【オリキャラ/🎲/閲覧注意】キヴォトスのバイト戦士その13

「語らねばなりません……私とアイコちゃんとの出会いを」
「あ、あら？」
「えっ、なに急に」
「桃郷フレンドパークじゃなかったか？」
「その時はキャストとゲストの関係なのでノーカンです。
みなさんにも教えましょう。私がアイコちゃんと出会ったのはブラックマーケットでモモフレンズグッズを探していた時でした。私はスケバンさんたちに追われ、催涙ペロロ様爆弾をぶつけて逃げようとしたところ、ウェーブキャットさんの仮面を着けたアイコちゃんに颯爽と助けられたんです」
「あんた何でそんなところ行ってんのよ！？」
「補習授業部に入ったのはそういう……」
「仮面は顔バレ防止か、合理的だな」
「ペロロ様と思わせる匂いと包容力、スカルマン様みたいな神秘的な雰囲気、ウェーブキャットさん並みの長身、アングリーアデリーさんの如き威圧感、ピンキーパカさんの毛並みと同じくらいふわふわした髪質、ビッグブラザー様のように全てを見通す目、Mr.ニコライさんのような見ていて幸せになれる笑顔……そして、私の好きを尊重し寄り添ってくれる優しさ。
1つ、2つ、3つ……アイコちゃんのことを知っていきながら、同じモモフレ仲間として一緒に過ごしていく内に痛感したんです。《平凡な私とは違う素敵な人》なのだと。それと同時に理解したんです。《この人に愛されたい》《この人に恋をした》のだと。
艷やかな唇で私の好きを受け止めてくれる。柔らかなお胸に飛び込めば抱きしめてくれる。そこに下心はありません。
私はそんなアイコちゃんの途轍もない愛の深さとその寛大さに惚れたんです」
「下心あるじゃないこのムッツリスケベ！しかもその例え意味わかんないキメラか何かなの！？」
「モモフレンズで例えられると余計に分からないのですが……」
「可愛い人なんだな！」
「アズサちゃんしか分かってくれません……何故……？」

前スレはこちらです！

【オリキャラ/🎲/閲覧注意】キヴォトスのバイト戦士その12｜あにまん掲示板「あ、アイコ！本当にやるのか！？」モチのロンですよ、チェリノ会長！イワン・クパーラでは焚き火を飛び越えることで魂を浄化すると聞きました！なら私も検証とレポートのためやってみようかと！もう一つの効果はヒ…bbs.animanch.com

アイコちゃんの履歴書をどうぞ！
名前︰宝城アイコ
誕生日：1月7日
学校：聖アウレア学園（知名度75）（厄度9）（規模39）
学年：1年
使用武器：RL（APILAS）『黄金伝説（レゲンダ・アウレア）』
副兵装　：HG（MAS50）
実家の格：100（高いほど高貴な生まれ）
食好み　：53 （1に近いほどイズミ、100に近いほどナギサ）

【能力】
戦闘　77
知性　90
神秘　90（元ネタ：ヴイーヴル）
事務　50
医療　7
運動　78
技術　78
政治　78
交渉　60
芸術　59
家事　44
モモフレンズ　65
演技　53
ウェーブキャット　61
メイド　3
給仕　78
指揮　92
忍者　82
ゲーム　24
TSC　93
絵画　35
運転　32
ダンス　71
料理　39

属性：爆発・弾力装甲
（設定のみ、アウレア制服の属性：神秘・特殊装甲）
地形適性：市街地D 屋外S 屋内B
防御力アップ（大）…相手の攻撃属性：ノーマルが自分の防御に対して-20補正

【容姿】
髪の長さ　56　
1で肩につかないくらい100で足元
髪色　RGB50 164 83　
瞳　RGB191 35 23　
身長　171cm
肌色　2.普通
胸　3.並盛
腹　3.ぷにっ
尻　1.薄め
太もも　3.ヌッ
耳　2.普通
羽　2.悪魔
角　1.あり
尻尾　2.なし
メガネ　2.ぶっ◯すしかないよね！
羽の大きさ　26
1でイブキ、100でヒナと同じくらいの大きさ

