🎲【閲覧注意】学P「子供の姿に戻ってしまったらしい」

学P「どうしてだっけ……」

学Pの記憶　dice1d4=2 (2)

1 プロデューサーだったことをはっきりと覚えている

2 わずかにプロデューサーだった記憶がある

3 子供に戻ったことはわかるけどガキの頃の記憶しか無い

4 子供に戻ったことはわかるけど記憶喪失状態

そしてショタ学Pを発見した担当

dice1d13=2 (2)

終わりだ……

事務所の教室にて

手毬「プロデューサー、いますか？……あれ？」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

手毬はダボダボな大人の服を着た子供を見つけた。

身長は……だいたい小学校中学年くらいかな？

手毬「あんた……誰？」

学P「俺は……dice1d3=2 (2) です」

1 ゆうた

2 だいき

3 やまと

今回の話は便宜上、学Pに名前をつけます。その方がショタっぽいしね

学Pの残った記憶

dice1d4=1 (1)

1 アイドルの顔と名前だけは覚えている

2 アイドルの顔だけは覚えている

3 アイドルの名前だけは覚えている

4 アイドルの顔と名前、そしてどんな人だったか覚えている

手毬「だいき……」

手毬（プロデューサーと同じ名前……）

学P「お姉さんは月村さん、ですか？」

手毬「知ってるの？」

学P「いえ、実は……大人だったときから子供になっちゃったんです。実感は無いですけど……」

手毬「dice1d3=1 (1) 」

1 は？　何言ってるの？

2 予定通り……

3 ……もしかしてそれ、プロデューサーの服？

手毬「そんなことあり得ないでしょ。夢でも見てるんじゃない？」

学P「たぶん、本当なんです。信じてください！　月村さんの顔と名前も覚えてますし！」

手毬「信じてって……」

dice1d3=3 (3)

1 手毬「じゃあ、覚えてる？」

2 手毬（なんか、やけに真剣だな……いったん信じてみようかな）

3 dice1d13=5 (5) が入室してくる（手毬の場合、学園長）

リーリヤが担当かどうか

dice1d2=1 (1)

1 担当

2 担当ではない

リーリヤ「失礼します」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

手毬「！　リーリヤ、いいところに来た！」

リーリヤ「手毬ちゃん？　どうかした？」

手毬「なんか、子供に戻っちゃったていうプロデューサーと同じ名前の子供がここにいるんだけど、なにか知らない？」

リーリヤ「dice1d3=1 (1) 」

1 ああ、成功したんですね ﾎﾞｿｯ

2 知らないです……

3 そういえば……dice1d13=10 (10) が似たようなこと言っていたような……（手毬、リーリヤなら学園長）

手毬「リーリヤ？」

リーリヤ「手毬ちゃん、耳借りるよ」

手毬「？　いいけど……」

リーリヤ「実はね……」

dice1d3=1 (1)

1 広ちゃんに子供になる薬を作ってもらってね

2千奈ちゃん秘蔵の薬を譲ってもらったんだ

3スウェーデンの秘術、使っちゃった

！！！！！

リーリヤ「センパイの飲む水に混ぜてみたんだ」

手毬「……それで……プロデューサーが小さくなっちゃったってこと？」

リーリヤ「はい、広ちゃんの薬の効果は……ちゃんとあったみたい」

学P「あの……葛城リーリヤさんですよね……」

リーリヤ「あっ、センパイ。ううん、だいき君。そうだよ。わたしは葛城リーリヤです」

リーリヤ「その服着づらいよね。持って着たこの服に着替えて」

学P「……分かりました」

カーテン裏で服を着替える学P

手毬（………………）

手毬（dice1d3=1 (1) ）

1 どうして子供に？

2 確かに子供のプロデューサーは結構可愛いな

3 とりあえず何も考えないようにしよう

手毬「ねぇ、リーリヤ」

リーリヤ「何？手毬ちゃん」

手毬「どうして、プロデューサーを子供にしたの？」

リーリヤ「それはね、手毬ちゃん……」

リーリヤ「dice1d3=3 (3) 」

1 わたし、子供の方が好きだから

2 センパイを子供にして、いっぱい甘やかしたいなって

3 センパイを独占したかったから

手毬「？　それってどういう……それに子供にしたのとどんな関係があるの？」

リーリヤ「…、ふふ、手毬ちゃんは気にしなくていいよ。だって」

リーリヤ「dice1d3=2 (2) 」

1 手毬ちゃんにも薬、飲ませてるから

2 ここでおとなしくしてもらうから

3 手毬ちゃんには関係ない話だから

手毬（──！何かまずい！逃げなきゃ）

手毬（でも、子供になったプロデューサーも放っておけない）

リーリヤ「手毬ちゃん。動かないでくださいね……」

手毬（！　あれは……スタンガン！？）

学P「あの……月村さん……？　葛城さん……？」

手毬「！　プロデューサー、逃げるよ！！」

dice1d100=31 (31)

50以上で逃走成功

リーリヤ「だめだよ。手毬ちゃん」

手毬「な！、間に合わな……」ﾊﾞﾀﾝ

学P「月村さん！！」

リーリヤ「ふふ、だいき君。わたしと一緒にいいとこ、いこう」

スタンガンﾁﾗﾁﾗ

学P「…………」

dice1d3=3 (3)

1 逃げる

2 ついていく

3 dice1d13=3 (3) が入室（手毬、リーリヤの場合、＋1）

ことねが担当かどうか

dice1d2=1 (1)

1 担当

2 担当ではない

ことね「プロデューサー、いますかー」

学P（！　あの人は藤田さん！？）

学P（dice1d3=2 (2) ）

1 助けてもらおう

2 藤田さんが葛城さんと話してる間に……

3 いや、葛城さんについていこう

ことね「あっ、リーリヤちゃん……」

ことね「……！？　何？この状況！？」

リーリヤ「それはね……ことねちゃん……」

学P（今だ！）ﾀﾞｯ

リーリヤ「だいき君！？　待って！！」ﾀﾞｯ

ことね「ちょちょ、どういこと！？！？」

dice1d100=22 (22)

50以上で逃走成功　（隙をついたので補正＋20）

リーリヤ「ふふ、逃げちゃだめだよ、だいき君」

学P（逃げ切れなかった……どうしよう……）

dice1d3=3 (3)

1 諦めてリーリヤについていく

2 ことねが追いかけてくる

3 dice1d13=10 (10) が現れる（重複はあさり先生）

佑芽「あ、リーリヤちゃんだ！それと……君は？」

学P（…………）

dice1d3=3 (3)

1 学P「助けてください！」

2 学Pが佑芽に抱きつく

3 学P「だいき、です……」

佑芽が担当かどうか

dice1d2=2 (2)

1担当

2担当ではない

佑芽「だいき君かぁ。どうしてここにいるの？」

リーリヤ「そっ、それはね。この子、センパイの親戚なんだって。この学園を見たいらしくて来たんだって……」

佑芽「へぇー、じゃあ、プロデューサーさんは？」　

リーリヤ「それが、忙しいみたいで……今はわたしが見てるんだ」

佑芽「なるほどー」

佑芽（……それにしても）

佑芽（dice1d3=2 (2) ）

1 プロデューサーさんと全く同じ匂いがする……

2 ん、だいき君が何か言ってる……

3 いや、気の所為かな

学P「dice1d3=2 (2) 」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

1 に、げ、て　

2 た、す、け、て　

3 き、に、し、な、い、で

佑芽「！」

リーリヤ「……佑芽ちゃん？どうしたの？」　　

佑芽「……リーリヤちゃん！」

佑芽「dice1d3=3 (3) 」

1 向こうから清夏ちゃんが！

2 あたしも一緒にだいき君を見てもいい？

3 なにか、あった？

すっと、リーリヤたちに近づく佑芽

佑芽「だいき君、怯えてるよ？」

リーリヤ「そんなことないよ。ね、だいき君！」

佑芽「へぇー……」　

リーリヤ「！」

リーリヤはスタンガンを佑芽に突き出す

佑芽「なっ！！！」

dice1d3=3 (3)

1 さっと避けて学Pを連れて逃げる　

2 佑芽の反撃。リーリヤを突き飛ばす

3 不意を突かれて、スタンガンに当たる

佑芽「う、ご、け、ない……」

リーリヤ「ごめんね、佑芽ちゃん。でも、佑芽ちゃんが悪いんだよ。疑うなんてするから」

佑芽「なん、で」

リーリヤ「………」

リーリヤ「……だいき君、行こう」

学P「……ﾁﾗ、…………はい」

dice1d3=3 (3)

1〜2 助けは来ない。リーリヤに学Pは連れ去られた

3 誰か来た。dice1d13=10 (10) （リーリヤ、佑芽、手毬の場合はことね）

ことね「………………追いついた」

リーリヤ「！？！？」

ことね「…………ねぇ、リーリヤちゃん。その持ってるスタンガンで手毬と……佑芽を倒したんだ」

リーリヤ「ことねちゃん！？これは、違くて！？」

ことね「違くねぇだろ！ちっとも！！なに？その子に何か秘密でもあんの！！」

dice1d3=1 (1)

