エウロパという

太陽系内で最も地球外生命体が居そうなロマン溢れる星

液体の水がありそうなんだっけ？

>>2

そう。木星や周りのエウロパと同じガリレオ衛星達からの重力で潮汐力が発生するからエウロパに摩擦熱を生んで水が液体化するレベルの熱が発生してる想定なんだよね

地球外生命体居るんかねえ

熱水噴出孔とかもあるっぽくて生命が居ない方がおかしいみたいなレベル

ただここ木星が捉えた放射線帯のど真ん中周回してるから地表の放射線エグいんだよな…

最近探査機飛ばしてたよね？

宇宙兄弟の演出はアツかった

生命に必要なものってなんだっけ？水と酸素と日光？

>>9

エネルギー源をとれるならそいつらがなくてもいい

>>9

日光は1970年代の光が届かない深海で熱水噴出孔に依存する光エネルギーによらない生態系の発見によって最近もう否定されてるよ

>>7

エウロパ・クリッパーだね。15年くらい前から計画されてたけど去年の10月についに無事打ち上げに成功したよ

Europa Clipper Archives - NASA Sciencescience.nasa.gov

YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。www.youtube.com

>>12

地球→火星とスイングバイで加速してもう1回地球と火星が近づくタイミングで地球に最接近してスイングバイを行うことで今度こそ木星軌道への航路に向かう感じらしい

>>12

>>13

木星がアホほど遠いから到着が2030年なんだよなー…コレでも宇宙規模だとゼロ距離に等しいけど人間基準だと遠く感じてしまう

前ジャンプ＋でエウロパモチーフの読み切り描かれてたけどこんな魚がもし居たらマジで世界が震撼しそう

エウロパの魚 - さとかつ / エウロパの魚 | くらげバンチ木星第二衛星「エウロパ」に住む少女イオは、地球から「光る魚」もといオニビウオを獲りに来たという学者モロコと出会う。捕獲に協力することになったイオだが、オニビウオに対しトラウマを抱えていて…kuragebunch.com

>>9

その生命の定義地球型生命に依存しすぎじゃね

ちなみにエウロパにはうっっすいけど酸素で出来た大気があったりする

Oxygen production from dissociation of Europa’s water-ice surface - Nature AstronomyWater molecules in Europa’s icy surface are split into hydrogen and oxygen by charged particle bombardment. NASA’s Juno spacecraft flew near Europa and constrained the production of oxygen in Europa’s surface ice, thus providing only a narrow range to support habitability in its subsurface ocean.www.nature.com

>>17

マジで？どういう原理で生み出されてるんだろ

>>18

>>17の論文に詳しく書いてるけど地球の酸素みたいな生物由来じゃなくてエウロパの表面を覆ってる氷殻に木星の強力な磁場によって捕えられた太陽から放たれた荷電粒子がエウロパに降り注ぐことで氷(H2O)が分解されて水素(H)と酸素(O)になって水素は軽いから宇宙に霧散して行くけど酸素は水素に比べて16倍重いから地表に留まってエウロパの大気を構成してる感じ

>>19

そしてエウロパの氷はプレートテクトニクスみたいな動きをしてると考えられてるらしくこの生成された酸素が内海に移動してるとか

型月でよく出てくる星の内海が実際に存在してそうなのがロマン

>>9

>>11

ちなみにエウロパは近くに太陽系の惑星の中でも群を抜いて火山活動が活発なイオがあるのでこいつが噴火によって宇宙に振りまいてる化学物質がエウロパにも降り注いでるので色々と生命の材料になる物質は存在してるらしい

>>16

それはそう。もっと色んな生命の形はあるだろうし

>>16

>>23

それはそうだけど人手とお金は限られてるんだから探すなら一度は発生したのが確実なタイプのほうになるでしょう

地球とあんまりかけはなれたタイプだとどうやって生命と判定したらいいのかもわからないし

>>24

>>どうやって生命と判定したらいいのか

そこがロマンだねえ

>>25

素人考えだけど

1.外界から膜で隔てられている

2.代謝を行う

3.自己複製機能を持つ

という生命の3条件はある程度普遍的に通用しそうな感じがするしエウロパ程度なら使えそうな気がする

>>11

熱水噴出孔近辺に居る生物は酸素も必要とはせず硫化水素の摂取でエネルギー交換を賄ってるとかいう話だよね

まあ酸素だって本来は劇毒物なわけだし不思議では無い

そうだとすると地球外生命体の可能性はそれの発見以前よりは上がってはいるのかな？

>>27

めちゃくちゃ上がってると思う。なんせ2000年代超えてから猛毒のヒ素を使って代謝する細菌やメタンで代謝する細菌とか訳分からんやついっぱい見つかってるし多分俺らが思ってる以上に生命は色んなところに居そうって感じ