アイコちゃんが今まで交流した方々です！
【好感度】
ベテランモブ傭兵　57
角楯カリン　54
阿慈谷ヒフミ　101
早瀬ユウカ　67
美甘ネル　77
一之瀬アスナ　45
室笠アカネ　30
黒見セリカ　96
聖アウレア学園生徒会会長　98
ユリユリヘルメット団　14
聖アウレア学園生徒会副会長　70
聖アウレア学園生徒会会計　78
聖アウレア学園生徒会書記　70
奥空アヤネ　68
砂狼シロコ　66
十六夜ノノミ　62
先生　81
小鳥遊ホシノ　60
陸八魔アル　50
浅黄ムツキ　56
伊草ハルカ　66
鬼方カヨコ　17
空崎ヒナ　30
天雨アコ　72
銀鏡イオリ　36
火宮チナツ　91

羽沼マコト　58
棗イロハ　34
丹花イブキ　50
元宮チアキ　1
京極サツキ　91
黒舘ハルナ　66
鰐渕アカリ　59
獅子堂イズミ　83
赤司ジュンコ　68
連河チェリノ　79
佐城トモエ　35
池倉マリナ　34
河和シズコ　95
朝比奈フィーナ　33
里浜ウミカ　30
春日ツバキ　34
水羽ミモリ　95
勇美カエデ　37
風倉モエ　40
才羽モモイ　75
才羽ミドリ　21
花岡ユズ　63
天童アリス　84
生塩ノア　100
新素材開発部部長　73
？？？　14
橘ヒカリ　50
橘ノゾミ　50
朝霧スオウ　55
安守ミノリ　32

白洲アズサ　70
剣先ツルギ　80
静山マシロ　64
板垣カノエ　30
白尾エリ　69

現在の成果です！
収入　1474165円
目標金額500万円まであと3525835円

宝城アイコのイメージ図
（使用サイト『PixAI』使用モデル『Haruka v2』モデル製作者『PixAI Official』様）

当スレの基本戦闘ルールはこちら

【バトル概要】 | Writeningバトル開始前、描写がない場合地形ダイスを振って地形を決めます。 ダイスは双方dice1d100を振り、結果が高いほうが勝利となります。 判定ダイスは以下の条件で変化します。 ・自キャラの戦闘技能と神秘技能…writening.net

これまで保守と応援ありがとうございます！
今回は趣向を変えてヒフミにアイコのことを語ってもらいました。場面だと補習授業部で合宿した時ですね。隙あらばアイコ語り。
恋愛要素は不慣れではありますが、これからもアイコの物語をどうかよろしくお願いします！

>>16

滅多に当番にはなりませんが入部はしてます

当番で来る頻度が高いのは会長>>>書記>会計>副会長な感じ

【シャーレ執務室】

どうもアイコです。今日はシャーレ当番の日、先生のお仕事を手伝う日です。

色々お世話になってますから気合い入れてお手伝いしましょう！

こんにちは、先生。今日はよろしく…………うわぁ……。

“こんにちは、アイコ。ごめんねこんな有様で……”

多忙とは聞いてたけどここまでだったとは……書類がサンクトゥムタワー並みに積まれてる……。

“あはは……来て早々申し訳ないんだけど、書類整理手伝ってくれるかな？”

勿論！そのために来ましたので！

あっ、差し入れ持ってきてるんで後で食べてください。

うちの養蜂部で採れた黄金蜂蜜を使ったジンジャーブレッド、Pain d’épices（パンデピス）です。

“ありがとう！助かるよ！”

事務（50）dice1d100=77 (77)

（成功でコミュ+追加好感度に補正）

政治（78）dice1d100=82 (82)

（成功でコミュ+追加好感度に補正）

終わらーなーい、終わらーなーい、この書類を〜ぉ♪
……ようやく半分っすねぇ。

“い、何時もはこんなに無いんだよ？”

わかってますって。直近でのエデン条約締結やSRT特殊学園の処遇、その他諸々に関わってるからこんなに溜まってるんですよね？それなら仕方ないですよ。
もう少し業務量減らしても良いとは思いますけど……先生の性格上、できないですもんね？

“そうだね……シャーレの実績と信用はまだまだ低いし、私の手が届く範囲も狭い。
だから多少無理してでも私が頑張らないといけないんだ。私は、生徒たちの味方でありたいからね”

そういや先生ってキヴォトスに来てからまだ1年も経ってないのか……。
コツコツと積んでいくしかないわけですね、勉強と同じく。

“うんうん”

そのためにイオリちゃんさんの脚舐めも辞さないっと……。

“ごふぁっ！？ど、どうしてそれを……！？”

チナツちゃんからのモモトークで。
SRTのためにここまでするなんて……流石です、先生♪

程よい筋肉が付いた健康的なお御足……大人としてのプライドをかなぐり捨てたシチュエーション……さぞかし背徳な味がしたんだろうなぁ……私、気になります！

“ノーコメントで！”

