【子世代ネタ・一応閲注】寝取りなさい　３９スレ目

えっ

私の娘が狙った男が他の女にちょっかいかけられてるのを指を咥えて見てるとかありえないわ

欲しいものがあるなら必ず手に入れなさい

どんな手段も厭わずによ

前スレ

【子世代ネタ・一応閲注】寝取りなさい　３８スレ目｜あにまん掲示板えっhttps://bbs.animanch.com/thumb_m/4681415/131私の娘が狙った男が他の女にちょっかいかけられてるのを指を咥えて見てるとかありえないわ欲しいものがあるなら必ず…bbs.animanch.com

過去スレまとめ（初代、初期スレ主≠現スレ主）

寝取りなさい　過去スレまとめ | Writening１スレ目 https://bbs.animanch.com/board/3117724/ ２スレ目 https://bbs.animanch.com/board/3135791/ ３スレ目 https://bbs.animanch.com/board/3171796/ ４スレ目 https://bbs.animanch.com/board/3220…writening.net

トンチキメカメモ（編集パスはデスティニーガンダムSpecⅡの型番）

メカ事情 | Writening【厄介なヤツ】 『暴走無人機』 AIによる完全自動操縦装置を搭載したＭＳ部隊 大戦後、深刻な人材不足に陥ったプラントと自衛の為にＭＳ部隊を揃えたい小国が、ファウンデーションで使われていた無人機技術を…writening.net

月光のワルキューレ

第二世代コーディネイターのMSパイロット　バツイチシングルマザー

ナチュラルと結婚し娘が出来たことで旧ザラ派の両親とは絶縁

娘を一人にしない様に始めた喧嘩がきっかけで旦那と離婚　腐れ縁だったルナマリア達と協力して子育てをすることになる　

黒歴史を抱えながら前線で戦う頼れるおばさん　基本的に常識人

アグネス娘

ハーフの衛生兵　成績優秀で薬学にも精通しているちょっと変人なお姉ちゃん　ムウマリュ姐さんによるあだ名は「ギーちゃん」

幼少期に自分の存在が決め手となり母親が両親と絶縁　その後は離婚と虐めも重なり鬱状態になっていた所を幼馴染に救われる

クソボケに片想いする中で野戦病院で起きた自爆テロに巻き込まれMIAに　その後無事生還し付き合う事になった

旧ザラ派からは“雑種”と呼ばれ蔑まれているが気にせず頑張る良い子　トラブルまみれな彼氏の為に付き添い入院中

元旦那

ナチュラルの地球連合軍政府参謀次官　命の恩人であるザムザザーへの愛が強すぎる残念な男前

娘や元妻との関係は現在も良好　アスカ家の子ども達からの愛称は「蟹のおじさん」　MAの平和利用に積極的

ミニザムザザー

元旦那が娘の為に作ったペット用の超小型ザムザザー　対話型AIをプレゼントされてお喋りになった（文字も書ける）

いじめっ子達にダルマにされたところをシンルナ息子に治してもらったという過去がある　救命ザザーにAIをコピーされた

サムササー

寒冷地仕様ザムザザーに感銘を受けた元旦那が制作したミニザムザザー２号機　制作者の裏声を素材にした発声機構付き

シンルナ長男

第三世代コーディネイターのMSパイロット　コミュ力おばけお兄ちゃん　師匠は最強のあの男で現在の愛機はジャスティス

子どもの頃からフィジカルがバグっており痛覚も鈍い　家族からの鉄拳制裁は痛い

公私共にクソボケだったが　自爆テロの遠因になった自責の念から諸々自覚　逃げ道としていた不殺主義も捨てる

オカルト現象が常態化し幽霊に絡まれる機会が増えている　彼女に過保護で依存気味な重い男　色んな意味で怪我して入院中

アスカ夫妻

第二世代コーディネイターの軍人夫妻　シンは艦長兼山猿　ルナマリアは赤鬼教官

お互いに子ども達と共謀して誕生日サプライズを仕掛け合ったりしている

一番高い買い物は次男の為にと衝動買いしたコンサート仕様のクソデカグランドピアノ

２人の遺伝子を解明しようと目論む旧ザラ派に付き纏われており　定期的にアグネスと飲み会を開いてストレスを発散中

アコードの気配に気付いているが　現在は見守り中

デスティニー

シンの相棒であり自称長男の親　無人機ではないはずだが勝手に動き回るモビルスーツ筆頭

付喪神の様なもの　イザーク達からは見て見ぬフリをされている

インパルス

アスカ夫妻の元相棒であり長男の愛機　デスティニーと同じく付喪神の様なもの　

機体改修中の為　コアスプレンダーの欠片で制作されたトリィに引っ越している　鳴き声はＭＳの警告音

シンルナ次男

多分レイ　前世の記憶アリ　アスランと注射が苦手

愛機はプロヴィデンスにしか見えないレジェンド　兄を「お兄ちゃん」と呼べない弟　フリーダムには負けたくない

シンルナ長女

家族の中で一番の大食い　直感力を応用しているポイントマンなフリーダム娘

シンルナ次女

多分マユ　前世の記憶ナシ　料理好きでお菓子作りが得意　アルコールが弱点

シンルナ三女

周りのロマンティクス事情が気になる妹　霊感アリ　キララク末っ子と付き合っている

シンルナ四女

三女と仲良しな妹　創作好きで想像力豊か　将来の夢は役者になったかもしれない

シンルナ五女

多分ステラ　前世の記憶ちょっとアリ？　悪霊は威嚇で追い払ってくれる　ムウマリュきょうだい達と仲良し

ディアミリ息子

ハーフでクールでグゥレイトなシンルナ息子のマブダチ　オカルトは信じない　写真が趣味

愛機はバスター　ジャスティスやインパルスと組んで前衛を担当しているが狙撃も得意

イザシホ娘に吶喊し無事卒業　彼女の猛攻にもめげず遂に１勝　その後は連敗中

イザシホ娘

怒ると怖いマイペースお嬢様　ザク一筋のエリートパイロット

料理が苦手でプライベートは割と不器用かつ明後日の方向に迷走しやすい

彼氏と一緒にトリィの「グレイト」を作った　差別発言絶対許さないウーマン

イザシホ息子

お祖母様に目を付けられている坊ちゃん

アスカガ長男を一方的にライバル視しているが一度挨拶を交わした程度で殆ど面識はない

ブライダルデュエル共同開発者のムウマリュ妹からの提案で打倒セイバーを掲げる事になった

オルイン息子

世界に貢献したくてコンパスに入った天然君　読心能力アリ　閉心術も使える

先輩達と作った白いトリィの「トリさん」（中身はカルラ）を飼っている

愛機は白と金のカラーリングになったフリーダム　虎のコーヒーの宣教師　強化人間への尋問で人の業に触れる

キララク長男

コンパス所属のMSパイロット（電子戦も担当）　読心能力アリ　ちょっとコミュ障な苦労人　冷めてそうで中身は超負けず嫌い

キララク末っ子

傭兵　暇な時はジャンク屋のバイト君　女性に対する耐性は低いがアルコール耐性は完璧　シンルナ三女と付き合っている

ムウマリュ姐さん

オーブ軍内にファンクラブを持っている面倒見のいい二刀流お姐様　リアルファイトと扉を開く事が得意　可愛いものが好き

ムウマリュ兄さん

モテ過ぎる事が原因でよく刺されているお兄様　愛機はムラサメ　プラントのエリート坊ちゃんを無自覚に振り回す妹が心配

ムウマリュ妹

ブライダルデュエルの開発協力者　怪しいマスクを持ち歩くお嬢さん　イザシホ息子に勝利をプレゼントしたい

ムウマリュ弟

モルゲンレーテに新設された農業部門に所属している技術者　蟹のおじさんのアドバイスを活かして農耕用ドローンの実用化を目指す

アスカガ長男

発言力がデカ過ぎる気さくなお兄様　愛機はセイバー　気前は良いが金銭感覚が怪しい　実はかなりの下戸

アスカガ長女

ちょっと強がりなしっかり者お姉様　愛機はルージュ　妹と共に圧縮言語を受け継いでいる　実は兄以上の下戸

アスカガ次女

先輩カニ好きのアグネス娘を慕うお嬢様　愛機はズゴック中身はイージス　イザシホ娘を若干ライバル視している

アスカガ次男

多分ニコル　前世の記憶ナシ　シンルナ次男のピアノ仲間　パイロットを諦めアーティストになった　実はかなりの酒豪

アスカガ三男

闘うロボを見るのが好き　ムウマリュ弟とＭＳの平和利用で盛り上がっている　家族とのやり取りで一喜一憂する末っ子

白い人

アグネス娘とシンルナ息子に付き纏っている故人　たまに憑依合体してくる

最強議論が好きな月光のワルキューレファン　破廉恥なものが大の苦手　悪霊をしばき回しているが自分も結構悪霊

遂にオルイン息子の両親と接触　謝罪を拒否された事で逆に吹っ切れた自称守護霊　

仮面の人

ムウマリュ妹のマスクに宿っている故人　ムウマリュ妹を応援中

何気に子ども達の育成を楽しんでいるエンジョイ勢　最近は白い人の観察も好き

電子機器に干渉できるようになった厄介な奴　次男に危険が迫るとレジェンドに入り込んで飛んでくる

コーヒースタンド

焼き菓子が人気な子ども達の溜まり場　自慢のコーヒーが連合内で人気拡大中

バルトフェルドさんが個人で経営しているが　見えない美女も手伝ってくれている

お花屋さん

サンドラ（偽名）と記憶喪失＆義肢のギュスターヴ（偽名）が経営中　地下には壊れたモビルスーツが隠されている

近所の悪ガキ４人組が屯している人気？店　庭師ミニザザー「カニ君」と家族＆悪ガキみんなで作ったトリィ「トリ君」がペット

お互い訳アリなままだが　息子の先輩＆守護霊と夫婦揃って交流することになった

ギーベンラート隊

アスカ艦長お抱えの精鋭部隊　攻撃特化の部隊である為か戦闘狂扱いするような噂が付きまとっている

突然沸く改良型デストロイや大量に現れる無人機軍の相手をする事が多い　たまにデスティニーが乱入する

モブ女子

ザフトから出向中のコーディネイターとクォーターの２人組　ギーベンラート隊のやり取りを見て楽しんでいる

モブ整備士

ヴィーノの部下　デスティニー達が勝手に動き回っても直ぐに受け入れる謎の胆力がある

旧ザラ派

過去から続く優勢思想に支配され続けているコーディネイター至上主義者達

婚姻統制を無視した第二世代同士にもかかわらず子沢山のアスカ家とジュール家の遺伝子がプラントを救うと確信

少子化対策を謳いつつ倫理観が迷子になっている時代錯誤の大馬鹿者ども

メモ用に前スレ雑箇条書き

・連合の収容施設で強化人間姉妹の捕虜２名を尋問をする新人君＆尋名官…見学の白い人
・ゲロ甘虎カフェオレとお菓子により姉妹を懐柔、コーヒー星人と化した新人君が情報を引き出す
・薬切れにより尋問という名のお菓子パーティーは終了、コンパスへ情報共有