1 リーリヤ「倒さなきゃ」ｽｯ

2 学P「俺はだいき。手毬さんにはプロデューサーって呼ばれました」

3 リーリヤ「この子は……関係ないよ？」ｱｾｱｾ

リーリヤ「ことねちゃん！ごめん！！」

ことね「なっ！！」

dice1d100=42 (42)

50以上でスタンガンを避ける

ことね「がっ……あ……」ﾊﾞﾀﾝ

リーリヤ「ふふ、これで邪魔者はいなくなったよ、だいき君、行こう」

dice1d4=4 (4)

1 学Pはこの隙に逃げ出していた

2〜3 学P「……うん、わかった」

4 佑芽が起き上がる

リーリヤ「！？　佑芽ちゃん、なんで！？」

佑芽「………っ……」

佑芽「……その、子が、助けてっ、て言ったから……」

佑芽「……あたしは、立つよ！リーリヤちゃん！」

リーリヤ「…………なら、もう一度倒します」

リーリヤ「これで……今度こそ倒れてください！！」

佑芽「受けて立つよ！リーリヤちゃん！」

リーリヤは佑芽に接近する──

dice1d4=2 (2)

1 リーリヤの攻撃を避けて佑芽は学Pを連れ去る

2 学Pがリーリヤを突き飛ばす

3 佑芽はダメージが残っている。攻撃が当たってしまった

4 佑芽は攻撃をかろうじて避ける

リーリヤ「──え！？」ﾄﾞｻｯ

学P「葛城さん……俺、あなたのことが……すごく、怖いです」

リーリヤ「！？」

学P「佑芽さん！」

佑芽「うん、今のうちに逃げるよ！」

リーリヤ「！！　待って、行かないで！」

佑芽「いーやーだーーー」

リーリヤは遅れて、二人を追いかける

dice1d5=3 (3)

1.3.5 逃走成功

2.4 逃走失敗。佑芽は再びスタンガンの攻撃を受ける

数分後

佑芽「はぁ、はぁ……うーん、流石にまだ体動かしずらいなー」

学P「でも、逃げられたみたいです」

佑芽「うん、良かったね、だいき君！」

学P「はい。でも……」

学P「dice1d3=3 (3) 」

1 抱っこは恥ずかしかったです

2 おんぶは恥ずかしいです

3 葛城さんはどうして俺を……

佑芽「そういえば……プロデューサーさんの親戚ってさっき言ってたよね？」

学P「たぶん違います。俺は数十分前に大人の姿から子供の姿になってしまったんです。実感はその……無いですけど……」

佑芽「ええーーー！！それって本当！？」

学P「はい、記憶が曖昧で……覚えている人も顔と名前しか分かりません。それに……元々どういう人なのかは………………あっ」

佑芽「？　どうかしたの？」

学P 「そういえば、俺のこと、月村さんがプロデューサーって呼んでたような……」

佑芽「それって！プロデューサーさんが子供になったってこと！？」

学P「そうかもしれません」

佑芽「うーん……dice1d3=1 (1) 」

1 うん、信じるよ、だいき君！

2 うん、信じるよ、だいき君！(話を合わせるが疑念はある)

3 やっぱり、信じられないなぁ

だいきくん

>>34

じゅ...純粋だぁ...(尊ﾀﾋ)

学P「ありがとうございます」

佑芽「どういたしまして！」

学P「……そう考えると、俺を子供にしたのは葛城さんなのかもしれないです。子供服の着替えも持っていたし」

佑芽「確かに可能性は高そうだね」

学P「でも、どうして……」

佑芽「……そうだなぁ」

佑芽「dice1d3=3 (3) 」

1 子供の方が好きだから……とか？

2 子供の方が連れ去りやすい……とか？

3 何か理由があるのかも

学P「理由かー」

佑芽「どんな理由かは考えてもあたしには分からないけど……」

佑芽「特別なこと、だったりしてね！」　

学P「特別……」

学P（あの周りの人間みんなスタンガンで倒していた葛城さんの特別って……どんなことだろう）

佑芽「……そうだ、そろそろ場所を移そう。リーリヤちゃんに見つからないようにね」

学「はい、でも一体どこにいくんですか？」

佑芽「それはね……dice1d3=1 (1) 」

1 倉本邸

2 繁華街

3 プロデューサーの部屋

佑芽「千奈ちゃん家だよ。あそこならリーリヤちゃんが来ても安心だしね」

学P「……分かりました。行こう、佑芽お姉ちゃん」

佑芽「うん！」

……………………

一方リーリヤは

リーリヤ「はぁ……逃げられちゃったかな」

リーリヤ「佑芽ちゃんはすごいなぁ。あれを食らってもすぐにピンピンしてたし……」

リーリヤ「それにしても……これからどうしようかなぁ」

dice1d3=1 (1)

1 追いかけ続ける

2 ことねと手毬を回収する

3 一度、広に相談する

リーリヤ「……実は、だいき君にあげた服にGPSの発信機をつけてるんだよね」

リーリヤ「これによると……行き先は千奈ちゃんの家かな」

リーリヤ「ふふ、逃がさないよ、だいき君。すぐにわたしのものにしてあげるから」

そう言うと、リーリヤは倉本邸に向かい始めた

一方　手毬とことねは

dice1d2=2 (2)

1 まだその場で倒れている

2 保険室で寝ている　　

目を覚ましたかどうか

手毬dice1d2=2 (2)

ことねdice1d2=2 (2)

1 まだ気絶している

2 目を覚ました

手毬「……ううーん、ここは？」

ことね「保険室みたい。……手毬もリーリヤに倒されたん？」

手毬「！？　ことねもリーリヤにやられたの！？」

ことね「そう、あの子供のために……どうして、そこまで……」

手毬「……あの子、リーリヤが言うには子供になったプロデューサーなんだって」

ことね「それって、どういう？」

手毬「それが────」

dice1d13=5 (5) 「起きた？」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

（重複＋1）

千奈「起きましたか？月村さん。藤田さん」　

手毬「千奈！？……もしかして」

千奈「ええ、倒れている月村さんと藤田さんを保健室に連れてきましたわ」

ことね「ありがとう、千奈ちゃん。でも、大変じゃなかった？ここまで連れてくるの」

千奈「ええ、とーても大変でしたわ。今も足ががくがくですもの。……でも」

千奈「そのまま放って置くわけにもいきませんでしたわ。……何があったんですの？2人とも」

手毬「実は……」ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ

ことね「あの子供、プロデューサーだったんだ……」

千奈「葛城さんが一体どうして……」

手毬「分からない。でも……dice1d3=1 (1) 」

1 一回、広に話を聞いてみよう

2 あの目、本気だった

3 今、プロデューサーはどこに？

手毬　ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

広は電話出るか dice1d2=1 (1)

1 出る

2 出ない

広『なに？手毬』

手毬「ねぇ、リーリヤに子供になる薬、渡した?」

広『うん、なかなかの傑作』

手毬「そう、それをリーリヤがプロデューサーに使ったのは？」

広『dice1d3=2 (2) 』

1 知ってる。わたし、リーリヤの協力者だから

2 知らない。誰に使うかまでは聞いてない

3 ……わたしは、清夏に使うって聞いた、よ

広『それにこの薬には、副作用がある。むやみに使うものではないよ』

手毬「どんな副作用があるの！」

広『それは……dice1d3=2 (2) 』

1 年上のことが好きになりやすくなる

2 だんだん体が動かなくなる

3 すごく眠くなりやすくなる

手毬「そんな、どうにか出来ないの！？」

広『元に戻す薬も作ってある。それもリーリヤに渡した」

手毬「リーリヤが……」

広『手元にはもう薬は無い。今から作ると結構時間がかかる』

手毬「……プロデューサーの体が危なくなるまでどのくらいかかるの？」

広『……それは』

学Pの体が動かなくなって命が危なくなるまでの時間

3＋dice1d7=3 (3)