ええ〜いけずぅ〜（ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛ!）およ？先生、何か通信来てるよ。

“これは…（ﾋﾟｯ）モモカ？もしかして……”

『うん、例の指名手配犯だよ。ヴァルキューレが応戦してるけどやっぱり持ちそうにないなぁ。
KVハイウェイ35番道路付近で暴れてるから早く何とかしてね〜（ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ）』（ﾋﾟｯ）

“アイコ、いける？”

ガッテン承知之助！書類との戦いよりも楽ですよ！

“頼もしいね。ただ、私たちがこれから戦う相手は一筋縄では行かないから増援も呼ぶよ”

“（アロナ。現場から近く、手の空いてる生徒に助っ人の連絡を入れてもらえるかい？）”
『（お任せください！）』

“シャーレの助っ人三銃士を連れてきたよ”

助っ人三銃士！？

“対策委員会、砂狼シロコ”
「ん、チャリで来た」

“便利屋68、鬼塚カヨコ”
「また事務所が壊れてお金に困ってたから丁度良かったよ」

“救護騎士団、朝顔ハナエ”
「救護が必要と聞いて！白衣の天使が訪ねて来ましたよ！」

そしてバイト戦士の宝城アイコです！どうぞよろしく！

「知ってる、久しぶり」
「相変わらず元気だね。あの傭兵バイトから近況は聞いてたけどさ」
「もしかして私だけはじめましてですか？
朝顔ハナエです！よろしくお願いします！」

よろしくね〜。
では先生、早速件の指名手配犯と接敵しましょう！

“うん、行こう！”

【KVハイウェイ35番道路】

「熱血のレッド！」
「冷徹なブラック！」
「休出のグリーン……」
「気合いのイエロー！」
「純情のピンク！」
「「「「「回り続けるレールはやがて……正義の未来へと繋がる！
無限回転寿司戦隊！カイテンジャー！！」」」」」

ﾄﾞｰﾝ!（後ろで色付いた爆発が起きる）

「ハッハッハッ！例え警察が相手でも、正義は必ず勝ぁつ！」

「くそ……あんな巫山戯た連中に負けるだなんて……！」ﾊﾞﾀﾘｯ
「何が正義だクソだらぁ……」ﾊﾞﾀﾘｯ
「カンナ局長……オフなのにすみません、後は頼みます……」ﾊﾞﾀﾘｯ

「皆様方！？」
「くっ、お前たち……！
……申し訳ございません。本来なら我々の仕事であるにも関わらず、他校の貴女を巻き込んでしまって……」
「お気になさらないでくださいまし。
身共も百花繚乱の一員です。管轄は違えど、同じ治安を守る者として悪党を見逃すなんてできませんわ！」
「……感謝いたします」

「まだやる気か……その意気やヨシ！」
「レッド！相手は狂犬と百花繚乱だ、油断するなよ！」
「ふん、返り討ちにしてくれる！」
「ネームドを討ち取れば成果給に反映してくれるとのこと。お覚悟を」
「はぁ……ロマンのためとはいえ警察と戦わないといけないなんて……仕方ないよね？」

「来るぞ！」
「はい、ですの！」

「カイテンポーズ！喰らえ必殺…（ﾌﾞｩｰｰﾝ）ん？」



「ターゲットロックオン。ミサイル発射」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ!!

「「「「「ぬわーーー！？」」」」」ﾄﾞｶｰﾝｯ!

「な、何事ですの？」
「……改造されたドローン？一体誰が……」
「あっ、カンナさん！ドローンが来た方角から車が！」
「なにっ？……あの車体のエンブレムはまさか！」

“（ｷｷｨ…ﾊﾞﾀﾝｯ）お待たせ！助けにきたよ！”

やっぱりドローンは便利だよね……
シロコ偉い！( ᓀ‸ᓂ✞)