・悪霊退散の為にギーちゃんにベロチューをかます長男と、イチャイチャ除霊のネタ元だったラブラブアスカ夫妻の思い出
・新人君のお見舞い前、打ち合わせで離脱するギーちゃん、喫茶店で人の業を聞く
・同時刻、お見舞いとして遠路はるばる厄介赤服３名が襲来、煽られるわ襲われるわ散々な目に遭う長男
・なんやかんやで悪霊に階段から落とされ入院の厄介赤服ＡＢ＆長男に締め落とされ入院の厄介赤服Ｃ
・合流したギーちゃん＆新人君＆白い人、色々察する
・キレたギーちゃん厄介赤服達に仕返しに行くも、何も出来ずにそのまま撤退＆長男に感謝されながら号泣
・めちゃくちゃ空気を読みまくる新人君＆白い人、人の業案件は長男に共有しないままクールに去る

・全方位に喧嘩を売ってしまった厄介赤服達、コンパス＆連合軍の無人機狩り作戦にザフトの援軍としてお仕置き投入決定
・彼女が付き添い入院になったお陰で超回復する長男
・再度尋問に挑んだ新人君、またしても人の業に触れつつ、病院で買った姉妹へ連合MAキーホルダーをプレゼント
・厄介赤服達に挨拶を済ませたギーちゃん、売店でキーホルダーを買い占め＆御守り作りを計画

・厄介赤服達の情報を確認したヤマト隊、“歓迎”しつつ作戦準備へ
・相変わらず仕事が気になる長男vsちゃんと休んで欲しいギーちゃん
・無人機狩りのニュースを見るお花屋さん＆暴走無人機の出処が気になる悪ガキ達
・経験不足丸出しの厄介赤服達、ヤマト隊＆連合軍のサポートと愛機グフの犠牲でどうにか生存
・しれっとお仕事していた救急搬送ザムザザー、連合軍の怪我人を軍病院へ運ぶ
・改良型無人機と改良型デストロイの情報は各陣営に共有
・鼻っ柱を折られて少し大人しくなった厄介赤服ＡＢ、姉御にロックオンされた厄介赤服Ｃ

・父の日、蟹のおじさんへのプレゼントを選ぶギーちゃん＆長男と、シンへのプレゼントを用意するアスカ家
・蟹のおじさん、ザムザザーに搬送された連合兵＆長男のお見舞いの為に軍病院へ
・皆からアイマスクを貰った眼球酷使シン、少し巻き込まれるアグネス

連合軍病院　病室

ギーちゃん「……スタッフさん達がドタバタしてる…パパが来たみたい」

アスカ君「え？ マジで？ もう！？ …なぁなぁちょっと見て…どう？ 俺の格好」

ギーちゃん「ん？ …ザ・患者さんって感じだけど 大丈夫 寝癖とかは全部取ってあるから」

アスカ君「…寝癖無し了解…他は？ 無精髭とか…」

ギーちゃん「あんた全然髭生えないでしょ …大丈夫だってば気にし過ぎ」

アスカ君「でもさ 蟹のおじさんの前ではちゃんとしたいじゃん」

ギーちゃん「そもそも患者さんなんだし平気よ …それとも何？ パパが地球連合軍の偉い人だから？」

アスカ君「あぁいや…それも大事だと思うけどそうじゃなくて…」

ギーちゃん「じゃあ何？」

アスカ君「相手はお前のお父さんだろ？ …どうでもいい赤服相手とは全然違くて…情けない格好は見せたくないんだよ…」

ギーちゃん「…小さい頃から情けない所は沢山見せて来たじゃない…今更格好付けようとしなくてｍ…」

アスカ君「だってお前の事を任せてもらえるように認められないといけな…あっやばい！ プレゼントどこやったっけ？？？」

ギーちゃん「……えっ！？ あっ！ うん私が持ってる！ …ねぇ今のはなｓ」

アスカ君「良かったー！ じゃあ蟹のおじさんが来たら一緒に渡そうな！」

父の日　蟹のおじさんvsギーちゃん＆アスカ君

元旦那「……失礼するよ…やぁ２人とｍ…あぁ畏まらなくていい！ 今だけプライベートとして秘書にも外してもらっているから」

ギーちゃん「分かった…ありがと パパ」

アスカ君「わざわざ有難う御座います！ ってかすみません…俺…連合の人間でも何でもないのに長々とお世話になっちゃって…」

元旦那「気にしなくていい …それより元気そうで安心したよ …色々あって心配していたんだ ……調子は良いんだよね？」

ギーちゃん「うん もう少しで退院できるはず…健診の度に流石コーディネイターだって言われてるし…」

アスカ君「実は！ コーディネイターだからじゃなくて！ 俺が元気なのって…こいつが一緒に頑張ってくれてるお陰なんです！」

ギーちゃん「…私は別に…当たり前のことをしてるだけだし…」

元旦那「…うんうん…正に支え合いだね …この仰々しい病室も２人が居ると唯の寝室みたいだ…少し…ママとの思い出が蘇るな…」

アスカ君「…え？ おばさんとの？ どんな…」

ギーちゃん「あぁーっ！ そうそう そうだった！ …パパ！ 今日って何の日か知ってるでしょ？」

元旦那「ん？ 今日…は…まさか…」

ギーちゃん「そのまさか！ はい！ いつもありがとー！ …ほらあんたもっ」

アスカ君「…よい…しょっ！ …これ！ 俺からも同じく父の日のプレゼントです！」

元旦那「…あ…あぁっ…！ …甲羅酒に合う高級清酒…ミニザザー制作に使える特殊精密工具セット…これは…感謝感激ザムー！！」

そういえば11スレ目でアグネスが昔ナースプレイにはまってたって話が出てたな…

>>14

言われてみればそんな話あったな⋯

>>14（あのネタ覚えて下さっている方がいるとは…！）

アスカ君「……んで今思えば最初に目が合ったのは銃口だったから １発目がヘルメットに弾かれてモニターを壊しちゃったのかなって」

元旦那「…そうか…アスカ君はヘルメットのおかげで助かったのかぁ…」

ギーちゃん「代わりに胴体が穴だらけになったんだけどね…『ヘルメットが無ければ～…』って…来る人みんなにしてるし…この話…」

元旦那「良いじゃないか パパだって命の恩人のザムザザーについては何度だって話してしまうよ」

アスカ君「ザムｚ…あ！ そうだ！ …病院で白いザムザザーを見たよな？」

元旦那「おぉ！ ２人も会ったのか！救急搬送を頑張るザムザザーに！」

ギーちゃん「会ったというか この部屋の窓からお話ししたくらいだけどね …待機中にこっちに手を振ってくれたりして…」

元旦那「…えっ？ 待機中に？」

アスカ君「…あっ…話しかけるのは不味かった…っすか…？」

元旦那「いや！ お喋りは全く問題ないんだが…機体の安全は再優先しなければ…ファンサービスは程々にするよう注意しておくよ」

アスカ君「…ん？ ファンサービス…？」

ギーちゃん「…あー…皆可愛くて私みたいに手を振っちゃうもんね…それに全部反応してたら中もグラグラしちゃって大変…」

元旦那「そうなんだよ…あまりに距離感を近付け過ぎて握手を求められるようになってしまったら業務に支障をきたすだろうし…」

アスカ君「…ザムザザーと…握手…？」

ギーちゃん「確かに…凄く人好きな子だからお仕事最優先というのはちゃんと教えてあげなきゃね…私も邪魔しない様に気を付けよ…」

ザムザザーが関係するとボケ側になるギーちゃん

>>17

長男も（そうかな…そうかも…）になってそうなツッコミ不在の空間…

元旦那「……そうそう…この病院の売店にも連合MAグッズとしてキーホルダーを置いていたんだが殆ど売れなくて…」

ギーちゃん「あー！ それ私が買い占めちゃった」

元旦那「えぇっ！ ぜ…全部？」

ギーちゃん「なんか…その…埃まみれで可哀想になっちゃって… でもいくつかはお土産として配ろうと思ってる」

アスカ君「俺はそれから１つ貰いましたよ！ これ！ 紫のザムザザー！ …再現度超高くて凄ぇよなー」

ギーちゃん「ねー …ただやっぱり…ザムザザー以外の造形はちょっとアレかな…」

元旦那「そ…そうか……次売り出す時には他２機の監修も頑張るぞー…！」

ギーちゃん「ほんと？ 楽しみにしてるー！」

アスカ君「そういや新人君もザムザザーゲルズゲーユークリッドを１つずつ買ったって言ってたな」

元旦那「おぉー…よかった…他にも買ってくれた子は居たんだね…」

アスカ君「新人君も可愛いって褒めてましたよ！ …あ…でも収容所の…俺らが捕まえたあの子達にあげたんだっけ…」

ギーちゃん「帰る途中でこっちに寄って教えてくれたね …２人とも気に入ってたみたい」

元旦那「…なるほど… 実はその収容施設にも立ち寄る予定なん…あぁ！ アスカ君は連れて行けないよ！ ごめんね！」

ギーちゃん「…先に断られちゃったね」

アスカ君「…は…はい…」

実際長男が行っても相手がトラウマ的な反応起こすだけだと思うのでな…

長男は不憫だけど『ゴリラがせめてきたぞっ！』状態になるよなぁ⋯

生け捕りの為に子どもを殴らざるをえなかった宇宙ゴリラに悲しき現在…

元旦那「……まぁ落ち込まないでくれ 報告書を見るに彼女達は普通の子どもではない 君が無力化してくれたお陰で保護出来たんだ」

ギーちゃん「…うー…それも何度も話してる…」

アスカ君「ごめん…皆の話も分かってはいるんだけど…殴った時の感覚が消えなくて…」

元旦那「…実は本部に送られて来た尋問の内容…『宇宙ゴリラ』という謎のワードが頻発していたんだが…これは…」

ギーちゃん「あっ 新人君が『実験施設で彼女達に暴力を振るっていた職員の事かも』とか…」

アスカ君「違う…俺だ…デストロイのコックピットハッチを壊した時に言われた…」

ギーちゃん「…わぁ…」

元旦那「…そうか…追撃になってしまって心苦しいが…やはり君を会わせるわけにはいかないな…僕が代わりに謝っておくよ」

アスカ君「す…すみません…ザフトの一兵卒がこんな…」

元旦那「相変わらず変な所で真面目だね… 大丈夫 この程度で家族特権の行使にはならないしバチは当たらないはずだ」

ギーちゃん「か…かぞｋ…」

アスカ君「有難う御座います …あぁっ！ そうだ…この病院でのことも…部屋とか…あと…その…色々…全部有難う御座います！」

元旦那「あぁいや…それらに関しては特別待遇というつもりではないよ そもそも此処はコンパスとの提携施設でもあるから」

アスカ君「あれ？ そうだったのか… 全部 俺が蟹のおじさんの身内だからって贔屓してもらってるのかと…」

ギーちゃん「…身内…」

家族の関連ワードに反応してるの可愛い

なおナチュラルに身内扱いするシンルナ長男、君は絶対お父さん似だ

そもそも優遇されても仕方ないくらい貢献度は高いんだけど（デストロイの機体データ確保＆パイロットの強化人間捕獲）
本人的にはやらかしの方が気になってしまうタイプだから仕方ないね（父親似）

