- 1◆1sOhiena.E25/06/02(月) 20:26:08
古典を語るスレです
おのおの好きな古典を語ったり感想書いたり古典に関する質問したりわかる人は答えたりしてください
1は前言った通り枕草子を読んでいきます
前スレ
古典を語るスレ1.6|あにまん掲示板古典を語るスレですおのおの好きな古典を語ったり感想書いたり古典に関する質問したりわかる人は答えたりしてください1は前スレで言った通り枕草子を読んでいきますbbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:26:26
スレ立て乙です
- 3二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:28:48
- 4二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:33:30
枕草子は本によって段が違うから「書き出し」も載せるべきと思う
例えば「ねたきもの」だとこんな感じ
>(旧)大系:95段
>新大系:91段、新編全集:91段
>(旧)全集=能因本:100段
- 5二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:43:01
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- 6二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:44:03
日本の古典や古文の入門に向いてそうな本
いろんな日本の古典をざっくりでいいから知りたい
→「千年の百冊」「あらすじで読む日本の古典」「一冊で日本の古典100冊を読む」などがおススメ
いろんな日本の古典をある程度詳しく知りたい
気になる日本の古典があって、その作品についてある程度詳しく知りたい
→「少年少女古典文学館」「ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」などがおススメ
いろんな日本の古典から抜粋した原文と現代語訳を読みたい
→「知っ得 日本の古典 名文名場面100選」「日本古典読本」がおススメ
(「千年の百冊」も様々な古典から抜粋した原文と現代語訳が載っている)
※「日本古典読本」の方の現代語訳は別冊扱いなので、中古で買う場合は別冊が付いているかどうか確認してから買うこと - 7◆1sOhiena.E25/06/02(月) 20:50:42
うおーみんな足りないとこ書いてくれてありがとう!!!!!!!!
- 8◆1sOhiena.E25/06/02(月) 20:51:13
とりあえず10まで
- 9◆1sOhiena.E25/06/02(月) 20:51:23
9
- 10二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:51:41
このレスは削除されています
- 11◆1sOhiena.E25/06/02(月) 20:51:47
10
- 12◆1sOhiena.E25/06/02(月) 20:59:27
なんか落ちるまでの時間めっちゃ長!?
作品別スレだから?
知らなかった… - 13二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:25:19
自分が持ってる新潮日本古典集成版だと90段だったわ
ここら辺はネガティブな感情の話題が続いてて少しダレてきたあたりでホトトギスの声を聴きに出かけるエピソードが出てくるから緩急ついてて読者視点だと読みやすくてありがたい - 14二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:14:05
そろそろ100段目くらいか?
- 15二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:04:11
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- 16二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:23:02
講談社といえば「少年少女古典文学館」だが、そっちも三巻本系なんだよな(抜粋訳だから全部は収録されてないが)
- 17◆1sOhiena.E25/06/04(水) 18:23:50
- 18◆1sOhiena.E25/06/04(水) 18:40:38
源氏物語読んだ後だと、人の見た目の美しさを述べる文章がなんとなく源氏物語に似てる気がする
同じ時代の文学だからってのもあるだろうけど、かなり枕草子から源氏物語への影響デカそう
「原は〜」の段が2個あるのおもしろい
現代と違って編集とか校閲入ってないからこそだね
「淑景舎、春宮に〜」の段、清少納言ががっつり淑景舎を隙間から覗いて普通にバレてておもしろい
源氏物語読んでて、垣根越しとかでもなく屋内で屏風とか越しに覗く人多いなって思ってたけどほんとに覗こうと思えば覗ける感じなんだね
清少納言は身内だし女性同士だから覗いても許されたのかな
清少納言ってずば抜けたセンスを持つ才女だけど、すごく子供っぽいところもあって、でもだからこそ人とは違う感性があるのかも
殿(道隆)光源氏がめちゃくちゃ権勢得た時の感じに似てて、この時代に権勢得た人のテンプレ的言動だったんだな〜と思った
それでも定子様側の人たちはその後すごく大変なことになったみたいだけど
「かきまさりするもの」で松あげられてるのわかるな〜!
