【🎲ホラー】黄金裔の誰かが怪異に巻き込まれるスレ

とあるスレに触発されやってしまいました　一応許可はとっております
※ホラースレといいつつホラー要素は控えめです
設定は本家様を踏襲し現パロで
こちらのシナリオはマルチエンディングとなっております　頑張ってハッピーエンドを目指しましょう

3.3コンビだ
アグライアも…持ち物…？

持ち物:アグライア(所持者認識)ってことか…?

イカルンに関してはペットは法的には物扱いだからセーフなのかね
(ペットは家族の一員だけどそれはそれとしてね)

同行者増えましたね　まあ誤差です　せっかくですし増やしちゃいましょう

帰りの電車の中で、誰かに肩を揺すられサフェルは目を覚ました。

｢あ、起きましたよ｣ ｢おはようセファリア、よく眠れましたか？｣

｢あれ、ヒアンシーと裁縫女…どうしているの？｣

｢ヒアンシーに買い物に付き合ってもらって、ご飯をご馳走することにしたんです｣

｢ふふふ、お邪魔しますね｣ ｢ええ…作るのあたしじゃん…｣

ふと電車の中を見回すと、周囲には誰もいない。

｢あれ〜おっかしいな、まだ夕方なのに｣

行動安価>>25

シークレットダイス　

ヒアンシーdice1d2=1 (1)

アグライアdice1d2=1 (1)

｢たしかに、おかしいですね｣

｢一度電車の中を見て回りましょうか｣

乗っていた一番後ろの車両から、一同は前方車両へ歩み出す。

｢本当に人っこ1人いませんね…なんだか不気味です｣

｢うーん…せめてなんか人がいた痕跡くらい…｣

サフェルは電車の座席の下を膝をついて覗き込む。

｢小銭も落ちてない…ん？｣

妙に丸っこくて白い、ぬいぐるみのようなものを見つける。手を突っ込んで引っ張り出す。

｢prrrr！｣｢うわ！生きてる！？｣

ぬいぐるみのようなものは奇声を発し、サフェルの手をすり抜けヒアンシーの胸に飛び込んだ。

すりすりと頬擦りするぬいぐるみに、ヒアンシーは頬を緩ませる。

｢可愛いですねこの子｣

そのとき、電車内にアナウンスが響いた

｢次は〜ぬいぐるみ〜ぬいぐるみです〜｣

目の前にぽとりと、赤い髪のぬいぐるみが落ちる。ヒアンシーはそれを拾い上げる。

｢これ…トリアン様？｣

行動安価>>30

イカルンをもちもちする

>>30

san値回復しそう

｢このぬいぐるみ、トリアン様にそっくりですね。見せてあげたら喜ぶかもしれません｣

ヒアンシーはかばんにトリアン人形をしまった。

ふと横を見ると、アグライアが青い顔をしている。

｢なんだかここは嫌な空気ですね…」

｢大丈夫ですかアグライア様、この子もちもちしませんか？気分が和らぎますよ」

差し出された白い餅をアグライアは遠慮がちにもちもちする。表情がゆっくりほぐれていく。

｢あたしも〜｣

みんなで白い餅をもちもちした。

｢次は〜同化〜同化です〜｣

みんながリラックスした頃、またアナウンスが響く。

耳をすませると、どこかから水の音と、何かの羽音のようなものが聞こえた。

｢やはり何かがおかしい…｣

行動安価>>34

ダイスロール　30以上ならいいことが起こります

dice1d100=13 (13)

触発されたスレも見てたけど、あちらは【きさらぎ駅】
こっちは【猿夢】かな…？

思わず周囲を見回すと、先ほど自分たちが通りすぎた後ろの車両の窓から、見知った人影を見えた。

｢キャストリス！？｣

車両を繋ぐドアを急いで開けるが、そこにはもう人影などはなく、ほんの少しの水跡と一輪の花が落ちていただけだった。

｢セファリアどうしたのですか、そんなに慌てて｣

盲目のアグライアは何が起こったのか分からず、怪訝な顔をしてサフェルを呼ぶ

｢今キャストリスが！キャストリスが後ろの車両にいたの！絶対にあれはキャストリス！｣

｢わ、私もみました…｣

ヒアンシーは震えながら、腕に抱えた白い餅をぎゅうっと抱きしめる。

｢しかし、後ろは先ほど隅々まで見て回ったのでしょう？どうして…｣

｢次は〜消滅〜消滅です〜」

アナウンスが響いた瞬間、列車がガタガタと揺れ、鐘の音が鳴り響いた。

嫌な予感は加速する。

行動安価>>40

ダイスロール　30以上が出るまで振り続けます

dice1d100=100 (100)

