Avexが CCCD 採用を弾力的に
タレコミ by nobuo
nobuo 曰く、
少し前に経営のゴタゴタがあった Avex がエイベックス、CCCDの採用を弾力化〜あわせて次世代音楽パッケージ規格の採用を積極化〜を発表しています。
思い起こせば、CCCD の採用を最初に踏み切ったのは彼らであるわけですが、それ以来マジメに CD を購入しているユーザにはとても迷惑で、不便なことが多かったかと思います。プレスリリースによると、
本年9月22日に発売するCDより、コピーコントロール機能を施すか否かについて商品ごとに弾力的に決定していくことといたします。これは、著作権侵害行為に対する啓発活動が一定の成果を収められたことや、HDDミュージックプレーヤーなど新しい音楽の楽しみ方の広がりに対応していくためです。としています。また、
社団法人日本レコード協会及び社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会が本年4月に共同で実施した「ファイル交換ソフトの利用実態調査」によると、音楽ファイルに関してはファイル交換ソフトを現在利用しているユーザー数は漸減傾向にあります。ということで、 CCCD 採用により違法コピー対策について 一定の成果をあげることができたものと判断 したため「弾力的運用をする」ことになったとしています。
これが本当なのだとしたら、Avex だけでなく、他のレコード会社もこういった方法を取り入れてくることになると思いますし、それどころか「弾力的運用」ではなく全面撤廃にするべきな気もします。また、Avex から発売されている URC音源 や はっぴいえんどBOXなどは、発売時から「弾力的運用」はされてきているわけで、この報道発表になにか真意があるのではないかと疑うこともできるかもしれません。
単純に経営者が変わったから、という理由かもしれませんが、音楽ファンにとってはいままでより少しだけ状況がよくなるんですかねぇ?