アスカ君「……あと…ジャスティスも待たせてるし早く復帰しないといけなくて…退院出来ても数日間は自宅療養らしいけど…」

ギーちゃん「あっ 勝手な事しないように私がちゃんと面倒を見るから大丈夫 そのために長期休暇を貰ったんだし」

元旦那「おぉ流石！ やっぱりママに似てしっかり者だなぁ…でも…パパに手伝える事があれば何でも言うんだよ？」

ギーちゃん「うん 分かった」

元旦那「よしよし……おっと！ そろそろ移動しなければ……短い間だったが２人と話せて良かったよ！ プレゼントも有難う！」

アスカ君「い…いえいえ！ 俺の方こそ…」

元旦那「あぁ！ 大丈夫！ 座ったままで良いから！ …それじゃあ頑張って！ さぁ別れのヴァシリエフだ！」

ギーちゃん「ヴァシリエフって…あっパパ こいつとの握手は…」

アスカ君「別れのヴァシリエフ！」

元旦那「んんん゛！？ お…おぉ！ …や…やっぱり力が強いな…全力握手は小さい頃から変わらないね！ 骨が軋む音がしたよ！」

アスカ君「…そうか…やっぱ蟹のおじさんにとって…俺はまだまだガキなんだよなぁ…」

ギーちゃん「え？ そうなるの？」

元旦那「いててて… ん？ 何か言ったかな？」

ギーちゃん「あっ何でもない！ 私達は大丈夫 お仕事頑張ってね！」

アスカ君「俺ももっと頑張ります！ 有難う御座いました！」

秘書「……荷物が増えていますね お持ちしましょう」

元旦那「いや大丈夫 あの子達から貰ったプレゼントなんだ 自分で持ちたい」

秘書「では 車についたらトランクの方にお願いします …御様子は…如何でしたか？」

元旦那「ウチの娘かい？ それともアスカ君？ …２人とも元気だったよ 少なくとも僕の前ではね」

秘書「監視と警備は強化しますか？」

元旦那「いらないよ 厄介な客人が訪ねて来ることはもうないだろうし近く退院できそうだという話もあった …娘に任せて欲しい」

秘書「承知致しました」

元旦那「監視を増やすべきは収容施設の方かなぁ 直接見て確かめた後になるが…」

秘書「ところで…捕虜が繰り返していたという謎の言葉『宇宙ゴリラ』については何か分かりましたか？」

元旦那「それなら…僕の予想通りアスカ君の事だったよ パイロットの目の前でデストロイのハッチを素手でこじ開けたそうだ 」

秘書「コックピットのハッチを？ …素手で…？ …… ん？ すみません…その手は…」

元旦那「アスカ君と別れのヴァｓ…握手をしたんだが…感慨深くなって思わず力を込めてしまってね…向こうもそれに応えてくれて…」

秘書「な…なるほど…それで手形の様な跡が…後で冷やしましょうか…」

元旦那「しかし今回も“お義父さん”と呼ばれなかったな…『君にお義父さんと呼ばれる筋合いはない！』の準備をしていたんだが…」

秘書「…私の目には呼ばれ待ちに見えますけどね…」

ええおとうさんや…とおもった所で上の方のレスで、でもこの方(元)奥様とナースプレイを楽しんでたんだよなと思うとなんか変な笑いが
芋づる式にそういえばアスカ夫妻もバニープレイをしてたなと思い出して
長男と娘ちゃんもホテルお泊りでコスプレを楽しんでたなと
性癖が受け継がれている…

元旦那の手の骨にヒビ入りかねないんで、加減はしようね長男……

やっぱり無自覚ゴリラだよな・・・
まあ本人としては加減してるつもりなんだろうけど

収容施設　ガードルーム

看守Ａ「……ふぅ…まさか地球連合軍の参謀次官様がお見えになるとは…焦ったぜ…」

看守Ｂ「視察と聞いていたが あの様子だと例の姉妹との面会が目的だったか」

看守Ａ「 新人君の様に彼女達とも直ぐ仲良くなって…気のいいおじさんって雰囲気だったわ…子どもの扱いは慣れてんだろうなぁ…」

看守Ｂ「おい お偉いさんをおじさん扱いは…いや…自分で“蟹のおじさん”を名乗っていたから…間違いではないのか…」

看守Ａ「そういや『宇宙ゴリラはおじさん達が捕まえた』『謝っていたから許してあげて欲しい』って…アレ…」

看守Ｂ「たしか姉妹の…主に妹のトラウマってヤツだろ 詳しくは知らんがアレで症状が和らいだらしいし 何でも良いじゃないか」

看守Ａ「まぁ自然とその辺の空想に付き合ってやれるのも子育ての経験から…ってやつなんだろうな…」

看守Ｂ「面会の結果『彼女達も普通の子だった』『認識を改めた』といった話もしていたし…実際はかなり警戒していたと思うぞ」

看守Ａ「…まぁそうか…俺も最初は怖かったし……あの人達も壊れたキーホルダーを嬉しそうに自慢された時は流石に引いてたし…」

看守Ｂ「真っ二つになったザムザザーキーホルダーか…余程ショックだったのか…後日新しい物を２つ送ると言っていたな…」

看守Ａ「それを喜ばれて妹からの呼び名は“カニ星人”に変わってたけど…俺もナントカ星人って呼ばれるくらい仲良くなれるかな…」

看守Ｂ「いや…あまり入れ込むのは良くないぞ 施設の安全は俺達にかかっているんだからな」

艦長室

……よーし…今日からまた頑ｂ……ぁ…ぁぁあああっ！！！！

うっ…るさっ！ どうしたのよ山ｚ…艦長！！

あぁああ…あ…アグネス…！ これ…！

何！？ どれ！？ ……キャビネット？

……あー！ …ルナマリアが言っていた“もう１つのプレゼント”ってヤツね！

…コレを積む為にヴィーノに協力してもらったワケか…艦長の許可が下りるの前提でやるのは中々だけど…

薄っぺらい引き出しにちまちま本を仕舞っているあんたの姿を見た 子猿か次男坊が提案したのかしら…

…無重力空間対応の固定キャビネットって…まぁ良い物だとは思うけど…そんなに叫ぶ程？

な…何言ってんだよ最高のサプライズだろ！

それによく見ろ！ 中に入ってる本！ どれも俺が読んでみたいなぁーってこぼした事があるものばかり…！

へぇー…中身入り…っていうかそっちが本命か……ふーん…これは娘ちゃん達と選んだのかもねー…

…うぅ…みんな…有難う…！！ ……来年の母の日は俺もルナの職場にサプライズを仕掛けるよ…！

それは絶対に止めなさい！！

ルナマリアの職場はアカデミーだから……学生たちにトンチキなあれこれを見られたら不味いぞシン（主に夫妻の威厳的な意味で）
そういや今のアカデミーにも頭ザラ派なお子さんたちはいるんかねえ

ギーちゃんがいた頃よりはマシだろうけど多分居る…
でも長男周りで旧ザラ派のお馬鹿がやらかしまくってるから目立たないように過ごしてそう

子世代で今アカデミー通ってそうなのはシンルナ三女かな？
男版厄介赤服Cちゃんみたいなのに絡まれるかもだけど普通に撒いて逃げてきそうだから大丈夫か

>>35

年上連中がやらかしまくるせいで、ふざけんな！　って反転した年下連中がいそう

>>36

前に遭ったイースターハロで長女、三女、四女が参加してたから、その三人がアカデミー生かなぁ

（今は割と平和な時代なのでアカデミーも本編程のハイスピード養成じゃなくて、量より質を更に重視して余裕持って学ばせてるんじゃないかと勝手に考えてかなりガバガバ時空です）

ちなみに厄介赤服Ｃちゃんは純粋に「雑種としか付き合えなくてアスカ君可哀想ー」と思っての激ヤバムーブ
学生時代評価「うーん馬鹿！これは出来損ない！」
卒業時評価「赤服かぁ…もしかして結構やるのでは？こいつの良さを知っているのは私だけなのでは？（掌ドリル）」
コンパス出向中評価「優秀なのに可哀想…雑種で妥協してるなんて…他の馬鹿(厄介赤服)達も皆見る目が無い」
お見舞い時「ザフトに居場所がなくてナチュラルの病院に！薄情な雑種にも放置されてる！私が受け入れてあげなきゃ！（？？？）」
（この後アスカ君に締め落とされて雑種に煽られて合同作戦に投入されて死にかけて泣いて姉御に扉を開かれる）