とにかく逃げる

そのとき、ヒアンシーとアグライアのスマホが鳴った。

｢もしもしライアちゃん！？た、大変！大変なの！｣

｢突然トリアンが消えてしまったんです…さっきまで一緒にいたのに…｣

｢え？師匠落ち着いて…い、一体どういう…｣

｢も、もしもしヒアンシー！よかった繋がって…その、アナイクス先生は手品に目覚めたりしたのかい？｣

｢手品？｣

｢キャストリスとアナイクス先生が、一緒に勉強してたのに瞬きの間に居なくなってしまったんだ！｣

全員は顔を見合わせる。嫌な汗が吹き出すのを感じる。

｢やばいやばい、逃げよう、逃げなきゃ！｣

ドアや窓を叩いてみたが、当然びくともしない。

カバンをひっくり返してみたが、役にたちそうなものはない。

dice1d100=92 (92)

50未満でアンラッキーイベント　50以上で正規ルート

ラッキーイベントを貰ったファイノンは……

消えた順が本編準拠だな……芸細

今回は出目良さげで何より、でいいのか…？

>>48

前回のファイノンは幸運ダイスに成功してBAD直行してたもんな…

>>49

幸運ダイスを素直に喜べない…

前回の強強偽先生がいるから…

思ったより早いペースでスレ埋まるか心配になってきたのでゆっくり行きます

前方の車両からかしゃん、かしゃんと音がする　

｢次は〜串刺し〜串刺しです〜｣

黒い服を着た男が、前方車両からゆっくりと歩いてきた。

その手には剣が握られている。

｢は、走って！｣

サフェルはアグライアの手を掴み、とにかく男から逃げるため後方へ向かう。

dice1d100=8 (8)

dice1d100=86 (86)

下の方が高いと捕まります

流れるようにフラグを回収してるう……

黒い服を着た男……フレスティじゃないよね？現パロだし

あああ捕まってるううう！！！
もがきダイスはありますか！？

急に腕を掴まれたアグライアは、速度についていけず転んでしまう。

咄嗟にサフェルは前に出てアグライアを庇おうとするが、体が突然固まって動けない。

眼前に迫った男の剣先はサフェルではなく、アグライアに向けられていた。

もがきダイス　30以上で再びチェイス、60以上で一旦撃退できます

dice1d100=24 (24)

みんなのトラウマ具現列車編ですか…

男の剣はサフェルの眼前で、アグライアの胸に突き刺さる。

そこから血が吹き出すことはなく、

断末魔をあげることすらなくアグライアは溶けるように消え、小さな火がアグライアがいた場所で揺らめいていた。

皮肉にもアグライアが消えた途端、サフェルの体は動くようになった。

このままだとバッドエンドなので救済サイコロ　30以上で成功

dice1d100=76 (76)

とりあえず救済ダイスではなんとかなったか？

こわいこわいしかもサフェルの眼前

フレスティ？現れてから急転直下で笑ってしまう(笑い事では無い)

救済ダイスは成功したか…
これサフェルSAN値チェックでは？

書いてみてこれはホラーなのかと1人葛藤してます　怪異とは名ばかり　

咄嗟にサフェルは自分の手が焦げるのも厭わず火を掴んだ。

そのまま自慢の俊足で男と距離を離す。

｢サフェルさん！これ！｣

先を行っていたヒアンシーの手に握られていたのは、サフェルが古物商で買ったアンティークランタン。

二足三文だったそれを高値で転売できないかと手に取ったものだったが、

今ばかりはサフェルは自分の選択を褒め称えた。

小さな火をランタンに入れると、中の蝋を栄養にして火が少し大きくなった。

脱出チャレンジ 50以上で成功

dice1d100=85 (85)

さすセファ
逃げ足はやはり速い

飛翔する幣の名は伊達じゃなかった…！

ランタンがちゃんと活用されてる！

｢次は〜抉り抜き〜抉り抜きです〜｣

アナウンスは響く。

男は先ほどまでの緩慢さはどこへやら、猛スピードでこちらへ迫ってくる。

切先は正しくサフェルを向いていた。

｢まずい…このままだと追いつかれる…！｣

サフェルSAN値チェック 100に近いほど安定　1に近いほど不安定、捕まる確率が上がる

dice1d100=48 (48)

強制脱出チャレンジ　60以上で成功　上の結果がどうであれ列車から脱出が可能です

dice1d100=63 (63)

