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【閲覧注意】アイドルたちと人狼ゲーム🎲|あにまん掲示板
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【閲覧注意】アイドルたちと人狼ゲーム🎲

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 18:55:44

    その日、俺はいつもの様に担当アイドルのdice1d12=12 (12) さんを寮まで送っていた。


    二人で夜道を歩いていると突然、頭に強い衝撃が走り意識を失ってしまった。


    そして目が覚めると、知らない天井が広がっていた。

  • 2二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:00:46

    学P「ここは…?」


    起き上がって辺りを見渡す。

    自分が部屋のベッドで寝かされており、周りには机とイスと本棚と…普通の部屋だ。


    しっかり手入れが行き届いているのが一目で分かるが、全体的に年季を感じさせる。


    すると誰かが部屋の扉をノックする音が聞こえた。


    学P「起きています。どうぞ、入って下さい」


    扉を開けて入ってきたのはdice1d12=3 (3)

  • 3二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:05:53

    ことね「失礼しま〜す」

    学P「藤田さん…?」

    扉を開けて入ってきたのは、担当アイドルである十王星南…その担当アイドルの一人である藤田ことね。

    星南さん曰く、初星学園でアイドルとして最も高いポテンシャルを秘めた逸材…担当アイドルの担当として、俺もよく行動を共にしていた。

    ことね「そうですよ。世界一かわいい藤田ことねちゃんです…なんて、ふざけてる場合じゃないですね」

    そう言って部屋のイスに「よしょ」と腰掛けた藤田さんは、少し困ったような顔で話し出す。

    ことね「といっても、私も今の状況を100パーセント理解できてるワケじゃないんですケド…」

    学P「という事は、藤田さんもここに連れてこられたんですか?」

    俺の問いに彼女は頷く。

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:10:13

    ことね「昨日、レッスンが終わって寮に帰ろうと夜道を歩いてたら…」


    学P「俺と同じですね。学園の敷地内で誘拐事件なんて現実味がありませんし、ドッキリなどの可能性を考えたいですが…」


    ことね「ドッキリって、物にもよりますけどここまで大掛かりなのは事前に連絡来ますからね…」


    二人共、同じ経緯でここに連れてこられたようだ。

    そして俺は思い出す。あのとき隣を歩いていた、彼女のことを。


    学P「藤田さん、星南さんを見ていませんか?」


    ことね「星南センパイですか?dice1d2=2 (2)


    1.一階のロビーにいますよ

    2.あたしは見てないですね

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:12:51

    ことね「あたし、さっき自分の部屋で目が覚めて…それで他の部屋を訪ねてみたら」


    学P「俺の部屋だったという訳ですね。それなら俺たち以外にも同じように連れてこられた人がいるかもしれません」


    ことね「じゃあまずはここがどこなのか、探索して情報収集しましょう」


    こうして俺と藤田さんはdice1d3=2 (2)


    1.他の個室を訪ねた

    2.一階のロビーに向かった

    3.出口を探しにいった

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:20:26

    部屋を出ると、そこはホテルのような長い廊下が続いていた。廊下の壁沿いには扉が点々としており、向かいの扉には「3」のプレートが取り付けられている。


    ことね「ここが、あたしが最初に目覚めた部屋です」


    学P「向かいの部屋だったんですね。他にも部屋が沢山あるようですが…」


    ことね「とりあえず、ロビーにいくんでしたよね?」


    学P「はい。突然、見知らぬ場所に誘拐された人達は他の人を探して開けた場所に向かうでしょうから」


    廊下歩いていると、階段が見えてきた。

    木製の手すりにランプが取り付けられ、廊下から地続きにカーペットが敷かれている。


    ことね「…ここ、もしかしなくても結構な豪邸ですよね?やっぱりドッキリ?」


    学P「にしては老朽化し過ぎている気がしますが…」


    二人で話しながら階段降りていくと、その先は大きなテーブルを、10は優に超える数のイスが囲む広い部屋。壁沿いに並べられた棚には一目で高価だと分かる調度品がこれでもかと飾られている。