広『6時間。それがタイムリミット』

手毬「6時間……」

広『タイムリミット前に薬を飲めば元に戻って体は動くはず、頑張って』

手毬「……リーリヤにはどうして薬を渡したの？」

広『……わたしが薬を渡したのは』

広『リーリヤにdice1d3=1 (1) 』

1 大金を積まれたから

2 脅されたから

3 レッスンを手伝ってくれたから

広『このお金でつくれる？って、すごい必死な顔して聞いてきたから……作ってあげた』

手毬「そうなんだ……」　

広『……』

手毬「……dice1d2=1 (1) 」

1 ありがとう、聞きたいことは聞いた。切るよ

2 もう一つ、聞きたい事がある

広『うん……何があったか分からないけど……頑張ってね。6時間だよ』

手毬「分かった、ありがとう」

ｶﾞﾁｬ

広「dice1d3=2 (2) 」

1 大丈夫かな……？

2 わたしも少し動いてみよう

3…………これで、いいんだよね？……リーリヤ

手毬「って、広が言ってた」

ことね「そんな、6時間って……プロデューサーが子供になってからどれくらいたってるの！？」

手毬「私が、子供のプロデューサーを見つけてから……」

時計を見る手毬

経過時間

30＋dice1d90=65 (65) 分

手毬「だいたい、1時間半は経ってる。私が見つけたときよりほんの少し前に子供になってけどこのくらいだと思う」　

千奈「出来るだけ早く見つけないとですわね」

ことね「…………でも、あたしがリーリヤを見つけたとき……佑芽が倒れてて、そしてあたしも倒された。その後、プロデューサーがリーリヤから離れなければ

今もリーリヤと一緒に居るはず……」

千奈「？　でも藤田さんの周りには花海さんはいませんでしたよ？」

ことね「え、あたし結構佑芽の近くでやられたから、見つからないってことはないはずなんだけど！」

手毬「一体どういうこと……？」

一方その頃　倉本邸前

佑芽「dice1d3=3 (3) 」

1 入れてくれるってだいき君　

2 どうして入れてくれないんですかー！

3 どうして……リーリヤちゃんがここにいるの？

そっと佑芽の後ろに隠れる学P

リーリヤ「dice1d3=3 (3) 」

1 愛の力だよ、佑芽ちゃん

2 ……秘密だよ

3 発信機だよ、ねぇ、だいき君

リーリヤ「その服には発信器がついててね。ここに向かってるのがわかったから、先回りしちゃったんだ」

学P 「！？」

リーリヤ「さぁ行こう、だいき君。わたしと一緒に」

学P 「…………」

佑芽「だいき君は渡さないよ、リーリヤちゃん。例え、この身に変えても」

リーリヤ「……佑芽ちゃんにはだいき君とどんな関係があるの？なにも無いよね？」

佑芽「そっちこそ！だいき君とはどんな関係なの！」

リーリヤ「それは……ddice1d3=2 (2) 」

1 センパイに直接面倒を見てってお願いされてるから

2 その子は……センパイだよ

3 佑芽ちゃんには関係無いよ

リーリヤ「わたしがセンパイの飲む水に薬を混ぜて、子供にしちゃったんだ」

佑芽「やっぱりさっき、だいき君が言ってたこと……本当だったんだ」

リーリヤ「…………！　そっか、手毬ちゃん、だいき君のことプロデューサーって呼んじゃってたんだよね。そこから推理したのかな」

佑芽「…………でも……リーリヤちゃん。プロデューサーさんを子供にしたのはどうしてなの？」

リーリヤ「それはね…………」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ　佑芽のスマホに電話がかかる

佑芽「！」

佑芽「………………」

リーリヤ「ddice1d2=1 (1) 」

1 電話に出ていいよ、佑芽ちゃん

2 電話に出ちゃだめだよ、佑芽ちゃん

広と千奈の担当かどうか

広dice1d2=2 (2)

千奈dice1d2=2 (2)

1 担当

2 担当ではない

佑芽「ありがとうリーリヤちゃん」

ｶﾞﾁｬ

佑芽「もしもし、知奈ちゃん、なにかあったー？」

知奈『花海さん、無事なんですわね！』

佑芽「うん、あたしは元気だよ、知奈ちゃん」

知奈『良かったですわ～～あっ、花海さん。今どこにいらっしゃいますの？　子供になった花海さんのプロデューサーと葛城さんはどこにいらっしゃるかご存知ですか？？』

佑芽「…………dice1d3=1 (1) 」

1～2 二人は今、あたしと一緒にいるよ

3 二人が今どこにいるかは、分からないなぁ

佑芽「あの人にお願いできる？」ｺｿｯ

千奈『……………………！　分かりましたわ。今すぐお伝えいたしますわ』

佑芽「お願い、千奈ちゃん」

ｶﾞﾁｬ

リーリヤ「話は終わったみたいだね、佑芽ちゃん」　

佑芽「待っててくれてありがとう、リーリヤちゃん」

リーリヤ「どういたしまして…………さて、もう一度言うね。だいき君、佑芽ちゃんじゃなくてわたしと一緒に行こう」　

佑芽「渡さないよーーだ！」

リーリヤ「dice1d3=2 (2) 」

1なら、実力行使だね

2 わたしはだいき君の答えが知りたいな

3 なら、実りょ────

学P「！！」　

佑芽「だいき君の……」

リーリヤ「うん、どうかな、だいき君」

学P「………………」

学P「俺は……」

学P「dice1d100=69 (69) 」

30以下　…………一緒に、いきます

31以上　嫌です。俺は佑芽お姉ちゃんについて行きます

佑芽「だいき君……」

リーリヤ「嫌われちゃったかな……でも、諦めないよ。それは……前提だから」

佑芽「リーリヤちゃん……どうしてそこまで……」

リーリヤ「…………」

リーリヤ「まずは、佑芽ちゃんが一緒にいるのが問題だね。引き離さなきゃ」ｽｯ

佑芽「リーリヤちゃん……本当に、どうして」

リーリヤ「──理由を教えるのは佑芽ちゃんを倒してからです！！」

佑芽「──！！」

dice1d3=1 (1)

1 ？？「そうはさせません！！」

2 佑芽（ここは、だいき君を抱えて逃げる！）

3 リーリヤ「佑芽ちゃんの動きのクセは見抜いてるよ！」

リーリヤ「！？　誰！？」

倉本のメイド「私は倉本のメイド。千奈お嬢様の命にて、あなたを止めさせてもらいます」

リーリヤ「……メイドさんであろうと邪魔をするなら倒すだけ！」

リーリヤはメイドにスタンガンを当てようとする

メイド「なんの！」

メイドはリーリヤの攻撃をふわりとかわす

メイド「そんな当て方では私には当たりませんよ」

リーリヤ「…………」　

リーリヤは一度距離をとる

リーリヤ（dice1d2=2 (2) ）

1 …………二対一じゃ分が悪いかな……

2 佑芽ちゃんもメイドさんも手強い人たち……でも、今なら！！

学Pに向かって走るリーリヤ

学P（！！　巻き込まれないように離れたけど、裏目にでた！？）

佑芽「──！？　だいき君どうしてあそこに！？」

2人（まずい、この場所じゃ間に合わない！！）

リーリヤ（最後のチャンス！ここでだいき君を連れてけなかったら撤退する！！）

dice1d100=48 (48)

50以下なら連れ去り成功

学P「なっ！？」

リーリヤは勢いよく学Pを脇に抱える　

リーリヤ「よし、あとは……」

佑芽「待って、リーリヤちゃん！！」

リーリヤ「待たないよ……」

リーリヤは2つの爆弾らしきものを投げ出す

メイド「！？　あれは！？」

そして2つの爆弾が炸裂する──


メイド「────！？………これは！？」

佑芽「──目が……見えない！」

メイド「それに……この異臭は……」

佑芽「くーさーーーい、目がーーーー」

メイド「花海様対策と言うわけですか……」

メイド「…………巻かれてしまいましたか……」

メイド「……ですが……これで終わりではありませんよ、葛城様……」

…………………　

…………　

メイド　佑芽　千奈　手毬　ことね

1時間後　倉本邸内　客室にて

メイド「申し訳まりません、千奈お嬢様。命令を遂行することが出来ませんでした……」

千奈「頭をあげてくださいませ。確かにプロデューサーが連れ去られたのは残念ですが……まだ秘策はあるのでしょう？」

手毬「まだ、プロデューサーを助けられるの？」

メイド「はい、dice1d3=1 (1) 」

1 倉本による監視で葛城様を追っております

2 葛城様の行く場所はだいたい検討がつきます

3 紫雲さんに連絡しましょう。それが1番早いはずです。

メイド「そう、遠くには行っていないはずです。すぐ足取りを辿れるかと」

ことね「すごいですね……これが倉本の力かー」

手毬「ただ、場所を見つけたにしても急がないとプロデューサーの体が危ないよ……」

佑芽「だいき君が？リーリヤちゃんに何かされるってこと？」

手毬「違う、子供になる薬の副作用。あれを飲んでから6時間経つと体が動かなくなって命が危ないんだって」

佑芽「！？　それって本当！？」

手毬「うん、作った広がそう言ってたから、間違い無いないはず」

佑芽「そんな……あと、あとどれくらいなの！？」

手毬「あと……」

2時間35分＋dice1d25=11 (11) 分

手毬「あとだいたい、3時間10分くらいかな」

佑芽「3時間……そっか……」

千奈「…………葛城さん……プロデューサーを独占して……なにを……」

メイド「…………」

メイド　ピッ

メイド「…………見つかりましたか？」

監視「dice1d3=1 (1) 」

1 まだ、見つかりません。いちアイドルだというのに手強いですね……

2見つけました。居場所は……

3見つかりません……ですが、手がかりのようなものは見つけました。

メイド「分かりました、引き続き捜索を」

監視「はっ」

メイド「…………」

5人「…………………………」

ことね「…………あーー黙ってても何も始まらないからさ、一旦dice1d3=1 (1) 」

1 清夏に連絡してみよ？

2 リーリヤの部屋に行ってみよ？

3 状況を整理しよう

佑芽「清夏ちゃんに？」

ことね「そうそう、清夏ってリーリヤの親友じゃん？だったら何か知ってるかもって思って」

手毬「いいね、ことね、掛けてみて」

ことね「ほいほい……」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

清夏は電話に出るかどうか

dice1d2=2 (2)