どこぞの救世主と違ってなんとかなりそう

>>69

どこぞの救世主だってなんとかはしただろ！してもらったとも言うけど！

SAN値は不安だけどとりあえず脱出できて良かった…

そろそろ寝なきゃなので今日はここまで　続きは明日

捕まったら、という恐怖で足がもつれる。

そのとき、ヒアンシーの腕の中の白い餅が

｢プルルルルル！！！！｣と、けたたましくいななきをあげ、発光した。

そのあまりの眩しさに黒い男は動きを止める。

その隙に餅は激しく回転しながら列車のドアに激突した。

バキャ、と音を立ててドアが破壊されて、動く景色が剥き出しになる。

｢…飛び降りましょう！サフェルさん！｣

餅がこじ開けた出口をみて、ヒアンシーは強い眼差しでサフェルの手を握る。

サフェルも覚悟を決め、ヒアンシーの手を握り返して一緒に走行する列車から飛び降りた。

体へのダメージ　90以上だと歩行困難

ヒアンシー　dice1d100=70 (70)

サフェル　dice1d100=60 (60)

そこそこダメージ食らったなぁ…でも歩けるには歩けるのか
このまま列車から逃げ切れますように

次の更新は夕方だと思います

｢次は逃げないでくださいね〜｣

遠くからはそんなアナウンスが聞こえた。次なんてあってたまるか。

サフェルは全身を打ちつけながらなんとか地面に降りた。

ヒアンシーはサフェルよりも小さいせいか、足を少し引きずっている。

幸い落ちたのは知っている山道だったので、ゆっくりと下っている。

中腹あたりに差し掛かったときだろうか、見知った顔を見つけた。

そこにいた人　>>80

もうお化けじゃんそんなの！
前スレで見たもん！

すみません、忙しくて来れてませんでした

そこにいたのはトリビー家の長女、トリスビアスだった

彼女はこちらを見つけ、泣きそうな顔で近寄ってくる。

｢良かったフェルちゃん！トリビーたちからトリアンがいなくなってライアちゃんやフェルちゃんとも連絡が取れなくなったって聞いて心配で、みんな総出で探してたのよ。もちろんファイちゃんやモスちゃんも｣

サフェルを抱きしめて頭を撫でながら良かった…良かったと呟くとリスビアス。

サフェルは全身の力が抜けるのを感じた。

ふと、トリスビアスはヒアンシーを見る。

彼女は顔色を変え、サフェルを背に庇うようにしてヒアンシーの前に立った。

｢どうしたのトリスビアス姉さ…｣

｢フェルちゃん｣

｢この人は誰｣

サフェルのSAN値チェック(この後のイベントの成功に関わります)

dice1d100=20 (20)

そんな…じゃあイカルン(白い餅)は一体…

｢フェルちゃん、ヒアンシーちゃんは今日はアナイクスと一緒に研究室にいたはずよ。ここにいるわけないあなた一体誰なの！｣

トリスビアスは目の前のヒアンシーを睨みつけ、大きな声で怒鳴りつけた。

｢何をおっしゃるんですかトリスビアス様…え…？｣

ヒアンシー…は怯えた目でトリスビアスとサフェルを交互に見る。

しばらく膠着状態が続き、トリスビアスはサフェルの手を掴んだ。

｢逃げましょうフェルちゃん｣

ヒアンシーは焦ったように叫ぶ。

｢待ってくださいサフェルさん！私は本当にヒアンシーです！こっちに来て、その人から離れて！｣

どちらを信じますか？

安価>>100まで　投票数の多い方のルートで行きます　こちらが最後の分岐です

サフェルはトリスビアスの手を振り解く。

｢ヒアンシーはずっとあたしたちを助けてくれた！あたしはヒアンシーを信じる！｣

白い餅もそうだそうだというように｢ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ！｣と鳴いた。

｢そんな…どうして…｣

トリスビアスは顔を覆ってうずくまる。

｢…今度こそ、捕まえたと思ったのに｣

トリスビアスの雰囲気が異様なものに変わる。

｢次は〜⬛︎⬛︎⬛︎〜⬛︎⬛︎⬛︎です〜｣

聞き覚えのある音と聞き覚えのない音が同時に聞こえる。

背後を見ると、ゲームのバグのようなものが迫ってくるのが見えた。

｢ヒアンシー！｣

サフェルはヒアンシーと共に走り出す。

チラッと後ろを見ると、トリスビアスがバグに呑み込まれるのが見えた。

そうだ、どうして分からなかったんだろう。いや、どうして分かったんだろう。

トリビー姉さんたちは三姉妹で、トリスビアスなんかいないのに！

dice1d100=34 (34)

dice1d100=72 (72)

上の方が大きいと逃げ切れます

大事なとこで振るわないねえ

ひええ
怪我も響いてるかな

怪我のせいか自慢の足も発揮できず、徐々にバグとの距離が近づいてくる。

このままだとサフェルたちも呑み込まれる。

｢サフェルさん、私を置いて…｣

｢ふざけないで、そんなことするわけないでしょ！｣

dice1d100=6 (6)

dice1d100=92 (92)

