【CP､🎲】大正に転生した 2

縁うた(両者記憶あり)が美味しいものを食べる為お金を稼ぐスレ
原作開始より10年位前､縁うたの年齢は13歳｡色々ゆるめにいく
スレ主は同じです

前スレをざっくり要約
結局鬼狩りに入ることになった縁うた｡うたちゃんの適正はまさかの雷の呼吸でした！縁壱は前と同じ日の呼吸｡
縁壱が手鬼と童磨を倒した事で､錆兎と真菰､胡蝶姉妹生存｡（とてもうれしい）
縁うたと真菰は同期になりました｡

前スレ

【CP､🎲】大正に転生した｜あにまん掲示板縁うた(両者記憶あり)が美味しいものを食べる為お金を稼ぐスレ出会った経緯は大体同じ(うたちゃんは家族を救えないかどうか色々しましたが結局無駄でした)｡原作開始より10年位前｡縁壱はお金を稼ぐついでに無…bbs.animanch.com

立て乙
どこまで行く感じ？

縁壱は甲に昇格？

うたちゃんと真菰がどんくらい昇格するのかダイス振っとく｡上弦の弐を倒して乙だから…最高でも丙までかな？

dice1d7=5 (5)

1 丙

2 丁

3 戊

4 己

5 庚

6 辛

7 壬

>>6

現実的だな

立て乙

とりあえず一度鱗滝さんに会いたい
真菰と友達になったし

取り敢えず前スレの続きを書いてくよ

>>10

良いね､会いに行こう

朝､二人がまだ眠っている中目が覚める｡

寝直そうかと横を向けば､桃曉が隣に居た｡

取り敢えず二人が目を覚まさなないように縁側に桃曉を持って移動する｡

桃曉は察してくれたのか､少し小さな声で話し出した｡

｢カァー､縁壱､縁壱､甲ニ昇格ゥ｡次ノ指令マデ､藤ノ花ノ家紋ノ家デ休息ヲ取レェ｣

甲…という事はあと一段階上がれば柱になれるのか｡

｢ありがとう｣

と私が一言言えば､桃曉は頷いて飛び去って行った｡

横を向けばうたと真菰の鎹鴉が私を見ている｡

｢あれ､縁壱起きてたんか｣

振り向けばうたが立っていた｡うたは眠気眼を擦りながら私の隣に座る｡

蜉郎（うたの鎹鴉）が何故か私の肩の上に留まり､うたに喋りだす｡

｢カァー ウタ､庚ニ昇格ゥ､昇格ゥ｡次ノ指令マデェ､藤ノ花ノ家紋ノ家デ休息ヲ取レェ｡｣

うたは目と瞼を忙しく動かしている｡

｢やったぞ縁壱！このまま順調にいけば柱になれるんじゃないか！？｣

うたは私の両手を自身の手と繋ぐ｡

｢ああ､うたならなれる｡｣

本心からそう言うと､うたはとても嬉しかったようで頬を赤らめながら腕を上下させる｡

｢さて…寝直すか…｣

先程の熱はどこに行ったのか､うたはすっと立ち上がり､戸を開けてそのまま布団に入ってしまった｡

鱗滝さんのところに行くのは真菰の怪我が治った後で良いかな？

うたが寝るなら｡と私も立ち上がり戸を開けると､真菰が立っていた｡
｢あ､おはよう｡早いね…｣
真菰も眠いのかうつらうつらとしている｡
｢私は寝直そう…鎹鴉から真菰に報告があるそうだ｡｣
少し欠伸が出た｡眠気で瞼が半分まで落ちる｡
｢ありがとう｡報告を聞いたら私も寝ようかな｡｣
真菰の言葉に私はうつらうつらと頷き､そのまま布団にもぐった｡