様式化された日本画の松って実際の松よりかっこよく見えるよね - 19二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 19:08:52
- 20二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 19:47:18
何年の出来事かわかってる章段はメモしておいて
時系列順で読むとまたいろいろな気づきがある - 21二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:20:26
- 22◆1sOhiena.E25/06/06(金) 18:51:52
- 23◆1sOhiena.E25/06/06(金) 19:05:21
ちょっと前にTwitterで「いくら清少納言でも現代日本の夏は無理って言うだろ」みたいなツイートがあって、たしかにそうだろうな〜って思ってたんだけど、
「夏は世に知らず暑き」って書いてたんだね
当時でも京都は暑いだろうに
実際最近の夏は世に知らず暑き夏になっちやってると思うけど、
清少納言が現代の夏を体験したらどう書くんだろう
さすがに無理!ってなりつつも現代の夏のいいところを見つけてくれそう - 24二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 21:03:55
- 25二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:39:43
や、観音火抗変成池は如何に
- 26二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 23:44:06
「春はあけぼの」の段がない版についてはここが詳しいからおススメ
「春はあけぼの」がない?:『枕草子』の伝本
「春はあけぼの」がない?:『枕草子』の伝本|かしわ丸我々が今日目にする『枕草子』の本文は、「三巻本〈一類本〉」のテキストがほとんどです。 しかしこの一類本、「春はあけぼの~」を含む初段〜75段が欠けているんです!ご存知でしたか? じゃあどうして今でも「春はあけぼの」の段が読めるのかというと、その部分は他の伝本で補っているから。 古典作品は、伝本によって本文に欠脱があったり、異同があったりします。 古典全集や注釈書では、底本にひとつ伝本を定めながら、他の本から補完することも多いのです。 さてこのnoteでは、『枕草子』伝本の4つの系統と、異同のチェックに使える本、最後に参考文献にて論文を紹介します。 ★「伝本」や「本文系統」についnote.com - 27二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 15:16:09
- 28二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 19:03:44
なぁ、古典のテストがあったんだが、題材が「あきみち」だったんだ
…これ寝取らせじゃねえかふざけんな!ってなったんだよねマジでビックリした - 29二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 20:02:34
ハニトラは仇討ち物で割とよくある
恋人(遊女)が多いけど嫁とか妹とか娘とかも珍しくはない - 30二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 23:09:40
このレスは削除されています
- 31◆1sOhiena.E25/06/10(火) 10:23:48
- 32◆1sOhiena.E25/06/10(火) 10:31:58
「正月に寺にこもりたるは」の段すごかった
これほどの精度で日常を見て書ける人って清少納言以外にこの世に存在するんだろうか
現代だったら病院の待合とか喫茶店とかで同じような状況は起こりうるし、昔より書く手段が多いから思ったことすぐに書いて保存できると思うけど、
こんなにも深くまわりの人を見て考えて書くことはできない気がする
この段を真似して同じようにまわりの人やものに関心を持って文章を書こうとしてもどうしても無理が出て書ききれないと思う - 33二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 10:39:14
- 34二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 17:59:58
マイナーな御伽草子か
- 35二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 14:52:33
保守
- 36二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 22:10:20
1は枕草子どこまで読んだのかな?
- 37◆1sOhiena.E25/06/18(水) 20:32:48
- 38◆1sOhiena.E25/06/18(水) 20:51:39
「気のおけるもの」の段のプレイボーイ描写がまさに光源氏そのもので、光源氏みたいなやつってマジでよくいたんだな…って思った
「関白殿、黒戸より」は、いつものほほえましくきらびやかな定子陣営エピソードと思わせつつ、あの道長がかつて道隆に跪いたことを書いてその上で最後に道長を持ち上げてヘイト買わないようにするっていうめちゃくちゃテクニカルなことしてて本当にすごい
「九月ばかり、夜一夜」で雨上がりの蜘蛛の巣の美しさを書いてくれてて、現代にも同じものがあって現代も変わらず美しいのがなんかいいなと思った
fgoで清少納言の宝具演出に現代っぽい景色の中の雫のついた蜘蛛の巣が映るのはこの段を意識してるのかな?
fgoの清少納言は平安の時代の美しいものを知ってるだけじゃなく現代の美しいものも見つけて言葉にしてくれるキャラクターで、それが宝具演出にも表れてるのがすごくいいなと思って好きだったんだけど、枕草子読むと平安の時代でも他の人が気づかない美しさやおもしろさに気づいて言葉にしてくれる人だったことがわかって、たしかにこの人だったら現代の世界でもいろんなものを見つけて言葉にしてくれるだろうなってfgoのキャラ付けに納得がいってすごくいい読書体験でした - 39二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 21:02:21
- 40◆1sOhiena.E25/06/18(水) 21:06:47
「などて、官得はじめたる六位の笏に」のところ、自分もよく「なにがパンツだよ!それズボンだろ!それをパンツと呼ぶならパンツは何て呼ぶんだよ!」「チョッキとベストって何が違うの?」みたいなこと考えてるからすげーわかる
「円融院の御果ての年」の話、天皇夫婦大人がなさすぎない!?って思ったら天皇13才定子16才の時の話なんだね
そりゃいたずらの一つくらいするわ
やられた方は相手が天皇だからあんま怒れないのはかわいそう
「殿などのおはしまさでのち」で書かれてた「言はでおもふぞ」はfgoで知ってたから、ついに原典を見た!って思って嬉しかった
それはそれとして注釈を見たらこの話も表に出てる言葉とは別に裏の意味のやりとりが当然のように行われてるっぽくて、平安貴族の深読みコミュニケーション怖ぇ〜!ってなった - 41二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 22:15:11
政治的な立場は別として、清少納言は個人的には道長推しなのよ
道長の立派な振る舞いを少納言が
「かへすがえすきこゆ(何度も何度も申し上げた)」ので
中宮に「例の思ひ人(あなたが好きなあの人)」ってからかわれた
ってのが後段
そして道隆の死後、政治の実権が道長に移った後に
「どうしよう!? わたしの推しの道長様が関白様の後継者になったせいで
清少納言は道長のスパイだって噂を立てられちゃった!
ひょっとしてわたし大ピンチ!?」――というエピソードが別の章段で語られます
- 42二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 08:45:12
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- 43二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 22:17:18
枕草子勉強してるのすごい
- 44二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 13:53:45
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- 45◆1sOhiena.E25/06/23(月) 18:08:14
「清げなるをのこの」
サイコロにまじないしてるの、現代人がガチャでお祈りしてるのといっしょだな〜と思った
確率に過ぎないとわかってても祈っちゃうよね
「碁をやむごとなき人の」
すごい!目に浮かぶ!
