かつてヒルズ族と呼ばれた二人は雌伏の時を経て、世界の巨大企業と対峙している。巨額赤字からの逆襲、23年ぶりのタッグ、後継者を巡る問題、AIの進展とその先の未来――。縦横無尽に楽天・三木谷浩史社長とU-NEXT・宇野康秀社長がビジネス論を語り合った!

週刊文春 電子版」で配信中の対談記事から一部を抜粋してお届けする。

同じグレーのスーツで対談した、(左から)U-NEXT・宇野康秀社長と楽天・三木谷浩史社長 ©文藝春秋

ADVERTISEMENT

三木谷 あ、同じグレーのスーツですね。相性バッチリです(笑)。

宇野 ハハハ。

三木谷 最初の出会いはいつでしたっけ?

三木谷氏 ©文藝春秋

宇野 2000年の春頃でしたね。楽天さんと、私が当時やっていたインテリジェンス(現パーソルキャリア)がほぼ同じタイミングで上場した時期でした。

CCCの増田氏から…「同じ世代で凄いヤツがいる」

三木谷 CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ=TSUTAYAや蔦屋書店を運営)の増田(宗昭)さんのご紹介でしたよね。

宇野 増田さんから「同じ世代で凄いヤツがいるから、絶対会っておいた方がいいよ」と引き合わせて頂いて。それから間もなく、三木谷さんから「韓国に色んな企業の視察に行くので一緒にどうですか」と誘って頂いて、親しくさせてもらうようになりました。

宇野氏 ©文藝春秋

◇◇◇

 現在配信中の「週刊文春 電子版」、16日(木)発売の「週刊文春」では、ヒルズ族時代からAIの未来まで、2人が幅広いテーマで存分に語り合った対談記事の全文を掲載している。

文春リークス

あなたの目の前で起きた事件を募集!

情報を提供する
次のページ 写真ページはこちら