刀鍛冶の里編で新上弦の陸だそうかな

取り敢えず真菰の肋骨が治ったら鱗滝さんに会いに行く！
後個人的に､うたちゃんが甲になったら縁壱がうたちゃんに預けている片方だけの耳飾りを付けてて欲しい｡
三人で仲良く飯屋行かせたい｡
下二つは個人的な目標｡

YouTubeでこれの前スレがまとめられてたけどコメ数が少ない割に全部正論だった…ごめん｡
本当にダイス振る意味ないです申し訳ない｡
細かい所決めないと気が済まないんだ…あと投稿日二日前ってその時まだ完走しとらんぞどういう事だ
用事があるので帰ったら続きやります…本当にこういうガバ許してくれる人感謝｡
こっちもまとめられたらこのレスも消されるんだろうなって

うじうじしてもしょうがないので小出し気味に続きを書きます｡
遠慮せず感想とかこの先の展開の予想とか書いてくれるととても嬉しい｡

数日後
｢完治です｣
藤の花の家紋の家に訪問した医者に告げられる｡
｢やったな真菰！あ､今日と明日は休暇を取っているんじゃが､三人でどこかに出かけるか？｣
医者が去った後､うたは真菰の手を掴みブンブン上下させている｡
｢今日は二人を鱗滝さんに会わせたいんだ｡｣
うたの荒ぶる腕をゆっくり下ろし､いつもの笑みで真菰は言った｡
｢良いな！そうと決まれば出よう｡勿論おばあさんに礼を言ってからな！｣
うたは刀を腰に差して､立ち上がった｡

上弦の弐撃破直後の耀哉少年ってめっちゃテンション上がってて、それを見た父親に「落ち着きなさい」ってたしなめられてそう

まとめ動画作ってる人は9割小遣い稼ぎ目当てだから気にしなくて良いかと

>>21

やだありがとう愛してる｡続き書いてくね｡

ペース落ちる

家紋の前で､おばあさんに挨拶を済ませる｡

｢お世話になりました｡｣

おばあさんに向き合い､軽くお辞儀をし合う｡

｢それでは､行ってらっしゃいませ｣

私達はおばあさんに背を向けて歩き出した｡

｢…この山を登ったら鱗滝さんに会えるんだけど､何を話そうかな｡まず新しく友達が出来た事でしょ？下弦の肆を三人で討伐した事とか…いっぱいあるなあ｣

真菰の足取りが軽い｡

｢あの家か？｣

いつの間にか目的であろう家に着いた｡この三人でいるといつも時間があっという間だ…

多少ガバくても面白ければセーフセーフ

もうあのSASUKEレベルのアスレチック山なんだろうか

>>25

三人は喋りながら罠や落とし穴を避けているかも

随分前にあったSASUKEのスレで無惨様が1stステージで脱落してたの思い出した

本編が始まる頃には縁壱目当てで来る下弦を真菰とうたと縁壱で切りまくって腕メキメキ上がってるし柱になってそうだ

夕暮れの覆う空だ｡
真菰が家の戸を開ける前､ふと横を見れば､少し遠くに宍色の髪と真菰と似ている面をつけた少年と､少し無造作に伸ばした髪を首のあたりで一つに結んでいる黒髪の少年が居た｡二人共着物が少し土や草で汚れており､疲れたような表情をしている｡
二人の少年は私達を見ると少し驚いたような目をしていたが､私がお邪魔してます､と頭を下げると少年たちは同じく頭を下げた｡
頭を上げれば､横から戸が開く音がする｡
｢鱗滝さん､お久しぶりです！｣
｢真菰､座って話すんだ｡それからうたと縁壱｡君達の事は真菰からの手紙で知っている｡歓迎しよう｡｣