高貴な人が身分の劣る人を相手に碁を打つ光景なんて見たことないのになんかめっちゃその場の空気が伝わってきてすごい
いっしょに何かやってても気楽にしてる偉い人とちぢこまってる下の人っていうのを現代でもよく見るからなのかな
袖の下を片手で押さえるのめっちゃわかる
偉い人の前だとなんか服がひらっとするのも失礼な気がしてびくひくしちゃう
「清しと見ゆるもの」
水そのものじゃなく水の影を見てるのがさすが
「人映えするもの」
子供がなんかやらかしてるのに注意しない親にイライラするって、ほんとに現代と変わらなくておもしろい
Twitterに同じこと投稿しても違和感ない
「むつかしげなるもの」
縫い物の裏がキモいのめっちゃわかる
靴下とかかわいいやつでもひっくり返すとバケモンになるよね
とか思ってたら「たいして深くも愛情を感じない妻が、気分が悪くて久しくわずらっているのも、夫の気持ちはわずらわしいに違いない」なんて急に生々しい話になってびっくりした
源氏物語の髭黒だね
清少納言は本当にミクロからマクロまで、形而上のものから形而下のものまであらゆるものが見えてるなと感じる
あらゆるものが見えた上でさらに掬い取り方が上手い人って感じ
「苦しげなるもの」
夜泣きはマジでいつの時代も大変だね…
乳母に任せれるなら母親は楽なのかな?そのぶん乳母が大変だけど
「むやみに物を疑う男に深く愛されている女」は源氏物語を思い出す - 46二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 15:21:08
全体の半分くらいのところか
- 47二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 10:21:16
1000年を経ても人間の悩みやムカつきのパターンがそんなに変わらないのは何だか感慨深いものがあるなあ
- 48二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 21:53:21
- 49二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:47:07
スレ主今もいるかな?
- 50◆1sOhiena.E25/06/30(月) 19:35:49
いる!
あんま書き込めてなくてごめん - 51◆1sOhiena.E25/06/30(月) 19:41:13
それほんと怖い
現代でもあるっちゃあるけど現代以上に悲惨な人生になっちゃいそうで…
まあでももしちゃんとした後見人いたら現代よりはいい境遇になれそうなのは平安時代のいいところかな?
紫式部も清少納言も、宮中でいろんな人を見すぎて人間のこと何もかも全部わかっちゃったんじゃないかと思うくらい鋭い観察を文章にしてるけど、それでもなお達観しきらずに人間への興味を持ち続けてるのがすごいと思う
- 52◆1sOhiena.E25/06/30(月) 19:50:32
「うらやましげなるもの」
ここまで読んで清少納言ってなんでもできるスーパーウーマンと思ってたから、人を羨ましがるの意外だった
でもものすごい入り組んだコミュニケーションで婉曲に物事を伝えることに長けた人だけど、だからこそそういう配慮が不要なところでは素直に羨ましいとか悔しいとか言うこともできる人なんだなと思った
「故殿の御服のころ」
日常系のふりして裏ではものすごい政治的なことが起きてるって枕草子では何度もあるパターンだけどこの段は特にそうだった
どれだけ小さいことにも気づける人だからこそ気づかないふりも上手いんだろうな
「たのもしげなきもの」
「心忘れがちなる婿」がまんま光源氏だった
源氏物語読んでた頃はなんだこの異常者って何度も思ったけど、ほんとに当時の人からすると学校に一人入るスーパーイケメンってくらいだったんだな〜
「近うて遠きもの」
「遠くて近きもの」
段構成がめちゃくちゃ美しい
特に遠くて近きものが好き
長い文章もすらすら書ける人が短く言い切ることの迫力がある
両方に「仲」が入ってるのが良い - 53二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 20:08:08
- 54二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:28:17
「うつくしきもの(かわいいもの)」が好き
出てくるかわいいものたちが千年の時を経てなお現代感覚でもかわいく感じるのよ - 55二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:34:55
おススメの現代語訳などを紹介するのもよさそう
- 56二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:51:50
現代語訳の話題になったら橋本治の桃尻語訳読んどけで終わっちゃうんだが
一番読みやすくて分かりやすくて学術的にも概ね正確 - 57二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 12:43:23
今昔物語に好きな女への想いを振り切るためにウンコ盗む男の話があるよね
- 58二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 15:04:43
枕草子のやつか
- 59二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 15:27:44
- 60二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 23:34:15
このレスは削除されています
- 61二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 12:42:57
保守
- 62二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 19:57:41
このレスは削除されています
- 63二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 19:03:13
支援
- 64二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:58:04
古典が元ネタの芥川の作品、探せば他にもありそう
- 65二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 09:45:53
スレ主今もいるかな?
- 66二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 15:57:08
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- 67◆1sOhiena.E25/07/19(土) 16:40:30
ほんとにありがとう!
いる!間あけててごめん
「宮にはじめてまゐりたるころ」
清少納言ってもう超スーパー才女として完成してると思ってたけど、初めはこうだったんだね〜
そりゃ生まれ育った環境と違うし雲の上の人と同じ空間にいるって考えたら緊張もするよね
時間経てば慣れるものだけど
「私のこと好き?」って直球で聞く定子様さすがすぎる好きにならざるを得ない
「かしこき者は」
乳母の夫って現代だとない立場だけど、読んでると「いるな〜こういう人」ってなるのがすごい
現代だったら社長の親族とか?