御用改めである！シャーレだ！神妙にお縄につけぇい！！

「連邦捜査部シャーレ……そしてその生徒たちか！」
「ではあの大人の方が先生……？」

“シロコはアイコと一緒に前に出てカイテンジャーを牽制。ハナエとカヨコは今のうちに負傷者の手当てをお願い”
「わかった」
「了解」
「任せてください！」

“君たち、大丈夫かい？”
「は、はい。身共たちの怪我は大したものではありませんので」
「とはいえ、人数差で押し切られることを考えたらいずれ大きな怪我はしていたでしょう。
先生。救援、感謝いたします。」
“うん、間に合って良かったよ。
あとはじめましてだよね？シャーレの先生です”
「（ﾋﾟｼｯ）ヴァルキューレ警察学校、公安局局長の尾刃カンナです」
「百鬼夜行連合学院、百花繚乱紛争調停委員会の勘解由小路ユカリですの！
桜花祭でのことは聞いております。身共たち百花繚乱が不在だった中、皆々様のご助力となっていただいたことを先輩方に代わり感謝いたしますわ」
“生徒が困ってたからね、力になるのは当然だよ”

貴女たちがカイテンジャーね。随分と派手に暴れてたみたいじゃない？現れたら辺りを焦土にするって噂は強ち間違いじゃあなさそうだね。

「そうなんだ？でもそれはもうおしまい。貴女たちはここで身ぐるみを剥がされて素寒貧になる」

良いねぇ。とりあえずそのぴっちりスーツを剥げば正義の味方ごっこはできなくなるかな？（ｽﾞﾓﾓ…）

「ねえ、怖いこと言ってるんだけど！？ロケランも向けられてるし！」
「悪党らしい言い方……やるではないか！」
「それにあの傭兵、凄い圧だ。只者ではない」
「どうしますレッド？貴女のお金がなくなると私の給料が無くなって困るのですが……」
「ハッハッハッ！負ける前提で話すのは止さないかグリーン！
しかしシャーレか、手強い相手だな。折角網に大物がかかったというのに……」

「（大物？そういえばヴァルキューレ以外の負傷者に変な格好の人が……これって……）」
「お二人が牽制してるお陰で時間稼ぎできてますね！今の内に患者さんたちを治療しましょう！」ﾌﾞｩｩｩﾝ!
「そうだね、だけどそれはしまって」

“カイテンジャー、おイタはそこまでだよ。
またロボの開発費用のために強奪してたの？”
「強奪ではなく集金！正義である我々に市民がお金を渡すのは当然のこと！
これがその証だ！」ﾊﾟｶﾘｯ
「トランクケースに札束や金塊がどっさり……！」
「身勝手な…………？
（トランクケースに札束や金塊？そんなものを市民が都合良く持ち運んで奪われるだと？）」
“う〜ん、相変わらずだね。
その情熱をもう少し誰かのために向けてほしいけど……”
「はははっ、ロマンより勝るものはない！正義は何時だって我々にある！
それが理解できないのなら、これ以上の言葉は不要だ先生っ！」

ヒーローとは名ばかりの俗物ですね。どうします先生？

「……うん、一度彼女たちを落ち着かせよう。
皆、戦闘準備。カンナ、ユカリ、手伝ってくれる？」
「はい！お任せくださいまし！」
「……無論です。これ以上犯罪者の好きにはさせません。
それに、奴らには聞きたいことができましたから……」

そういや明日で初代スレ建てから1周年か

>>49

ホンマやんと思い急遽お祝い生成

>>51

ありがとうございます！このスレが続いているのは見てくれてる人たちのお陰です！

今後もよろしくお願いします！

地形：市街地（ゲーム内参考）

【味方】

宝城アイコ

・戦闘77、属性 爆発・弾力装甲、市街地D 屋外S 屋内B

・防御力アップ（大）…相手の攻撃属性：ノーマルが自分の防御に対して-20補正

・指揮92…味方の数✕50を合計達成値に加算（味方に先生がいる場合とアイコしかいない場合は振らない）

・達成値dice2d100　補正（+20×5-20）=+80

砂狼シロコ

・属性 爆発・軽装備、市街地S 屋外B 屋内D

・達成値dice2d100　補正（+20×5+20）=+120

鬼方カヨコ

・属性 爆発・重装甲、市街地A 屋外D 屋内A

・達成値dice2d100　補正（+20×5+10）=+110

朝顔ハナエ

・属性 爆発・特殊装甲、市街地A 屋外D 屋内A

・達成値dice2d100　補正（+20×5+10）=+110

尾刃カンナ

・属性 貫通・重装甲、市街地S 屋外D 屋内B

・達成値dice3d100　補正（-10×5+20）=-30

勘解由小路ユカリ

・属性 振動・重装甲、市街地S 屋外B 屋内D

・達成値dice2d100　補正（0×5+20）=+20

先生

・振り直し1回、味方の数✕50を合計達成値に加算

【敵】

カイテンレッド

・属性 ノーマル・軽装備

・達成値dice3d100+50　補正-20

カイテンブラック

・属性 ノーマル・軽装備

・達成値dice3d100+50　補正-20

カイテングリーン

・属性 ノーマル・軽装備

・達成値dice3d100+50　補正-20

カイテンイエロー

・属性 ノーマル・軽装備

・達成値dice3d100+50　補正-20

カイテンピンク

・属性 ノーマル・軽装備

・達成値dice3d100+50　補正-20

【戦闘開始】

アイコ dice2d100=19 68 (87) +80

　戦闘（77）dice1d100=43 (43)