1 出る

2 出ない

出た場合、聞こえた声は……

dice1d2=1 (1)

1 清夏の声

2 女の子の声

ことね「…………出ないや」

千奈「……たまたま、ですわよね。例えば……すでに葛城さんに子供にされてるとか……」

佑芽「無い……とは、言い切れないね」

手毬「……これからどうしよう」

メイド「……ならば、僭越ながら一つ提案が」

千奈「話してくださいませ、香名江」

メイド「では……dice1d3=3 (3) と言うのはどうでしょう」

1 現在の状況を整理する

2 リーリヤの部屋に行く

3 今いらしたdice1d13=3 (3) 様に協力していただく

（この場いるメンバーとリーリヤ、清夏の場合＋1）

麻央「やあ、みんな失礼するよ」

ことね「麻央先輩！？どうしてここに！？」

麻央「実は……広に頼まれてね」

千奈「篠澤さんにですの？」

麻央「ああ……dice1d3=1 (1) 」

1 実はあるものを届けてほしいと言われてね

2 リーリヤの居場所……ボクなら多分わかるよ

3 伝言を預かっている

手毬「あるもの……？」　

麻央「……これさ」

麻央が取り出したもの

dice1d3=1 (1)

1 透明になる薬

2 五感が敏感になる薬

3 リーリヤが書いていたノート

>>76

広　透明....あ(察し)

それはヤバいやつ……いや、あのスレの設定なら広以外が飲む分には問題ないのか

佑芽「透明？」

麻央「そう、広の説明によるとこれを飲めば透明人間になれるらしい。ただ服までは透明にならないから注意か必要だね」

ことね「変態不審者じゃないですかそれ」

麻央「はは、そうだね。でも、見えないから多分問題ないはずって彼女は言っていたよ」

手毬「そう言う問題ですか？」

麻央「それは使う人の倫理観と薬の効果時間の問題かな。ボクは……恥ずかしくて飲まないけど」

麻央「効果時間は……」

dice1d60=38 (38) 分

副作用があるかどうか

dice1d2=2 (2)

1 ある

2 無い

麻央「効果時間は38分、これには目立った副作用は無いから安心してと言っていた」

佑芽「広ちゃんはなんでも作っちゃうねー」

ことね「でも……これ、誰が飲むの？」

6人「……………………」

千奈「…………これは使用するときになったら考えましょう？有村先輩、持って来て頂いてありがとうございました」

麻央「ああ、これがみんなの助けになるなら良かったよ。でも……」

麻央「ボク自身の助けも必要かい？」

手毬「それは……」

手毬「……dice1d2=1 (1) 」

1 やっぱり、有村先輩を巻き込むのはやめよう

2 必要です。仲間に加わってください

ことね「手毬？なんで断るの？人手は多い方が良いじゃんか」

手毬「dice1d3=2 (2) 」

1 これは私たちの問題。関わる人は少ない方がいいよ

2 だって、有村先輩が持って来たもの。もう一つありますよね

3 だって有村先輩、何故か体調悪そうだし

麻央「おや、ばれていたのかい？」

手毬「鞄の中、ちらっとだけ見えてしまったので……」

麻央「そうか……なら、仕方ない。本当は渡さないつもりだったんだけどね」

そう言って麻央はまた一つ、鞄から取り出した　

取り出したもの

dice1d3=2 (2)

1 手紙

2 謎の箱

3 ナイフ

佑芽「箱？……あっ」

麻央「そう、『リーリヤより』……箱の蓋にはそうには書いてある」

ことね「これは……リーリヤから渡されたんですか？」

麻央「ああ、今日の朝、時が来たら開けてくださいとリーリヤから渡されたものだ」

麻央「だが、広から聞いた話だがリーリヤが何かやらかしたんだろう？だから怪しいと思ってね。何が入ってるか分からないから渡すのはやめておこうかと思ったんだ」

ことね（これは……麻央先輩も怪しい？）　

手毬（私は怪しいと思う）　　

ことね（……確かにナー）

麻央「今はその『時』かな……開けてもいいかい？」

千奈「……お願いいたしますわ」

麻央「では……開けるよ」　

箱の中身　dice1d3=2 (2)

1 子供になる薬の解毒薬

2 箱を開けることで起動する時限爆弾

3 シルヴェスタの小型フィギュア

箱の中身は誰がどう見ても時限爆弾だった

11 ﾋﾟｯ　10 ﾋﾟｯ

麻央「え」

メイド「────！！！お嬢様！！」

メイドは素早く箱を掠めとると勢い良く窓を開け外にぶん投げた

……ドーンという音を聞いたのはそのすぐ後だった

６人「──────」

麻央「どう……して……」

腰が抜けた麻央のその言葉に答えを返せる人間はこの場にはいなかった

ちなみに爆弾の中身はdice1d2=2 (2)

1 出来が良すぎるおもちゃの爆弾

2 本物の爆弾

一方その頃　リーリヤ　学P

学P「……ここは、どこ、ですか？」

リーリヤ「秘密だよ、だいき君。千奈ちゃんの家の前でやんちゃしちゃったから、ここまで来るのは大変だったけど……」

リーリヤ「うん、最後はこの場所だよね」

学P「？」

リーリヤ「…………」

リーリヤ「そういえば、だいき君……体は大丈夫？」

学P「体……」

学P「dice1d2=1 (1) 」

1 なんともないです

2 なんだか、動かすのが、少し辛い

リーリヤ「そっか。まだ大丈夫そうだね」

学P「まだ？」

リーリヤ「なんでもないよ、だいき君。それより、ようやく2人きりだね。こうなるためにかなり苦労しちゃった」

学P「…………」

リーリヤ「でも、まだお楽しみの時間には早いみたい、それまでは……」

リーリヤ「dice1d3=3 (3) 」

1 佑芽ちゃんたちへのおもてなしの準備をしようか、だいき君

2 手を出しちゃってもいいよね

3 ここを少し離れるからじっとしていてね、だいき君

学P「？　どこかに行くんですか？」

リーリヤ「うん、いろいろあってね。どうしても行かなきゃいけないんだ。すぐ戻るから」

学P「……分かりました」

リーリヤ「逃げ出したら、許さないからね」

そう言って、リーリヤは学Pを置いて出ていった

学P「……………………行っちゃった」

学P（dice1d3=3 (3) ）

1 今なら逃げられる？

2 少しその辺を物色しよう

3 おとなしくしていよう

学P（何されるか分かったもんじゃないしな……）

学P（それに……）

学P（佑芽お姉ちゃんたちが助けに来てくれるはず……だよね？）

学P（…………ん？）

学P（dice1d3=3 (3) ）

1 手が少し動かしずらいような……

2 何か落ちてる……

3 気の所為かな……音がしたような……

学P（…………）

学P（やっぱり、聞こえる……）

学P（音は……この箱から聞こえるみたいだ……）

学P（……開けようかな？）

dice1d2=2 (2)

1 開ける

2 開けない

学P（やっぱり、やめておこう。なんか怖いし……）

学P（……来て、くれるかな……佑芽お姉ちゃん）

30分後　倉本邸

メイド「有村様は一時的に倉本で拘束させて頂きます」

ことね「仕方ないよね……あんなことが起きれば……」

手毬「本当にリーリヤは何を考えているの……」　

千奈「それを知るためにわたくしたちは出来ることをいたしましょう」

佑芽「出来ること？」

千奈「ええ、dice1d3=1 (1) 」

1 実は……葛城さんの居場所を突き止めたと先ほどお聞きしました

2 ……まずは……今までの状況を整理しましょう。現状はそこから突破出来ると思いますわ

3 時間がありません。今は闇雲でもいいから葛城さんを探しましょう

佑芽「本当に！？」

千奈「ええ……時間はかかってきしまったがその分、確実だと…仰っていたそうですわ」

千奈「場所は……dice1d3=1 (1) 」

1 学Pの住んでる部屋

2 マンションの一室

3 初星学園の礼拝室

手毬「プロデューサーの……」

千奈「ええ、そこへ向かいましょう」　

ことね「……待って。千奈」

千奈「何でしょうか」

ことね「もし本当に、そこにリーリヤとプロデューサーがいたとしても……子供になったプロデューサーを何とかする薬も……そこにあるとは限らなくない？」

千奈「それは……確かにそうですわね」

ことね「だから……リーリヤとやり合う班と薬を探す班で別れた方が良いんじゃないかって……」

メイド「なるほど……これならお嬢様も出来る仕事ですね」

千奈「香名江！？」

メイド「申し訳ありません。お嬢様。ただ……こちらとしてもお嬢様に荒事の真っ只中には、いてはほしくないのです」

千奈「……分かりましたわ……では班分けをいたしましょう」

dice1d2=2 (2)