ああ…

絶望的な数値…

万全の状態ならきっと逃げ切れるのに…。

唇を噛みながらそれでも二人は走り続ける。

ラストダイス

dice1d100=75 (75)

dice1d100=1 (1)

万が一の救済サイコロ　1で成功2で失敗

dice1d2=2 (2)

うわー！
間一髪！？

火事場の馬鹿力で、サフェルとヒアンシーは山道を走り抜けた。
目の前が開け道路が見える。
サフェルとヒアンシーを、眩しい光が照らした。
｢サフェル！ヒアンシー！｣
そこには懐中電灯で二人を照らすファイノンと、小型バンが止まっていた。
運転席にはモーディス、助手席にはトリビーが見えた。
｢みんな逃げて！なんか変なのが追いかけてきて…｣
｢え？何もないよ？｣
その言葉に後ろを振り向くと、さっきまでサフェルたちを追ってきていたバグは綺麗になくなり、
ただ真っ暗な道が続いていた。
サフェルとヒアンシーは目を合わせ、今度こそへたり込む。
そのままサフェルは意識を失った。

目を覚ますと、アグライアが心配そうにサフェルを覗き込んでいた。
話を聞くと、トリアンやキャストリス、アナイクスもいつの間にか無事に帰ってきていたらしい。
ファイノンたちは、万が一のためにアグライアにつけていたGPSを辿ってあそこについたそうだ。
この件からモーディスからはお守りだ、と可愛いぬいぐるみを渡された。
手作りらしい。すご。
ちなみに列車で拾った白い餅はイカルンと名付けられ。ヒアンシー家で飼われることになった。

happy end おめでとうございます

要望があれば回収します　まあええかって感じなら以下感想などどうぞ
質問があればお答えします　お付き合い頂きありがとうございました

イカルン…ついてきたんか…

バグとかは何で、何故サフェルを『今度こそ』捕まえようとしてたんだろう

やっぱ回収まではお任せするけどバッドの分岐点は気になるな

触発されたスレも楽しませてもらった者だけど、なんとなく世界観が地続きになっている感じが面白かった！黄金裔×ホラー🎲スレシリーズのファンになりましたありがとう

マルチエンディングって結局いくつルートあったのかな

ライアちゃん達も無事なんだね良かった良かった

面白かった！他の分岐も見てみたいな

>>124

>>126

>>128

分岐点は主に四つありました　ハッピーエンド以外は全てバッドエンドとなっております

ちなみに最初に振ったシークレットダイスは｢同行者は偽物か｣でした

1で本物、2で偽物の予定でした　そういう意味では一番ラッキーだったのはここですね

これ両方2が出てたらどうなってたんだ…？振り直し…？

普通に両方偽物で進めます

偽物同士の騙し合いバトルが開戦する…⁉︎それはそれで面白そう

今度こそっていうのはサフェルに対してなのか、かかった人間って意味なのか気になります…

じゃあ本物ライアちゃんが思いっきりぶっ刺されたことになるのか……なんで大丈夫なん？

>>133

>>134

この怪異の最終目標は黄金裔を全員もっていくことです

サフェルをもっていけないと他の排除に移れないのでサフェルをなんとしてももっていきたかったのです

みんな生きてたのはアグライアの火を持っていけたからですね　

救済サイコロ外れてたらバッドエンドでアグライアは帰ってきません

>>135

そう思うと一発で誰も犠牲にならないハッピーエンドに辿り着けたのはかなりラッキーだったのでは！？

とここまで説明しつつ本音は｢んな細かいこと考えてねえよ！｣だったりします

>>137

やっぱりそうよな…🎲スレのライブ感ありつつもシナリオにのせてストーリー作れる人達はすごいよ

お疲れ様でしたー！やっぱ安価とダイスのホラーってハラハラしていいですね
自分もやってみたい気持ちはあるが如何せんキャラエミュがちょっと不十分なもので難しい…

>>135

ダイスによっては1人ずつ持っていかれるルートが存在し得たってことか…怖…良いシナリオだ…

すっごくどうでもいい話なんですが、
アナイクスが主人公もしくは同行者に選ばれたときのみ隠しルートとして
｢大地獣に追いかけられるルート｣が存在しました
エンディングは変わりません　大地獣に追いかけられるだけです

アナイクス先生だったら捕まりに行っちゃうじゃん！これはバッドエンド不可避

大地獣を愛するが故に正気に戻るかもしれない
大地獣は私のことを追いかけないのでは…？って

>>143

大地獣はこんなんじゃない！と正気に返る可能性もあるから…