その開かれた扉って百合というよりマゾヒストの方じゃないですよねさすがに・・・

……明日 連合軍の基地に寄港させてもらうだろ？

近くに例の軍病院があるしさ…ちょっくら外出して馬鹿アスカの見舞いに行ってやろうと思ってんだ

あっ！ 私もご一緒させて下さい！ アスカお兄様は勿論 ギーベンラート先輩にもお会いしたいですし！

いいぞー！ 折角だしヤマトさんにも声かけようか…

姉貴も行くだｒ…ってなんだよ…まーたあのザフトレッドちゃんとメールしてんのか？

そーなのー…向こうに戻った後もしっかり相談に乗ってあげるのが重要だからねぇ…ちょーっと待っててー

…そういえば…彼らがプラントに戻る日も彼女だけはラミアスお姉様に連れられて来ましたね…

何度もランチに誘っていましたし…やはりお気に入りだったのでしょうか…

あぁ…シャトルに乗り込むまでの間も時々フラついて…他の奴には脚の怪我を庇っていると思われていたが

姉貴と一緒に“食事”を楽しんだ後だったんだろう…可哀想に…

なーによ！ ちゃんと相手の話を聞きながら優しくしてるんだから！ …はい！ 送信完了っと！

…優しくお食事？ 消化しやすいメニューという意味です？

うむ アスハちゃんはそのままでいてくれ

あんまり変な事吹き込むとストライクルージュとかとんでくるかも知らんしね・・・

……見て見て！ 俺のお腹！ 祝！ 抜糸！

…ちゃんと塞がってる…よかったね

更に！ 点滴終了！ 病院食解禁！

トイレ行くときに点滴ガラガラしながら移動しなくていい！ 嬉しい！ 久々に米とか食べれるのも楽しみ！ 一緒に食べような！

うんうん

…んんー…なんだよその反応…お前は嬉しくないの？

勿論嬉しい…とってもね！ だけど私まであんたみたいに騒いだらスタッフさん達に迷惑でしょ？ 大声出して病室をうろちょろ…

本当は叫んで踊りたいくらい喜んでるけど我慢してるって事か！ そっかそっか！

…ぅ…うん…まぁ…そういうこと……少しは落ち着いてきた？

お前も我慢してるからな！ 俺も我慢する！ 大人しくベッドに座って喋る！

偉い偉い…だけどその声がデカいんだってば…

大きい犬と飼い主…
ギーちゃんが一緒に入院してからどんどん元気になってら

ギーちゃん「……ラミアスさんから連絡があったんだけど皆でお見舞いに来てくれるんだって」

アスカ君「…皆…ヤマトさんも…？」

ギーちゃん「うっ…そうそう…ヤマト隊の皆だって」

アスカ君「…そうか…だいぶ迷惑かけちゃったからな…ちゃんと謝罪しないと…」

ギーちゃん「べっ…つに向こうは気にしてないしそこは謝る必要ないでしょ…っていうか謝ったら変な空気になるし…絶対」

アスカ君「…いや…だけど…」

ギーちゃん「ん…ひっ……ちょっと！ さっきから何なの！？ 一々耳元に寄ってボソボソ囁くのやめて！」

アスカ君「な…なんで？？？ 静かにしろって言ったのはそっちじゃん」

ギーちゃん「なんか…こう…くすぐったいの！ そこまで極端にしなくていいから！ 普通にしゃべってよ！」

アスカ君「…ワガママなやつ…」

ギーちゃん「っ…だぁからそれ止めてってば！ もう！」

アスカ君「だははは！！ おもしれー！！！」

ギーちゃん「ぅおっ…鼓膜がっ…！ この距離で急にデカい声出さないでよ！ 馬鹿！」

アスカ君「痛っ！ ごめんなさい！」

看護師「……突然静かになったのが心配で見に来たら……な…何やってんだろうこの人達…………とりあえずコーヒー飲んで休憩しよ…」

……病院食ってこんな味なのかー…

ラミアスの奴はハズレがあるとか言ってたけど 普通に美味いじゃん！ …ちょっと薄味だとは思うけど！

まぁ ラミアス君の意見も正しいと思う…どうしても個人の好みより栄養重視の献立になっちゃうから…

…そういえば あんたは本格的に入院するのって初めてじゃない？

小さい頃に飛ぶ練習とか言って屋上から落っこちた時も 植え込みに刺さるだけで骨折したりしなかったもんね

軍に入ってからは手術が必要になる負傷は何度かあるけど 大体すぐに帰れたからなぁ

でもお前は…お前の方は…あの自爆テロで…

はいはい 大丈夫 大丈夫 もう終わっちゃった事だから

…有難うな…俺はあの時も…お前の傍には居なかったのに…

今とは状況も関係も違ったんだから仕方ないでしょ？

私は何も気にしてないから大丈夫…今こうして一緒に居る事の方が大事だと思う

やっぱりお前は優し過ぎるって……こんな良い奴に…俺は愛想を尽かされないようにしないとな！

…心配しなくていいわよ 私はそんなに良い人じゃない…あんたが馬鹿やらかしたら我慢より先に手が出ちゃうし…

そもそも離れられる気がしなくて…私の方が捨てられないか心配なレベルだから

あー……ただでさえ湿気でベトベトするのにあまあまでもっとべっとりするー

湿度高めのお馬鹿カップルというコーヒー布教を加速させてそうな２人…

連合軍病院　スタッフステーション

看護師Ｂ「……ドクターから共有されましたが アスカさんに院内散歩の許可が出たそうですね」

看護師Ｃ「そうなの 監視兼付き添いはギーベンラートさんで…さっきも散歩中に連合の方に捕まったらしく中庭で雑談していて…」

看護師Ｂ「無人機狩りで負傷したという新兵の方々？ …確かにザフトのスーパーエースと話せる機会なんて中々無いですからね」

看護師Ｃ「並んで座ってニコニコして……でもその光景を見て…なんか…あれを思い出して…ほら…あれ…たまに慰問に来ていた…」

看護師Ｂ「…セラピードッグ？」

看護師Ｃ「そうそｒ…あっ！ 此処だけの話ね！ 患者さんを…それもコンパスのMSパイロットさんを犬扱いなんて…」

看護師Ｂ「勿論…だけどまぁ…言いたい事は分かります…大型犬っぽいですよね…なんとなく」

看護師Ｃ「分かる？ …隣のギーベンラートさんがいつも患者衣の端を握っているのも…犬のお散歩みたいな雰囲気があってね…」

看護師Ｂ「アスカさん…急に誰かに呼ばれた様に走り出す事があるらしくて…それで離さない様にしているんだと思います」

看護師Ｃ「…あっ…ギーベンラートさんがドクターに監視を頼まれてるのもそういう理由なの？ …やっぱり犬みたいな…」

看護師Ｂ「私達の方から頼まなくても一緒に行動していそうな気はしますけどね…病室でも並んで過ごしていますし」

看護師Ｃ「…下世話な話だけど…身体もかなり回復してきたらしいし…元気になったら色々大変そうじゃない？」

看護師Ｂ「…あー…何度か清掃に入った事はありますが…そういった事はしていないみたいですよ 別に問題無いんですけどね」

看護師Ｃ「そうなの？ 意外と真面目というか…２人共ウチに気を遣っているのかしらね」

連合軍病院　中庭

ギーちゃん「……なんか…またあんたの事を好き放題言われてる気がする…」

アスカ君「そうか？ …これまでも言われてきたし…今更じゃね？」

ギーちゃん「まぁ…それはそうなんだけど…もうちょっと嫌がったら？」

アスカ君「うーん…そんな悪口とかじゃない感じがするしなぁ……ってか！ さっき言ってた新人君の話ってマジ？」

連合軍パイロットＣ「ええ マジですよ ウチのシミュレーターに記録されているハイスコアは全て彼が獲ったものです」

連合軍パイロットＤ「…あの記録なぁ…３人がかりでも抜かせなかったんですよねぇ…」

アスカ君「へぇー！ 凄いなぁ新人君！ 俺らに自慢してくれても良いのに！」

連合軍パイロットＥ「いや…自慢話をするようなタイプじゃなかったんで…それにギーベンラート隊じゃまだまだ通用しないって…」

ギーちゃん「…あぁ…新人君っぽい…」

連合軍パイロットＣ「彼はずっとコンパスへの出向を希望していたんですが…出向と配属先が決まった時は遺書を書いてましたね」

アスカ君「だはははは！ 我らがギーベンラート隊はどんなイメージだったんだよマジで！」

連合軍パイロットＤ「そりゃもう…人もMSも解体しテロリストを血祭りにあげる残忍で狡猾な不死身の戦闘狂集団…」

ギーちゃん「…何度聞いてもどうしてこうなったって感じね…（確かに好き放題言われる事を気にするのは今更なのかも…）」

……ん？ 差し入れですか？ あいつは何も要らないから気にしなくて良いって…

いや 流石に手ぶらで行くのは申し訳ないよ…

シンさんの影響で読書好きみたいだし やっぱり本がいいかな？ 僕はこの辺あまり詳しくないんだけど…

お話は土産話が沢山あるからそれで充分というか…

丁度 色々食べれるようになったって自慢しているメールが来ていたし お菓子とか果物でも良いんじゃない？

それならギーベンラート先輩と２人で食べて頂けるかも…

あぁそっか…付き添いで一緒に居るんだったね

食べ物なら候補はいくつかあるんだけど…アスカ君ってアレルギーとか嫌いな物あったっけ？

苦過ぎる物…辛過ぎる物…酸っぱ過ぎる物…あとはニンジン…嫌いというか苦手な物はこの辺ですかね？

アレルギーの方は特に無かったと思いますよ

…甘過ぎる物は平気だから とにかく子供舌なのよねアスカちゃん…

ヤマトお兄様と同じ甘党ですよ！ 良かったですね！

…な…何が“良かった”なのかよく分からない…

とりあえず…甘い物が好きなら病院近くの和菓子屋さんで用意させてもらおうかな…

連合軍病院　病室

アスカ君「……蟹のおじさん…ザムザザーのミニチュアを新しく作って収容施設に送ったんだってさ…」

ギーちゃん「そう……その子達 少しは宇宙ゴリラの事を許してくれたみたいだし…良かったね」

アスカ君「…あぁ…蟹のおじさんには感謝してる…本当は自分で謝りたかったけど…」

ギーちゃん「まぁ…悪いけどあんたが行ったらこんな結果にはならなかっただろうし」

アスカ君「…だよな…いい加減切り替える…」

ギーちゃん「そう言ってずーっと引きずるんでしょ？ 退院したら楽しい事で上書きして行かなきゃねー」

アスカ君「…仕事に復帰すれば…すぐに忘れられるんだけどなぁ…」

ギーちゃん「…どうかしら…これからはデストロイに乗っているのが子どもかもしれないって考えｒ…」

アスカ君「ぉわぁあっ！？」

ギーちゃん「うっ…るさいってば！！ …耳元で叫ばないでって…このっ…馬鹿！！ 何…！？」

アスカ君「ごめん！ 窓の外から誰かが覗いてて…ここ３階だよな…」

ギーちゃん「そうねーだからおばけじゃなーい？ …もぉー……あー…耳がキーンって鳴ってるー…」


看護師「……ま…またゼロ距離会話で鼓膜を破壊されてる…ギーベンラートさんも懲りないなぁ…」

耳打ち遊びで+50ポイントされては
その後のクソデカボイスで-9000ポイントされる馬鹿野郎

アスカくんASMR音源(囁きボイスとゴリラボイスがノータイムで切り替わる)