義勇と錆兎だ

このスレ､(縁うたが美味しいもの食べるためにお金を稼ぐスレだから)一応食もメインなんすよね…

天狗の面を付けた老人に向き合う形で正座する｡うたも私も緊張で肩に力が入った｡
｢真菰と共に下弦の肆を討伐した事､天晴だ｡弟子が最終選別を突破して隊士になり､他の隊士と共に活躍している事嬉しいことこの上ない｡ここに来るまで疲れただろう､今晩は肉じゃがを作る予定なのだが三人共食べていくか？｣
肉じゃがとは何だろう｡肉とジャガイモを何かした物という事は分かるのだが､前の人生では無かったので味が想像できない｡
｢食べていきます｣
｢鱗滝さん､ただいま戻りました！｣
私がそう言った数秒後､玄関から声がして見ると､先程の少年二人が並んで立っていた｡
｢錆兎､義勇｡今から食事の支度をする｡少し待て｣

暫くして出された肉じゃがを口に運ぶと､ほくほくとしたじゃがいもに､甘辛い煮汁がじんわり染み込んでいて､ふわっと広がるやさしい味わいだった｡玉ねぎはとろけるように柔らかく､牛肉の旨みと合わさって､まさに絶品｡作り方を聞きたい｡全体として派手さはないが､心にしみるような安心感のある味だ｡
にんじんの彩りが目にも楽しく､ほんのりとした甘みが全体の味を引き立てていて､糸こんにゃくはつるりとした口当たりで､煮汁をしっかり吸っていて､噛むたびに味がじゅわっと広がる｡ああ､何故前の時代にはこれが無かったのだろうか｡
ご飯と一緒に口に運べばもうそこは極楽に限りなく近い｡頭に幸せが浮かぶ｡

豪華ではないけど手間をかけて作ってくれたんだろうな

美味しそう

初めてこの場所に来たというのに､何回も来たような安心感がする｡
ふと横を見ると､義勇という少年が幸せそうな笑みを浮かべて､もう一人の少年…錆兎と話している｡真菰から聞いた話では､鮭大根を食べる時以外あまり笑わないと聞いていたが､心を開けたようで良かった｡
あまり関わりのない人の笑顔でも､見ると自分まで嬉しくなってしまうものだ｡
｢ごちそうさまでした｣
…食事も終わったことだし､何をしようか｡
そんな事を窓越しの夜空を見ながら考えていると､腕に誰かの手が乗っている｡
手を辿れば､日輪刀を持った義勇が無表情で立っていた｡
｢縁壱さん､と言いましたか？…少し鍛錬に付き合ってほしいのですが…よろしいでしょうか｡｣
｢ああ､大丈夫だ｡｣

すっかり暗くなった夜の山道を登る｡ここは私達が通って来た道と違い､安全な道らしい｡
｢最近､水の呼吸を使いこなせるようになってきました｡今からそれを見て欲しいのです｡まだ完成していないのですが､自分で考えた型もあります｡｣
｢何故私に…？｣
そう問いかけると､義勇は少し口角を上げた｡
｢変な話ですが､真菰姉さんや錆兎には内緒にしておきたい…でも誰かに見て貰いたいと思ったんです｡真菰姉さんが貴方と一緒に連れて来たうたさんでも良かったのですが､生憎錆兎や真菰姉さんと何処かに行ってしまいまして｡｣
｢そういえばどこかに行っていたな｣
ざっと土を擦る音がして､義勇は足を止めた｡
｢着きました｡訓練場です｡｣

めっちゃ喋る

>>37

そうです

義勇は鞘から日輪刀を取り出し､息を整えた｡
｢水の呼吸､｣
型が滝や川､湖のように美しく､次々と繰り出される｡
｢ふぅ､フゥ…｣
型を出し終わったようで､義勇は息を切らしていた｡
｢…荒はあるが､それも鍛錬を重ねて行けばいずれ無くなる｡…義勇は最終選別を突破できるだろう｡｣
少々上からだっただろうか｡申し訳ない｡
｢…ありがとうございます！｣
義勇は深く頭を下げ､そのまま｢お先に失礼します｣と山を下って行った｡
｢私も帰ろう｣
月明かりの元に照らされた山道を下る｡小さく欠伸が出た…早く帰ろう｡