>>24

まあなんで液体の水があって酸素もあって…と地球にかなり似てるエウロパを探査しに行ってる感じだからね

>>3

エウロパが物理的に撓むレベルのとんでもない重力してるもんな木星…そりゃあ凄まじい熱エネルギーも生まれるか

>>22

イオの噴出物が宇宙空間に霧散する前にキャッチできるという事なのか

塵積で長年かけて集積してるのか・・・

木星も放射線放ってるんだっけ
エウロパにとって危険じゃね？
いやでも氷で防げる・・・？

>>32

上にも書いてるけど木星自体が放射線を放ってる訳じゃなくて太陽が放った放射線やそもそも外宇宙から飛来したりしてきてる宇宙線を木星の強力な磁場によって捕まる事で木星の周りにとんでもない放射線帯ができてるんだよね。あとご明察の通りエウロパの地表は数kmくらいの氷に覆われてるので地下海まで放射線が行く事は無いよ、なんなら放射線や荷電粒子が地表の氷にぶつかる事でエウロパは酸素を生み出してるし

2024年10月にエウロパ・クリッパーの打ち上げが成功したからエウロパの本格的な情報が手に入るのは何も無ければあと6年後だなあ

NASA’s Europa Clipper Mission Launches From Kennedy Space Center (Highlights)

>>34

もうちょい早いと思うよ。木星周回軌道に到達するの2030年3月くらいだし

水も酸素も地熱もあるのが素人考えだとめちゃくちゃ生物居そう感を強めてる

地球からこんなほど近いところに生命が居そうだなんてロマンだなあ

2010年宇宙の旅のエウロパには近づくなってセリフがやけに記憶に残ってる

クレしんの惑星図鑑かなんかで載ってたな。エウロパメロン

>>31

イオは最近の研究で太陽系の初期である45億年くらい前からずーーーーーーーーっと火山活動が激しいらしいから相応にエウロパにも化学物質が降り注ぎ続けてるんだと思う。実際エウロパの表面の氷はめちゃくちゃ最近である5000万年くらい前にできたばっからしいしね、それ以前から降り注ぎ続けてたと思うと大量の生命を形づくる材料がありそう

木星の衛星イオの火山活動、太陽系の初期から続くとついに判明木星の衛星イオは知られている中で最も火山活動が盛んな天体だが、その歴史は謎だった。新たな研究では、初めからこのような姿だったことが示唆されている。natgeo.nikkeibp.co.jp

>>38

なんだっけ？木星の重力で降り立つとエウロパの地表から抜け出せないんだっけ？

ガリレオ衛星で言うとガニメデとカリストも氷の星だった気がするけど、氷面下の海があるって話を聞かないのは遠すぎて潮汐力による地熱があまり発生しないからだったりするんだろうか

>>42

いやおそらくガニメデにも地下海はあるっぽいよ。エウロパ・クリッパーのさらに1年前の2023年にESAがガニメデに向けてjuiceって探査機送り込んでるから詳細に分かるのはその到達タイミングかね

ja.m.wikipedia.org

>>17

>>42

ちなみにガニメデにも酸素大気はあるぞ！

>>28

細かいけどメタン生成菌は古細菌(アーキア)ね　 細菌(バクテリア)とはドメインのレベルで違う　古細菌はメタン菌以外でも好熱菌とか高度好塩菌とか極限環境に生息するものが多くて面白いよね

>>45

古細菌はどいつもこいつもイカれた場所に生息してて好き

なんかたまに創作でネタにされるイメージ

>>47

まあ昔から割と有名だしねエウロパに生命が居そうってのは

>>31

まあイオはエウロパからすぐそこだしな。ちょっと内側行ったらもうイオだし

木星の前を通過してる写真を見るとスケールのヤバさを感じる

(右上→左下の順におそらくイオ、カリスト、エウロパ)