1 【リーリヤ班】佑芽 メイド 手毬【薬班】千奈 ことね

2 【リーリヤ班】佑芽 メイド ことね【薬班】千奈 手毬

ことね「……メイドさんは千奈と一緒じゃないんだ」

メイド「出来れば私も一緒にいたいのですが……お嬢様のご命令、花海様とプロデューサー様を助けること。これをまだ完遂してはおりませんゆえ、ご容赦願いたく存じます」

千奈「分かりましたわ……怪我はしないでくださいませね」

メイド「善処いたします」　　　

佑芽「……そういえば、千奈ちゃん家のSPさんは？一緒に来てくれる……とかは？」

メイド「それに関しては私から。実は……dice1d3=1 (1) 」

1 大旦那様と大奥様が現在、大型の会談に出席中でして……

2 旦那様と奥様が現在、危険なエリアの視察を行っております

3 大旦那様が……一大休暇だと言って、本日は完全休暇にさせております

メイド「dice1d3=1 (1) 」

1 しかも、会場に爆破予告が届いており、9割以上のSPが今そちらにおります

2 手を選ばない相手ゆえに9割以上のSPが今そちらにおります

3 威圧感を出すために9割以上のSPが今そちらにおります

ことね「多すぎじゃない？」

メイド「それほど大切な方なのです。今現在の千奈様のSPは私のみにはなっているのですが……」

千奈「こちらのことは気にせず、ですわ」

メイド「ありがたきお言葉、感謝いたします」

手毬「……ともかく時間は無い。行くなら早くしよう」

手毬「みんな、準備はいいよね！」

dice1d3=1 (1)

1 佑芽「うん、行くよ！みんな！！」

2 ことね「ちょっと待って！」

3 千奈「はい、行きましょう、皆様！」

リーリヤ　学Pの部屋前

リーリヤ「ふふ、戻って来たよ、だいき君。待たせちゃってごめんね……」

リーリヤ「dice1d3=1 (1) 」

1 ……コフッッゴフッッ……はぁ……はぁー

2 これからはいつまでも一緒だよ、ふふ

3 じゃあ、入ろう清夏ちゃん

そしてリーリヤは部屋に入室する。……すで日は落ち、街は明かりに満ちている。彼のプロデューサーが子供になってから始まったこの狂乱の時間も、もうじき終わりのときを告げようとしていた

リムジンにて　手毬　千奈

手毬「……ことねたちとは別の車なんだね」

千奈「ええ、その方が効率的に動けますでしょう？」

手毬「確かに、そうだけど……」

手毬「それで、どこから探すの？　時間も無いし、探す場所も限られるよ」

千奈「まずは……dice1d4=3 (3) 」

1 葛城さんの部屋に行きましょう

2 1年1組に行きましょう

3 星南お姉さまに協力をお願いしましょう

4 真城さんに協力をお願いしましょう

初星学園　生徒会室　

星南「薬の捜索？」

千奈「ええ、協力をお願い出来ないでしょうか？」

星南「それはいいのだけど……薬のことなら篠澤さんのほうが適任ではないかしら」

手毬「dice1d3=3 (3) 」

1 恐らく動き回ると思うので……広は適してはいません

2 十王会長には校内放送で今残っている生徒や教師たちに呼びかけてほしいんです

3 広は今……ダウンしてると先ほど連絡を頂きました

星南「そうなの？」

千奈「ええ、レッスンで倒れたそうですわ」

星南「そう……いつもどうりね」

星南「分かったわ。協力しましょう。何からすればいいかしら？」

手毬「dice1d3=1 (1) 」

1 十王会長には校内放送で今残っている生徒や教師たちに呼びかけてほしいんです

2 十王会長はリーリヤの部屋を調べてほしいんです

3 十王会長、一緒にリーリヤが行きそうな場所を捜索しましょう

星南「分かったわ、任せておいて。もし報告が来たらすぐに千奈に連絡するわ」

千奈「ありがとうございますわ」

手毬「じゃあ、私たちは私たちで薬探しを始めよう」

千奈「では……dice1d4=3 (3) に行きましょう」

1 葛城さんの部屋

2 事務所の教室

3 1年1組

4 礼拝室

1年1組

手毬「リーリヤの席はここだっけ……」

千奈「机の中は……」

dice1d100=56 (56)

（30以下で何かある）

千奈「何もありませんわね」

手毬「じゃあ、後は……」

千奈「廊下のロッカーですわね」

手毬「…………そもそも貴重な薬を学校に置いてくのかな、リーリヤは」

千奈「今の葛城さんは何を考えてるか分かりませんわ、一つ一つ探しましょう」

手毬「……それもそうだね」

千奈「……では、開けますわよ」

dice1d100=61 (61)

（50以下で何かある）

千奈「こちらにも何も……ありませんわね」

手毬「教室に無いとすると次は……」

千奈「葛城さんの部屋ですわね」　

dice1d100=71 (71)

（70以上で星南から連絡がかかってくる）

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

千奈「星南お姉さまからですわ！」

ｶﾞﾁｬ

千奈「もしもし、何か情報はありましたか？」

星南「もしもし、千奈。なんとね……dice1d3=1 (1) 」

1 薬に関する情報がでたわ

2 千奈たちに会いたいという人が来たわ

3 薬ではないのだけど、面白いものが見つかったわ

生徒会室

手毬「それで情報と言うのは！」

星南「落ち着いてちょうだい。……その話はdice1d4=2 (2) から聞くといいわ」

1 咲季

2 莉波

3 美鈴

4 燐羽

千奈「莉波お姉さまが？」

莉波「うん、実はね昨日……」

莉波「dice1d3=1 (1) 」

1 リーリヤちゃんから箱をもらったんだ

2 礼拝室の奥に置いてあるのを見たんだ

3 生徒会室に地図が届いてたんだ

2人「！！？？」

莉波は鞄から箱を取り出した

その箱の蓋には『もどすくすり』と書いており、麻央が持っていた箱と同じ大きさだった

莉波「昨日、リーリヤちゃんからもらったんだ。時が来たら開けてくださいって。今がその『時』なのかな？」

千奈「まっ、待ってくださいませ！箱は開けないでわたくしたちに譲ってくださいませんか？」

莉波「でも……開けないと本当に薬かどうか分からないよ？」

手毬「dice1d2=1 (1) 」

1 開けないでください。さっき似たような箱を開けたら爆発したので

2 今はその時では無いと言うことで……譲ってもらえませんか？

星南「それって本当なの？」

千奈「ええ、残念ながら本当のことですわ」

手毬「でも確かに本当に求めていた薬かもしれない。他にも探すつもりですが、確保自体はしておきたいです」

星南「dice1d3=2 (2) 」

1 いいわ、持って行きなさい

2 だめよ、危険じゃない

3 それはここで保管しておくわ、必要になったら開けに来なさい

星南「そんな危ないものを持っていくなんて許さないわ」

千奈（どういたしましょう）

手毬（ここは……dice1d3=2 (2) ）

1 今は緊急時。あの箱を奪おう

2 『時』が来たら奪うために私がここに残るよ

3 今は諦めよう、千奈

千奈（わたくしは……）

手毬（千奈は引き続き捜索して、他にも出てくるかもしれないから）

千奈（……分かりましたわ）

千奈「星南お姉さま、莉波お姉さま。わたくしまた探しに戻りますわ」

莉波「手毬ちゃんは？」

手毬「私は……少し疲れたのでここで休みます」

星南「…………好きにするといいわ」

千奈「では、行ってまいりますわ！」

手毬「いってらっしゃい、千奈」

そうして千奈は薬の捜索に戻った。

手毬（果たしてこの爆弾……薬なのか、爆弾なのか、どっちなんだろう……麻央先輩に莉波先輩。もしかして他にも渡している人がいる？）

手毬（例えば……そう、清夏とか）

少し前　倉本邸

ことね「えーと、私たちの役割って、リーリヤを何とかして動けなくして、プロデューサーを連れ戻すことで合ってるよね」

佑芽「うん、そうだね。合ってるよ、ことねちゃん」

ことね「ならさぁ、あたしってぶっちゃけ戦力外じゃね？佑芽とメイドさんだけでなんとかなりそうじゃん」

メイド「そうも行きません。この、透明になる薬で奇襲する人員が最低でも一人はほしい。そして葛城様は強い。出来れば二対一以上にはなって気を引いておきたいのです」

ことね「あーありましたね、それ……でも、それ誰がつかうんですか？」

メイド「それは……dice1d3=2 (2) 」

1 佑芽

2 ことね

3 メイド

メイド「それは……藤田様です」

ことね「あたし！？嫌ですよ！！」

メイド「理由はあります。プロデューサー様が連れ去られたとき、その場にいたのは私と花海様の2人。当然、葛城様は私たちが追ってくると警戒しているはずです」

ことね「それは……そうだと思いますけど……」

メイド「ですので、私たちのどちらかが透明になり、出てこなければ奇襲を警戒されてしまいます。なので、この場では藤田様が1番の適任なのです」

ことね「……………………納得はしましたけど……」

ことね「dice1d3=2 (2) 」

1 それとこれとは話が別です！！裸になんてなりたくありません！！

2 わ、か、り、ま、し、たー！！！飲めばいいんでしょ、飲めば！！

3 ……ぎりぎりになって誰かが気をそらしているうちに戦闘中にこっそり飲むっていうのは……

メイド「ありがとうございます、藤田様」　

ことね「あたししか適任がいないならやりますよ！！もう何でも来ーい！！！」

佑芽「…………それで、メイドさん。作戦とかはあるんですか？……もしかして、入ったらそのまま流れでーとかですか？」

メイド「もちろん作戦はあります。簡素なものですが……」

ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ

ことね「……………………分かりました！！！やってやりますよ！！」

佑芽「うん、いいと思うよ！！」

メイド「よろしくお願いします……あっ」

倉本家使用人「ご所望のものをお持ちしました。これを」

持って来たもの　dice1d3=2 (2)