縁壱にも眠気はあるのか

そりゃ生物だし

鱗滝さんの家に帰ると､私とうたの分まで布団が敷かれていた｡
布団に入り､ふわふわとした達成感と眠気に包まれていると､会話が聞こえて来た｡
どうやら鱗滝さんと真菰が話しているようだ｡
｢二年後に義勇と錆兎を最終選別に送り出す｣
｢そうですか…｣
真菰は不安な声色で呟く｡
｢…真菰よ､あの子達は想像以上に強くなっている｡最終選別を受ける頃には立派になっているだろう｡｣
｢…二人はちゃんと生きて帰ってきますよね｡｣
どんどん不安が声に表れている｡
｢ああ､大丈…だ､安心し…真…｣
人の話を勝手に聞くのは聞くのはいかがなものだ｡そろそろ寝よう｡
半ば閉じかけていた瞼を完全に閉じて､私は眠りについた｡

錆兎は手鬼に襲われる子を助けるために戦ったのが死因だからな

関係あるかなこれ､深夜で頭回ってないゴメン

まだ朝日も昇らない時刻に目が覚めた｡
眠気が少し覚めてしまったが､することも無いので軽く散歩に行こうかと玄関の戸を開ける｡
｢あ､おはようございます｣
技の練習をしながら私に挨拶してくれたのは錆兎と言う少年｡
｢おはよう､まだ朝日も昇っていないのに…早いな｣
そう言うと少年はニコっと笑う｡
｢早起きは三文の徳と言いますので｣
そうは言うが､素振りの間に頭が度々こてんこてんと眠たそうにしている｡
｢そうか､凄いな｡だが､あまり無理はしないほうが良い｡目が閉じかけている…｣
｢…寝直しましょうか…｣
少々苦笑気味に錆兎は聞く｡
｢そうしたほうがいい…私も寝直す…｣
欠伸が同時に出る｡睡眠不足はいけないと､錆兎と一緒に家の中に入った｡

歳の割に達観してるけど、人生2回目出しこんなもんか

お昼頃｡

鱗滝さんの所で食事を済ませた私達は､そろそろ藤の花の家紋の家に戻ることにした｡

｢鱗滝さん､バイバイ！また成果を上げたら会いに行くから待っててね！｣

私達が手を振ると､三人は手を振り返してくれた｡嬉しい｡

｢良い人達じゃったなぁ…いつか三人も誘って飯屋か甘味処に行きたいのぉ…｣

ふわふわとした声でうたは呟く｡

｢…うた､縁壱｡帰り､甘味処に寄る？｣

｢寄ろう｣

｢寄るぞ｣

甘味処で食べる菓子

>>56

おはぎ

おはぎ！

おはぎ！！茶と共に

暖簾をくぐり､店内に入ると､店員の方が早速出迎えてくれた｡
｢いらっしゃいませ､ようこそお越しくださいました｡ごゆっくりお過ごしくださいませ｡｣
案内された席に座ると､畳の匂いとどこか懐かしい店内の飾りつけに心が安らぐ｡
｢ご注文はお決まりでしょうか？｣
｢うーむ…どうしようかの…取り敢えずおはぎで良いか？｣
うたの言葉に私は頷いた｡
｢いいね､お茶も頼もうか｡…お茶と､おはぎを三つ下さい｡｣
｢畏まりました､少々お待ちください｡｣