永眠用ASMR、死神は身構えている時には来ない
ってタグついてるんだよね…

なんせ両親が鈴村健一と坂本真綾なので声は間違いなく良いはずなんだ
だが奴は(声量が)ハジけた⋯

（ウィスパー＆クソデカゴリラボイス…）

……邪魔するぞー …おっ！ もうすっかり元気だな！

うひょー！ ラミアス君じゃーん！ 入れ入れ！

絶好調で安心したけど なーんか自室みたいにくつろぎ過ぎじゃないアスカちゃん？

…あら？ ギーちゃんどうしたの？ 頭痛い？

…あぁいえ…さっき鼓膜にダイレクトアタックを受けてしまって…だけどもう大丈夫です！ お見舞い…有難う御座います

失礼します！ アスカお兄様！ ギーベンラート先輩！ お元気そうでなによりです！

…ほら！ ヤマトお兄様も隠れてないで早く中へ！

いや 看護師さんに挨拶をしていただけで……わ…分かってるから引っ張らないで…

！ お疲れ様ですヤマトさん！ 色々迷惑掛けちゃってすみません！

あっ！ こいつ…ラミアスさん達からも謝罪はナシって言われてたのに勢いに任せて…

別にいいよ 僕も隊長として謝りたいと思ってたところだから…

……へぇー…もうすぐ退院だからアスカちゃんはハイテンションなのねぇ…

俺の経験からすると…こういう時こそ予後の為に大人しくすべきなんだが…

…まぁ無理だろうな…見ろよこの馬鹿スクワットなんか始めてるぞ

院内の散歩をさせてもらってるんだけど階段の上り下りじゃ全然足りなくてさ！ 退院までに少しでも調子を整えておかなきゃなー

どうしてそんなに…プラントに戻った後はすぐに復帰なのですか？

ううん 数日は自宅待機……だから筋トレを再開するなら帰ってからにしてくれなーい？ …って聞いてないし…

…僕が言うのもなんだけど ギーベンラートさんを困らせるのは良くないよアスカ君…彼女とこれでも食べて大人しくして

えっ …あっ これって和菓子の…

おぉ！ おはぎってやつじゃん！ 有難う御座います！ 超美味そう！

ここのおはぎはヤマトお兄様の好物でもあるんですよ！ ね！？

…うん…そうだけど…その情報は絶対いらないと思うな…

アスハちゃん、コミュ障認定してるヤマトくんの為に話の種になりそうな情報を付け足してる感じ…

どっちが年上の子なのかわかんねぇなこれw

アスカ君「……おー！ これ美味ーい！」

ラミアス君「受け取って即開封からの即消費…流石は駄犬ゴリラだな」

姉御「言い過ぎよ ちゃんとお礼を言ったし包装紙の剥がし方までとっても丁寧だったじゃないの」

ギーちゃん「…す…すみません…」

アスハちゃん「私達は気にしてないですよー …喜んで下さって良かったですね！」

ヤマトさん「うｎ…いや…病院食しか食べてなくてお腹空いてるからじゃない？」

アスカ君「いやいや！ 何言ってんですか！ そんなんじゃないですって！ …お前も食べてみて！」

ギーちゃん「えっ私ｍ…………お…美味しいです……美味しいから…“あーん”はもうやめて…」

アスカ君「ほら！ グルメのこいつも美味いって！」

ヤマトさん「…そ…そっか…良かった！」

アスカ君「ってか！ 折角だから皆で食べようぜ！ ヤマトさんも好きらしいし！ 皆で食べた方がもっと美味いと思うし！」

ラミアス君「ん？ 良いのか？ じゃあ遠慮なく…」

ギーちゃん「ヤマトさんもどうぞ ……このままだと一人で一気食いして看護師さんに怒られそうなんで…一緒に食べて頂けると…！」

ヤマトさん「な…なるほど…そういう事なら一つ頂こうかな…」

連合軍病院　スタッフステーション

看護師Ｃ「……さっき廊下の消毒剤を変えて回ってたんだけど…突然…『おはぎ食べませんか』って…」

看護師Ｂ「？？？ 怖い話ですか？」

看護師Ｃ「違うの アスカさんが病室から出てきて声を掛けてきたのよ …お見舞いに来た方々と差し入れを食べている所だったらしくて…」

看護師Ｂ「あぁ…あの箱おはぎだったんですね… 私 そのお見舞いの方の一人に和菓子を渡しても良いかって聞かれたんですよ」

看護師Ｃ「あらそうだったの？ …もしかしてその時あなたが食べたそうにしていたって話を聞いて…看護師に声を…」

看護師Ｂ「いやいや…患者さんへのお見舞いの品に涎を垂らしたりはしてませんって……まさか食べたんですか？」

看護師Ｃ「流石にお断りさせてもらったわよ！ …だけどあれって結構お高いお店のよね…近所にある…」

看護師Ｂ「ちょっと貰っておけば良かったって後悔してるじゃないですかー」

看護師Ｃ「してないってば！ …だけど…帰りにお店に寄ってみようかしら…」

看護師Ｂ「…まぁ…皆さん楽しく過ごして頂いているみたいで良かったですね」

⋯なんか見てたら俺もおはぎ食べたくなってきたな
ちょっと買ってくるか⋯

アスカ家で何かを受信した長女がおはぎを大量に買い込んでくるのが見えた
お団子とか他のものもありそうだけど

>>63

自分もおはぎの口になったけど近くに無かったので水ようかんを食べた…

>>64

新人君の尋問から続くお菓子パーティーの波動…

おはぎってでっかいイメージあるんだけど、お店で見かけると何か小っちゃい……子供の頃補正かなぁ
と思ってたらマジでデカイのに遭遇するからバグる

和菓子はデスクワークで疲れた頭に沁みそう
ちょっとつまむってテンションでは食べにくいのが難点か

……わーお…それ今日のおやつ？

そうそう 急に餡子が食べたくなって買ってきちゃった

あっ！ 紫おにぎり！

それはおにぎりじゃなくておはぎでーす！

餅…饅頭…団子…最中…どら焼き…たい焼き… これだけの種類 よく売っていたな

種類だけじゃなくて量も凄いわ！ 和菓子フェアでもやっていたのかしら！？

いやぁそういうのは無かったかな…結構ハシゴしたよ…取り扱っているお店が此処だと少なくて…

そっかぁ…それで…こんなに広げてどうするの？ もしかして和菓子パーティー？

だね！ …最初は全部一人で食べようと思ってたんだけど…今日は何故だか皆で食べたい気分だし

オッケー！ それじゃあ お茶を準備してきまーす！

長女が受信してる！
和菓子屋さんあんま無いから大変だったろうに
あ、和菓子屋さんの洋菓子とかも良いよね

>>69（和菓子屋に置かれてるロールケーキとか好き…）

……美味かったー！ 御馳走様でした！

御馳走様でした…有難う御座いました

ど…どういたしまして…？ …差し入れの筈が…僕らまで食べてしまって…こんなお見舞いで良いのかな…

本人が喜んでるんで気にしなくて大丈夫ですよ！

……ん？ そういえばゴリラ君よ なんで皿に移した２つだけ残してるんだ？ 彼女ちゃんと食べるんじゃなかったのか？

あぁ いや 超美味しかったからさ！ 友達にもあげようかなと思ってて！

…ご友人に？

この病室によくお喋りしに来る２人組が居るらしいの 多分その人達にもお裾分けしようとしてて…

あららら！ アスカちゃんは相変わらずお人好しだねぇ…

（あの赤服とのトラブル以降…普段はスタッフとギーベンラートさん以外出入りさせていないって話を受付で聞いたんだけどな…）

幽霊は香りを食べるらしい。
なんで普通に幽霊と会話してんだろうね…

連合軍病院　病室前廊下

元患者Ａ『……今の話…聞こえたか？ あの坊主…俺達の分まで…』

元患者Ｂ『…正直甘い物は苦手だったんだが まぁ 後で有難く頂こうか……それに…良い友人も持っていたんだな…』

元患者Ａ『おいおい…良い友人“も”って…あのザフトのヤベェ坊ちゃん嬢ちゃん達は友人じゃないだろ』

元患者Ｂ『それはそうなんだが……そういや…彼らはあの後どうなったんだろうな』

元患者Ａ『さっき話しているのを聞いたが…プラントに戻ってからはアップデートされたシミュレーターで再教育を受けているらしい』

元患者Ｂ『なるほど…うーん…思いの他軽い気が…』

元患者Ａ『能力主義の向こうじゃかなりの罰なんじゃないか？ 鼻っ柱を折られた上に如何に使えない奴なのか丁寧に伝えられるんだ』

元患者Ｂ『…ふむ…確かに…俺らじゃ当たり前の反省会ですら彼らには相当な苦痛なのかもしれないな』

元患者Ａ『だろ？ 坊主の方も積極的に関わる気はないみたいだしな…あの件はそれで一段落なんだろう』

元患者Ｂ『…坊主の彼女ちゃんと同じく…納得はいかないが…まぁ…兵士としても人としても 少しはマシになってくれるか…』

幼少期

見えない人にポテチ食わそうとしてる長男と
「お前も食べる？」って訊かれて「いらない」って言っちゃうギーちゃん

これは、奇行に対して怖がったりはしないけどポテチもらわなかった事に対しては一日中後悔する幼馴染

アスカ君「……すみません ちょっとトイレ…！」

ギーちゃん「だから面会前に先に済ませといてって言ったのに…」

ラミアス君「茶の飲みすぎか？ …よし！ 俺が一緒に…」

アスカ君「大丈夫だって！ さっきのスクワット忘れたのかよ！ ってかトイレは入院中ずっと自分で行ってるし！ …じゃっ！」

アスハちゃん「階段で転んだ方も居ますし お気を付けてー」

姉御「…元気になる前もギーちゃんがトイレに付き添ってたワケじゃなかったの…流石に恥ずかしかったのかしらね？」

ギーちゃん「ですかね…私も手伝うつもりだったんですけど…絶対自分でやるって煩かったんで…」

ヤマトさん「…僕が彼の立場でも…どれだけ時間がかかろうとその辺は自力で済ませたいかな…なんかこう…ね…」