いばるってことだけじゃなく乳母の夫であるがゆえの苦労も書いてるのが貴重な気がする
「病は」
有名な歯痛で苦しんでる女の子可愛いの話だ
人が苦しんでるのを美しいと感じる、とかではなく、人が苦しんでる苦しんでないに関わらず美を見出せる人なんだろうな
「好き好きしくてひとり住みする人の」
この段含めて、男女の後朝の話多いよね
現代人からすると異様というか、そんな感じでお付き合いして大丈夫なの!?って怖くなる感じが強くて、源氏物語だと実際それで大変な目に遭う人が多かったから、やっぱり怖いイメージが強かったんだけど、
枕草子に書かれてるのを読むと、当時の一番イケてる生き方がそういう恋愛三昧だったんだなあと感じる
実際には家運が左右されたり望まぬ子供の問題とか後見いないと人生終わるとかいろいろあるんだろうけど、
そういう問題をいったんよそに置いて考えれば、後朝の様子に風流があるんだろうなとは思う
- 68二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 16:58:01
こんなスレがあったのか
あんまり詳しくなくてうた恋いとかの漫画で興味持った勢だけど、枕草子の成立に政治的理由があるって説はなるほどなあと思ったなぁ 枕草子に書いてある行成とのやり取りも大人の遊びっぽくて結構好き
去年の大河も夢中で見てたし、それなのに源氏物語をちゃんと読んだことがなかったので自分はとりあえず現代小説感覚で読めそうな角田光代訳の1巻を読み終えたところ
他にもたくさん翻案や現代語訳があるけど読み比べてみるのも楽しそうね - 69二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:20:26
- 70二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 15:46:57
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- 71二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 21:28:37
支援する
- 72二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 17:37:21
スレ主ずっと応援している
- 73二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 06:11:49
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- 74二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 21:24:57
保守
- 75二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 13:56:37
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- 76二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 08:34:06
スレ主、枕草子読み終えたのかな
- 77二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 19:02:37
保守
- 78◆1sOhiena.E25/08/06(水) 16:13:56
- 79◆1sOhiena.E25/08/06(水) 16:14:59
「いみじう暑き昼中に」
今ほんとうにイカれた暑さで毎日家帰ったら保冷剤顔に当ててるからめっちゃわかる
それでも氷水使える貴族はまだましなんだろうな~
「南ならずは東の廂の板の」
源氏物語でも枕草子でも、読んでると貴族の暮らしも楽じゃないことや人間関係の怖さとかが分かるけど、
それでもこういう文から、貴族の暮らしが本当に美しくて雲の上の出来事のように浮世離れした純粋さがあったことが伝わってくるのがすごい
「大路近なる所にて聞けば」
期待して見てみたら身分の低いやつだった、ってかなりひどいけど、
ふしぎと悪意は感じないというか無邪気な感じがする
源氏物語で須磨に流された源氏が現地の海人から生活に困っている話を聞いて「俺たちも同じだよなあ」みたいなこと言った時も思ったけど、
本当に心の底から自分とは別の生き物だと認識してると、差別にも悪意がないというか、さっぱりしている
「ふと心劣りとかするものは」
言葉遣いは現代でも議論の絶えないテーマだね~
でも正しくない言葉をこうして記録してくれてるのはありがたいかも
「宮仕え人のもとに来などする男の」
デートでご飯食べるってことなら別にいいんじゃないの~?と思うけど、そういうことじゃないんだろうな
現代で言うならデートでサイゼはありえなくない!?みたいな感じだろうか
宮仕えの人のところでご飯食べるのも、デートでサイゼ行くのも、本人たちがよければそれでよくない?って自分は思うけど、
清少納言はそんなんじゃダメ!!!ってぶれない芯があって言い切るからすごい
「風は嵐」
あんなに暑かったのになんかもう涼しくなってない?ってなる瞬間いいよね
今年は暑すぎるから早めにそうなってくれ…
あと雨も降って - 80◆1sOhiena.E25/08/06(水) 16:16:33
「野分のまたの日こそ」
源氏物語でもあった野分だね
源氏物語の描写ではしっちゃかめっちゃかで大変そう~って感じだったけど、その乱れによさを見出してるのがやっぱりすごい
自分ならその場にいても絶対にどこにもよさを見出せないのに、清少納言によさを書かれるとたしかに感じられる
「心にくきもの」
この段もそう
誰が何してるか気になる!って人は多いだろうけど、その時間にこういうよさを見出せるのは清少納言だけだと思う
庶民のことを同じ生き物と認識していないのと同じで、定子様をはじめとする最上位身分の人たちのことも、自分とは違う生き物、同じ建物に住んでいるけど雲の上の神様みたいな人たちと思ってたんだろうな
「五月ばかりなどに山里に」
清少納言の感性が鋭くて何でもないことでも特別に感じ取れるから、ってのもあると思うけど、
ここの山里の描写を見ると、本当に山とか川とかに接する機会がない生活だったんだな~と思う
平安貴族は四季を大切にし自然を愛したイメージがあって、実際そうなんだろうけど、
家の庭の花とか岸から見た川とかそういうのが中心で、マジの山や川についてはよく知らなかったのかな
これは私がどちらかといえば田舎よりなところに住んでるからかもしれないけど
現代日本人だったら、よっぽど東京のど真ん中生まれど真ん中育ちとかでもなければ、ここまで山や川に対して未知のものを見る目を向けられないと思う
「いみじう暑きころ」
いみじう暑いよ!今も!