｢こちら､お茶とおはぎです｡｣
机にそれぞれお茶とおはぎが三つずつ置かれた｡
もち米とあんこの香りが空いた小腹を刺激する｡
｢美味そうじゃ…｣
いただきます､と三人手を合わせた｡
まずはおはぎ｡手に取ると､きめ細かい粒あんがふっくらともち米を包み込んでいて､見た目からしてふわっとした優しさがある｡口に運ぶと､あんこの甘さは控えめで､豆の風味がしっかりと感じられる｡内側のもち米は程よい弾力で､噛むたびにほのかな塩気が甘さを引き立ててくれる｡懐かしさと安心感に包まれる味わいだ｡
｢とても美味しい…｣
思わず声が出た｡もう一つの主役を忘れてはいけないと､抹茶が入った器を手に取る｡湯気とともに立ち上る青々しい香りが､一瞬で空気をほだらかに､凛とする｡ひと口啜ると､舌に広がるのは深い苦味とほのかな旨味｡先程食べたおはぎの甘さを受け止めて､口の中をすっきりとしてくれる役割も完璧だ｡後味には､抹茶特有の渋みが残り､余韻まで美しい｡
兄上がこっそり持って来てくれた菓子を一緒に食べた思い出が呼び起こされる｡
｢ごちそうさまでした｣
店を出た｡頭の中が幸せだ｡
｢凄く美味しかった！鱗滝さんの所にまた行く時はこっちも寄ろう！｣
真菰はふわふわと嬉しそうな声色で話す｡
｢そうじゃなぁ…また行きたいのお…｣
うたは眠そうだ｡
暗くなってしまった道を､喋りながら三人で歩く｡この時間が一番幸福かもしれない､と思いながら空を見上げる｡空は満天の星々がきらきらと輝いていた｡

美味そう

抹茶との組み合わせがいい

ここから先の展開を

>>64

>>65

>>66

からダイス振ります

折れる前の愼寿郎に会う

血鬼術使う鬼を倒す任務

任務中、縁壱の日輪刀が血鬼術で真っ二つに折られた

ダイス振って行きます

dice1d3=3 (3)

1 折れる前の愼寿郎に会う

2 血鬼術使う鬼を倒す任務

3 任務中、縁壱の日輪刀が血鬼術で真っ二つに折られた

鉄などの金属を腐食、劣化させる

とんでもなく小さな鬼
半天狗の本体くらいしかない
遠隔での血鬼術で刀を腐食させて鬼殺隊を返り討ちにしていた

たくさん美味しいもん食べてけろ

縁一の刀折れる鬼強すぎるだろ

刀を折ることに特化した血鬼術って、鬼になる前に人斬り魔にでも襲われたのかな
でも鬼には陽の光という最大の弱点があるからなあ
刀がなくても倒せちゃうんだよな

目的の地に着いた｡昼の町並みはがやがやと賑わっている｡
喋る鴉は注目を集めるからなのか､小さな声で鎹鴉は話しだした｡
｢カァー､ココデハ､毎夜人ガ姿ヲ消シテイル｡調査ニ向カッタ鬼殺隊員モ､刃毀レヤボロボロニ劣化シタ日輪刀ヲ残シ､姿ヲ消シタ｡警戒シテ調査セヨ｡｣
｢分かった｡まずは聞き込みをしよう｣

『包丁が良く刃毀れしてねぇ…近所の奥さんも同じ事が起きてるらしいのよ…』
『この町にはよく夜に鼠が出て来るんだよ｡気味が悪いのが人の言葉を話しているみたいで…すばしっこくて姿は今まで見た事はないけど…早く駆除されないかなぁ｡
ああ､その鼠が出て来た頃に人が行方不明になる事が多くなったかな｡近頃は物騒だねぇ…君達みたいな子供は夜に出歩くんじゃないよ｡』

｢うーん…姿が見えないってことは小さい鬼なのかな｡刃毀れさせるってことは日輪刀が使えない…？どうなんだろう…｣
集めた情報を三人で整理しながら歩いていたら､いつの間にか深夜になってしまった｡
私達以外に人はおらず､街道は静まり返っている｡