    そして部屋にはdice1d11=3 (3) 人の人がいた。

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:21:55

    ロビーにいた人物dice3d13=2 4 6 (12)

    ※重複は+1ずつ繰り上がる

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:24:38

    ひな祭りメンツだ

  • 9二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:30:55

    麻央「ん?ことねと…星南のプロデューサーさんだね。キミたちもいたのか」

    ことね「麻央センパイ!?先輩も…?」

    麻央「ボクは昨日、休養日だったから少し外出していたんだけど…帰り道からの記憶が無いんだ」

    学P「やはり、全員が何者かに襲撃されてここに連れてこられたようですね」

    俺と藤田さん以外にも誰かしら誘拐されているとは思っていたが、俺を除く全員が初星学園のアイドル…?

    俺の中で巡り始めた思考が、突如鳴り響く叫び声によって掻き消される。

    千奈「あー!藤田さん!プロデューサーさん!」

    倉本千奈、藤田さんと同じ星南さんの担当アイドルの一人だ。どうやら見知らぬ場所に連れてこられて、余程不安だったようで泣きながら俺に飛びついてきた。

    学P「うおっ、倉本さん。落ち着いてください」

    千奈「だって、だって…!目が覚めたら知らない場所で…メイドも、星南お姉様もおらず、月村さんがぁ…」

    どうやら俺たちが合流するまでに色々あったようだ。

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:34:33

    ことね「おい手毬ぃ、倉本さんに何したんだよ」

    手毬「別に。ただおバカなお嬢様に危機感ってものを教えてあげただけ」

    麻央「手毬?あまり千奈を怖がらせてはいけないよ」

    アイドルたちが泣いて怒って拗ねて窘めて、見知らぬ場所で全員が不安を感じているである中、徐々にいつもの空気に戻りつつあった…しかし

    ??「館内にお越しの皆様、これから人狼ゲームに関する説明を行いますので、一階ロビーにお集まり下さい」

    古びたスピーカーから放たれた不穏なセリフにかき消されてしまった。

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:37:18

    これはデスゲームなのかどうなのかで変わってきそうだな
    まあデスゲームならプレイヤーの反乱とかゲーム拒否を避ける目的で首輪とか腕輪がありそうな気はするが

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:42:06

    手毬「意味わかんない」

    ??「ではもう一度、まずは全員テーブルの席にご着席ください。まもなく説明を開始します」

    スピーカー越しの声と今にも口喧嘩を始めそうな月村さん、それを制する藤田さんと、慌てふためく倉本さん。雰囲気があんまり変わっていない。

    麻央「手毬、落ち着いて。まずは座ろう」

    手毬「は?先輩はこの状況で明らかに怪しい声に従った方がいいって言うんですか?」

    麻央「実際、ボクらの方が立場は悪い。情報もないし、助けが来る保証もない以上は相手のいうことには従うべきだ」

    手毬「っ…!」

    ことね「まぁまぁ、鼻に綿棒つっこめって言われるより座るだけで済む方がマシだろ?」

    手毬「…わかった」

    こうして全員が着席し、謎の声のルール説明が始まった。

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:52:50

    ??「では改めて、ルール説明を行います」


    ■ルール

    ①これから皆様には役職が与えられます。

    ②与えられた役職に応じて、村人陣営・人狼陣営に振り分けられます。

    ③村人陣営は人狼陣営を全員処刑すれば勝利です。

    ④人狼陣営は村人陣営と生存者数が同数になれば勝利です。


    ■役職

    <村人陣営>(村人:3人、占い師:1人)

    ①村人:役割なし

    ②占い師:毎晩一人、人狼か否かを知ることができる


    <人狼陣営>(人狼:1人)