シロコ dice2d100=95 99 (194) +120

カヨコ dice2d100=89 37 (126) +110

ハナエ dice2d100=72 92 (164) +110

カンナ dice3d100=18 22 67 (107) -30

ユカリ dice2d100=75 97 (172) +20

先生 6×50=300

カイテンレッド dice3d100=83 61 53 (197) +50-20

カイテンブラック dice3d100=93 56 76 (225) +50-20

カイテングリーン dice3d100=52 25 27 (104) +50-20

カイテンイエロー dice3d100=6 90 42 (138) +50-20

カイテンピンク dice3d100=71 44 77 (192) +50-20

アイコ 87+80+77=244
シロコ 194+120=314
カヨコ 126+110=236
ハナエ 164+110=274
カンナ 107-30=77
ユカリ 172+20=192
先生 300
合計 1637

カイテンレッド 197+50-20=227
カイテンブラック 225+50-20=255
カイテングリーン 104+50-20=134
カイテンイエロー 138+50-20=168
カイテンピンク 192+50-20=222
合計 1006

味方チームWIN！

隙あり！労災ボンバー！！（ﾊﾞｼｭｳｩｩ!）

「（ﾄﾞｶｰﾝｯ!）うああぁぁ！！？」
「グリーン！？」
「ううぅ……あとで休業補償給付を請求します……」ｶﾞｸｯ
「グリーーーン！！」
「私たちの活動って労災でるの？」
「さあ……？」

「やっと1人倒せた」
「ただこれで厄介な連携を崩せる。畳み掛けるよ」
「了解ですわ！」
「援護します！」
「先生、引き続き指揮を……ん？奴ら何をやって……？」

「グリーンの仇！ブラック、イエロー、ピンク！アレをやるぞ！」
「やるんだなレッド！」
「練習の成果を見せてやろうではないか！」
「グリーンに給料払えなかった時用の私たちの合体技！」

いや技ができた経緯よ。

“合体技！？皆、気を付けて！”
「カイテンジャーたちが縦1列に並んで……？」
「っ、不味い！」ﾀﾞｯ!

「カイテンイエロー、サーチ！」
「サーチ！……サーチ、オッケー！」
「よし！いくぞ必殺！」
「「「「恵方巻きバルカンッ！！！！」」」」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｫｫｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵﾝ!!!!

と、時計回りに身体を回しながら撃ってきた！？

「チョーチョートレイン？でも何処を撃って…………はっ、後衛！」
「そっちは百鬼夜行とトリニティの子がいたはず……！」
“ユカリっ、ハナエっ！”

ﾓｸﾓｸﾓｸ……

「ぐっ………はぁ、はぁ……」ﾌﾟｽﾌﾟｽ…
「「カンナさん！」」

局長さんが身代わりに！？

「立ってる！？耐えたのか、我々の合体技を！」
「なんてタフな！」

「き、狂犬を甘く見たな…………うっ」ｸﾞﾗｯ…
“カンナ！”ｶﾞｼｯ!
「も、申し訳ございません、先生……後は、お願いします……きっと、彼らは…………」
“うん、わかってる。任せて”
「……ははっ、成る程……この安心感……部下たちが貴方を慕う理由が、何となく、分…かる気がしま…」ｶﾞｸｯ
「カンナさん！」
“ハナエ、治療を”
「はい！救護いきます！」

“……合体技には驚いたけど、それ以外の動きは従来通り。MGの火力と弾幕が無くなった分距離を詰めやすくなったからまだやりやすい。
アイコ、シロコ、カヨコ、ユカリ。合流させず各個撃破だ、いくよ！”
「「「「了解っ！！！！」」」」

ﾌﾞｩﾝ!ﾄﾞｺﾞｫ!