木星に落ちた衛星の影。ハッブル宇宙望遠鏡＆木星探査機ジュノーが撮影こちらは2015年1月24日に「ハッブル」宇宙望遠鏡が撮影した木星の姿です。普段「木星の画像」としてよく目にするものとは違っておなじみの大赤斑は写っていませんが、その表面には3つの黒くて丸い模様が生じsorae.info

>>50

まあここに写ってるガリレオ衛星より余裕でデカい地球より更に11倍もデカいしな木星…スケールがヤバすぎる

あんまりにも生命が居そうだから木星圏の探査機はエウロパに衝突させて地球由来の微生物が外来種として定着するのを防ぐために木星に落としてるんだよな

>>52

地球から木星圏に到着するまでの何年かの宇宙旅行で滅菌されてそうだけど、そこは気にされてるんだな…

>>53

まあ実際その通りでそもそも打ち上げの段階とかでほぼ死ぬんだけど細菌は芽胞と呼ばれるとんでもない防御形態を持つ種もいたりするからな…詳しくはJAXAのページで解説されてるから見てみてくれ

微生物汚染管理を伴う惑星保護活動の現状と課題 | 宇宙科学研究所www.isas.jaxa.jp

ja.wikipedia.org

>>52

……逆に地球生物を持って行くのもありなんじゃね？というのはアレかね。

極地すぎて、現行人類じゃ住めるところじゃないわけだし……。

>>55

探査機で生命が探知できなかったらそういう事をする可能性もありそうではある

>>52

ガリレオとかは運用終了時にエウロパに突っ込む起動だったけどズラして木星にぶち込んでたな

みんなと発想のレベルがズレすぎてて申し訳ないんだけど皮ごと冷凍したブドウみたいでなんか美味しそう

エウロパ文明が栄えて遠い未来にヨーロッパーエウロパ間ワープステーションとかできるかなぁ

>>58

ブドウって凍らせるとこんなカビたような色になるのか…？

22世紀にはエウロパにも有人探査機が到着したりしてねえかな

>>60

表面の天然コーティングみたいなやつが着いたままならこんなもんな気がする

>>52

ちなみに現在木星圏の探査機には2011年に打ち上げられたジュノーが居るぞ。最長で今年の9月まで運用予定になってたはず

ジュノー (探査機) - Wikipediaja.m.wikipedia.org

>>14

冥王星に行くのに比べたらあっという間だな

あれは9年かかった

>>64

正直宇宙広すぎて木星への6年も冥王星への9年も誤差だろと感じてしまう

>>1

この茶色の部分って何で出来てるんだろ

>>64

地球から木星までと冥王星までではだいたい7倍も距離違うのにたった3年しか所要時間違わないのよく考えたらすごいな

まあやろうと思えば木星まで行く事自体は1年半くらいで行けるんだよ、ボイジャーとか1.5年で木星まで行ったし。問題は木星の軌道に捕まえられる為の減速が必要なんだよな…探査機って死ぬほど早いからそのまま飛ばしちゃうと重力圏を振り切っちゃうから色んな星を経由して減速する必要があってこんな6年もかかっちゃってるという訳

>>64

>>67

>>68

なので木星でフライバイを使って4~5年分くらい加速したのに直線距離で9年かかった太陽系の端である冥王星はほんとに死ぬほど遠いよ。木星と地球の距離感なんてそっからそこに感じるくらい

>>68

あーそうか

単純に木星の飛ばす力やべえと思ったけどそっちの理由もあったか

>>68

なんならもうちょい早く行けるぞ。上でも挙がってる2015年7月14日に冥王星に到達したニュー・ホライズンズは2006年1月19日の打ち上げから1年ちょいの2007年2月28日には木星まで到達してたし