    ①人狼:毎晩一人、任意の相手を○害できる

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:56:14

    ルールは至ってシンプルな、どこにでもある普通の人狼ゲームだ。


    だが一つ大きく違うのは実際に人が○んでしまうという点だろう。


    それを実感したのは二日目の朝、dice1d5=3 (3) の○体が部屋から発見されたのだ。


    1.学P

    2.手毬

    3.ことね

    4.麻央

    5.千奈

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:00:08

    二日目の昼、ロビーでテーブルを囲う4人。
    全員が暗い表情をしており、陰鬱とした空気が充満している。だがそれも無理はない。

    藤田さんが○んでしまった。

    いや、厳密には○されたのだ。この4人内の誰かに。

    昨夜にルール説明をした後、スピーカーから声は聞こえなくなってしまった。

    泣きじゃくる倉本さんと、それを宥める有村さん。
    憤る月村さんと、それを宥める藤田さん。

    その日は食事をとって早めにルール通り消灯時間までに寝る支度を済ませて自室に戻った。

    誰もがドッキリや冗談だと信じ、一夜を明かした。

    だが、現実はそうではなかったのだ。

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:01:13

    二日目の昼、最初に切り出したのはdice1d4=2 (2)


    1.学P

    2.手毬

    3.麻央

    4.千奈

  • 17二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:05:52

    手毬「私が占い師だから」


    麻央「手毬?」


    手毬「聞こえませんでした?私が占い師です」


    麻央「そうじゃない、普通にゲームを続けている場合じゃない。ことねが…」


    手毬「じゃあ、どうするっていうんですか?きっと私たち全員、ゲームをしなきゃ○されちゃいますよ!」


    麻央「手毬…」


    手毬「私はこんな所で終わる気は無い。人狼を処刑して、ことねの敵を討って、村人陣営で帰る」


    学P「それで、月村さんは誰を占ったんですか?」


    手毬「昨夜はdice1d4=3 (3) を占ったよ」


    1.学P

    2.ことね

    3.麻央

    4.千奈

  • 18二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:09:08

    麻央はdice1d2=2 (2)


    1.村人陣営

    2.人狼陣営

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:15:19

    手毬「昨日の夜に有村先輩を占ったら人狼陣営だって出た。だから有村先輩を処刑すればゲームは終わり」


    麻央「ちょ、ちょっと待ってくれ!」


    手毬のカミングアウトに麻央は焦ったような、激昂したように反応する。


    麻央「なぜボクなんだい?ボクが、ことねを○すわけが…」


    手毬「別に。ただ誰でもいいから占う必要があったから占っただけです。それがたまたま有村先輩だった」


    学P「有村さん…?本当なんですか?」


    麻央「違う!だって占い師はボクだ!つまり占い師を騙っている手毬が人狼だ!」


    なんとなく、こうなる気はしていた。

    占い師に人狼だと言われれば、白であれ黒であれ占い師として対抗するだろう。


    手毬「は?先輩、見苦しいにも程が…」


    学P「待って下さい、話は最後まで聞きましょう。有村さん、昨夜は誰を占ったんですか?」


    麻央「ボクはdice1d4=4 (4) を占ったよ」


    1.学P

    2.手毬

    3.ことね

    4.千奈

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:17:47

    先程まで藤田さんの○と、月村さんと有村さんの口論で余程追い詰められていたのだろう。


    全く口を開かなかった倉本さんが、名前を挙げられて素っ頓狂な声をあげる。


    千奈「…え?えぇ!?わ、わたくしですの!?」


    麻央「あぁ、千奈。キミはdice1d2=2 (2) だ」


    1.村人陣営

    2.人狼陣営

  • 21二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:33:23

    千奈「わた、わたくしが…?」

    麻央「ボクも信じたくはないが、実際に犠牲者が出ている以上…占いの結果も真実だろう」

    手毬「ややこしいな。プロデューサー、あなたの意見は?誰を処刑する?」

    学P「…お二人の話を聞いて、矛盾があると感じました」

    手毬「矛盾…?」

    学P「はい、まず結論から話すと俺は月村さんの意見に賛成です」

    麻央「ぷ、プロデューサーさん!?」

    千奈「な、なぜですの!?」

    学P「月村さんが人狼の場合、占い師を騙り有村さんを陥れる理由が分かります。ですが、月村さんの対抗として占い師をカミングアウトした有村さんが倉本さんを黒だと発言すると、月村さんが…ただのバカになってしまいます」