「うぉおお！？おのれ悪党め！ロケランをそんな使い方して良いのか！？」

私のものを私がどう使うかなんて自由っ！これも愛よっ！！

「暴力的なっ（ﾊﾟｧﾝ!）うごっ！？」

その顔の皿頑丈だなぁ……そうだ！何発ぶち当てれば割れるか大会しましょうか！
先に割った人が優勝ね！

「正気か！？」

「いいね。勝ったら何もらえるの？」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ!
「痛っ！早速狙ってきた！？」

「ん、勿論こいつらの身ぐるみ全部」ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ!
「コイツまだ狙って…痛い痛い！顔は止めて！」

「くっ！やれるものならやってみ（ﾀﾞｧﾝｯ!!）うぎゃあ！？」
「え、えーっと……割れた音をれくいえむとしてカンナさんに捧げますの！」
「誰だ如何にもお嬢様って子に変なこと教えたの！？」
“そもそもカンナは死んでないよ……カヨコ、ピンクがリロード入ったからそのまま前進。シロコは指定ポイントにドローンを移動。アイコはレッドをそのまま追い込んで”

>私のものを私がどう使おうが自由

次代宝城の事も考えてやれ。一応それ家宝だろ？

まあアイコは自分の武器がすごいものだと知る前から振り回してたみたいだから、そういう扱いをしても平気なように作られているんじゃないかな？

「レッド！ここはまた恵方巻きバルカンを……！」
「駄目だ！合体技を撃たせないためか距離を詰めて我々を引き離している！今無理に合流しようとすれば隙を晒して蜂の巣だ！」
「ならどうすんの！？」
「くっ……」
「……仕方ない。レッド、修理済みのマカレルタンクを呼ぶぞ」
「しかしブラック。他のビークルの修理が済んでいない以上、《KAITEN FX MK.0》での戦闘は無理だぞ」
「戦闘ではない……レッド、マカレルタンクでお前だけでも撤退するんだ」
「なっ、仲間を見捨てろと言うのか！？」
「調達した資金をアジトまで持っていくにはこれしか手がない！安心してくれ、我々も上手いこと逃げてみせる！
それに……我々が捕まったとしても、お前は助けにきてくれると信じてる」
「そうね……普段は自分勝手な正義を振りかざして巫山戯てるけど、王道展開は外さないわよね。
足止めは任せなさい！」
「ふん、別に倒してしまっても構わないのだろう？さっさと行け！」
「お前たち……！」



ううぅ……仲間愛だね……感動しちゃう……！（ﾌﾞｩｵﾝ!ﾌﾞｩｵﾝ!）

「その割に攻撃の手を緩めないのはアイコらしいね」（ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ!）
「貴女もね。というかそんな大声で話してたら筒抜けなんだけど……」

「来い！マカレルタンクッ！！」

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛｯ!

「な、なんですの？あの面妖な乗り物は！目玉が付いていますわ！」
“マカレルタンク……カイテンレッドの専用ビークルだね。他の4台のビークルと合体して《KAITEN FX MK.0》っていうロボットになるんだ。
レッドのビークルはカイテンロボの胴体部分を担当しているんだよ”
「百鬼夜行の外には色々ありますのね……」

説明しとる場合かぁー！
逃がさない！廃車にして「うぉおおお！させるかぁ！」ぬわっ！？

「アイコ！「いかせんよ！」くっ！」
「こいつら、本当に捨て身で止めに！？」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ!
「ぐぅうう……！私たちにも、意地があるの！行って、レッド！」

「皆、すまない！とうっ!」ﾊﾞｯ!

“ユカリッ！”
「逃がしませんわ！」ﾀﾞｧﾝ!ﾀﾞｧﾝ!

「ぬぉおおおお！カイテンポーズッ！」ｻｻｯ､ｷｭﾋﾟｰﾝ!

“空中回避！？”
「避けられましたわ！？」

ｼｭﾀｯ!ｳｨｰﾝ…

『ハッハッハッ！残念だったな先生！暫し私の仲間は預けておくぞ！
カイテンレッド退場！アディオスッ！！』

ﾌﾞｩｰｰﾝ!ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ…

に、逃げられたぁ！おのれカイテンジャ〜！（ﾇﾇﾇﾇﾇ…!）

「ぐ、ぐええ……苦し……あっ」ｶｸﾝｯ
「イエローが太ももの餌食に…（ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ!）うぎゃあ！！」ﾄﾞｻｯ
「あの太ももで首四の字固めはえげつない…（ﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ!）いやんっ！？」ﾄﾞｻｯ