ギーちゃん「私は何も気にしないんですけど……今回だって皆さんが居るのに直ぐに戻るかどうか…だから先に行って欲しかったのに…」

ラミアス君「ん？ もうあんなに元気なんだから心配要らないだろ タイルで滑って馬鹿みたいに転んだりしない限りはな」

ギーちゃん「…たまに凄ーく長い時があるんですよ…今朝も急いでトイレに行った癖に中々帰らなかったし…多分上手く力が入らなｋ…」

姉御「あっ…それはアレだわギーちゃん…あんたに迷惑掛けないように元気が無いフリしてるわ…明日の朝は起きたらすぐ布団を剥がしな」

ギーちゃん「えっ」

アスハちゃん「？？？」

ラミアス君「少なくとも今回は普通に直ぐ戻ってくると思うぞ …あとアスハちゃんはそのままの君で居てくれ」

アスカ君「……戻りました！」

ギーちゃん「あっ おかえり …ほんとだ普通に戻ってきた…早かったね」

アスカ君「？ そりゃ小の方だし…あっ！ 一応言っとくけどちゃんと手も洗ってるぞ！」

姉御「…アスカちゃんってば何だかんだで紳士よね…そりゃあギーちゃんが居なかったとしても…あの子のやり方じゃ無理だわ…」

ラミアス君「…そもそもいきなり襲うのは誰だろうとダメだろ…ザフトレッドちゃん視点だと性欲第一馬鹿に見えたのかもしれんが…」

アスカ君「ん？ 何をコソコソ話しｔ…」

姉御「ううん 別に？ …ちょっとウチの愚弟にアスカちゃんを見習う様に言ってただけよ」

ラミアス君「おい！ 俺は既にこいつやエルスマン以上の紳士だって！」

アスハちゃん「…紳士？ うーん…それなら女誑しの気があるラミアスお兄様よりもエルスマン先輩の方が紳士かと…」

ヤマトさん「ラミアス君は変な子に引っ掛かりやすい事が問題な感じはするけど… まぁ この話は終わりにしようか…」

アスカ君「？？？ …あっ！ そういや！ さっき廊下歩いてて思い出したんだけどお前…アスハちゃんにカニが何とかって…」

ギーちゃん「…あぁっ！ …えっと 前に話したかもしれないけど…これ…パパが作ったザムザザーのキーホルダー…もし良かったら…」

アスハちゃん「実はサイドテーブルに積まれたMA達がずっと気になっていたんです！ 有難う御座います！ 赤い子を頂きますー！」

姉御「あらー…そういえばこの２人はカニが好きだったねぇ…見てよヤマト君 アスハちゃんがあんなにご機嫌に…」

ヤマトさん「そ…そうだね…（確かによく見ると全部連合のMAだ…なぜ虫の模型を山盛りにしているんだろうって思っていたよ…）」

>>74

そのポテチの出どころは叔母さんかな？

いやSEEDスレでポテチが出てきたらメイリンの顔が浮かぶ病にかかっていてですね…

>>78

どうしてバレたんだ…

たまに遊びに来た時に母親の目を盗んで餌付けしてたと思う（多分バレても怒られはしない）

……お二人共元気そうで安心しましたね！…そういえば…皆さんは頂かなくて良かったのですか？ 連合MAのキーホルダー…

うん…まぁ…あれは君用に置いておいたみたいだし…

私はお願いしようかと思ったんだけど…ああいう小っちゃいのは踏んづけて壊しちゃうから…

姉貴は色んな物を踏んで叫んでるもんな…ああいうのは勘で避けられないのが不思議だよな

流石の私も四六時中気を張ってるわけじゃないのよ…それに元はと言えばあんたが部屋を散らかしてる所為でしょうが！

いってぇー…！ …とりあえず…お見舞いは無事終わって良かったですねヤマトさん

だね…元気だっていうのが嘘じゃないことも分かったし…彼の方からデストロイのパイロットの現状についても少し聞けたし…

ギーちゃんのお父さんと視察と…尋問に参加した新人君からの話だったかしら…収容施設での治療は順調そうで良かったわ

元に戻れるかは分からないし その辺についてはアスカちゃんも聞かされていないみたいだったけど

強化手術とラボの特定は連合軍主導で対応する事になっていますから…改良型デストロイは解析済みで各所に共有されましたが

それは裏方にお任せだな 俺らはいつも通り要請が出たら対応の繰り返しだ …寄港中になるべく楽しんでおくか…

連合軍病院　病室

アスカ君「……ヤマト隊の皆帰っちゃったなぁー…たくさん話せて良かったけど…」

ギーちゃん「…なんだか病室も凄く広く感じる…シーンとしてない？」

アスカ君「いや 静けさはそこまで……あれ？ 食べれませんか？」

ギーちゃん「ん？ 何？ …あぁ…お友達に言ったのね…どうぞお気になさらずー」

元患者Ａ『ごめんな嬢ちゃん ……で！ このおはぎだが もう頂いたぞ 有難うな』

アスカ君「早っ！ 来たばっかなのに！」

元患者Ｂ『幽霊ってのは不便だが 供え物…食事については楽でいいな ちょっと吸い込むだけで済むんだ』

元患者Ａ『そうかぁ？ 心遣いで満腹ではあるが…やっぱり口に運んで咀嚼するっていうあの面倒な動作はたまに恋しくなるぜ』

アスカ君「…そういや…金髪仮面はおばけなのにポップコーン食べたりジュース飲んだりしてるな…」

元患者Ｂ『えぇ…？』

元患者Ａ『俺らはそんな事できないぞ…その金髪仮面って奴どうなってんだよ…』

アスカ君「いや…分かんないですけど…冷静に考えるとあの人色々とおかしいよなぁ…」

仮面の人は圧倒的エンジョイ勢だから…（謎理論）

白い人は飲み食いできるのかな？やろうと思えば
やれそうな気はするけどできなくても本人は問題にはしなさそう

>>79

出張先(潜入先)で見つけたご当地限定フレーバーのポテチをいっぱい持って甥っ子たちに会いに来るメイリンお姉さんの姿が見える見える

……やぁシュラ君！

…久し振りだな ラウ・ル・クルーゼ…

新人君と一緒に人のｇ…強化人間たちの尋問に参加したそうじゃないか …彼の様子はどうだね？

あぁ…前時代の負の遺産に触れて疲れてしまったが…助太刀の後はそのまま休暇を貰えたからな

例のコーヒースタンドに通う事でいくらかのストレスは解消出来た…かもしれん

そうか 君 自らが相談相手になれないのは残念だな

それもこれもあの未熟者がしくじって離脱するからだ…

だがそろそろ退院らしいからな 戻り次第翻訳機として利用させてもらう予定だぞ

ハッ！ 相変わらず互いに雑な扱いだ！

俺は未熟者だけでなく新人の為の守護霊でもあるからな！

それにお前の様に好き勝手に遊び惚けているわけではない …今更ながら何なんだそのポップコーンは

私にも分らぬさ！ 孫が供えてくれたのか 気付いたら手元にあるのだよ！

連合軍病院　病室　アスカ君vsギーちゃん

ギーちゃん「……おはようございます」

アスカ君「お…おはようございます……すみませんギーベンラートさん…俺…トイレ行きたくて…退いてくれませんか？」

ギーちゃん「…ふーん…それを処理する為？ …なんで私に手伝わせてくれないの？ …家ではいつもやってあげてるのに…」

アスカ君「えっ！？ …だってここは病院だし…病室でそういう事するのは良くないかなー…と思って…」

ギーちゃん「はぁ…あんなベロチューして煽ってくる馬鹿が何を今更……とりあえず手退かして下さい 私がやりますから」

アスカ君「え゛ぇっ！？ いいって！ 俺は自分で…」

ギーちゃん「またトイレの個室に籠るの？ そっちの方が迷惑でしょ…それに私がやった方が絶対早いし！」

アスカ君「ちょっ…ズボン下ろｓ…あっ！」

ギーちゃん「…うわぁ元気いっぱい！ …お久し振りー」

アスカ君「…いっ…挨拶するのやめてくれ…なんか…クソ恥ずかしいし……ゆ…指…当たって…ヤバい…！」

ギーちゃん「ふふっ…お辞儀してるみたいでかわいい……えーっとゴム…は無いから最後は口にお願いね 溢さない様に頑張るから」

アスカ君「いや普通にティッシュ…あっ…そっかお前も欲求不ｍ…ぁあっごめんなさい！ 俺が悪かった！ 初っ端から激しｋｙ…」


元患者Ａ『……ん？ …部屋の中から坊主の情けない声が聞こえた気が…』

元患者Ｂ『…あー…これはアレだな…うん…スルーしてやるのが大人ってやつだ…邪魔するのはしばらく後にしようぜ』

これで腰とかやって入院日数延びたら笑う(長男の頑強ボディだし大丈夫だとは思うけど

多分手で処理してあげてるだけだから…ある意味ママとパパと同じナースプレイ…ナースプレイかなぁ？

アスカ君「……これ お茶！ 口の中気持ち悪いままだと悪いから…」

ギーちゃん「ありがと……あ…あの……さっきはごめん……その…折角だし徹底的に絞った方が良いかなって…」

アスカ君「あぁ いや 大丈夫！ …全然放してくれなかったのは超焦ったけど…お陰で色々スッキリしたから 有難う御座います！」

ギーちゃん「どういたしまして……はぁ…冷静になると恥ずかしー…なんで私…あんなに…」

アスカ君「ってか俺の方こそごめん！ 喉 大丈夫？ 動かない様にしなくちゃいけなかったのに出来なくて…奥に…」

ギーちゃん「…あっそれは平気…凄く苦しかったけど…ダメダメ言いながら腰動いちゃってるのは可愛かったから…」

アスカ君「か…可愛いか……いやあの時は上目遣いでこっち見てるお前の方が可愛かったと思う…」

ギーちゃん「やめてー……もう…タオルとか被ってやれば良かった…朝の病室じゃ電気を付けなくても明るいのがねぇ…」

アスカ君「…すげぇ涙目で…嘔吐くの我慢して頑張ってるのとか…申し訳ないけどゾクゾクして…」

ギーちゃん「あーもうそういうの言わないでってば！ …とにかく！ こういうのは私も手伝うから！ 次からちゃんと言ってよ？」