    手毬「ちょっと」

    学P「ですが、流石に月村さんでも自分の命が掛かった状況でそんな事はしないでしょう…なので、倉本さんは白で確定と考えて、俺は有村さんが黒だと考えました」

    俺の意見に、他の三人が反応する。
    困惑する倉本さん、焦る有村さん、そして…

    手毬「じゃあ私とプロデューサーで二票、後は千奈次第だよ」

    千奈「わ、わたくしですの…!?わたくしは…」

    麻央「千奈…!」

  • 22二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:39:54

    残酷な話だ。この5人の中で最も純粋で、友達思いな倉本さんが有村さんの生死のカギを握っている。

    彼女の判断一つで、ゲームを進めることも膠着状態にすることもできる。

    しかし処刑が定刻通りに進まなければ残りの俺たちにも何が起こるか分からない。

    千奈「な、なぜ…わたくしが…こんな…昨日まで、普通に学園に通って、皆さまと…」

    学P「…倉本さん、一つ提案があります。あなたの悩みを解決するものではないかもしれませんが…」

    俺は倉本さんに一つの案を耳打ちする。
    それを聞いた彼女は、ここに来てからずっと見せる戸惑ったような表情、やがて決意を決めたのか発言する。

    千奈「私は…プロデューサーさんに一票を入れますわ!」

    そう。これで有村さんが二票、月村さんが一票、俺が一票…つまり多数決で

    ??「有村麻央の処刑を受理しました」

    麻央「ちょ、ちょっと、まっ…」

    全てを言い切る前に、目の前で有村さんが音を立てて床に倒れ込む。

    千奈「きゃああああああ!!!!」

    床にうつ伏せに倒れた有村さんの口からは血がとめどなく溢れ、目は虚空を見つめていた。

    今朝の藤田さんもこうして、○んでいったのだろうか。

  • 23二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:41:19

    ??「処刑の結果、有村麻央はdice1d2=2 (2)


    1.人狼

    2.人狼じゃなかった

  • 24二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:43:11

    人狼は手毬だった。手毬はことねを○害後、投票により麻央が処刑され、その日の夜にdice1d2=1 (1) が○害された。これにより村人陣営と人狼陣営の人数が同数になったため、手毬の勝利が確定した。


    1.学P

    2.千奈

  • 25二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:46:35

    千奈「月村さん?プロデューサーさんは?」

    手毬「あぁ、プロデューサーなら、多分…部屋で寝てるよ」

    千奈「プロデューサーさんったらお寝坊さんですね。でも、あんな事があった訳ですから仕方ないですわね」

    手毬「ねぇ、千奈」

    千奈「なんですの?」

    手毬「ごめんね…本当にごめん」

    千奈「なにを…いっ…」

    直後、手毬の胸元に倒れ込むようにして千奈は長い眠りについた。

    手毬は彼女を抱き抱え、涙を流しながら、謝る。

    手毬「ごめん…!みんな、本当に…」

    ??「人狼陣営の勝利が確定しました。では━━」

  • 26二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:48:17

    また次のゲームでお会いしましょう

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 22:39:42

    人狼ゲームって個人じゃなくて陣営の勝利を目指すゲームだけど、リアルタイムで実際に処刑されるルールだと自分の命が最優先になるから破綻するんだよね
    麻央の「役職なしの村人なのに占い師を騙り、適当な相手に黒判定」という行動も普通の人狼ゲームなら論外だが、このルールだと普通に村人アピールしただけじゃ処刑されてしまうからね
    まあ一番の戦犯はこの状況で黙ってた真占い師だが……ひょっとして役職持ちも初日犠牲者になるルールでことねが占い師だった?

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