スケスケってどこまで見れるのかな
赫刀で血鬼術が焼けています｡

このまま朝日が昇ってしまえばまた隠れられる｡早い事見つけて首を斬ろう｡
｢…縁壱､日輪刀が刃毀れしてないか？｣
うたに声をかけられ､手に握った日輪刀を見てみると､所々刃毀れしている｡
暫く見つめていると､時々ジュウ､と音がしていることに気付いた｡どうやら血鬼術が焼かれている音のようだ｡
｢鬼が近くに居るかもしれない｡うた､真菰…そっちの日輪刀は刃毀れはしていない｡そのまま鞘から出さないようにしてくれ｡｣
分かった､と二人の声が重なる｡
…どこだ？民家の中､店の中…いや､裏路地に隠れている｡とても小さな鬼だ｡
｢ヒィッ､何故､折れたはずなのに､いや､一点に集中して血鬼術を｣
なにかを呟いていたが､取り敢えず型を繰り出そうと､声を出した｡
｢日の呼吸 肆ノ型｣
パキン､と音がして､日輪刀を見ると､刀身が二つに分かれていた｡
｢灼骨炎陽｣
折れた日輪刀は首を斬れない長さではないのでそのまま鬼の首を斬る｡
ギャアァ､と叫び声を上げ､鬼の体が消滅していく｡

刀が折れただけで首斬ることに問題はないの笑う､まぁ縁壱だしな

眠気限界

私は折れた日輪刀を鞘にしまい､二人の元に戻った｡

｢あー…刀が折れたんだな…｣
うたが少し驚きの混じった声で言う｡
｢取り敢えず鎹鴉に報告しようか｢カー！！縁壱､日輪刀破損！縁壱､ウタ､真菰！蝶屋敷！蝶屋敷ニ向カエェ！｣
いつの間にか私の肩に乗っていた鎹鴉が叫んだ｡耳が痛い｡
｢遮った…じゃあ蝶屋敷に向かおう｡…なんで遮ったの…？｣
少し不満げに真菰は歩き出す｡…どこかで甘味処にでも寄ろうか｡
｢そうじゃな！｣
真菰についていくように､私もうたも歩き出した｡

一旦真菰とうたに全集中の呼吸・常中を習得させたいので蝶屋敷に行かせます｡
蝶屋敷に誰登場させますか？カナエさんもしのぶさんもまだ鬼殺隊に居ないし…先代花柱とか…？

幼少期のカナエとしのぶ
鬼殺隊に入るまでの間蝶屋敷に居そう

先代の花柱がいるとしたらあえて男であってほしい

金髪の美形
若干ナルシストではあるものの弱者を守る意志は強く、努力を怠らない
クォーターであり祖父が英国人

>>89

90はミスだから気にしないで

OK､口調とかも出来れば教えてくれたりすると助かる

花柱の強さダイス

最低60＋dice1d40=12 (12)

一人称は「僕」で基本的に誰に対しても敬語

>>92

ありがとう！！

先代花柱

強さ72…まぁ強い？

金髪の美形､クォーターであり祖父が英国人

若干ナルシストではあるものの弱者を守る意志は強く､努力を怠らない

一人称は「僕」で基本的に誰に対しても敬語

名前でも>>94

白鷺(しらさぎ)カデル

綺麗な名前だ

蝶屋敷に着いた｡
庭には何頭もの蝶が舞っており､そのうちの一頭が頭に止まる｡
ぼうっと蝶を見つめていると､前から靴の音がした｡
見ると､金の髪をした美しい顔立ちの男性が立っている｡
｢鎹鴉から貴方達の事は聞いています｡花柱の白鷺カデルと言います｡ここ､蝶屋敷は鬼殺隊専用の医療施設｡孤児院と訓練場も兼ねており､これら全部は僕が運営しています｡｣
｢僕｣を強調された気がする｡
｢貴方達…いや､立ち話もなんですし､一旦中に入りましょう｡｣
畳の部屋に通され､三人揃って正座した｡
｢貴方達三人はとても良い成果を出していますね｡下弦の肆､上弦の弐を倒したとか！これは素晴らしい人材｡そんな貴方達をもっと強くするために､この蝶屋敷で全集中の呼吸・常中を会得してもらいます｡｣
｢常中？｣
真菰が首を少し傾け､聞き返す｡
｢睡眠時を含む四六時中全集中の呼吸を維持し続ける､それが常中です｡体得に成功すれば新陳代謝が活性化し､増大した肺活量に肉体が対応するので身体能力がさらに向上し続ける｡ですが､特に肺に負担が掛かる全集中の呼吸を常時行う為､子供と同じくらいある硬い瓢箪を息を吹き込むだけで破裂させられる程度には呼吸器系を鍛えなければいけません｡｣