「これで3人とも制圧したけど……」
「ん、赤いのには逃げられた」

“みんな！怪我はない！？”
「うん、私たちは大丈夫」
「一応あの赤いのはドローンで追跡させてる。でも……」
“あの速度じゃあ追いつけないだろうね……”
「申し訳ございません、身共の腕前が未熟だった所為で……」

ユカリちゃんは悪くないよ！あんなうちの会長みたいな変態機動するだなんて普通読めないって！

“「「（あの会長できるんだ……）」」”
「お気遣いありがとうございますわ、アイコさん。
そうですわね……身共も百花繚乱の一員！あのような芸当にも対処できるよう、もっと精進しなくてはなりませんね！」ﾑﾝ!
“その意気だよ、ユカリ。
とりあえずみんな、お疲れさま。レッドや奪われた金品は逃がしてしまったけど、他のカイテンジャーは捕まえることができた。後のことはヴァルキューレに任せよう。
ハナエ、ヴァルキューレが来るまで彼女たちも治療してあげ……あれ？”

“ハナエ……？”

「いつつ……流石シャーレの生徒だ、私にこれだけのダメージを負わせるとは……あの百花繚乱の攻撃を躱せなかったらやられていたな。
日頃からカイテンポーズの練習をしていた甲斐があったものだ、ハッハッハッ！」

…………………………ｩｩﾝ

「しかし、戦闘に時間をかけ過ぎたことで恐らくこの先に検問が出来てるだろう。それを突破したら急いでアジトに帰らなければ……そして仲間たちを救出するために、この金品を他のビークルの修理代に変えなければな！」

……………………ｳﾞｳﾞｩｩﾝ！

「待っていろよ仲間たち！悪党どもなんかに我々の正義の絆は途切れやしない！正義は必ず勝つのだから！」

……………ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｩｩﾝ！！

「ん？さっきから何か音が…………上？」



ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｩｩﾝ！！！！

「ミネ団長、私に力を貸してください……！
誇りと信念を胸に刻み！最後のその瞬間まで……あまねく人々に救護の愛をッ！！」

【速報】朝顔ハナエ、救護に目覚める()

『お前何をして…（ｽﾞｻﾞﾝｯ!）ぎゃああああああ！？刃が頭の横を通り過ぎた！？』
『救護ぉーーー！！』ｷﾞｬﾘｷﾞｬﾘｷﾞｬﾘｷﾞｬﾘ!!
『マカレルタンクが切り刻まれてく！？や、やめろぉ！！』

<ﾜｰﾜｰｷﾞｬｰｷﾞｬｰ!

Oh……チェンソーウーマン……。

“ハナエさーん！？”
「マグロ……いやサバの解体ショーかな？」
「身共、入学祝いの席で見たことあります！調理長さまの包丁の冴はお見事でしたわ！」
「あの子いつの間に……多分あの乗り物が私たちの間を通り過ぎた時なんだろうけどさ……」
“（ﾋﾟﾋﾟｯ）ハナエ、聞こえる！？そんな不安定な場所で刃物を振るうのは危ないよ！”

『大丈夫です先生！救護騎士団は何時いかなる時でも救護を行えるよう厳しい訓練を積んでいますから、体幹は鍛えられているほうなんですよ！
なのでこのくらい、平気へっちゃらです！』ｷﾞｬﾘｷﾞｬﾘｷﾞｬﾘ!

流石は救護騎士団……怪我を治し、怪我の原因を取り除くことを信条に掲げるだけはある。

“取り除き方が大分物理的なんだよなぁ！”
「あそこの団長の噂は聞いてるけど、団員にも意志は継がれてるんだね……」

『とりゃーーー！！』ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾝ!
『あっ、馬鹿！そこはミサイルが……！』

おや？なんかヤバそうな……？

“不味い、あの部分は鰯ミサイルの発射口！このままだと爆発に巻き込まれる…………シロコ！”
「任せて。ハナエ、ドローンに捕まって！」
『ありがとうございます！とおっ！』ﾋﾟｮﾝｯ!

『あっ、ズルい！私も脱出を…（ﾎﾞﾝ!ﾎﾞﾝﾎﾞﾎﾞﾝ!）しまった、間に合わな……うわああああああ！？』

ﾄﾞｫｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵﾝ!!!!