牛のしりがひの香り…ひかえめにいってもいい香りはしなさそうだけど、暑いとそうもなるのか?
「賀茂へ詣る道に」
「八月つごもり」
この時代の庶民のことをこうして書き残してるのすごいんだろうな~
やっぱり庶民に対してはどこか自然を見るような目つきというか、野生の生き物を観察しているような感覚で書いてる気がする
でもだからこそ客観的で、なおかつ自然現象について書いてるかのような風流さがある
それでいて「なんか簡単そう、やってみたい」と言う好奇心も持っていて、この人ならその場で「やってみます?」とか言われたらワンチャン本当にやってしまうのではないかと思うほどの距離の近さみたいなものもある - 81二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 20:47:55
結構進んでるな
頑張れ - 82二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 22:06:34
このレスは削除されています
- 83二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 17:47:20
古文を読むのは難しい
- 84二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 00:18:05
ほしゅ
- 85二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 21:02:45
応援してるぞ
- 86二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 13:36:17
このスレ1/3以上保守じゃんw
残す意味あるの? - 87◆1sOhiena.E25/08/16(土) 13:25:54
マジでありがとう!
「大きにてよきもの」
男の目が細いのは女っぽいから大きいほうがいい、って現代からすると謎だな〜
目が細いのが美女とされてたからだろうか
「よろづの事よりも」
見物の場所取りが来た人順じゃなく偉い人優先なの階級社会を感じる
源氏物語の車争いもこのへんの感覚ありきだったのか
「細殿に便なき人なむ」
この主従のやり取り、お互い通じ合い過ぎててもはや怖いよ
清少納言だから定子様の意図がわかって完璧に返したけど、
この絵と文字から意図を読み取れっていくら和歌の教養あっても結構な無理難題な気がする
清少納言ならわかってくれるはず、という信頼のもと行われてるとは思うけど…
これってやっぱ偉い人が出したものを受け手がわからなかったら受け手が悪いってことになるんだろうか
送り主より偉い人が受け手だったらどうなるんだろうか
「三条の宮におはしますこと」
清少納言からのパスも定子様が完璧に受けててやっぱこの主従すごい
もはやオタク仲間みたいなツーカーぶり
古典オタク仲間だからこんだけわかりあえるのかな
- 88◆1sOhiena.E25/08/16(土) 13:27:41
「一条の院をば今内裏とぞいふ」
微笑ましいエピソードみたいに書いてるけど、特定個人のことで歌まで作られててそれを天皇が吹く宮中嫌すぎる
なんか学校ぽいよねノリが
「細殿の遣戸を」
纓を後ろから回して顔を隠すテクニックこざかしくて好き
「星は」
fgoの清少納言のセリフで「ひこぼし!ゆうづつ!よばいぼし!」っていうのがあって、聞くたびに「よばいぼしって聞こえるけどほんとはなんて言ってるんだろう…」と思ってたけど、
ほんとに「よばいぼし」って言ってたんだってのがわかりました
「よばい」にマイナスのイメージがないのが平安って感じ - 89二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 13:35:37
- 90二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 22:01:03
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- 91二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 14:27:11
ためになる知識がチラホラ
- 92二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 14:59:41
ならないよ
ハートいっぱいついてるレスの中にも嘘があるから
掲示板で読んだ知識なんて信用するな - 93◆1sOhiena.E25/08/22(金) 12:59:15
ネットの情報鵜呑みは絶対ダメなのは当然として、このスレでいろいろ教えてもらって楽しいよ〜みんなありがとね
「さわがしきもの」
お坊さんの残飯を食べるカラス、たしかに汚いけどカラスが食ってくれないとその場に残り続けるからいてくれた方がいいのかな?
餓鬼に施してるんだから関係ない鳥が食うのはよくないのかもだけど
「言葉なめげなるもの」
宮のべの祭文、神様に関係する言葉なのに無礼そうっていわれるのは不思議だ
「ことに人に知られぬもの」
なんで女親?と思ったけど、外に顔を出さないからか
源氏物語でも明石の尼様が孫とあんま触れ合えてなくてかわいそうだったな
「いみじうきたなきもの」
殿上の合子、5年に1回しか新調しないし他人と共用だし、なんでこんなものが殿上にあるんだ
考えるだけで嫌だ〜使いたくない
儀式用とかなのか?