常中というか縁壱は生まれたときから全集中の呼吸だったな

｢そのためには地道で過酷な鍛練の積み重ねをする必要がありますが……おや､縁壱さん｡貴方は既に常中を会得していますね｡｣
白鷺さんに向いていた二人の視線が私に集まる｡
｢まぁ､縁壱じゃしの…｣
視線が白鷺さんに戻った｡
｢…それで､縁壱さんは刀を打ち直して貰う間､真菰さんとうたさんの二人は常中を会得するまでの間､この蝶屋敷に居てもらいたい｡この蝶屋敷には裏山があり､会得と鍛錬にうってつけでしょう｡｣
｢成程｡｣
…ふと横を見ると､扉から少し小さな手が見える｡
暫く見つめていると､勢いよく戸が開き､少女二人が部屋に入って来た｡どうやら姉妹のようだ｡
｢ああ！僕としたことが忘れていました｡
蝶屋敷に居る間､貴方方の体調管理や補助を担当する､カナエとしのぶです｡｣
二人の少女は白鷺さんと入れ替わりで私達の前に正座し､ペコリと頭を下げた｡
｢私と姉さんが貴方達三人の世話を担当します｡よろしくお願いします｡｣

｢よろしくお願いします｣
私達も､深々と頭を下げる｡
頭を上げると､白鷺さんが話し出した｡
｢主に蝶屋敷で関わるのはこの二人でしょう｡僕は柱として忙しいものであまり会える機会は…あ､それでは僕は任務に向かいますので後はご自由に！｣
白鷺さんは時計を見たかと思えば焦り出し､急いだ様子で去っていった｡任務までの時間を私達に割いて貰った事に感謝しよう｡

やり取りが終わり､蝶屋敷の庭に場面は変わる｡
縁側に座る私としのぶ､カナエの前に､うたと真菰の二人が並ぶように立つ｡
｢はじめ｣
しのぶがそう言うと､スゥ､とうたと真菰は全集中の呼吸をし始める｡
最初は順調だった…が､20分ほど経つと突然縁側に倒れ込んだ｡
肺がきつくなったのだろう｡ぜぇぜぇと息を切らし､起き上がる｡
｢キツイ……大分…過酷じゃぞ…｣
｢耳から何か出そう…頭が痛い…｣
こと､と横から音がして見ると､お盆に二人分の茶とおにぎりが置かれていた｡
｢お疲れ様です｡おにぎりと茶はご自由にお食べ下さい｡花柱様も『最初は15分程出来れば上出来』とおっしゃっておりました｡ここから鍛錬を重ねて行けば常中を会得出来るのも遠くはないでしょう｡｣
うたと真菰はしのぶの話に耳を傾けながらおにぎりを口に運ぶ｡
｢うま…｣
｢鍛錬で花柱様は他の隊士にこちらの瓢箪を吹かせていました｡｣
カナエが手に持っている瓢箪を床に置く｡
｢ふうん､音が鳴るとかかな？｣
｢いえ､これを破裂させます｡｣
二人が固まった｡
｢はれっ？え？破裂…｣
うたが瓢箪を軽く叩くと､コン､と硬い音が鳴った｡
｢破裂させたら瓢箪を徐々に大きくしていくんですが､最終段階は私達と同じくらいの瓢箪を破裂させるんですよ｡この瓢箪は通常の物とは違う材質で作られている為､硬いんです｡｣