アスカ君「わ 分かりました…後で売店行ってゴムも買っとく！ また不味いの飲ませるのは気が引けるし」

ギーちゃん「…あれくらいなら別に気にしなくて良いから……飲み込みにくいけど不味くはない…」

アスカ君「そっか…ぁ…えーっと…してもらってばかりは不公平じゃん？ 逆に俺が出来る事って…」

ギーちゃん「何も無い！ ……退院したらお願いします…」

アスカ君「…了解！」

連合軍病院　リハビリテーション室

アスカ君「……俺っていつ帰れます？ 明日？」

看護師「その質問はもう百回近くになりますねー…ドクターの許可が下りれば帰れますよ」

アスカ君「じゃあ『負荷調整したエアロバイク１時間は余裕なんでもう大丈夫です』って伝えて下さい！ これ！ 記録カード！」

看護師「お預かりしておきます が…アスカさんは特殊な体質の為 判断には慎重になる事をご理解ください」

アスカ君「んー…じゃあ明日はアレ借りてもいいですか？ 向こうで連合３人組が使ってるレッグエクステンションとチェストプレス」

看護師「何が“じゃあ”なのか分かりませんがアレはまだダメです 彼らは明日からの現場復帰に向けての最終調整で…」

アスカ君「えー！？ 俺だってもうすぐ退院なんですよね？ あれくらい…」

看護師「あぁ！ 戻りましたかギーベンラートさん」

ギーちゃん「遅くなってすみません！ …あんた…ワガママ言ってスタッフさん達を困らせたりしてない？」

アスカ君「し…してない」

看護師「（これは…お母さんと…子ども…）そ…それではアスカさん お疲れ様でした 明日も頑張りましょう」

ギーちゃん「有難う御座いました …ほら挨拶」

アスカ君「お疲れ様でした！ 有難う御座いました！ あ！ さっきの話お願いしますね！ 俺はもう大丈夫ってやｔ」

ギーちゃん「うわっ！ やっぱり困らせてる！ すみません！ 流しちゃって平気ですから！ …ほら部屋に戻るわよ！」

連合軍病院　病室

ギーちゃん「……看護師さんに言ったってどうしようもないんだから 同じことばかり聞いて困らせないであげてよね？」

アスカ君「だけどさぁ…今回ので更に 早く家に帰りたくなったんだよなー…退院すればお前の事も気持ち良くしてあげられるし…」

ギーちゃん「…ま…まぁ…私も楽しみにはしているけど……それで今私の肩を揉んでくれてるのは何？ アレコレできない代わり？」

アスカ君「そ！ …これはこれで気持ち良いだろ？ お前よりは下手だけど」

ギーちゃん「…そうね…ありがと」

アスカ君「…よし！ 肩は一旦終わり！ …腕も借して」

ギーちゃん「腕…？」

アスカ君「お前が俺の為に一生懸命動かしてた腕！ 貸して！ …筋肉痛予防にマッサージするから」

ギーちゃん「…ぅ…そ…そんなに夢中になってたっけ…？ …一応お願いするけど…」

アスカ君「なってた！ …嬉しかったけどその分申し訳なかったんだよなぁ…だから早く退院して今度は俺が色々やってあげる！」

ギーちゃん「…そ…そう……恥ずかしいけど…仕事への復帰を目標にされるよりは嬉しい…かも…？」


元患者Ａ『……あいつら…小学生みたいなやり取りばかりでも…しっかりやる事やってんだなぁ…！ 安心した…！』

元患者Ｂ『誰目線なんだよお前はよぉ……ほら…さっきから坊主が申し訳なさそうに目配せしてるだろ…向こうに行っといてやるぞ』

コーディの宇宙ゴリラに対してもしっかり診察してくれる良い病院
…珍しい検体だから手放したくないわけじゃないですよね？ドクター…

これ入院してるのが次男とか新人くんだったら止めるだろうに、自分のこととなると長男はさぁ

連合軍病院　診察室

看護師「……それから…こっちが昨日のリハビリテーション室での記録です」

医師「…これは…絵に描いたような絶好調だな…あれだけ損傷していた消化器官と筋繊維もほぼ元通りか」

看護師「トレーニング器具を解放してから…いえ ギーベンラートさんが付き添い入院を開始してから ずっと絶好調ですね」

医師「運び込まれた時からうるｓ…元気な患者ではあったが…流石は第三世代コーディネイター」

看護師「…此処を退院してプラントに戻った後も何度か定期検査を受けて頂きますよね？ 引継ぎは…」

医師「あぁ それについてザフトとも相談させてもらったんだが 向こうでは必要ないらしい」

看護師「えっ そうなんですか」

医師「現状の容態を説明したのだが それだけ回復しているのなら充分ということだった」

看護師「早めに返して欲しい…って事みたいですね」

医師「…私の時代は不調のまま戦場に戻り散っていく仲間を何度も見たものだが…」

看護師「向こうも人手不足でしょうし アスカさんの方も復帰出来るという主張に身体も追い付いてきましたから…」

医師「まぁ…大戦中でもないしな……よし…退院準備を進めておこう ……ところで 彼のカルテだが…」

看護師「例の赤服さんと比較しても…その…アレなので…コーディネイターに対する治療法の参考資料にはならないと思いますよ」

医師「…そうだな…特例として分けておこうか…」

コーディの治療法ならオーブに掛け合って共有する方がよさげではある

連合軍病院　リハビリテーション室

アスカ君「……んで！ あいつらと俺の診療録が 地球に住んでるコーディネイターの役にも立つかもしれないんだって！」

ギーちゃん「…確かに…第三世代コーディネイターをナチュラル基準の施設で治療した例は殆どないだろうし…割と貴重なのかも？」

アスカ君「これぞ怪我の功名ってやつだな！」

ギーちゃん「ことわざ？ …あんた絶対“怪我”だけで引用したでしょ…」

アスカ君「多分間違ってはいないだろうからいいじゃん！ ……おーし…じゃあ次は負荷レベルを最大にして…」

ギーちゃん「あっ！ ダメです それはまだ看護師さんから禁止されてる機能でしょ」

アスカ君「…はい…」

ギーちゃん「筋力ならちゃんと戻ってるから そんなに焦って筋トレ馬鹿にならなくても良いと思うんだけど…」

アスカ君「…お前…今度俺のジャスティスに乗ってみる？」

ギーちゃん「え？ …の…乗れるなら乗ってみたいけど…」

アスカ君「おっ！ じゃあ帰ったら皆に相談してみようかなー…あいつに乗れば俺が筋トレ馬鹿なのも納得すると思うぞ！」

ギーちゃん「筋トレ馬鹿は否定しないのね……それだけ言うって事は相当なんだろうけど…知っておきたいから楽しみにしとく」

大丈夫？格納庫のデスティニーが変な反応してない？

でもお利口なジャスティス君と違ってデスティニー君はウキウキになって自動操縦で無茶しそうやし…

でもイモジャ君もイモジャ君で魔改造済みだから
ちょっとバーニア吹かしたら体勢崩したまますっ飛んでいきそうではある

格納庫

デスティニー『……何故 私ではないのか』

インパルス『？？？』

デスティニー『…あの子が彼女に乗って欲しいというMS…どうしてジャスティスなんだ…』

インパルス『今の愛機だから…私が復帰していればきっと私に乗せようとしていただろうし…』

デスティニー『それはない 操縦系統は特殊で複雑…更に２人で乗るのだとしたら単純に狭すぎる』

インパルス『ぐぬぬ……そっちは何で自分が選ばれると思えるのか…シンの機体であってあの子は正規パイロットでもないのに…』

デスティニー『私はあの子の親だぞ』

インパルス『あーはいはい…いつものですね』

デスティニー『むむむ…… ！ …そうか…ジャスティスさえいなければ…消去法で私が…』

インパルス『！！！！！』

モブ整備士「……あっ！ ヴィーノさん！ インパルスがデスティニーのアンテナに齧りついてますよ！」

ヴィーノ「おぉ！ 新人の休暇で白トリィが居ねぇから寂しがってるかと思ったんだが…結局いつも通りだったな！ ガハハ！」

ジャスティス『……お見舞いから戻ったヤマト隊の雑談…もうすぐ退院という内容だった…皆で帰れるの楽しみだなぁー』

……そろそろダチ公が帰ってくるらしいぞ

お前もアグ…隊長に聞いたのか…流石の回復力とはいえ…もう少し休んでもらっても構わなかったんだが…

ダチ公がこれを休暇と捉えられる頭をしていない限り無理だって…寧ろここまでしっかり捕まえて治療してくれた連合に感謝だぜ

…そうだな…だが入院中というだけで大人しくしているとは思えない…

んー…まぁ…今日も彼女ちゃんに連行されるまでリハビリテーション室に籠ってトレーニング器具に貼りついてたみたいだけどさ

…相変わらず迷惑な奴だ…

入院が決まったばかりの頃…俺と通信で話した時も包帯グルグルにチューブだらけで「復帰したい」って500回は言ってたからなぁ

病院スタッフは 彼女ちゃんがメンタルケアとブレーキを兼任してくれて助かっただろうよ

あぁ…あいつのコントロールは彼女が一番手慣れていると思う

…しかし…お前や俺が負傷した時には ダチ公は1000回くらい「休め」と怒鳴ってくるわけで…

きっちり休んで身体を治す事も重要な仕事だって分かってはいるはず…なんだが…

それは…自分の事を過信し続けている傲慢馬鹿だからだ ……戻ったらル…母さん達に注意されるだろうな

周りも異常に頑丈な長男より次男が怪我した時の方が心配の度合いが高くなりそうだし
長男の方もよく怪我しては即回復を繰り返してきたから自分はどれだけボロボロになっても大丈夫だと考えて無茶してそうだし
なのでギーベンラートちゃんに手綱握ってもらいますね…