「せめておそろしきもの」
自分の人ん家の火事の方が慌てるのわかる気がする
命や身体に別状がない場合に限るけど、自分が怖い目にあうよりネットの恐怖映像の方がわかりやすく怖かったりするよね
「いみじうしたてて婿取りたるに」
光源氏じゃん
いや光源氏はここまでじゃないけどね
もうすでに別の女の夫におさまってるのに「元婿」じゃなく「最近来ない婿」な扱いなのが現代と違いすぎて不思議だ
「よろづのことよりも情あるこそ」
気立てが良い上に才気もある人ってマジでいるけど、
平安時代の宮中だとそもそも才気(センス)がないと気立てのよさからくる優しさも優しさとして受け取られなさそうだから、必然的に気立てのいい人は才気もあることになるんじゃないかなーと思った - 94二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 13:46:21
保守
- 95◆1sOhiena.E25/08/26(火) 12:38:32
「人の上言ふを腹立つ人こそ」
噂話するの楽しいんだからしちゃダメって言うのおかしくない!?って、
思ってる人は多いかもだけどここまではっきり書けるのはすごい
まあ描写されてる宮中の様子からすると、噂話禁止されたら本気で死んじゃう人いそうだもんね
みんな雇われて出仕してるし宮中は職場なんだろうけど、なんというか距離が近くて閉塞的なせいかすこく学校っぽいと感じる
「古体の人の指貫着たるこそ」
ふつうに書いてることは悪口なんだけど、綺麗とも思ってないものをここまで細かく観察できてるのはやっぱりすごい
人間にも自然にも、常人以上の興味を抱ける人なんだろうな
「成信の中将こそ」
「大蔵卿ばかり」
耳の良さにも種類があるんだな〜
褒められる耳の良さと悪く言われる耳の良さの違いは、
やっぱり言葉を聞き取れた時の振る舞いの差だろうか
自分は耳悪いから羨ましい
「うれしきもの」
解説のところに、「枕草子には具体的な夢の記述はひとつもない」って書いてあって意外だった
たしかに一回もないな
源氏物語には夢の内容の話あるし、枕草子にも夢占いの風習自体は出てくるから、当時の人が夢を重要視してたのは伝わる
清少納言は生きた人間や自然に興味があって、夢みたいな不条理性の高いものは興味なかったのかも - 96二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 19:12:38
日本の古典文学・近代文学や海外文学に載っている注釈好き
- 97二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 11:17:51
ほしゅ
- 98二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 21:17:26
少しずつ読み進めてるのえらい
- 99◆1sOhiena.E25/08/31(日) 13:44:48
- 100◆1sOhiena.E25/08/31(日) 13:59:21
「御前にて人々とも」
嫌なことも多いけど元気が出るものもあるよね
感性の鋭い人だからこそいろいろ辛いこともあって、でもだからこそちょっとしたことからでも生きる気力をもらえるんだろうな
定子様がふとした時の会話を覚えててくれるのは嬉しいことだけど、自分だったらそんなこと言ったの忘れちゃって定子様が何を言ってるのかわからなくなってそうだからやっぱり貴人にお仕えするのってめちゃくちゃ才能ないと難しいんだろうな
定子様は清少納言なら覚えてるはずって信頼込みで送ったんだろうけどね
「二月二十一日に」
長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!(作中最長)
雅な儀式や衣装の様子、和歌を交えたハイセンスな会話等、力入れて書いてるんだなって感じる
定子様がいた時代の美しさを残すという気合がすごい
一日しか飾れないのに豪華な造花を紙で作るの、ほんと貴族にしか許されない所業で、だからこそひたすらに美しい
和歌にかけた言葉だらけの会話、レベルが高すぎてもはや恐ろしさすら感じる
会話は美しいのに、こういうことができるのが貴族、つまりできないやつはそれより下!っていう身分制度の怖さがある
あくまで貴族はこういうことができるのが理想ってだけで、貴族でもできない人のが多そうだけどね(清少納言の旦那さんとか) - 101二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 07:35:01
そういや「物語は」は読んだ?
- 102二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 15:00:07
保守
- 103二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 08:47:04
- 104二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 11:49:54
このレスは削除されています
- 105二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 01:42:22
このレスは削除されています
- 106◆1sOhiena.E25/09/10(水) 11:57:15
- 107二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 17:06:56
保守・保守&保守(笑)
- 108◆1sOhiena.E25/09/12(金) 18:45:35
全然読めてなくてごめんね〜
「指貫は」
「狩衣は」
「単は」
「下襲は」
ファッションチェック厳し〜!
けど服の種類は限られてて色とその合わせ方だけ気にすればいいから現代よりマシか…?
いやでもその分色の鮮やかさとか帯の結びとか髪とかめっちゃ見られるよね
宮中ではセンスのなさが命取りだろうし恐ろしいところだ
夏の虫の色ってのが気になる
今では絶滅した青色系の虫がいたんだろうか?
「時奏する」
いつ見ても時間がわかるような時計がない時代って大変だ
夜中にまで声出すのはうるさくない?と思うけど、夜中の仕事の人もいるみたいだし時間知れるのはそれだけメリットあるんだろね
「成信の中将は」
天皇夫婦が起きろって命令してるのに寝続けるのすごい
まあ住み込みの職場で夜中にまで上司に起こされるって考えたらそりゃ嫌だよね
毎日来てる上で大雨の日にも来るなら愛情があると思うけど、いつもは来ないのにわざわざ大雨の日に来るのは愛情があるとは思えない、っていうのはおもしろい
たしかになんかポイント稼ぎに来た感じするかも
それでも待つ側が来る人のことを愛してたらそんなの関係なく嬉しいんだろうけどね
「常に文起こする人の」
折り目が窪んでいるとか墨が薄いとか行間が狭いとか、そういう細々した描写が綺麗ですごい
この時代の恋愛は本当にこういうのが理想なんだな〜 - 109◆1sOhiena.E25/09/12(金) 18:46:59
「きらきらしきもの」
「きらきらしきもの」って言葉がまずかわいい
検非違使が擦衣着てたら破らされるって怖い
顧問が厳しい運動部みたい
白馬って書いてあおうまなのわけがわからない
「神のいたう鳴るをりに」
かみなりって「神が鳴る」だったんだかっこいい
雷に対して護衛がつくのって不思議だ
呪術的な意味合いなんだろうか?