ほしゅ
二人は鍛錬無しで20分全集中の呼吸を出来るのか…

>>109

つおい

>>109

十分すごい

>>109

まぁ下弦の肆の首を斬れる程だし…

｢…はは…｣

｢死ぬ気で頑張ろうね…あはは…｣

真菰が失笑気味に呟いた｡

｢…ひたすら努力するしかないのう…あの瓢箪を割れるのはいつになることやら…｣

カナエとしのぶが去った後､茶を啜りながらとほほ､とうたは溜め息を吐く｡

｢…鱗滝さんの所でやってた修行内容を合わせて鍛錬してみたら成果は出るかな…｣

｢…それ良さそうじゃな！真菰､おらも一緒にやるぞ！｣

真菰は少し微笑んで言う｡

｢良いね！頑張って常中を会得しよう｡｣

そう言って､二人はえいえいおー！と拳を振り上げた｡

そこからは怒涛の日々｡

日中は刀の素振り､屋敷の柵や庭で走り込み､岩を使った筋力強化などを二人はこなしている｡夜は酷使した肺を休める為に座禅を組んでゆっくりと呼吸したり､就寝中にはカナエとしのぶにそれぞれ全集中の呼吸が止まっていた場合は布団叩きで叩くよう依頼もしていた｡何故私に頼まないのか聞くと､私に頼むと骨が折れそうで怖いから…との理由だった…悲しい｡

だが､鍛錬のお陰か二人は段々と全集中の呼吸を長く出来るようになってきて､私がコツも教えると更に長く出来るようになっていった｡

一週間後にはあの瓢箪を割り､残すはあのとても大きな瓢箪だけとなった｡

｢縁壱…今日は割れる気がするぞ…やっとおらも真菰も四六時中出来るようになった…｣
｢それでは瓢箪を持ってきましょうか？｣
うたの隣に居たしのぶが言う｡
｢よろしく頼む！！｣

｢…緊張するな…｣
運ばれてきた二つの巨大な瓢箪の口に､フゥウ､と溜め息を吹く｡
｢では､はじめ！｣
カナエがそう言うと､二人は瓢箪に息を吹きかけ始めた｡
少しずつ､パキ､パキと瓢箪に亀裂が入っていく｡二人の顔は赤い｡
｢もう少しですよ！頑張って下さい！｣
カナエとしのぶの掛け声を聞き､更に二人は息を吹きかける｡
パキ､パキ……バキッ！！という音がしたと同時に､瓢箪は割れていた｡

保守！！とうとう割れるようになったか

女性で割れるの凄くね…？しかも13

おおすごい

眠脳死尿意限界文章壊滅的救助求

｢やりましたね！！｣
カナエとしのぶがとびっきり喜ぶ｡瓢箪から口を離した二人も､にっこにこの笑顔で私の手を握り､わーいわーいと喜んだ｡

｢これで常中は会得じゃ！！｣
｢やったぁ！！それじゃあ､明日から任務再開かな？｣
｢そうじゃな！あ､縁壱は刀が届いたらか…？｣
うたがそう言った数秒後､遠くからおーい､と声がした｡
｢鉄穴森さん｣
少し小走りで鉄穴森さんは駆け寄ってくる｡
｢やっと刀を打ち直せました！鬼の血鬼術が刀が折れてしまったと聞いております｡災難でしたね…それではお受け取り下さい｡｣

胡蝶姉妹かわいい

保守

可愛い

かあいいね

縁壱の柱昇格とか？

気難しい鋼鐵塚さんと団子屋で会うイベント

鬼化した不死川志津に会う

ダイス振りまーすdice1d3=3 (3)

1.縁壱の柱昇格

2.鋼鐵塚さんと団子屋で会う

3.鬼化した不死川志津に会う

保守､地獄の選択肢が…

そういえば前世は珠世さんと知り合っていたな…その繋がりで行けるか？

これは気になる展開

なんとか...！