1 護身用スタンガン

2 弱めの催涙スプレー

3 スーツケース

メイド「ありがとうございます。…………必要なものも揃いました。では今度こそ行きましょう、お待たせして申し訳ありません」

佑芽「うん、いいよ。……だいき君待っててねー！！！、今行くよーーーー！！！」

ことね「声がでかいっての、……はぁ行くかー」

メイド「お嬢様の命、果たして参ります」

佑芽（本当に無事でいてね、だいき君）

現在の学Pが子供になってからの経過時間

2時間46分＋30分＋dice1d40=26 (26)

千奈が再び捜索に戻った頃　学Pの部屋　

学P（……なんだか……少しだけ体が変な気がする……動かしづらいような……そんな感じがする……）

リーリヤ「そういえば、だいき君ってほとんど記憶が無いんだっけ」

学P「はい、無い……です、ね」

学P（なんだか……口も動かしづらいような……）

リーリヤ「……そっか……まぁ、こだわりすぎても意味はあまり無いし、しょうがないかな」

リーリヤは少しカーテンを開け空を見る

リーリヤ「あの日もこんな夜……だったかな」

学P（？）

リーリヤ「…………だいき君。お楽しみの前に、これだけは」

dice1d3=2 (2)

1 ﾁｭ

2 リーリヤ「……ごめんなさい、センパイ」

3 そう言ってリーリヤは学Pが気になっていた音のする箱を手に取った

リーリヤ「今日の出来事は全部わたしのわがままです。怖い思いをさせてしまいましたが……」

リーリヤ「dice1d3=3 (3) 」

1 ……もう、来てしまいましたか。残念です

2 元に戻れば今日の子供になっていた出来事のことは全部忘れます

3 わたしにはもう、時間が無いので

学P「時間？」

リーリヤ「………………」

リーリヤ「わたしが自由に動けるのは、今日まで……そういう意味です」

学P（…………？）

リーリヤ「少し乱暴が過ぎたと自覚していますが………………あ、やっぱり、来ちゃいましたね」

学P「誰が？」

リーリヤ「佑芽さんと千奈ちゃんのメイドさんです」

dice1d3=3 (3)

1 リーリヤ「でも……このだいき君との最後の時間。邪魔なんてさせないよ」

2 学P「佑芽、お姉ちゃんが！？」

3 今も箱からは静かな音を発している。その音は何かも予兆するようにも学Pには思えた

訂正　その音からは何かを予兆するかのようにも学Pには思えた

佑芽side

メイド「プロデューサー様の部屋の中には……」

メイド「dice1d3 = 」

1 ドアを開けて侵入します

2 窓から侵入します

3 ドアと窓、両方から侵入します

学Pの部屋がある階層

dice1d10=10 (10) 階

佑芽「プロデューサーさん部屋……開けてくれるかな？リーリヤちゃん」

メイド「して頂かなくても無理矢理入るしかありません」

佑芽「鍵と……あと、チェーンは？」

メイド「鍵はdice1d3=2 (2) 」

1 私のピッキングで開けます

2 実は……鍵を預かっております

3 花海様の力でこじ開けます

メイド「チェーンはdice1d3=1 (1) 」

1 時間は少しかかりますが……切断します

2 花海様の力でなんとかなりませんか？

3 紐で開放します

訂正　プロデューサーさんの部屋……開けてくれるかな？リーリヤちゃん

佑芽「チェーンはあたしがやります！でも……鍵は誰から？」

メイド「それは……dice1d3=2 (2) 」

1 藤田様が持っていました。たまに部屋に行っているそうです

2 月村様が持っていました。最近ようやく渡してくれましたと言っておりました

3 倉本で所有しておりました。たまに私が仕える家が恐ろしく思えますね

数週間前

手毬「本当に貰っていいんですか！」

学P「はい、いつでも自由にとは言いたくないですが……dice1d3=2 (2) 」

1 月村さんなら……良いですよ……///

2 毎日、家の前に来てせがまれるの大変でしたからね

3 葛城さんと藤田さんにも渡してあるのに月村さんに渡していないのは不公平でしたから

学P「どうして……そんなに欲しかったんですか？」

手毬「dice1d3=2 (2) 」

1 きっ、聞かないでください///

2 リーリヤが持っててずるいと思ったんです！仲間はずれにしないでください！

3 秘密の隠れ家ってカッコいいじゃないですか。それに──

現在

佑芽「着きました！」

メイド「鍵を開けたら……お願いしますね」

佑芽「はい、開けてください！」

メイド「では……」

ｶﾞﾁｬ

ｶﾞﾁｬﾝ!!

佑芽「やっぱり、チェーン！でも！」

佑芽がチェーンを破壊するスピード

dice1d10=1 (1) 秒

5秒以上でリーリヤの妨害

佑芽「えい！」

メイド（早っ、この人いったいどれほどの力が……）

メイド（いや、それより中！）

ドアを開けた先、玄関には……

dice1d3=3 (3)

1 何も無い。リーリヤは部屋の奥にいる

2 リーリヤによる木刀の先制攻撃だべ！！

3 目の前にリーリヤが逃げたときの爆弾の一つが──

メイド「まずい──！！」

dice1d2=2 (2)

1 佑芽が思いっ切り蹴り飛ばす

2 そのまま炸裂する

1の場合ダメージ軽減

メイド　dice1d2=1 (1)

1 まともに食らう

2 ドアの裏に隠れ耳を手で覆う

佑芽　dice1d2=2 (2)

1まともに食らう

2 後ろを向いて耳を手で覆う

メイド「くっ……あっ、これ、では……」

佑芽「う……うおおおおおおおおお」

佑芽は目を閉じたまま部屋の中に突撃する

リーリヤ「さすがだね。あれだけじゃやっぱり足りないか……でも、ダメージは大きい！！」

リーリヤはスタンガンを突き刺す

dice1d100=16 (16)

50未満でリーリヤの攻撃が当たる

佑芽　ﾊﾞﾀﾝ　

リーリヤ「さて、後はメイドさんだね」

リーリヤ「…………？　足音？」

リーリヤは外を見る

リーリヤ「何、あれ。浮いてる？」

浮いてるもの

1 ことねの服
2 スタンガン
3 気の所為だが違和感がある

リーリヤ「あれはことねちゃんの服！？」

リーリヤ（dice1d2=1 (1) ）

1透明人間が着ているみたい

2 でも、ぶんぶん振り回されてる……

リーリヤ（でも……下は履いてない………）

リーリヤ（dice1d3=3 (3) ）

1 とりあえず……後退！

2 とりあえず……メイドさんをやってから後退！

3 迎えうつよ、透明人間さん！

ことね（大きな音したから思わず全部脱ぐ前に思わず飛び出して来ちゃったけど……）

ことね（あの感じだと佑芽はやられちゃったかな）

ことね（……んで、リーリヤちゃんは私を怖がって下がってくれるかと思ったけど……ダメそう）

ことね（さっきのリーリヤちゃん速かったからナー……まぁ、腕が見えないアドバンテージでなんとかしたいケド）

ことね（dice1d3=2 (2) ）

1 ……ん、メイドさん？

2 あのときは不意打ち気味だった。今なら出来ると思うしか無い！

3 うわ、リーリヤちゃんなにか取り出してる

ことね（うおおおおおおおお！！！！！）

ことねはリーリヤのスタンガンの攻撃をかわしつつ、みぞうちに殴りかかる────！！！

dice1d100=33 (33)

50未満なら当たらない。20 以下ならスタンガンに当たる

ことね（当たらない！！）

リーリヤ（腕は見えないけれど、袖の動きから軌道は見える）

リーリヤ（これなら！！）

リーリヤ（────！！）

dice1d4=2 (2)