まあ雷鳴ってる時に護衛の人がいてくれたら気持ち的にはだいぶ助かるからいてほしいかも
「節分違へなどして」
当時のあるあるなんだろうけど炭使わないからわかんね〜
わかんねーけどなんかわかる
自分もかなり不器用だし気がきかなくてよく気が回るタイプの人いらいらさせちゃうからな〜
いつの時代もこういうのあるんだろうね
「雪のいと高う降りたるを」
教科書で見た!!!!!!!!
枕草子で春はあけぼのの次に有名なところだよね
清少納言を象徴するエピソードだから選ばれるのもわかる
教科書で見たときは単にめちゃくちゃ教養あって言葉を深読みできる人って思ったけど、今読むとちょっとおちゃめも入ってる気がする - 110二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 19:29:38
- 111二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 07:15:25
保守
- 112◆1sOhiena.E25/09/16(火) 17:23:22
- 113◆1sOhiena.E25/09/16(火) 18:11:18
「三月ばかり、「物忌しに」とて」
和歌でお手紙のやり取りするのは仲良しでいいけどダメ出しされんのキツ〜
まあこんだけちゃんと歌を評価してくれる人だからこそ褒められて嬉しいのかもね
「宮仕えする人々の」
清少納言自身も人の噂とかでいろいろ苦労したっぽいけど、それでもやっぱり人の噂が大好きな人なんだなと思った
人間に興味がありすぎる
「うちとくまじきもの」
海面を「砧で打った浅緑色の布を引き渡したよう」と表現するのがすごい
この後の話とかも見るに、本当にナチュラルに下の身分の人を見下してるというか同じ生き物と思ってない感じがあるけど、そのうえで興味を持ってすごくよく観察してるのがこの人の独特なところだなと思う
「衛門の尉なりける者の」
親を溺死させてるのもやばいけどそれが周知の事実になってるのがやばい
平然と盆を準備できてるってことは、あくまで突き落としたっていう噂があるってだけなのかな?
それとも、突き落としたのは確定してるけど別に捕まってないとかなんだろうか
「をかしと思ふ歌を」
「よろしき男を下衆女などのほめて」
めちゃくちゃ差別してる〜と思うけど、この人同じ身分とかもっと上の身分の人に対してもこれくらいずけずけ言うからあんまひどく感じないな…
よくできた歌は一時的に流行していろんな人が言うようになるんだろうか
「大納言殿まゐりたまひて」
天皇寝てんじゃねーよと思ったらまだ15才かよそりゃ寝るよ - 114◆1sOhiena.E25/09/16(火) 18:12:31
「僧都の御乳母のままなど」
ひどすぎる…
ちょっとあまりに残酷だけれど、千年後の人たちも現代人のやることを見て同じように思うのかもしれないね
最後に定子様のたしなめを入れてるあたり、清少納言自身も悪いとは思ってなくてもお行儀のよくないことだとは思っているのかな?
「十二月二十四日」
「男は女親なくなりて」
この辺読むと清少納言も物語作るの好きそうと思うけど、紫式部と違って長い一つの物語を書くんじゃなく物語性のあるイラストみたいに一瞬を切り取るほうが好きそう
300段読み終わった!と思ったらなんかまだ続きがあるぞ!? - 115二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 14:47:45
頑張れ
- 116二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 10:42:25
保守
- 117二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 10:47:43
ここ漢文もOK?
- 118◆1sOhiena.E25/09/20(土) 13:26:44
OK!
- 119二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 14:00:15
中国の古典などの海外の古典もOK?
- 120二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 15:42:38
書き込めるならスレも立てられるんだから
自分で好きなスレ立てればいいじゃん - 121◆1sOhiena.E25/09/20(土) 19:31:05
- 122二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 19:34:59
- 123◆1sOhiena.E25/09/20(土) 22:59:49
- 124◆1sOhiena.E25/09/20(土) 23:00:54
ありがとう!
保守もありがとう
「日かげにおとるもの」
色彩のセンスがずば抜けている
夜に何色が合うかなんて考えたこともなかったよ
「文字に書きてあるやうあらめど」
なんでこの漢字でこの意味なんだよ!ってマジで何百回と思うことあるけど、昔の人もそうだったんだね〜
「下の心かまへてわろくて」
お供え物が底上げされてるのおもしろい
きれいに盛るためなんだろうけど、現代の市販食品でもたまにあるなーと思ってしまった
「松の木立高き所の」
これが当時の貴族の治療風景かー
現代で科学的に解釈するならぜんぶ思い込みなのかもしれないけど、こうして書かれた文章を読むと、現代人にはわからないけど本当に物怪がいたのかもしれないと思えてくるね
憑き代にされた子は思い込みで苦しむんだろうかそれともなんとなく察して演技してるのかな
「荒れたる家の」
散らかっててだらしない家は嫌だけど、寂れた家独自の風情があるっていうのはすごくいい
何にでもよさを見出せる人だけど何でも良く言う人ではないと思った
跋文
この打ち明け話みたいな文章も、実際は本当の胸の内を書いたわけじゃなくて計算されたものなんだろうなと解説を読んで思った
- 125◆1sOhiena.E25/09/20(土) 23:07:21
というわけで枕草子読み終わりました!