ニュー・ホライズンズ - Wikipediaja.m.wikipedia.org

今水星に向かって飛んでる探査機も周回軌道に入るまで7〜8年ぐらい掛かってるね
重力大きい星が近いと大変だな

>>72

なんせ宇宙空間には大気が無いからね…1回勢いづくと全然減速しないから…

>>72

ベピ・コロンボだよね。ちなみに来年の11月には水星周回軌道に到達予定だよ

ja.m.wikipedia.org

>>74

え？！もうそんなすぐなの？！時が経つのは早えなあ…

ボイジャー1号「自分あんま止まるほどの用なかったんでお先失礼するッス」（太陽圏最速離脱）

>>76

お前も一応本来のミッションは外惑星の探査なんだよなあ…なんか行けそうだったからそのまま太陽系外までぶっ飛ばしただけで

木星は色んな探査機が使うからかいつもついでで探査されてる印象がある

>>77

「んなもん妹といつか現れる後輩に任せたッスお先✋」

もともと木星速達コースを進んでたからかあっという間に先行三機を追い抜いたよな

>>78

スイングバイに使うのに丁度いい位置にあるから中継地点として便利だからな

>>79

当時はグランドツアーという木土天海の惑星が直列するめちゃくちゃ丁度いいタイミングだったからな。連続スイングバイで死ぬ程加速できたから当時の技術力のレベルを超えた速度に達せてる

>>24

極論どう観察してもただの石がその星の固有の生命体かもしれないからね

>>24

>>83

だから多分地球型生命にそっくりな生物が見つかったらめちゃくちゃ盛り上がるんだろうなって容易に想像出来て楽しい

>>40

イオの火山活動を「木星の重力で変形しまくって中のモノを噴き散らしてはそれを被ってる」と表現するとなかなかグロい

>>85

まあイオはガリレオ衛星の中で最も木星に近いからな…潮汐力も1番強いからさもありなん。隣のエウロパですら太陽から約7億8000万キロメートルと約1億4960万キロメートル地点にある地球の5倍も離れてて太陽のエネルギーが地球に比べてだいぶ少ない位置なのにほぼ確実に液体の水が存在できるレベルで(エウロパは地質活動もしてるけど)木星からの潮汐力発生してるからな…

>>52

完全滅菌が前提になるけど着陸探査の計画もあったのを昔なんかの本で見たな

>>87

エウロパの地表と地下海を探査できる日は一体いつになるだろうか…早くて2050年くらいかね

>>85

グロいというかゲロい

太陽系で地質活動を行ってる天体はそう多くないからそう考えると木星の重力はホント凄まじいんだよな

>>89

ゲロにしては規模がデカすぎる…

ちなみにイオには浅間火口があるぞ！

>>92

なにそれ？

>>93

イオの地形は世界の火神や光神や太陽神なんかの名前を当てられてることが多くて、その火口も富士山に由来する浅間大神の名前がつけられてる

浅間は火山を指す言葉でもあったから長野の浅間山と遥か遠いイオの浅間火口で由来と名づき方が全く同じってことになる

ちなみにこの他にはアマテラス火口やカミナリ火口、アチャラ（不動明王）溶岩流なんてのもあるぞ！

木星の月たち皆キャラ立ってて面白いよね

>>95

地質活動を行ってる天体や地下海のある天体だったりとレアな星多いしね

>>40

時間とコストがどうにすなる行き返りさえできれば資源の山なんだろうけどそうなるのも何百年後も先なんだろうな

>>97

なんならもっと遠いけど土星の衛星タイタンなんてメタンが地球で言う水の役割を果たしてて水文学的な循環システムが出来上がってる正に資源の星だからな

>>88

そのころにはシンギュラデティか。

ＡＩが超技術を創ってくれることに期待

>>74

はえーウン年ぶりの水星探査ももうそんなすぐまで迫ってたのか

エウロパで生物見つかったらどういう分類になるんだろ

現在木星圏の探査機ってジュノーだけなんだっけ？

木星も土星も衛星たちが賑やかなのいいよね
大家族だ

>>102

そうだね。まあそのジュノーも確か今年の9月で運用終了予定なんだけど…

>>103

質量がデカい惑星ほど重力も強くなるからねえ。地球みたいな岩石惑星とは比べ物にならない重力を発生させれてるからこれだけの衛星を捕獲できてるし

>>103

ガリレオ衛星もだし土星だとタイタンとかイアペトゥスとかキャラ濃いの多くていいよね