1 学P「佑芽お姉ちゃん！！！」

2 後ろにいたメイドがリーリヤに膝カックンする

3 ことねは回し蹴りを仕掛ける

4 リーリヤは再びスタンガンで攻撃する！！

リーリヤ「なっ──」

ことね（これならああああああ）

リーリヤ（──まずい！）

dice1d3=1 (1)

1 ことねパンチがリーリヤに当たる

2 当たる前に部屋の中に撤退する

3 そのまま勢いのまましゃがむ

リーリヤ「うぐぅ──」

ことね（入った！！）

dice1d3=2 (2)

1 リーリヤ「……見えなくても！これならぁぁぁぁ！！」

2 メイド「これで……とどめでございます！！」

3 リーリヤ「ごほっ……ごはぁっ……」（吐血）

メイドは催涙スプレーを取り出した

リーリヤ「あれは──」

メイドはスプレーを構える

dice1d100=2 (2)

50以下でリーリヤはスプレが噴射される前に勢い良く払いのける

メイド「あっ、スプレーがっ────……手強い方ですね」

リーリヤ「三人とも十分手強い相手ですよ……」

リーリヤ「そちらの方はことねちゃんで合ってるのかな……」

ことね「……………………」

リーリヤ「話してはくれないか……」

メイド「言葉では止まってはいただけ無いでしょう？」

リーリヤ「それは……そうですね」

リーリヤは少し2人から部屋側に距離をとる

リーリヤ「では、もう一度！！」

dice1d4=3 (3)

1 学P「や、めて！！」

2 リーリヤ（──！　透明人間さんの服が落ちた！）

3 リーリヤ「……っ……ごほぉ」

4 メイド（…………作戦は最初から崩れている、策ももうあまり無い。私たちは彼女を止められるのか？）

リーリヤ「ごほぉ……ごふぅぅ……」

リーリヤは口からポタポタと垂れ流す

リーリヤ「ああ……時間切れかな……悔しいなぁ」

ことね「リーリヤちゃん！？あたしがもしかして殴ったから！？」

リーリヤ「……違うよ、これはわたしの問題。そして……ふふ、やっぱり透明人間はことねちゃんだっんだ」

ことね「そんなことどうでもいいって！えと、救急車！」

リーリヤ「待って！！！」　

ことね「……リーリヤちゃん？」

リーリヤ「…………………わたしはもう動けません。……聞いてくれないかもしれませんが、わたしのわがままを最後に聞いてください」

そう言ってリーリヤは部屋のドア閉め2人に向き合った

学Pが子供になってからの経過時間

3時間42分＋dice1d40=34 (34) 分　戦闘終了

ここから先は千奈のイベントを挟んだ後、エピローグです。ただ、このスレ内で終わるかぎりぎり分からないのでややダイス少なめ文章長めになるかもしれません。……もし次スレに行くようであればIFルートのおねショタイチャイチャデートのSSでもオマケで書くかもしれません

むしろ平和なおねショタかと思ったらなんでこんな事に…

訂正リーリヤは口からポタポタと血を流す

少し前　千奈side

千奈「もう、心当たりがある場所はだいたい調べましたわね」

千奈「もし……他にもあの箱を葛城さんが渡していたら大変ですわ……それに、早いとこお薬を見つけませんと」

千奈「後、探していない場所は……」

千奈「dice1d3=3 (3) 」

1 ……電話ですわ

2 やはり葛城さんのお部屋に行きましょう

3 いや、人に聞き込みしたほうが良いかもしれませんわ

千奈「あたりを捜索しても無かったんですもの。誰かに渡してあるのかもしれないですわ」

千奈「あっ、あそこにいらっしゃるのは！」

dice1d3=2 (2)

1 咲季

2 清夏

3 燐羽

千奈「紫雲さんですわ！」

千奈(紫雲さんなら、葛城さんのこともよくご存知のはず！)

千奈「ごきげんようですわ。紫雲さん」

清夏「ん、ちなっちじゃん。ハロハロ～～」

清夏「……もう暗いけど、なにかあった？」

千奈「実は聞きたいことがありますの」

千奈「dice1d3=3 (3) 」

1 葛城さんに箱を頂いておりませんか？

2 葛城さんにお薬を頂いておりませんか？

3 最近の葛城さんについて気になるところはありませんでしたか？

清夏「気になること……か」

清夏「……じゃあ、逆に聞くけど、ちなっちは今のリーリヤをどう思ってる？」

千奈「今の葛城さんは……とても恐ろしい方ですわ。何をしても目的を達成する。そんな印象を受けましたわ」

清夏「目的ね……」

清夏「dice1d3=1 (1) 」

1 ……ごめん、あたしにも、今のリーリヤの考えてること全然わかんないよ

2 さっき、リーリヤに会ったんだけど……

3 やっぱり、あれに関係あるのかな……

清夏「最近のリーリヤの様子が変なのは……もちろん、わかってるけど……」

清夏「最近は……リーリヤの荷物、どんどん少なくなってるんだよね。リーリヤが大切にしてたアニメのグッズとかもどんどん手放してるし……」

清夏「リーリヤも心なしか元気がないみたいでさ。リーリヤのプロデューサーにも相談されたよ……」

清夏「………………恐ろしい方、か。あのリーリヤが、ねー。……どんなことをしていたかは聞かないけど、たぶん、リーリヤなりに頑張ってるだよね、きっと」

清夏「気になることはこんな感じだけど……でも、聞きたいのはこんなことじゃないよね」

清夏「リーリヤが何をしたいか、なにを思ってるか、でしょ？それはあたしも分からないなー」

清夏「分からない、なー……」

千奈「紫雲さん……」

千奈「では、最近、葛城さんからなにかを頂いたりとかはしてないでしょうか？」

清夏「貰ったものかーー」

清夏「dice1d3=2 (2) 」

1 あ、今日箱貰ったよ、箱！

2 預かってて、ってわたされたものならあるよ

3 手紙なら、あるよ

そう言って清夏は鞄から取り出したものは……

dice1d3=2 (2)