『（ﾌﾞｩｰﾝ…）おっとと……助かりました、シロコさん！
はっ、いけない！あの赤い人も救護しないと！今行きますからねー！』ｳﾞｩｩﾝ!ｳﾞｩｩﾝ!
「先生、ドローン回収ついでに向こうに行ってくるね。あいつがまだ動けるかもしれないし」
「身共も行って参ります！」
“うん、お願いね”
「はぁ……なんだかんだカイテンジャーは全員捕まえられそうだね。疲れた……」

ですね〜。ただ、労力に見合う報酬は期待できますよ！有名な指名手配犯ですからね！

“（そういえばカンナが確かめたいことがあるって言ってたけど何だったんだろう？
目覚めたら聞いてみるか）”

【帰り道】

んん〜、ようやく終わりましたね。辺りもすっかり薄暗くなっちゃって……夏だからまだ明るいほうではありますけど。

“事情聴取でかなり時間が取られたからね……アイコもみんなと一緒に先に帰って良かったんだよ？”

今日1日は当番ですから、最後まで先生にお供しますよ。
しっかし……カイテンジャーが持ってたトランクケースがまさか銀行強盗犯が盗ったものだったとは……本職の方なんて初めて見ましたよ！

“覆面水着団は銀行強盗を副職にしてないんで……。
帰り道がてら、改めて事件のあらましを話そうか。
今日の午前中にDU中央区の銀行で銀行強盗が発生、犯人たちは多額の現金と金品を盗んで車で逃走する。
通報に駆けつけたヴァルキューレはそのまま犯人たちをハイウェイまで追跡していたところ、突如として逃走車両は爆発。
そこにカイテンジャーがやって来て、犯人たちが強盗で得た物を回収。ヴァルキューレが渡すよう要求したが拒否されて戦闘に入った。
その後に非番だったカンナと一緒にいたユカリが戦闘に加わり、私たちも後から来たわけだね”

カンナさんが確認したかったことはそれかー。言われてみれば確かに一般人から盗ったにしては額が多いし金塊なんてものもありますから変ではありますね。
そういえば負傷者の中でカイテンジャーと一緒の車両に詰め込まれた人たちいたけどもしかして……？

“うん、銀行強盗の犯人だね。黒い目出し帽と黒いジャージという如何にもな格好だったのを怪しんだカヨコが治療した人の中から見つけてたんだ。
銀行の監視カメラに映っていた容姿と同じであることも確認してるよ”

あらまあ、強盗した矢先にカイテンジャーと遭遇するとは不運な。まあ自業自得ではあるけども。

“そうだね。彼らの情報網に引っかかったのは本当に運が悪いと思うよ”

およ？偶然じゃあないんです？

“うん。ハイウェイでの襲撃は銀行強盗犯たちから成果を横取りするために計画したものなんだって。
作戦担当のカイテンピンク曰く、『自称してるとはいえ一応ヒーローなんだし、一般人より本物の悪党から奪ったほうが格好はつくかなと思って』……だそうな”

奪ったものをちゃんと返すならもっと格好がついたんだけどなぁ……。

あんな連中に休日潰されたカンナさんとユカリちゃんが可哀想じゃんね……カンナさんにいたっては1日だけ入院する羽目になったわけだし。
そういえば先生、ユカリちゃんの探し人の行方はわかりましたか？彼女がカンナさんと一緒にいたのはその人たちがDUに来てたかを調べてもらってたからだそうですけど……。

“（ﾌﾙﾌﾙ…）残念ながら百花繚乱の副委員長、《御稜ナグサ》の端末は随分前から通信が途絶えている。その前からいない委員長である《七稜アヤメ》のもね。
ただ、2人とも最後に発信していた場所は百鬼夜行から最北端方面だというのはわかってるんだ”

百鬼夜行の最北端というと《大雪原》がある場所ですね。

“黄昏の寺院？”

百花繚乱の創設者に関係してる場所らしいですよ、詳しくは知りませんけどね。
しかしまあ、後輩たるユカリちゃんや他の部員が委員長と副委員長の行方を知らず、その2人が百花繚乱に縁ある地に行っていたとするなら……部活のトップしか知らないことで何かあったんでしょうか？

“ユカリも2人がどうしていなくなったのかわからないみたいだからね……その可能性はあるかもしれない。
念の為、明日百鬼夜行に行ってこようと思ってる”

……大丈夫なんです？スケジュールが大分カツカツだったはずですけど。

“うん……でも知ってしまった以上、先生として見過ごせないから”

だろうと思いました。ならササッと書類仕事を片付けてしまいましょう！今日はオールナイトシャーレだ！

“ありがとう、アイコ。この埋め合わせは必ずするから”