いや本当に時間かかって申し訳ない
今見てる人どれだけいるかわからないけど、
スレに人が来てくれるおかげでなんとか最後まで頑張れました
読むのは大変だったけど、読んでよかったと思う
これからの人生が源氏物語と枕草子を読んだ人生になると思うと嬉しい
最初の源氏物語スレから半年も経ってて驚き
自分はこれしたほうがいいと思っててもずっと先延ばしにして結局できないことが多いんだけど、
誰かがスレにいると思ったら時間はかかったけど何とか最後まで行くことができました
本当に書き込んでくれた人、ハート押してくれた人のおかげだと思う
まじでありがとう!
これからの人生自信持って生きていくよ! - 126◆1sOhiena.E25/09/20(土) 23:32:50
このスレは続くようなら管理するけど、
落ちちゃったらそれはそれでおしまいとします
その後もし他の古典スレが欲しい方がいたらまた別に立ててください - 127二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 06:34:15
お疲れ様
- 128二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 09:12:23
ほしゅ
- 129二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 22:09:21
岩波文庫版「雲萍雑志」の様な本が他にもあれば良いのにとぼんやり思っている
本の要件は以下の通り
・文庫本である事
・一個のお話の長さが短い事(長くても文庫本紙2頁程度に収まる事)
・一つのお話で全て完結する事。お話とお話の間に繋がりが無く、本の何処からでも読める事
・本自体の厚みが薄い事 - 130二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 14:50:21
中国の古典の入門なら「ビギナーズ・クラシックス 中国の古典」がおススメか?
- 131二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 06:35:58
このレスは削除されています
- 132二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 06:46:41
変体仮名をいろは仮名(?)に変換せずそのまま文字起こししてみる
上田秋成「雨月物語」巻之一「白峰」の冒頭一文で試してみた結果を添付
比較の為、漢字だけでなく変体仮名にもいろは仮名(?)のルビを付す
使用ソフト:Microsoft Word
使用フォント:IPAmj明朝(変体仮名の出力に対応)
使用ウェブサイト:
人文学オープンデータ共同利用センター
「Unicode変体仮名一覧 | 日本古典籍くずし字データセット」
https://codh.rois.ac.jp/char-shape/hentaigana/
使用本①:
『雨月物語』(大阪府立中之島図書館所蔵)出典: 国書データベース,国書データベース:国文学研究資料館doi.org使用本②:
上田秋成 作、長島弘明 校註、岩波文庫「雨月物語」2018年2月16日第一刷
- 133二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 17:27:03
変体仮名まで再現してるのすごい
- 134二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 05:19:42
このレスは削除されています
- 135二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 08:11:22
保守
- 136二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 08:32:47
ほしゅ
- 137二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 01:06:29
このレスは削除されています
- 138◆1sOhiena.E25/10/10(金) 10:38:14
古文じゃないけど、今日たまたま青空文庫で芥川龍之介の短編「六の宮の姫君」を読んで、すごく源氏物語を感じたよ
平安時代にはこうしてどうしようもなくなって貧窮のうちに亡くなった人が大勢いたんだろうなあ…
実際両親が死んで頼れる親戚もいなかったら、運よく誰かに見初められたりしなければ、こうしてどんどん貧しくなって死ぬ以外の道って存在しないのかな
貴族の女性が働ける場所ってなさそうだし
源氏物語でもこの話でも、乳母は最後まで一緒にいてくれるのが心強いけど乳母にはどうしようもないのが悲しい - 139◆1sOhiena.E25/10/10(金) 10:59:56
と思ったら今昔物語集が元ネタだったんだ(無知)
きりしたんシリーズは知ってたけど王朝ものシリーズは知らなかった
原作だと乳母ともあんま仲良くなかったっぽくて悲しい
けど芥川版だと死後何処にも行けなかったっぽいのも悲しい
最後に内記の上人が出てくるのは芥川オリジナルなんだね
宇治拾遺物語の内記の上人の話も読んでみたら面白かった
やっぱりこの時代には神様も仏さまも信仰されてるけどしっかり区別がされてたっぽいね
現代よりそのへんちゃんとしてる気がする - 140二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 08:40:26
このレスは削除されています
- 141二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 09:53:59
ほしゅ
- 142二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 08:16:11
保守
- 143二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:48:56
このレスは削除されています
- 144二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:50:04
使役・尊敬の助動詞「す」「さす」(未然形に接続、下二段)を用いた自作文
「某方面にて敵艦見ゆとの報に接しければ、司令、索敵部隊を当該方面に行かせけれ共、索敵部隊は何者をも発見し得ずして遂には帰投せり。」
「我、親より数多の習い事をせさせられしか共、全て長続きせざりき。」 - 145二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:00:11
すごいなあ
古典好きな気持ち自体はあるんだけど、怠け者だし源氏も枕草子も読み通したことがない
擬古文とか書いてみたい者だ - 146二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 07:55:24
保守
- 147二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 19:00:21
古文の文章を書けるのすごい
- 148二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:07:45
日本古典文学全集・内容綜覧 付・作家名索引
日外アソシエーツ株式会社www.nichigai.co.jp比較的大きい図書館でしかお目にかかれない本だが日本古典文学全集に収録されている古典文学を知ることができる
公式サイトで無料公開されているチラシ見るだけでもいろんな日本古典文学全集が出てる事が知れる
- 149二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 09:21:10
ほしゅ