1 子供になる薬の解毒薬

2 白線のCD

3 ボイスレコーダー

千奈「これは……」

清夏「うん、リーリヤの歌のCD。しかもサイン入り。どうしてあたしに渡したんだろうねー、あたしも持ってるのに」

千奈「……C、D」

清夏「んー、求めているものと違ったか」

清夏「後は……dice1d3=3 (3) 」

1 これかな……

2 極光のCDかな

3 特に無いかな。力になれなくてごめん。……でも、気になるならあたしの部屋に来る？

千奈「いいのですか？」

清夏「うん、リーリヤが無理してるとかなら、何とかしてあげたいしさ」

千奈「ありがとうございますわ！紫雲さん！」

清夏「いいって、いいって。じゃ、行こっか」

千奈「ええ、行きましょう！」

リーリヤと清夏の部屋

清夏「リーリヤ側のものはもう……あんまり物は無いけど……ん？」

清夏（dice1d3=2 (2) ）　

1 リーリヤの机の上に何かある……

2 あたしの机の上に何かある……

3 ……気の所為かな……何かあった気がするけど

清夏「これは……dice1d3=3 (3) 」

1 手紙？

2 鍵？

3 地図？

清夏「なにこれ……」

清夏「求めている人がいたら渡してくださいって書いてある……これって、ちなっちのこと？」

千奈「見せてくださいませ」

清夏「うん、いいよ、はい」

千奈「ありがとうございますわ……これは」

dice1d3=1 (1) 　バツ印の位置

1 プロデューサーの部屋

2 初星学園、礼拝室

3 この部屋

千奈「もしかして……」

千奈「やはり、薬は葛城さんが持っているのでしょうか？」

清夏「ちなっち？」

千奈「紫雲さん、わたくし、この印がある場所までいってみますわ」

清夏「……うん、分かった。リーリヤのこと、よろしくね」

千奈「任せてくだいませ！」

そうして千奈は部屋から出ていった
　

清夏「ん……地図の裏に何か書いてある」

いままで、本当にありがとう。さようなら清夏ちゃん。わたしはもう、ここには帰りません。清夏ちゃん大好きだよ

清夏「………………え？……リーリヤ？」

清夏「…………なに、これ」

同じ頃　プロデューサーの部屋

リーリヤ「ただいま、だいき君」

学P「……葛城さんが勝ったんですか？」

リーリヤ「ううん、負けちゃった。けどお話をしたら少しだけ時間を貰らえたんだ。佑芽ちゃんも今、外にいてもらってる」

リーリヤ「優しい人たちで良かった」

学P「…………時間を貰った？」

リーリヤはその言葉には答えず、ゆっくりと自分の口を開いた

リーリヤ「………………わたしは……」

リーリヤ「………………昔、お父さんと一緒に日本の田舎に来たことがあるんだ」

学P（…………？）

リーリヤ「そこで……１人の男の子に出会った。その子も遠くから来たと言っていて……ひょんなことから出会ったわたしたちはその日、一日中遊んだんだ」

リーリヤ「追いかけっこや……川遊び、山登りとかいろいろやったなぁ……」

リーリヤ「でも……夕方になって帰ろうと思ったときには山で迷子になっていたの」

リーリヤ「怖かったけど……その男の子はずっと大丈夫、大丈夫って言って手を引いてくれた。……けど、その手がすっごく震えてたんだ」

リーリヤ「だから、わたしは歌を歌ったの。彼の不安を和らげるために」

リーリヤ「それが……清夏ちゃん以外が初めて聞いてくれたわたしのライブ」

リーリヤ「そして……その唯一の観客が、だいき君なんだよ」

学P「俺が……」

リーリヤ「だいき君は、わたしの歌をすごく褒めてくれた。すごいうまいね、テレビとか出れるかもって……わたし、すごい、すごい嬉しかった」

リーリヤ「……その日の出来事がわたしが、アイドルをやり始めた理由の一つ」

リーリヤ「だいき君と会ったのはその一日限り。それからずっと会うことは無かった。けど、その日の記憶だけはずっと消えなかった」

リーリヤ「…………そして、この学園に入って……わたしにはプロデューサーがついた」

リーリヤ「わたしはその人をセンパイって呼んでるけど……本当は、あの日出会った友達と……同じ名前だったから。あの彼とセンパイは別の人間って区別しようとした」

リーリヤ「でも……同じ人、でした。あるとき、センパイは昔のわたしと出会ったときの話をしてくれました。流石にそのとき会った女の子をわたしだとは思ってなかったけど……わたしには運命だって思えた」　

リーリヤ「恥ずかしくて、わたしはその日の女の子ですよーなんて言えなかったけど、わたしはそれから今まで以上にレッスンを頑張ったんだ……」

リーリヤ「────頑張ったんです、けど……」

リーリヤ「あの日は遅くまで１人でレッスンしていた日でした」

…………………………

…………………

リーリヤ「いち、に、さん、よん、ご、ろく、しち、はち」

リーリヤ「いち、に、さん、よん、ご、ろゴホォ」

リーリヤ「ゲホッ………オホッ……」

リーリヤ「………………えっ」

リーリヤ「血？」

リーリヤ「…………………………うそ、だよね」

…………………

…………………………

リーリヤ「わたしは病気になってしまいました。しかも……治すのがすごく難しいと」

リーリヤ「そのまま進行すれば……いずれそうなるとも」

リーリヤ「でも……ある程度までは普通に動くのは大丈夫なんだそうです…………どうせ手術してもあまりうまくいかないなら、わたしは出来るだけ長くアイドルであろうと決めました」

リーリヤ「手術の成功確率はdice1d20=5 (5) ％」

リーリヤ「だったらわたしは、わたしの生きたこの証を誰かに覚えていたかった」

リーリヤ「出来るだけずっと、清夏ちゃんやセンパイと一緒にいたかった」

リーリヤ「わたしはその後も頑張りました。センパイに無理を言ってライブもやらせてもらいました」

リーリヤ「わたしの集大成。わたしの全部をそのライブにぶつけるためにレッスンして……影で吐いて……そんな日々を生きていました」

リーリヤ「アイドルになること……わたしはそのために頑張ってきた」　　

リーリヤ「でも……ライブが終わってからはわたしの心は宙に浮いていて……そんなときふと、あの日のことを思い出したんです」」

リーリヤ「その日を思いだしからは速かった。広ちゃんに薬を作って貰ったり、周りに絶対邪魔されないのようにこっそり武器を調達したり……大忙しでした」

学P「……武器なんて使わなくても……俺と2人になることは出来たんじゃないですか？」

リーリヤ「…………そうだね。でも……これは、わたしだけの記憶。わたしだけの夢の始まり。……そして、夢の終わり。だから、誰にも邪魔されたくなかった。2人だけになりたかった。あの日のようにだいき君を独り占めしたかった」

リーリヤ「そのためには手段は問わない。もし邪魔が入っても手っ取り早く簡単に……それが、わたしが武器を使った理由だよ」

リーリヤ「撹乱のために用意した時限爆弾は流石にやり過ぎたかなって思ったけど……わたし自身から意識を逸らすには必要かなって思って、箱を開けてしまっても冷静に対処してくれそうな麻央センパイに渡しました」

リーリヤ「他にもたくさん武器を用意したけど……結局はうまく行きませんでした。頑張ったんですけどね」

学P「……葛城さん……」　

リーリヤ「さて、だいき君」

リーリヤは微かに音の鳴る箱を取り出す

学P「それには何が入ってるんですか？」

リーリヤ「これはね……再生プレイヤーだよ」

学P「再生プレイヤー？」

リーリヤ「そう、流れてるのはdice1d3=2 (2) って言うわたしの曲」

dice1d3=3 (3)

1 白線

2 極光

3 Frdgile Heart

学P「……極光」

リーリヤ「そう、今のわたしには少し合わないかもしれないけど……夜の雰囲気には合ってるかな」

リーリヤ「……あの日と同じ2人だけ……2人だけのライブ。だいき君……センパイ、わたしの曲。聞いてください」

学P（……………………）

学P「葛城さん……その前に、言わせて、ください」

リーリヤ「……？」

学P「俺はここ数時間記憶しかないし、葛城さんにとって重い事情があることも理解しました」

学P「でも……」

学P「でも、それでもやり過ぎです。わたしがいなくなるなら周りの人も消えていいんですか？佑芽さんも月村さんも藤田さんもメイドさんもあたりどころが悪かったりしたらどうするんですか？責任なんてとるつもり無いですよね！」

リーリヤ「それは……でも、それが1番手っ取り早くて……」

学P「……手っ取り早い？病気になってやけにでもなったですか？それとも病気の症状で攻撃的にでもなってるんですか！！」

リーリヤ「センパイ！！！」

数ヶ月後　学Pの部屋　

学P（葛城さんがいなくなってから数ヶ月。俺はあまり飯を食えていないし、寝れていない……）

学P（葛城さんがいなくなった日。俺は記憶があまり無い）

学P（藤田さんたちに聞いた話だと、その日、おれは子供になっていたらしい）

学P（なんでも、子供の俺を独占するつもりだったそうで……）

学P（ただ、そのためにはスタンガンや爆弾などを躊躇無く使っていたらしい……）

学P（やると決めたらやる。そんな人でしたね。あなたは……）

学Pの目の前には一つの再生プレイヤーがある。それからは極光の曲がエンドレスで流れている

学P（極光。最後に葛城さんから貰ったもの。やはり……生きたいと言う意思表示だったんでしょうか……）

学P（……子供の俺には何かいったのかもしれませんが……今の俺や清夏を初めほかの人たちには詳しいことは何も言わなかった）

学P（葛城さんは恐らく子供の俺には何か言ったんだろう）

学P（葛城さんの秘密を暴いてしまうかもしれないが……それでも俺は知りたい）

学P（葛城さんが何を考えていたのかを）

学P（だから……篠澤さんには記憶を戻す薬を作ってほしいと依頼した）

学P（dice1d2=1 (1) ）

1 確か……もう、出来てあると言ってましたね

2 でも……作れなかったと、言っていましたね

学P（取りに行きましょうか……篠澤さんを待たせても悪いですし）

学Pは再生プレイヤーを止め玄関似に向けて歩き出す。
そのときふと、学Pは思い出した。子供のころ、たった1日だけ出会った女の子のことを
その日、山で迷っていたときのことを

『すごいうまいね、テレビとか出れるかも』

『ほんとに！　ありがとう』

『ああ、アイドルみたいだった』

『アイドル？』

『うん、テレビで歌ったり踊ったりしてるんだ。────ちゃんもその人たちみたいだった』

『……なら、なる！わたし、アイドルになる！』

『本当に？ならテレビに出るの楽しみだな』

『うん、絶対……絶対出るから待っててね、だいき君！」

『ああ、楽しみしてるよ。────ちゃん』

それはなんでも無い、子供の頃の記憶。相手の名前も忘れたけど、そのアイドルになると宣言していた子みたいな人を支えてあげたいと思ったことが彼がプロデューサーを目指した一因だった


【学P「子供の姿に戻ってしまったらしい】

終わり

これで終わりです……どうしてこうなっちゃったんですかね（棒）本当は年上のかわいいお姉ちゃんにショタ学Pがドギマギするデートを書く予定でした
今回は先手必勝で異様に強いリーリヤ、たくさん出る登場人物、あんまり出番のないショタ学P、ノリで出したら思いのほか活躍したメイドさん、爆発しちゃった謎の箱とかなりいろいろとあり、ぐだぐだしてしまいましたが、なんとか形になったと思います。やっぱりダイスで話を展開すると最後まとめるのが大変ですね。どうしても暗い感じになりがちです。
さてあとがきもここまで。楽しんで読んでくれたなら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました

SSについては書きたくなったので別で立てます。リーリヤとだいき君＋佑芽のお話です