエクソンモービル)にまで成長した事に驚きを禁じえない。
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207053
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crass 曰く、
発売前からPopular Mechanics誌の選ぶ2009年の最も革新的な10の製品に挙げられたり、「iPad Killer」と呼ばれたりと何かと評判の高かったタブレット「JooJoo」であるが、予約受付が開始されてから2ヶ月で先行予約は90台だけに留まってる事が判明した。その内の15台は既にキャンセルされており、iPadの発売を前にして早くも「iPad Killer」が返り討ちに遭ったようだ。
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crass 曰く、
本家/.でも話題になっているが、地球温暖化研究の権威である英イースト・アングリア大のClimatic Research Unitがハックされ内部文書が流出するという事件が11月19日に起き、CRUも流出の事実を認めた。
157MBにも及ぶ文書には気候データの操作、都合の悪いデータの偽装、証拠破棄の指示、懐疑派の論文を載せた学術誌編集者への圧力、等々数多くのスキャンダラスな内容が含まれている。
懐疑派が情報公開法に基づいてCRUに生データの開示を先月に求めた際には「生データは紛失した」と回答したが、今回の流失文書の中には情報公開の求めに対してはデータを消去する旨の指示が認められる。
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crass 曰く、
ars technicaの記事によると、アップルのiTunes Storeがとうとう音楽小売りで米国1位になったようだ。
記事によれば1月の音楽小売りシェアでiTSは19%で初のトップの座につき、アップルに抜かれたウォルマート・ストアーズ(15%)、ベスト・バイ(13%)、アマゾン(6%)と続く。iTSは去年7月に全米3位になり、今年に入って全米2位になったと発表したばかりだった。トップになるのは時間の問題と思えたが、ここまで速くその時が来たのには驚く人が多いのではないだろうか?