地球連合軍基地　シミュレータールーム

連合軍パイロットＣ「……なぁ…ハゲの所…見えてないよな？」

連合軍パイロットＤ「見えてない見えてない…退院前にもアスカさん達に言われただろ『傷痕は髪の毛で隠れてる』って」

連合軍パイロットＥ「お前らはいいよなぁ…俺はギリギリ生え際だったから前髪に気を付けなきゃ縫った後が丸見えだぁ…」

連合軍パイロットＣ「後頭部の傷よりマシだろ…落ち着けばワンチャン剃り込みだって事に出来るし…」

連合軍パイロットＤ「バレても話のネタになるんじゃないか？ 女子のウケは良いかもしれないしさ」

連合軍パイロットＥ「はぁ…でも無人機とかいう雑魚にやられたなんて言ったら結局ダサいと思われるって…」

連合軍パイロットＣ「そこは心配要らないんじゃないか？ あの合同作戦から無人機の情報もアップデートされたし…」

連合軍パイロットＤ「もう唯の雑魚扱いはされていないみたいだからなぁ…見ろよこのシミュレーターのスコア」

連合軍パイロットＥ「…おぉ…新しい仕様になって以降…全員もれなく大苦戦してる…」

連合軍パイロットＤ「実戦でやられた俺らの方が油断せずに戦えるはずだ 今の内にハイスコア並べちまおうぜ！」

連合軍パイロットＣ「…定期的にシミュレーターの更新用データを送ってくるフリーダム仮面…一体何者なんだ…」

連合軍病院　病室

……経過観察で血液検査をしてきました

どうだった？

なんか難しい単語を色々言ってたな…白血球数は落ち着いてるとかどうとか…まぁとりあえず問題ないらしい！

そう…炎症も感染症も無しってことね…一応後で検査結果の紙を貰えるか聞いておこう…

問題ないならもう退院だな！

…かもねー…お医者さんからも退院後の過ごし方について話があったけど…あの様子だとギリギリまで色んな検査が挟まりそう…

俺の事を調べるのが何かの役に立つなら全然構わないぞ！ 自分でもよく分かってないけど…

…私はあんたが宇宙人みたいに扱われているのはちょっと嫌かも…いくらコーディネイターで色んな所がバグってるからって…

でもさ！ 地球の病院で生まれたお前と違って 俺はプラント生まれプラント育ちだし 宇宙人と思われても仕方なくね？

…そ…それは…そうなのかもしれないけどね…そういう事じゃないというか……まぁ…あんたが気にしてないなら別に良いか…

この宇宙ゴリラの身体組成自体は多分他のコーディと一緒
頑丈なのはきっと両親譲りのオカルト…

ギーちゃん「……売店でサンドイッチを買ったんだけど食べる？ もう食事制限も無くなったし…そろそろ此処ともお別れだし…」

アスカ君「おぉー！ それ美味そうで気になってたやつ！ …サンキュー！」

ギーちゃん「どういたしまして ……ん？ 何を書いてたの？」

アスカ君「退院したらやりたい事のメモ！」

ギーちゃん「…え？ …やりたい事って…えっと…そ…そういう…」

アスカ君「あー…それは勿論させてもらうけど……プラントに戻る前にヤマトさん達に挨拶しておくとかそんなの！」

ギーちゃん「あっ 成程ね ちょうど皆も寄港中だからか …退院の予定もそこに合わせて早めてくれたのかも…？」

アスカ君「多分な！ 今は向こうの艦からジャスティスを降ろしてもらってて…補給が終わったらヤマトさん達は出港らしいけど…」

ギーちゃん「顔見せ程度なら会えるかもね …時間が合えば」

アスカ君「そうそう！ 出来ればちゃんと挨拶させてもらいたいからさ …あとはこの病院への差し入れもやりたいんだよな」

ギーちゃん「スタッフさん達に？ …あっ…もしかしておはぎ差し入れようとしてる？ ヤマトさん達がくれた超美味しいやつ…」

アスカ君「んー…おはぎもいいけど…饅頭とか手軽に食べれそうな物にしようかなって…お店はこの近くにあるって言ってたし！」

ギーちゃん「まぁ…それなら直ぐに買いに行けるかもねー……でも近所の物を差し入れるのは…これも別に良いか…」

アスカ君「…超お世話になったからなぁ…お見舞いの時のお裾分けでは断られちゃったし 受け取ってくれるかは微妙だけどな！」

「ねぇルナマリア？」

「なぁに？ アグネス」

「あの娘と子猿からもうすぐ帰れるって連絡があったんだけど…あんた達って…」

「勿論 するわよ？ 退院祝い」

「そうよね…その大容量冷蔵庫にパズルみたいに隙間なく詰め込まれている食料はそういうことよね…」

「だって私達はお見舞いにも行ってあげられなかったんだもの…好きなご飯を用意して迎えてあげるくらい良いでしょ？」

「確かに子猿は喜ぶだろうけど！ 一応あいつは少し前までお腹の中が滅茶苦茶だったって事は忘れないでよ？」

「大丈夫よー…無理して食べさせたりはしないし どれだけ作っても作り過ぎなんてことはないはずだから」

「…確かに…全部食べちゃいそうなブラックホールが居たわね……まぁ…ちゃんと分かっているならいいわ！ 私も手伝ってあげる！」

ブラックホールとは侵害な。せめてカー○ィって言ってよアグネスおばさん

……子猿の退院祝い準備の為にルナマリアが買い込んだ大量の食品

その収納スペースを確保するために

冷蔵庫を占拠していた これまた大量の食料をほぼ１人で平らげたらしいじゃない…

天文学的胃容量にはブラックホールが相応しいわ…

本人には見えない所で小猿を気遣っているアグネスは良きママである

連合病院　病室

元患者Ａ『……そうかぁ…ついに坊主も退院かぁ…いや…俺達ナチュラルと比べれば物凄く短期間なんだけどな…』

元患者Ｂ『めでたいが…部屋の掃除はしなくてもいいんじゃないのか？ どうせ清掃スタッフが入るのに』

アスカ君「自室みたいに扱っちゃってて…流石に散らかし過ぎたかなって…！」

ギーちゃん「えっ？ なにｇ…あぁ おばけの方達と話してるのね…」

アスカ君「ごめん！ ……流石に床掃除までは出来ないですけど…ベッドの上とかテーブルくらいは！」

元患者Ａ『へぇー…個室なんだから気にしなくていいのにな…プラントではこれがマナーなのか？』

アスカ君「ん？ …いえ！ 父さんに言われてたんで…立つ鳥跡を濁さずだって！」

元患者Ｂ『…親父さんはオーブ出身なのか？』

アスカ君「？ いや！ オーブに住んでた事もあるらしいですけど元は…」

看護師「……失礼しますアスカさん 最後にもう一度検査をさせて欲しいとドクターが…」

アスカ君「了解です！ …すみませんちょっと行ってきます！ …これ ゴミは全部まとめておいたから適当に休憩しといて！」

ギーちゃん「はいはい…いってらっしゃーい」

育ちの良い宇宙ゴリラさんだ…いや
よく考えたらアスカ家も普通にエリート一家でしたね…庶民派大家族なだけで…

>>112

父親は艦長で母親は教官の超軍人家族である

連合軍病院　診察室

アスカ君「……おぉー！ お風呂に浸かるのもOKなんですね！」

医師「温度設定には気を付けて欲しいが…長時間浸かる訳でなければ問題ない」

アスカ君「有難う御座います！」

医師「それから 退院後は激しい運動を控えるように …分かっているね？」

アスカ君「…うーん…了解です！」

医師「…よし これで検査と注意事項の共有は完了 お疲れ様」

看護師「お疲れ様でした」

アスカ君「お疲れ様でした！ 短い間ですが有難う御座いました！ …あっ！ そうだ…皆さん和菓子とかってお好きですか？」

医師「和菓子？ …あぁ…甘い物は人気…かな？」

看護師「お菓子なら夜勤のお供として給湯室にも置いていますね…」

アスカ君「なるほどなるほど！ …んじゃ俺はこれで！ 有難う御座いましたー！」

医師「はい お大事にー ……ふぅ 相変わらず元気な子だったな…」

看護師「ですね……色々な意味で特殊な患者さんでしたが…謎の独り言で驚かされなくなるのは嬉しいような寂しいような……」

>>113（おまけにほぼ身内の蟹のおじさんは地球連合軍の参謀次官さんである）

連合軍基地　格納庫

整備兵Ａ「……こいつともお別れかぁ…なんだかんだで寂しいぞ…」

整備兵Ｂ「このジャスティスは預かりもので ウチの機体じゃあないんだけどな……アスカさん達もこっちに向かっているそうだ」

整備兵Ｃ「一緒に帰ると言っていたらしいですが…ジャスティスに乗って帰投するんですか？」

整備兵Ｂ「らしいぞ …退院が間に合いそうなんでウチのローエングリンを使わせて欲しいとアスカ艦長から要請があったとか」

整備兵Ａ「ん？ 付き添いで一緒に居るっていうギーベンラートさんは？ まさか２人乗りか？ パイロットスーツも足りないが…」

整備兵Ｂ「いや そっちは普通にシャトルで帰るそうだから気にしなくて良いって話だ」

整備兵Ｃ「…退院したといっても…MSに乗っても大丈夫なんですかね？ 一応御姉様の話ではもう絶好調らしいですけど…」

整備兵Ｂ「その辺は確認済みなんじゃないか？ …あの人の頑丈さなら心配無用な気もするしな」

整備兵Ｃ「確かに…あの赤服達とは出来が違いそうですもんね…」

整備兵Ａ「…妙に当たりが強いな？ 姐さんがザフトレッドちゃんとメールを続けているのが気になるのかよ」

整備兵Ｃ「別に気にしてませんよ…そろそろ向こうも御姉様離れして新しい人探すでしょうから」

整備兵Ａ「…はぁ…あの子…可愛かったんだけどなぁ…姐さんに扉を開かれちまったなら仕方ねぇ…なぁジャスティス…」

ジャスティス『…………』

ヤベェ女浄化装置と化した姉御とヤベェ女探知機のラミアス君…やはりこれもMAV戦術か…

流石フラガの血というかなんと言うか…

下の弟妹たちは特にそんな傾向なさそうなのにねえ
姉御とラミアスくんは何なんだろう

……お姉ちゃん達はまだまだ帰れないみたーい…頑張ってデストロイの解析をしたのに…その所為でお仕事が増えちゃったかもー…

それはお互い仕事なんだから仕方ないとおｍ……あっ２人ともお帰り…帰ってすぐ財布を取ってまた出て行ったけど…

あぁ こいつとの散歩中に良い感じのタンクトップを見かけてな…売り切れる前に急いで買ってきた

皆の分はダメだったよ！ ごめんね２着しかなくってさ！ …どう？ 超格好良いでしょ！

えっ！？ …ビ…ビニール袋かと思った…それ服なの？ …ダｓ…

うーん…２人が気に入ってるならいいんじゃなーい？ 私はガバガバすぎて絶対着れないけどー！

素直に悔しがっても良いんだよー？ …あっでもあのヘンテコ仮面にはそもそも合わないか！

…おい あのヘンテコ仮面の事はいちいち言うなって母さんが…

ねぇー…ヘンテコ仮面じゃないんですけどぉー…ジュール君にはいつも面白い仮面だって褒められるのにー

うーん…ジュールの兄ちゃんのそれも褒め言葉だったのかなぁ…

これって「好きな人は好きな味だね」っていう……

>>121（ジュール君の優しさかもしれないけど嘘は吐いていない…はず）

連合軍病院　スタッフステーション

看護師「……アスカさん達が退院して即戻ってきて置いていったこの差し入れのお饅頭…どうしますか…」

看護師Ｂ「上の許可もありますし…有難く頂いて良いんじゃないですか？ とりあえずいつものお菓子コーナーに置きましょう」

看護師Ｃ「…これってあのお店で買ったものよね…すぐ近くの高級な和菓子屋さん…」

看護師Ｂ「そういえば 先輩はこの前寄ってみたんでしたっけ？」

看護師Ｃ「…寄っただけね…思いのほか高くて結局スルーしちゃった…」

看護師「私も含めて…近くにあるけどお見舞いの品として見かけただけという人も多いから…意外と有難いチョイスかも？」

看護師Ｂ「…その高いお菓子を 差し入れ分の他に物凄い数買っていたみたいですけど…」

看護師「あー…お世話になったコンパスの隊員さん達と実家へのお土産らしいですよ …殆どは家用みたいですが…」

看護師Ｃ「プラントでは珍しい大家族だって話だし…あれだけ買ってもすぐになくなっちゃうのかもねー…」

元患者Ａ『……坊主と彼女ちゃんは無事に退院できたか……また話相手がお前くらいになっちまうのは残念だなぁ…』

元患者Ｂ『俺も同意見だが引き留める訳にはいかないだろ… とりあえず 後で給湯室に寄って 饅頭をつまみ食いさせてもらうか』

元患者Ａ『お？ お前甘い物好きじゃないって言ってたのに良いのか？ …まぁ俺もついて行くけどな！』

……退院おめでとう

皆さんのお陰です！ 有難う御座います！ …これ！ お見舞いのお礼とご迷惑をお掛けしたお詫びに！

えっ！？ いやいらｎ…

あーらら！ あのお店の和菓子じゃないの！ 有難うねアスカちゃん！

…押し付けちゃったみたいですみません

気にしなくて大丈夫ですよ！ ヤマトお兄様も照れているだけですから！

…頑丈ゴリラとはいえ…すっかり本調子なのは流石だな お前の機体も準備は済んでるぞ 整備班にも礼を言えよ？

勿論！ 超言う！ ……じゃあ残りのお土産宜しく！ お前はシャトルで俺はジャスティス！ 向こうで会おうな！

はーい 大丈夫だと思うけどそっちも気を付けて ……では皆さんウチの馬鹿を宜しくお願いします

挨拶の為について来てくれてたのか…有難う…きちんとサポートするから任せて（…恋人というよりもなんだか親子みたいだな…）

格納庫

整備兵Ａ「……あの人フツーに挨拶して…フツーに基地に向かって…フツーに機体に乗り込んで…フツーに宇宙に飛んでったんだが…」

整備兵Ｂ「あぁ…お礼だと言って俺達に大量のお菓子を押し付けていってな…」

整備兵Ａ「ウチで機体調整していた時と全然変わらねぇ様子だった…第三世代コーディネイターってスゲェんだなぁ…」

整備兵Ｃ「…体重はかなり落ちてましたから 当たり前ですけど…相当キツかったみたいですけどね」

整備兵Ａ「えっ！ そうだったか？ …元がゴリラなんで…あんまり分かんなかったぞ…」

整備兵Ｃ「えぇ？ …パイロットの体重は大体目算できますよね？」

整備兵Ｂ「…いや…俺もそこまで自信はないかな…… まぁとりあえず 無事に帰せて良かった…」

整備兵Ａ「あぁ…ようやくパイロットと機体が帰ってくるってアスカ艦長も喜んでるだろうし…」

整備兵Ｃ「それ以前にご家族ですからね」

整備兵Ａ「…ん？ ジャスティスが居なくなってフリーダムもちょっと寂しそうな…いや…気のせいかな…」

えっ……感染してる……？　元から……？

ヤマト家はオカルトとは無縁のはず……きっと気のせいだろう……

ローエングリン+イモジャの大気圏突破は普通に激しい負荷がかかると思うのですがそれは

⋯え？ゴリラ本人だけじゃなく上官(父親)も乗り気？元気いっぱいに宇宙に打ち上げられていった？
ほな問題ないかぁ⋯

整備士達は一応心配していたんだ>>115

だけどゴリラと山猿からOK出てるんで大丈夫ですね！(グルグル目)